他社との比較

Airリザーブの評判|使っている人が挙げる長所と短所

2026年9月2日

予約の受け方を変えようとして「エアリザーブ 評判」で検索したとき、出てくる情報はきれいに割れます。「無料なのに予約件数が無制限で助かる」という声と、「思っていたことができなかった」という声が同じ画面に並びます。どちらも嘘ではありません。使っているプランと、選んだ予約枠の作り方が違うだけです。ここでは、Airリザーブについて公式サイトとヘルプセンターで確かめられる仕様だけを並べ、長所として挙がりやすい点と、短所として挙がりやすい点を、店側の運用に引き付けて整理します。読み終えたときに「自分の店ではどちらの声のほうが当てはまるか」を自分で判定できる状態を目指します。

評判を読む前に、前提が壊れていないかを先に確かめる

比較記事や口コミを読むとき、多くの人は料金表から見ます。しかし料金より先に確かめるべきものがあります。そのサービスが今も普通に申し込めるのか、提携している周辺サービスが止まっていないか、そして近い将来に仕様が変わる予定が出ていないかです。料金が同じでも、前提が変わっていれば検討そのものが無駄になります。

サービス終了や新規受付停止の告知は出ていない

Airリザーブ本体について、サービス終了や提供終了の告知は確認できませんでした。ヘルプセンターの「お知らせ」カテゴリに載っているのは、システムメンテナンス、ヘルプデスクの営業日、機能のリリース、不具合の報告です。ヘルプセンターの記事全193件を機械的に取得して確認した範囲でも、「終了」に該当する告知は「『Internet Explorer』サポート終了のお知らせ」(2022年6月15日)の1件だけで、これはブラウザのサポート終了であってサービスの終了ではありません。

新規の申し込み停止についても、告知は確認できませんでした。公式サイトには現在もアカウント作成の導線があり、AirIDの登録画面へ遷移する形で開いています。つまり「もう申し込めないのに検討していた」という事故は、いま時点では起きません。

なお、公式サイトのお知らせ一覧ページは最終更新が2020年3月で止まっています。現行の告知はヘルプセンター側に集約されているため、告知を追うならヘルプセンターを見るのが正しい読み方です。この構造を知らないと「更新が止まっている=放置されている」と誤読しますが、機能のリリース告知はヘルプセンター側で継続して出ています。

周辺サービスの状況も、いまのところ止まっていない

Airリザーブは単体で完結しない部分があり、周辺サービスとの組み合わせで使う場面があります。順番待ちを扱うAirウェイトは現在も提供されており、終了や新規受付停止の告知はありません。料金はフリープランが0円/月、ベーシックプランが11,000円(税込)/月、スタンダードプランが22,000円(税込)/月で、iPadとプリンターの費用は別と案内されています。

AirリザーブとAirウェイトの連携は維持されているどころか強化されており、2025年5月27日にリアルタイム連携になりました。当日来店予定の予約をAirリザーブからAirウェイトへ自動で送り、予約と順番待ちをAirウェイト側の1画面で管理する仕組みです。利用条件はAirリザーブがスタンダードプラン以上、Airウェイトがベーシックプラン以上です。

一方、シフト管理を担うAirシフトについては、本体の提供終了告知はないものの、一機能である「単発バイト募集」の掲載停止が告知されています(2024年12月17日、および同年12月5日の利用約款変更)。シフト管理という主要機能そのものの終了告知は確認できませんでした。周辺サービスまで含めて検討している場合は、この粒度の違いを押さえておくと安全です。

決済の仕組みが2026年10月27日に変わる

評判を読むうえでいちばん影響が大きいのがこれです。ヘルプセンターに「【重要】2026年10月27日以降、オンライン決済機能の仕様変更について」という告知が出ています。掲載日は2026年8月27日、実施日は2026年10月27日(火)以降で、リリース日は変更になる可能性があると注記されています。

予約時に決済が完了する仕組みとなり、ご来店時の「売上確定」操作が不要になります 出典: faq.airreserve.net

変更点は決済タイミングだけではありません。予約後に金額を変更した場合、変更前金額の返金と変更後金額の再決済が自動で実行され、取引履歴にはキャンセルと確定の両方が記録されます。予約受付期間は30日前から150日前へ拡大され、来店日も予約日から150日以内で変更できるようになります。2026年10月26日以前の予約は、従来どおり「売上確定」の操作が必要です。売上振込日と返金の時期は変わらず、月末締めの翌月末払いのままです。

つまり「Airリザーブは事前決済ができるのか」という問いへの答えが、この日を境に変わります。ネット上の評判には日付が書かれていないものが多く、古い記述と新しい記述が混ざります。決済まわりの口コミを読むときは、それがいつ書かれたものかを必ず確認してください。

長所として挙がりやすい点

ここからは、実際に評価されている部分を仕様ベースで見ていきます。感想ではなく、公式が公開している条件から「なぜそう言われるのか」を追います。

無料プランでも予約件数に上限が無い

もっとも大きい特徴がこれです。料金プランの一覧では、フリープランを含む全プランで月間予約件数が無制限と記載されています。予約システムの無料枠は月あたりの件数で区切られていることが多く、繁忙月に上限へぶつかって受付が止まる、あるいは追加課金が発生するという事故が起きがちです。件数で切られないというのは、月ごとの波が大きい業種にとって実質的な安心材料になります。

これは選定の軸を1つ減らします。「うちは月に何件くらい予約が入るか」を先に見積もらなくても、少なくとも件数の観点では詰まりません。逆に言えば、件数の多さを理由に上位プランへ上げる必要が無いということでもあります。上げる理由は件数ではなく機能側にあります。

初期費用が0円で、解約金もかからない

初期費用は、どのプランへ変更する場合でも一切かからないと明記されています。解約金もかかりません。試してみて合わなければ抜けられる構造は、初めて予約システムを入れる店にとって心理的な負担を下げます。

予約システムの導入で失敗しやすいのは、慎重に比較しすぎて何も始まらないパターンです。初期費用と解約金がゼロなら、机上の比較を続けるより、実際に予約枠を1つ作って自分の店の運用に乗るかを確かめたほうが早いという判断が成り立ちます。ただし後述するように、公開用URLは後から気軽に変えられません。試すときも、URLだけは本番で使う文字列を最初から決めておくのが安全です。

無料のままオンライン決済まで申請できる

公式が挙げているフリープランで使える機能は、予約管理、スマートフォンでの予約管理、顧客管理、オンライン決済、予約確認メール配信、SSL、スタッフ権限登録です。このうち注目されるのがオンライン決済で、原文でも「フリープランをご利用の場合でも、利用申請すれば、オンライン決済機能を利用できます」と書かれています。

決済手数料は全ブランド共通で3.24%です。計算は各決済ブランドの売上金額の合計に手数料率を掛け、小数点以下は切り捨て。決済手数料は非課税と記載されています。売上金額だけでなくキャンセル料の請求金額も対象です。対応ブランドはMastercard、Visa、American Express、JCB、Diners Clubの5ブランド。オンライン決済の初期費用、月額費用、振込手数料はいずれも無料です。

代金は事業者に入ります。オンライン決済の申込時に入力した振込先口座へ入金され、振込名義人は「リクルートペイメント」です。入金サイクルは月末締めの翌月末支払いで、1日から末日までの決済金額が翌月1日に精算され、売上確定した会計は翌月の月末に振り込まれます。振込日が金融機関の休業日にあたる場合は末日の前営業日です。2025年10月28日からは、オンライン決済と現地決済を1つのメニューで受け付けられるようになりました。なお決済代行会社がどこかは、公開資料では確認できませんでした。

予約枠の作り方が業種に合わせて2種類ある

Airリザーブの予約枠は「カレンダータイプ」と呼ばれ、自由受付タイプと事前設定タイプの2種類があります。

自由受付タイプは時間指定の予約です。予約が埋まっていない時間帯であれば、顧客が好きな時間を選べます。「担当者」などのリソースをメニューに関連付けすれば、担当者別に空き状況を管理できます。公式が想定業種として挙げているのは整体やマッサージ、クリニック、フィットネス、介護や福祉です。

事前設定タイプは定員制の予約です。店舗側で開始時間、終了時間、定員数をあらかじめ設定した枠から申し込んでもらう形で、定員に達した後も「キャンセル待ち」でネット予約を受け付けられます。想定業種は語学スクール、ヨガ教室、料理教室、セミナー、体験イベントです。

この2択は、後述する制約とも直結します。たとえばスタッフの権限管理は自由受付タイプでのみ使えると記載されており、アンケート結果のCSV出力も自由受付タイプが条件です。つまりカレンダータイプの選択は見た目の違いではなく、使える機能の分岐です。予約の見せ方だけで決めると、後から機能が足りずに詰まります。

短所として挙がりやすい点

次に、不満として出やすい部分です。多くは「機能が無い」ではなく「条件が付いている」という形をとります。条件を知らずに導入すると期待とずれます。

独自ドメインが使えず、公開用URLも後から変えにくい

ヘルプセンターには「独自ドメインはご利用いただけません。」と明記されています。予約ページのドメインはairrsv.netで固定です。URLに使える文字は半角英数字の2文字から25文字以内で、記号はハイフンのみ。数字だけ、記号だけ、先頭が記号のURLは使えません。

さらに厄介なのが、一度登録した公開用URLは管理画面から変更できない点です。

一度登録した公開用URLは、Airリザーブの管理画面からは変更できませんので、ご注意ください。 出典: faq.airreserve.net

変更にはヘルプデスクへの問い合わせが必要で、有料プランはデータを保持したまま変更できますが、フリープランはカレンダーの初期化が必要になり、これまでのデータが削除されます。無料で試している段階で仮のURLを付けてしまうと、本番運用に切り替えるときにデータを捨てる判断を迫られます。導入初日に決めるべきことの中で、これがもっとも取り返しが付きません。

店の名前でURLを取りたい、印刷物やチラシに自店のドメインで載せたいという要望がある場合は、この点が最初の分岐になります。自社サイトへの設置自体は、公開用URLへのリンクを置く方法と、埋め込みコードをソースコードに記載する方法の2通りが案内されています。ページの中に埋め込めるので、見た目の一体感はある程度まで作れます。ただしアドレスバーに出るドメインは変わりません。

リマインドメールが有料プラン限定で、送る時刻も固定

予約確認メールはフリープランを含む全プランで使えます。予約の完了、変更、キャンセルの各時点で自動配信されます。2025年9月9日には、予約確認メールの一部をメニューごとに編集できる機能もリリースされました。

問題はリマインドメールです。原文で「この機能は、有料プランをご契約されている方を対象としております」と書かれており、フリープランでは使えません。仕様は実施日や利用日の1日前に自動配信で、送信時刻は前日の9:00頃。配信対象はネット予約ページで受け付けた予約のみです。さらに初期状態は「停止中」なので、有料プランに入っただけでは送られません。管理画面から手動で開始する必要があります。文面の編集はできます。

無断キャンセルを減らす目的で予約システムを入れる店にとって、これは実質的に「フリープランでは目的を達成できない」ことを意味します。前日9:00という時刻も固定なので、夜の営業が中心の店で「当日の昼に送りたい」といった調整はできません。電話で受けた予約はリマインドの対象外という点も、電話とネットが混在する店では効きます。

なお、来店後の御礼メールについては、公開資料では確認できませんでした。メール配信管理の記事にもリマインドメールの記事にも記載がなく、ヘルプセンターの全記事を確認しても該当する記事は見当たりませんでした。機能が無いと断定はできません。メールの署名設定と、メールに追加する文章の設定はできます。

Googleカレンダー連携は有料限定で、しかも片方向

Googleカレンダー連携も有料プラン限定です。そして重要なのが、連携が片方向である点です。

Googleカレンダー側でカレンダー情報を変更しても、Airリザーブ側に当該変更は反映されません 出典: faq.airreserve.net

つまりGoogleカレンダーに私用や別件の予定を入れても、その時間がAirリザーブ側で自動的に埋まるわけではありません。「Googleカレンダーで予定を塞げば二重予約を防げる」という期待は満たされません。

制限は他にもあります。連携開始前の予約は自動連携されません。連携されるのは「予約確定」の予約だけで、仮予約やキャンセル待ちは対象外です。連携エラーが起きている間に入った予約は、再連携しても自動では連携されません。一定期間予約が入らないと、Googleの仕様で連携が停止する場合があるとも書かれています。この連携を運用の柱に据えると、抜けが出たときに気付きにくい構造です。

順番待ちとシフト管理は本体の機能ではない

順番待ちはAirリザーブ単体の機能ではなく、Airウェイトとの連携で実現します。前述のとおりAirリザーブ側はスタンダードプラン以上、Airウェイト側はベーシックプラン以上が必要です。両方の月額が乗るため、順番待ちまで含めると11,000円と11,000円で月22,000円(いずれも税込)が最低ラインになります。

シフト管理も同様で、Airリザーブの機能ではありません。シフト作成や勤怠管理は別サービスのAirシフトが担っており、Airリザーブ側の機能一覧にシフト作成や勤怠管理の記載はありませんでした。「予約とシフトを1つの画面で回したい」という要望は、Airリザーブ単体では満たせません。

スタッフの登録自体は「リソース」機能で行います。予約されたメニューを提供するために必要な場所、物、スタッフなどをリソースとして扱い、人をリソースにした場合は各スタッフの空き状況に応じて予約を受け付けられます。ただし、顧客がネット予約の時点で担当スタッフを指名できるかどうかは、公開資料では明示的に確認できませんでした。リソースの説明記事に顧客側の指名操作に関する記述がなく、指名料の設定に相当する記載も見当たりませんでした。機能が無いとは断定できません。指名が売上に直結する業態では、ここは事前に問い合わせて確かめる価値があります。

データの持ち出しに条件が付く

予約情報のCSVダウンロードは有料プラン限定です。制限もあります。

1回あたり1,000件までダウンロード可能です。対象データが0件、または1,000件を超えている場合はダウンロードできませんので、期間指定などで条件を絞り、複数回に分けて出力してください。 出典: faq.airreserve.net

1,000件を超えると落とせないという仕様は見落としやすい部分です。年に一度まとめて出そうとすると弾かれるので、月ごとや四半期ごとに区切って出す運用が要ります。

顧客情報だけを単体でCSVエクスポートできるかは、公開資料では確認できませんでした。顧客管理画面の記事にCSV出力の記載がありません。ここも機能が無いとは断定できませんが、名簿を資産として持ち出したい場合は事前確認が要ります。予約カレンダーの印刷機能はあります。

権限管理とCSVは、公式内で記述の粒度が食い違う

評判が割れる原因の1つがこれです。スタッフの権限管理は権限が5種類あり、Airリザーブ管理者、マネージャー、設定担当者、予約受付担当者、閲覧ユーザーです。この記事には「この機能は、有料プランをご契約されている方を対象としております」とあり、自由受付タイプでのみ利用可能とも書かれています。ところが公式トップページのフリープランで使える機能の一覧には「スタッフ権限登録」が含まれています。どちらが正しいかは公開資料では判別できませんでした。

CSVダウンロードにも同じ食い違いがあります。料金プラン紹介ページはCSVダウンロード機能をスタンダードプラン以上として掲載していますが、予約検索の記事は「有料プランをご契約されている方を対象」と書いています。どちらが正確かは公開資料では判別できませんでした。

口コミで「無料でも権限が分けられた」「無料では分けられなかった」が両方出てくるのは、こうした記述の揺れが原因である可能性があります。この2点が導入の決め手になる場合は、公式のヘルプデスクに直接確認してから決めるのが確実です。

評判にはあまり出ないが、運用に効く細かい仕様

口コミで話題になるのは料金と主要機能に偏りますが、実際に運用を始めると効いてくるのは、もっと地味な部分です。ここも公式で確認できる範囲でまとめます。

運営元と規約の所在

サービス名は「Airリザーブ」で、公式ページ内では「Air RESERVE」の表記も併用されています。運営会社は株式会社リクルートで、公式ページに「PRODUCED BY RECRUIT」と記載されています。公式URLはairregi.jp/reserve/、ヘルプセンターはfaq.airreserve.net、予約ページの配信ドメインはairrsv.netです。

規約類は利用規約、プライバシーポリシー、Airサービス共通利用約款の3種がcdn.p.recruit.co.jpで公開されています。予約システムは顧客の氏名や連絡先を預かる仕組みなので、導入前に少なくともプライバシーポリシーと利用規約には目を通しておくべきです。個人情報の扱いについて一般的な考え方を確認したい場合は、個人情報保護委員会の公開資料も参照できます。

旧ドメインが第三者に渡っているといった事象は確認できませんでした。airregi.jp、airreserve.net、airrsv.netはいずれもリクルートのサービス配下で稼働しています。ただし過去に使われて廃止されたドメインの有無までは、公開資料では確認できませんでした。

自社サイトへの組み込みと計測

自社ホームページへの設置は、公開用URLへのリンクを置く方法と、埋め込みコードを使う方法の2通りが案内されています。原文では「表示されている『埋め込みコード』をコピーして、自社ホームページのソースコードに記載します」と説明されています。既存サイトの中に予約枠を出せるので、来訪者を外部サイトへ飛ばさずに受け付けられます。

計測タグの設置もできます。予約ページまでの導線を広告や検索から測りたい場合、ここが塞がれていると費用対効果が見えません。設置できること自体は明記されています。ただし具体的にどの計測サービスまで想定されているかまでは、記事の粒度からは読み取れません。

外部サービスとの連携では「お店のミカタ」との連携がヘルプセンターに記事として公開されています。一方、LINE連携についてはAirリザーブ側では公開資料で確認できませんでした。Airウェイト側にはLINE通知の記載があります。Airリザーブ本体のLINE連携が無いと断定はできません。「Googleで予約」への対応についても、公開資料では確認できませんでした。

決済を使うなら表示義務の対応も要る

オンライン決済を使う場合、「特定商取引についての表示」の設定が必要と案内されています。これは機能の問題ではなく、事業者としての表示義務に関わる部分です。オンラインで代金を受け取る以上、事業者名、所在地、連絡先、支払時期、キャンセルや返金の条件を掲示する必要があります。制度そのものの考え方は消費者庁の公開情報で確認できます。

ここを後回しにすると、決済の申請段階で止まります。決済を使う予定があるなら、店舗情報とキャンセル規定の文面を先に作っておくと導入が速くなります。実務では、キャンセル料をいつから何%取るのかを決めきれずに止まるケースが多く、機能の設定より文面づくりのほうが時間を食います。

料金の全体像(2026年9月2日時点・税込)

料金の一次情報はヘルプセンターの料金プラン紹介ページと公式トップページから取得しています。公式の料金ページ(airregi.jp/reserve/price/ など)は404でした。税区分については、ヘルプセンターの料金プラン紹介ページに金額と並べて「(税込)」と明記されています。

プラン 月額 月間予約件数
フリー 0円/月 無制限
ベーシック 5,500円(税込)/月 無制限
スタンダード 11,000円(税込)/月 無制限
プレミアム 価格はお問い合わせください 無制限

プレミアムプランは大企業や行政向けと案内されており、金額は公開されていません。プレミアムのみの機能として固定IPアクセス制限が挙げられています。

プランの分かれ目は次のとおりです。ベーシックプラン以上で使えるようになるのは、予約リマインドメール配信、Googleカレンダー連携、予約項目のカスタマイズ、複数店舗切り替え。スタンダードプラン以上で使えるようになるのは、予約時アンケート、CSVダウンロード機能、Airウェイト連携です。

スタッフの登録人数の上限は、公開資料では確認できませんでした。料金プラン紹介ページにも権限管理の記事にも人数の上限に関する記載がありません。無料プランでの広告表示の有無についても、公開資料では確認できませんでした。年払いの有無と年払い割引についても、公開資料では確認できませんでした。掲載されているのは月額料金のみです。

料金だけを並べると安く見えますが、実際に必要な機能から逆算すると印象は変わります。無断キャンセル対策でリマインドが要るならベーシック以上、データを定期的に持ち出したいならスタンダード以上、順番待ちも扱うならAirウェイトの月額が上乗せされます。無料で始められることと、無料のまま運用できることは別の話です。

自分の店に当てはめて判定する手順

ここまでの内容を、判断の順番に組み替えます。評判を読み比べるより、次の順で自分の条件に当てるほうが早く結論が出ます。

手順1: 予約の受け方が時間指定か定員制かを決める

自由受付タイプか事前設定タイプかで、後から使える機能が変わります。整体、サロン、クリニックのように1人ずつ時間を取る形なら自由受付タイプ、教室やセミナーのように定員を切る形なら事前設定タイプです。両方を1つの店で回したい場合は、どちらを主にするかを先に決めてください。権限管理やアンケート結果のCSVは自由受付タイプが条件になっているため、この選択が後段に効きます。

手順2: 無料のままで足りるかを機能で判定する

件数では詰まりません。詰まるのは機能です。リマインドメールが要るか、Googleカレンダーに流したいか、予約項目を自分で足したいか、複数店舗を切り替えたいか。1つでも当てはまればベーシック以上が要ります。アンケートを取りたい、CSVで持ち出したい、順番待ちも扱いたいならスタンダード以上です。ここを曖昧にしたまま「無料だから」で始めると、運用が回り出した頃に有料化の判断を迫られます。

比較の観点を横に並べて確かめたい場合は、予約システムごとの違いを機能単位で整理した他社との比較が使えます。何ができて何ができないかを機能の一覧で先に確かめたいならできること、費用の切り分け方を見たいなら料金を参照してください。

手順3: URLと決済を、運用を始める前に確定させる

公開用URLは後から気軽に変えられません。フリープランで変更するとデータが消えます。仮の文字列で始めない、これだけで将来の事故が1つ減ります。

決済については、2026年10月27日を境に仕組みが変わります。それまでは予約時点でクレジットカードの与信枠を確保するだけで、来店時の売上確定操作で決済が確定します。以降は予約時に決済が完了します。無断キャンセルの費用回収を目的に決済を入れるなら、この日付の前後で運用手順書の書き方を変える必要があります。オンライン決済を使う場合は「特定商取引についての表示」の設定も必要です。

決済まわりは、予約システムごとに設計思想がはっきり分かれるところです。運営側が代金をいったん預かって後から店へ送る形もあれば、店舗が決済代行会社と直接加盟店契約を結び、代金が店舗の口座に直接入る形もあります。後者は運営が代金を預からないため、返金の判断と実行も店舗側で完結します。この違いは入金までの日数と、返金を求められたときの動き方に直結します。代金が誰の手を経由するのかを、料金表より先に確かめるべき項目として扱うと、後から想定外が出にくくなります。

手順4: 業種ごとの受け方を、実際の画面で確かめる

仕様を読んでも、自分の店の予約導線に乗るかどうかは画面を触らないと分かりません。業種別にどう枠を組むかの例を見たい場合は業種ごとの使い方、実際の操作感を確かめたい場合はデモを見るが手早い確認方法です。細かい条件を先につぶしておきたいときはよくある質問にも目を通しておくと、問い合わせの往復が減ります。

評判の食い違いは、たいてい条件の違いから来る

Airリザーブの評判が割れて見えるのは、サービスの出来が不安定だからではありません。プランごとに使える機能が明確に分かれていて、カレンダータイプでも分岐し、さらに公式資料の中に粒度の異なる記述が残っているためです。「無料で十分だった」という声はリマインドもCSVも要らない使い方をしている人のもので、「思っていたことができなかった」という声はその逆です。

だから読むべきなのは評判そのものではなく、その人がどのプランで、どちらのカレンダータイプで、いつの時点の仕様を使っていたかです。この3つが揃った口コミはほとんど存在しません。だからこそ、公式の仕様に当たって自分の条件で判定するほうが速く、間違いも少なくなります。

Q1. Airリザーブは無料プランのままでも予約件数の制限はありませんか?

料金プランの一覧では、フリープランを含む全プランで月間予約件数が無制限と記載されています。件数で受付が止まることはありません。ただし詰まるのは機能側です。リマインドメール、Googleカレンダー連携、予約項目のカスタマイズ、複数店舗切り替えはベーシックプラン以上、アンケートやCSVダウンロードはスタンダードプラン以上が必要と案内されています。

Q2. 独自ドメインで予約ページを公開できますか?

できません。ヘルプセンターに「独自ドメインはご利用いただけません。」と明記されており、予約ページのドメインはairrsv.netで固定です。URLは半角英数字2文字から25文字、記号はハイフンのみ。しかも一度登録した公開用URLは管理画面から変更できず、変更にはヘルプデスクへの問い合わせが要ります。フリープランで変更する場合はカレンダーの初期化が必要で、それまでのデータが削除されます。

Q3. リマインドメールは無料でも送れますか?

送れません。原文で「この機能は、有料プランをご契約されている方を対象としております」と書かれています。仕様は実施日や利用日の1日前に自動配信、送信時刻は前日の9:00頃で、対象はネット予約ページで受け付けた予約のみです。さらに初期状態が「停止中」のため、有料プランに入ったうえで管理画面から手動で開始する必要があります。文面の編集はできます。

Q4. 2026年10月27日の決済の仕様変更で、何が変わりますか?

予約時に決済が完了する仕組みになり、来店時の「売上確定」操作が不要になります。予約後に金額を変更した場合は、変更前金額の返金と変更後金額の再決済が自動で実行されます。予約受付期間は30日前から150日前へ拡大され、来店日も150日以内で変更できます。2026年10月26日以前の予約は従来どおり売上確定の操作が必要です。売上振込は月末締めの翌月末払いで変わりません。

Q5. 解約するときに費用はかかりますか?

解約金はかからないと公式に記載されています。初期費用も、どのプランへ変更する場合でも一切かからないと明記されています。ただし有料プランの解約は解約希望月の15日までに申請が必要で、16日以降の申請は翌月末での解約になります。日割り計算はされず、月の途中で申請しても満額が請求されます。フリープランは解約手続き自体が不要で、カレンダーを非公開にすれば予約受付を止められます。

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