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パーソナルジムのリマインドメール|送る時機と文面の組み立て

2026年9月20日・Rizaflow編集部

パーソナルジムのリマインドメールは、送っているのに効いていないと感じる店が少なくありません。文面を工夫しても、送る時刻を変えても、無断で来ない会員が減らない。そういうときに疑うべきなのは、文面より先に、そのメールが本当に届いて読まれているかどうかです。この記事では、メールという手段に絞って、届いているかの確かめ方、件名と冒頭の組み立て、パーソナルジムの通い方に合わせた送り方を整理し、自分の店のリマインドのどこを直せばよいかを判断できるようにします。

パーソナルジムで、いまもメールで送る理由

リマインドの手段には、メールのほかにLINEやショートメッセージがあります。若い会員が多い店では、LINEのほうが読まれると感じる店主もいるでしょう。それでもパーソナルジムでメールを使い続ける理由はいくつかあります。

1つは、会員の年齢層です。パーソナルジムの会員には、健康や体型に向き合い始めた40代50代の人が一定数います。仕事でメールを日常的に使っていて、予定の管理もメールとカレンダーで行っている人たちです。

2つめは、記録として残ることです。メールは件名で検索でき、日時や持ち物を後から見返せます。LINEのトークは、他の連絡に押し流されて見つからなくなります。

3つめは、LINEの公式アカウントを友だち登録していない、あるいはブロックしている会員にも届くことです。お知らせが多い店の公式アカウントは、ブロックされやすくなります。ブロックされた時点で、予約の連絡も届かなくなります。

4つめは、法人の福利厚生で通っている会員や、会社のメールアドレスで予約を管理している会員がいることです。

一方で、メールには弱点もあります。届かない、埋もれる、開かれない。この弱点を知ったうえで組み立てないと、送っているのに届いていないリマインドを続けることになります。

届いていない会員は、店の側からは見えない

リマインドメールが効かない一番の原因は、そもそも届いていないことです。送った側の画面では「送信済み」と表示されていても、相手の受信箱に入っているとは限りません。

届かない理由として多いのは、次のようなものです。

・迷惑メールのフォルダに振り分けられている ・携帯電話会社のメールアドレスで、パソコンからのメールを受け取らない設定になっている ・入会時に入力されたメールアドレスが1文字違っている ・会員がメールアドレスを変えたが、店に伝えていない ・受信箱の容量がいっぱいになっている

携帯電話会社のメールアドレスを使っている会員は、特に注意が必要です。迷惑メール対策の設定で、パソコンから送られたメールを受け取らない設定になっていることがあり、本人はその設定をしたことを覚えていません。

店の側から見ると、こうした会員は「リマインドを送っているのに来ない人」に見えます。実際には、一度もリマインドを受け取っていません。

入会の手続きのときに、その場でテストのメールを1通送り、会員のスマートフォンで受信を確かめてもらうのが確実な方法です。1分もかからない作業で、その後の何か月分ものリマインドが届くかどうかが決まります。届かなければ、その場で迷惑メールの設定を一緒に見直すか、別のメールアドレスを登録してもらいます。

宛先不明で戻ってきたメールにも目を配ります。送信の仕組みによっては、届かなかったメールの通知が店の受信箱に戻ってきます。この通知を放置すると、その会員には以後ずっと何も届きません。

開封の記録を見て、読まれていない会員を拾う

届いているかどうかを、会員1人ずつ確かめ続けるのは現実的ではありません。そこで役立つのが、メールの開封の記録です。

予約システムの中には、送ったメールが開かれたかどうかを記録する機能を持つものがあります。この記録を会員ごとに見ると、リマインドを開いている会員と、開いていない会員が分かれます。

見るべきは、開封されていないメールが続いている会員です。たとえば、直近のリマインドが3回続けて開かれていない会員がいたら、次のセッションの終わりに「最近、前日のメールは届いていますか」と一声かけます。迷惑メールのフォルダに入っていた、メールアドレスを変えていた、といった原因がその場で分かります。

開封の記録には、限界もあります。メールアプリの設定によっては、本人が開いていなくても開封と記録されることがあります。反対に、画像を表示しない設定のアプリでは、読んでいても開封と記録されないことがあります。そのため、開封の記録は1通ごとの正確な数字ではなく、会員ごとの傾向を見る目安として使ってください。

店全体の開封の割合が急に落ちたときは、送信の仕組みの側に問題が起きている可能性があります。特定の携帯電話会社のアドレスだけ開封が落ちていないか、確かめてみてください。

件名に、日時とトレーナーの名前を入れる

メールが受信箱に届いても、件名で開くかどうかが決まります。パーソナルジムのリマインドで、よく見かける件名は次のようなものです。

「ご予約のご案内」 「明日のご予約について」 「【店名】リマインドメール」

どれも、開かないと中身が分かりません。受信箱に並ぶ他のメールと区別がつかず、後で読もうと思って、そのまま読まれないことがあります。

件名には、用件のすべてを詰め込みます。

「【明日9/18(木) 19:00】トレーニングのご予約/担当 山田」

この件名なら、開かなくても予約の日時と担当が分かります。スマートフォンの通知に件名が表示されただけで、リマインドの役割の大半を果たします。本文を読まなかったとしても、会員は翌日の19時に予定があることを思い出せます。

日付には曜日を添えます。日付だけだと、手帳やカレンダーと照らし合わせるときに曜日を計算する手間が生じます。時刻は24時間表記に統一しておくと、朝の7時と夜の7時を取り違える心配がありません。

担当トレーナーの名前は、パーソナルジムならではの情報です。いつもと違うトレーナーが担当する日は、特に件名に入れておく価値があります。

差出人の表示と、返信の届く先を整える

件名の次に目に入るのは、差出人の表示です。ここがメールアドレスだけになっていたり、送信システムの名前になっていたりすると、何のメールか分からず、迷惑メールと間違えられます。

差出人の表示名は、会員が普段呼んでいる店の名前にします。正式な会社名と店の名前が違う場合は、店の名前を優先してください。会員が受信箱で見慣れた名前であることが大切です。

もう1つ見落とされがちなのが、返信の届く先です。リマインドメールに「変更の場合はこのメールに返信してください」と書いてあるのに、送信元が返信を受け付けないアドレスになっている店があります。会員が返信しても、誰にも届きません。会員は連絡したつもりでいて、店は連絡がなかったと判断します。このすれ違いは、無断キャンセルとして記録されてしまいます。

返信を受け付けるなら、返信が店の誰かに必ず届くアドレスを設定し、その受信箱を見る担当と時刻を決めておきます。返信を受け付けないなら、本文に「このメールへのご返信にはお答えできません。変更は下記のリンクから行ってください」と明記します。

トレーナー個人のメールアドレスを返信先にするのは避けてください。トレーナーが休みの日や、辞めた後に、会員からの連絡が宙に浮きます。

本文の冒頭3行で、用件を終わらせる

スマートフォンのメールアプリは、受信箱の一覧で本文の最初の数行を表示します。多くの会員は、この数行だけを見て、中身を読んだつもりになります。

そのため、本文の冒頭3行に、予約の要点をすべて置きます。

1行目にお客様の名前、2行目に日時と担当、3行目に変更の締め切りを書きます。挨拶や季節の話題は、その後に回します。

冒頭に「いつも当ジムをご利用いただきありがとうございます。朝晩が涼しくなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか」と書くと、一覧の表示はこの挨拶だけで埋まります。肝心の日時は、開いてスクロールしなければ見えません。

挨拶を省くと冷たく感じるなら、最後に一言添える形で十分です。会員が知りたいのは、いつ、どこで、誰と、変更はいつまでか。この4つが最初に目に入る形にしておくことが、リマインドメールの本文の組み立ての基本です。

予約を取った日からの距離で、送る通数を変える

リマインドを何日前に何通送るかは、予約を取った日からセッションの日までの距離で決めると、無駄が出ません。

セッションの3日前以内に取った予約は、予約を受けた直後の控えがリマインドの役割を兼ねます。取ったばかりの予約を忘れる人は少ないので、前日に1通送れば十分です。前日の夜に取った翌朝の予約なら、控えだけで足ります。

1週間以上先の予約は、事情が違います。取った日の記憶は薄れ、その間に仕事の予定が入る可能性もあります。前日だけでは予定をずらす余裕がないので、3日前ごろにもう1通、変更を促す内容を送ります。

パーソナルジムの会員は、セッションの終わりに翌週の予約を入れて帰ることが多いので、ほとんどの予約が5日から7日先になります。この距離の予約には、前日の1通を基本にして、変更の締め切りに間に合う時刻に届くようにします。

一律に「前々日と前日の2通」と決めてしまうと、昨日取ったばかりの予約にも2通が届き、会員はうるさく感じます。うるさいと感じたメールは、次から開かれなくなります。

週に2回通う会員には、まとめて1通にする

パーソナルジムには、週に2回、火曜と金曜のように通う会員がいます。こうした会員に、予約ごとに前日のリマインドを送ると、週に2通、月に8通ほどのメールが届きます。コースによっては、これに控えや変更の通知が加わります。

毎回同じような件名のメールが届くと、会員はだんだん開かなくなります。本当に大事な変更の連絡が来たときにも、いつものリマインドだと思って見過ごされます。

週に複数回通う会員には、週の初めに1通、その週の予約をまとめて伝える方法があります。日曜の夜に「今週のご予約は、9/16(火) 19:00と9/19(金) 20:00の2回です」と送ります。予定を立てる日曜の夜に届けば、会員はその週のカレンダーに2つの予定を確かめられます。

まとめて送る場合でも、前日の1通を完全にやめるかどうかは会員の様子を見て決めます。まとめた1通だけで無断の欠席が起きない会員なら、前日の分は省けます。忘れがちな会員には、前日の分も残します。会員ごとに送り方を変えられるかどうかは、使っている仕組みによります。

毎週同じ曜日と時刻に通う固定枠の会員は、さらに習慣になっているので、リマインドの必要性は低くなります。祝日や店の休業日と重なる週、担当が変わる週だけ送る運用でも、欠席は増えにくいものです。

次回の内容を、一行だけ添える

パーソナルジムのリマインドには、他の業種にない添え方があります。次のセッションで何をするかを、一行だけ書くことです。

・下半身を中心に行う日なので、動きやすいパンツでお越しください ・体組成の測定を行う日なので、測定の前2時間は食事を控えてください ・今回は屋外でのランニングを予定しているので、屋外用のシューズをお持ちください ・担当がいつもの山田から佐藤に代わります

この一行があると、リマインドが「予約の念押し」から「準備の案内」に変わります。会員にとって、読む理由のあるメールになります。

特に効果が大きいのは、体組成の測定の日です。直前に食事をしたり水分を多く取ったりすると、測定の数字が普段とずれます。会員は数字の変化を楽しみにしているので、準備の案内は必ず読まれます。

この一行を、トレーナーが毎回手で書くのは負担です。セッションの記録を付けるときに、次回の予定を短く書いておき、それがリマインドに差し込まれる仕組みにできれば理想です。そこまでできない場合は、測定の日と担当が変わる日だけ、手で一行を足す運用から始めてください。

変更のリンクは、日時のすぐ下に置く

リマインドを読んだ会員が、予定が合わないことに気付いたとき、次に取る行動は変更です。そのための入口が本文のどこにあるかで、変更の連絡が届くかどうかが決まります。

変更や取り消しのリンクを、メールの最下部、店の住所や営業時間の後ろに置いている例をよく見かけます。スクロールしてそこまで辿り着く会員は多くありません。見つけられなければ、電話をかけるか、そのまま放置するかのどちらかです。

リンクは、冒頭の日時のすぐ下に置きます。「変更・キャンセルはこちら(前日20時まで)」と締め切りも添えます。予約の情報と変更の手段が一続きに並んでいれば、会員は迷いません。

リンクを押した先で、ログインや予約番号の入力を求めると、そこで手が止まります。メールのリンクから、その予約の変更画面に直接入れる形が理想です。

締め切りを過ぎた後にリンクを押した会員には、なぜ変更できないのかと、店への連絡方法を表示します。何も表示されないと、会員は操作に失敗したと思い、連絡を諦めます。

オンライン指導の日は、接続先をリマインドに入れる

店舗でのセッションとオンラインでの指導を組み合わせているパーソナルジムもあります。出張や在宅勤務の日にオンラインで食事の指導やストレッチの確認を受ける会員には、リマインドの中身が変わります。

オンライン指導のリマインドで最も大切なのは、接続先のURLです。当日の直前に「URLはどこでしたっけ」と連絡が来ると、トレーナーはその対応で開始が遅れます。前日のリマインドにURLを載せ、当日の1時間前にもう一度届く形にしておくと、探す手間がなくなります。

準備の案内も、店舗の日とは違います。スマートフォンを置く位置、体が全身映る距離、床に敷くマット、水とタオル。初めてオンラインで受ける会員には、こうした準備を具体的に伝えておくと、開始後の数分を調整に使わずに済みます。

店舗の日とオンラインの日で、件名にも違いを付けておきます。「【オンライン】」と頭に付けるだけで、会員はジムに行く日ではないことをすぐに理解できます。

一斉に送るときに、起きてはならない事故

リマインドは本来、会員1人ずつに個別に送るものです。ところが、臨時休業のお知らせや、祝日の営業時間の変更をリマインドと合わせて伝えようとして、手作業で複数の会員に一斉にメールを送る場面があります。

このとき起きやすいのが、宛先の入力ミスです。個人情報保護委員会は、個人データの漏えい等として報告が必要になる事態の例に、次のケースを挙げています。

自社の会員(1,000人超)にメールマガジンの配信を行う際、本来メールアドレスをBCC欄に入力して送信すべきところをCC欄に入力して一括送信した場合 出典: www.ppc.go.jp

この例は1,000人を超える場合ですが、人数が少なくても、会員同士のメールアドレスが互いに見えてしまうことに変わりはありません。パーソナルジムの会員は、同じジムに通っていることを周囲に知られたくない人もいます。メールアドレスから名前や勤務先が分かれば、そのまま会員同士に知られてしまいます。

手作業で複数の宛先に送る運用は、1回のミスで取り返しがつかなくなります。休業のお知らせも、会員ごとに個別に届く仕組みから送るのが安全です。手作業で送るしかない場合は、送信の前に宛先の欄を別の人に確認してもらう手順を決めておいてください。

画像や凝った装飾に頼らない

リマインドメールを、店のロゴや写真を使った見栄えのよい形で作りたくなることがあります。けれども、メールアプリによっては画像を自動で表示しない設定になっていて、日時を画像の中に書いていると、何も読めないメールになります。

日時、担当、場所、変更の方法といった大事な情報は、必ず文字で書きます。画像は、あっても読めなくても困らない飾りにとどめます。

店までの道順を画像の地図で示すのも、同じ理由で避けます。地図アプリで開けるリンクを文字で置いておけば、会員はそのまま道案内を使えます。入口が分かりにくい店では「1階のコンビニの横の階段を上がって2階」のように、文字で目印を書いておくほうが確実です。

文面の組み立ての例

ここまでの内容を、前日のリマインドの文面として組み立てると、次のような順番になります。

件名は「【明日9/18(木) 19:00】トレーニングのご予約/担当 山田」とします。

本文の1行目は「〇〇様」。2行目に「明日9月18日(木) 19:00から60分、担当は山田です」。3行目に「変更・キャンセルは前日20時までこちらから」とリンクを置きます。

1行空けて、次回の内容の一行を書きます。「明日は体組成の測定を行います。測定の2時間前からは、食事を控えてお越しください」。

その後に、持ち物の短い案内を置きます。「動きやすい服装と室内用のシューズをお持ちください」。

最後に、店の名前、住所の文字、地図のリンク、返信についての案内を書いて終えます。

全体の長さは、スマートフォンの画面で2回ほどスクロールすれば読み終わる程度が目安です。長くなる場合は、毎回変わらない案内を削り、その回に固有の情報を残してください。

祝日と休業日が絡む週は、リマインドで先に知らせる

パーソナルジムの会員の多くは、平日の夜や週末に通っています。そのため、祝日の営業時間の変更や、年末年始や夏季の休業は、会員の通い方に直接響きます。

休業のお知らせを、店内の掲示やホームページだけで伝えていると、固定枠で毎週通っている会員ほど見落とします。いつもの曜日にいつもの時刻で来てみたら、閉まっていた。こうした行き違いは、会員の不満として残ります。

休業日と重なる予約がある会員には、通常のリマインドより前に、休業日が近いことと振替の候補を伝える連絡を入れます。休業の2週間前ごろが目安です。その週の予約をどうするかを会員が決める余裕があり、他の週の枠を押さえ直すこともできます。

祝日で営業時間が短くなる日も同様です。いつもの21時の枠がその日だけない、といった場合は、前日のリマインドを待たずに知らせてください。

会員のメールアドレスを、更新し続ける手順を持つ

リマインドが届かなくなる原因の中で、入会時には問題がなかったのに、後から届かなくなるものがあります。会員がメールアドレスを変えた場合です。

パーソナルジムでは、会社のメールアドレスで登録している会員が、転職や異動でそのアドレスを使えなくなることがあります。携帯電話会社を乗り換えて、以前のキャリアのアドレスが消えることもあります。会員の側は、ジムに登録したアドレスのことまで思い出しません。

これを拾うには、会員の登録内容を確かめる機会を、定期的な予定の中に組み込むのが確実です。たとえば、3か月に1回の体組成の測定の日に、測定の結果を渡すついでに「ご登録のメールアドレスと電話番号にお変わりはありませんか」と確認します。測定という決まった場面に紐付けておけば、確認を忘れません。

会員が自分で登録内容を直せる画面があるなら、リマインドの末尾に「ご登録の内容の変更はこちら」とリンクを置いておくのも有効です。

文字だけのメールと装飾のあるメール、どちらで送るか

メールの形式には、文字だけで作る形と、文字の大きさや色、ボタンなどの装飾を使える形があります。リマインドをどちらで送るかは、見た目より、確実に読めるかで決めます。

装飾のある形は、変更のボタンを目立たせたり、日時を大きく表示したりできる利点があります。一方で、会社のメールの環境によっては装飾が崩れて表示されたり、迷惑メールと判定されやすくなったりすることがあります。

パーソナルジムのリマインドでは、日時や変更のリンクといった大事な情報を、装飾がすべて外れても読める形で書いておくことを前提にしてください。装飾は、あれば見やすくなる程度の使い方にとどめるのが無難です。

送った後に、どの数字を見るか

リマインドメールを見直した後は、効果を数字で確かめます。見るのは次の4つです。

・リマインドの開封の割合 ・宛先不明で戻ってきたメールの件数 ・リマインドを送ってから締め切りまでに届いた変更と取り消しの件数 ・無断で来なかった件数

3つめの数字が増え、4つめの数字が減っていれば、リマインドは機能しています。変更の連絡が締め切り前に届くようになれば、空いた枠を他の会員に出し直せます。

開封の割合が低いまま無断の欠席が減らないなら、文面より先に、届いているかどうかの確認に戻ってください。宛先不明の件数が毎月出ているなら、会員のメールアドレスを更新する手順が抜けています。

比べる期間は、少なくとも2か月分を並べます。パーソナルジムの欠席は、年末年始や夏休みの時期に増えやすいので、1か月だけでは季節の影響と区別がつきません。

リマインドメールを、仕組みの側に任せる

ここまでの内容を手作業で続けるのは、会員が20人を超えたあたりから難しくなります。前日の夜に予約表を見て、1人ずつ件名と本文を作り、送り忘れがないかを確かめる。トレーナーが最後のセッションを終えた後にこの作業をするのは、負担が大きすぎます。

予約を受ける道具にリマインドを任せるなら、次の点を確かめておいてください。

・前日のリマインドを、決めた時刻に自動で送れるか ・件名と本文に、日時や担当の名前を差し込めるか ・送ったメールの送信状況と開封を、管理画面で確かめられるか ・メールのリンクから、会員が自分で変更や取り消しをできるか ・オンライン指導のURLを、メールに差し込めるか

メールまわりで何を任せられるかはできることで確かめられます。予約完了、リマインダー、御礼の自動メールと文面の編集、差し込み変数、送信状況と開封の計測、お客様自身が変更や取り消しをするためのリンク、オンライン面談のURLをメールに差し込む機能などが並んでいます。決済が必須でない業態に合わせて、予約の受付から次の来店までを一続きにしているので、リマインドの後の御礼や次回の案内まで、同じ流れの中で扱えます。

リマインドの文面を設定する画面は、パーソナルジムを想定したお店が用意されているデモを見るで触れます。デモではメールは実際には送信されませんが、管理画面の設定の流れを確かめられます。

費用は料金で確認できます。2026年9月時点の表示は税込で、リマインダーのメールは月50件までの無料のプランを含む全プランで使えます。他の予約システムとリマインドの扱いを比べるなら他社との比較、他の業種での使い方は業種ごとの使い方、メールの文面の編集など設定の疑問はよくある質問が出発点になります。

Q1. パーソナルジムのリマインドメールは、何日前に送ればよいですか?

翌週の予約をセッションの終わりに入れる会員が多いパーソナルジムでは、前日の1通を基本にし、変更の締め切りに間に合う時刻に届くようにします。1週間以上先の予約には3日前ごろにもう1通を足し、3日以内に取った予約は控えが兼ねるので前日だけで足ります。距離に応じて通数を変えると、送りすぎを防げます。

Q2. リマインドメールの件名は、どう書けばよいですか?

開かなくても用件が分かるように、日付と曜日、時刻、担当の名前を件名に入れます。たとえば「【明日9/18(木) 19:00】トレーニングのご予約/担当 山田」のような形です。スマートフォンの通知に件名が出るだけで予定を思い出せるので、本文を読まれなかった場合でもリマインドの役割を果たせます。

Q3. リマインドを送っているのに、無断で来ない会員がいます。何を確かめればよいですか?

まず、メールが届いて読まれているかを確かめてください。迷惑メールのフォルダへの振り分けや、携帯電話会社のアドレスの受信設定で届いていないことがよくあります。開封の記録でリマインドが続けて開かれていない会員を見つけ、次の来店時に受信状況を一緒に確認すると、原因がその場で分かります。

Q4. 週に2回通う会員にも、毎回リマインドを送るべきですか?

毎回送ると月に8通ほどになり、会員が開かなくなることがあります。週の初めにその週の予約をまとめて1通で伝え、それで欠席が起きない会員は前日の分を省く方法があります。毎週同じ曜日と時刻に通う固定枠の会員は、祝日や担当が変わる週だけ送る運用でも欠席は増えにくいものです。

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