他社との比較

Airリザーブの解約|手続きと、やめる前に持ち出すもの

2026年9月2日

Airリザーブの解約を調べている時点で、判断はほぼ済んでいることが多いはずです。問題はそこから先で、いつ申請すれば余計な料金がかからないのか、何を先に手元へ落としておくべきなのか、そして解約したあとに何が残って何が消えるのかです。順番を間違えると、あとから戻せません。ここでは公式サイトとヘルプセンターで確認できる仕様だけを使って、解約の締日、操作の流れ、データの持ち出し、そして解約後の状態を順に整理します。とくにAirIDそのものを消してしまうと復旧できないため、そこに触れる前に何をしておくべきかを先に押さえてください。

解約の前に決めておく3つのこと

手続きの操作自体は数分で終わります。時間がかかるのは、その前の判断です。次の3点を先に決めておくと、あとから戻る作業が発生しません。

1つ目は、いつ止めるかです。有料プランには締日があり、申請日が数日ずれるだけで1か月分の料金が変わります。

2つ目は、何を持ち出すかです。予約履歴、顧客情報、アンケートの回答。それぞれ出せる条件と出せる件数が違います。しかも解約したあとでは出せません。

3つ目は、AirIDをどうするかです。プランを解約するのと、AirIDそのものを消すのは別の行為です。後者は取り消せません。

この3つを決めてから操作に入ると、やり直しが起きません。解約は、押した瞬間にすべてが消える種類の操作ではありませんが、後戻りできない部分が確実に含まれています。とくにデータの持ち出しは、プランが切り替わったあとでは条件が変わるため、順番を逆にすると手が届かなくなります。逆に、思い立った日に管理画面へ入って解約ボタンを押すと、締日を1日過ぎていたり、CSVを落とせない状態になっていたりします。

そもそもサービス側の都合で止まるわけではない

念のため前提を確認しておきます。Airリザーブ本体のサービス終了や提供終了の告知は確認できませんでした。ヘルプセンターの「お知らせ」カテゴリに掲載されているのは、システムメンテナンス、ヘルプデスクの営業日、機能のリリース、不具合の報告です。ヘルプセンターの記事全193件を機械的に取得して確認した範囲でも、「終了」に該当する告知は「『Internet Explorer』サポート終了のお知らせ」(2022年6月15日)の1件だけで、これはブラウザのサポート終了であってサービスの終了ではありません。新規の申し込み停止の告知も確認できませんでした。公式サイトには現在もアカウント作成の導線があります。

運営会社は株式会社リクルートで、公式ページに「PRODUCED BY RECRUIT」と記載されています。公式URLはairregi.jp/reserve/、ヘルプセンターはfaq.airreserve.net、予約ページの配信ドメインはairrsv.netです。つまり「サービスが終わるから解約する」という状況ではなく、店側の都合で選び直すという場面が前提になります。急いで抜ける必要はないので、締日とデータの持ち出しを整えてから動くほうが得です。

なお公式サイトのお知らせ一覧ページは最終更新が2020年3月で止まっており、現行の告知はヘルプセンター側に集約されています。解約の条件や仕様の変更を追うときは、ヘルプセンターを見るのが正しい読み方です。

締日の仕組み: 15日を過ぎると1か月ずれる

もっとも実務に効くのがここです。

有料プランの解約は、解約希望月の15日までに申請が必要です。16日以降の申請は、翌月末での解約になります。日割り計算はされないため、月の途中で申請しても、その月の料金は満額が請求されます。

つまり、たとえば9月いっぱいで止めたいなら9月15日までに申請しなければならず、9月16日に申請すると10月末までの契約になります。ベーシックプランなら5,500円(税込)、スタンダードプランなら11,000円(税込)が余計にかかる計算です。乗り換えを検討し始めた段階で、この締日だけは先に頭へ入れておく価値があります。

解約金はかかりません。初期費用も、どのプランへ変更する場合でも一切かからないと明記されています。締日さえ守れば、費用の面での持ち出しはありません。

フリープランは解約手続きそのものが不要

フリープランを使っている場合は、解約という手続きが存在しません。

カレンダーを非公開に設定するだけで予約受付を中止でき、追加手続きは不要 出典: faq.airreserve.net

新しい予約が入らない状態にするだけなら、カレンダーを非公開にすれば済みます。アカウントを残したまま止められるので、しばらく様子を見てから最終判断したい場合にも使えます。ただし、非公開にした時点でネット予約の入り口は消えます。まだ予約が入っている期間があるなら、既存の予約の扱いを先に決めてから非公開にしてください。

有料プランからフリープランへ下げるという選択肢

完全にやめるのではなく、有料プランからフリープランへ下げるという中間の選択もあります。プラン変更時にはデータがそのまま引き継がれると記載されており、予約情報も顧客情報も維持されます。

ただし有料機能は使えなくなります。予約リマインドメール配信、Googleカレンダー連携、予約項目のカスタマイズ、複数店舗切り替えはベーシックプラン以上、予約時アンケート、CSVダウンロード機能、Airウェイト連携はスタンダードプラン以上です。とくにCSVダウンロードが有料プラン限定である点は重要で、フリープランへ下げたあとではデータを書き出せません。持ち出しは必ず、有料プランのうちに済ませてください。

解約の操作手順

解約の申請は、AirIDの管理画面から行います。流れは次のとおりです。

  1. 管理者権限を持つAirIDでログインする
  2. 「利用内容の確認・解約」をクリックする
  3. 「ご契約商品の確認・解約」画面で内容を確認する
  4. 「解約の申請をする」ボタンをクリックする
  5. パスワードで本人確認を行う
  6. 注意事項に同意する
  7. 解約理由、解約希望月、解約する店舗を選択する
  8. 「上記の内容で解約申請をする」ボタンをクリックする

解約希望月は最大12か月先まで選択できます。先の日付を指定して予約的に申請できるということです。乗り換え先の準備期間が読めている場合は、あらかじめ先の月を指定しておけば、締日を意識し続ける必要がなくなります。

注意点として、この画面から解約できる対象サービスはAirリザーブ、Airウェイト、Airシフトです。Airペイなどは各ヘルプデスクへの問い合わせが必要と案内されています。複数のAirサービスを使っている場合、1か所ですべてが止まるわけではありません。

また「当月解約の締日を過ぎている場合は、当月末での解約申請はできません」と記載されています。締日を過ぎていると、そもそも当月末を選べない画面になるということです。操作する前に日付を確認してください。

管理者権限のAirIDが必要になる

見落とされやすいのが、管理者権限を持つAirIDでログインする必要がある点です。スタッフの権限は5種類あり、Airリザーブ管理者、マネージャー、設定担当者、予約受付担当者、閲覧ユーザーに分かれています。日常の予約受付を担当者に任せていて、管理者のIDやパスワードが分からないという状態だと、解約の操作自体に入れません。

前任者が退職していて管理者IDが不明、というのは実際に起こります。解約を考え始めた時点で、管理者権限のAirIDでログインできるかどうかだけ先に確かめておくと、締日直前に慌てずに済みます。

オンライン決済だけを止めたい場合

予約システムは続けるが、オンライン決済だけをやめたいという場合は、別の手続きになります。「【Airリザーブ】オンライン決済 解約依頼」からの申請が必要です。

そして、申請の前に済ませておく作業が3つ案内されています。

・オンライン決済機能を利用するメニューを非公開にする ・来店前の予約について、支払方法を現地決済へ変更する ・来店後の予約について、売上確定の処理を行う

順番が大事です。メニューを公開したまま解約手続きへ進むと、新しい予約が入り続けます。すでに入っている予約の支払方法を現地決済へ切り替えないと、来店したのに決済ができない状態になります。売上確定を残したまま解約すると、代金が回収できません。

決済情報は解約後に見られなくなる

さらに重要なのがこれです。

オンライン決済機能を解約すると、オンライン決済に関する情報が閲覧できなくなります。解約後に再度お申込みをされた場合でも、解約前のオンライン決済に関する情報は閲覧できません 出典: faq.airreserve.net

再申込しても戻らない、という点が効きます。決済の履歴は経理の証憑になります。解約前に必要な期間の記録を手元へ落としておかないと、あとから確認する手段がなくなります。会計処理や税務の保存期間の考え方については、国税庁の公開情報で確認できます。

なお、決済にかかる費用の前提も押さえておくと判断しやすくなります。決済手数料は全ブランド共通で3.24%、小数点以下は切り捨てで非課税と記載されています。オンライン決済の初期費用、月額費用、振込手数料はいずれも無料です。入金は月末締めの翌月末支払いで、1日から末日までの決済金額が翌月1日に精算され、売上確定した会計は翌月の月末に振り込まれます。振込名義人は「リクルートペイメント」です。つまり解約したあとにも、まだ入金されていない売上が残る期間があります。解約日と最終入金日は一致しません。

やめる前に持ち出すもの

ここが本題です。解約したあとでは出せないものが複数あります。

予約情報のCSVは、件数の壁がある

予約情報のCSVダウンロードは有料プラン限定です。そして制限があります。

1回あたり1,000件までダウンロード可能です。対象データが0件、または1,000件を超えている場合はダウンロードできませんので、期間指定などで条件を絞り、複数回に分けて出力してください。 出典: faq.airreserve.net

1,000件を超えると落とせません。上限まで出て残りが切れるのではなく、ダウンロードそのものが実行できない仕様です。数年ぶんをまとめて出そうとすると必ず弾かれます。

実務的には、月単位で区切って出すのが確実です。1店舗で月1,000件を超えるケースは多くないため、月ごとに落とせば取りこぼしが出ません。予約が多い店なら、週単位や半月単位まで刻む必要があります。作業量は増えますが、これは解約の前にしかできない作業です。

なお、CSVダウンロードの提供プランについては、公式資料の中に粒度の異なる記述が2つあります。料金プラン紹介ページはCSVダウンロード機能をスタンダードプラン以上の機能として掲載していますが、予約検索の記事は「有料プランをご契約されている方を対象」と書いています。どちらが正確かは公開資料では判別できませんでした。ベーシックプランで出せるかどうかは、実際に管理画面で試すか、ヘルプデスクに確認するのが確実です。

アンケートの回答はさらに条件が厳しい

アンケート結果のCSVダウンロードは、スタンダードプランとプレミアムプランが対象で、自由受付タイプでのみ利用可能です。出力項目は「アンケート名」「設問本文」「回答」で、設問本文と回答は最大150件まで。対象データは1件から1,000件の範囲である必要があります。ダウンロード時には、出力項目にアンケート結果が含まれた状態の予約情報CSVファイルが生成されます。

アンケートを取っていた店は、この条件で出せるかを先に確認してください。事前設定タイプで運用していた場合、この機能自体が使えません。

顧客情報だけを単体で出せるかは確認できなかった

顧客情報だけを単体でCSVエクスポートできるかは、公開資料では確認できませんでした。顧客管理画面の記事にCSV出力の記載がありません。機能が無いと断定はできませんが、名簿を資産として持ち出したい場合は、事前にヘルプデスクへ確認するか、予約情報CSVに含まれる顧客情報で代替できるかを確かめてください。

予約カレンダーの印刷機能はあります。直近の予約状況を紙で残しておきたい場合には使えます。ただし網羅的なデータの持ち出し手段としては現実的ではありません。

持ち出す順番

作業の順番を整理すると次のようになります。

  1. 管理者権限のAirIDでログインできることを確認する
  2. 有料プランのうちに、予約情報CSVを期間で区切って全期間ぶん落とす
  3. アンケートを取っていた場合は、アンケート結果CSVも落とす
  4. オンライン決済を使っていた場合は、決済の記録を確認して必要な期間を控える
  5. 顧客の連絡先について、移行先で使える形になっているかを確認する
  6. そのうえで解約を申請する

この順番を守れば、あとから「あれを出しておけばよかった」が起きません。逆に、解約申請を先に済ませてしまうと、プランが切り替わったあとでCSVが出せなくなる可能性があります。

解約したあと、何が残って何が消えるか

ここが最後の判断ポイントです。

AirIDを削除すると復旧できない

もっとも重い制約です。

お客様情報の消去後は、各サービスのご登録情報も含めデータ復旧はいたしかねます。また、同一のAirIDを使用して再登録することはできません。 出典: faq.airreserve.net

同じAirIDで入り直すこともできません。整理のつもりでAirIDごと削除すると、予約履歴も顧客情報も戻らず、そのアドレスで再登録もできなくなります。

プランの解約とAirIDの削除は別の行為です。プランを解約してもAirID自体は残せます。よほどの理由がない限り、AirIDは残しておくほうが安全です。あとから「あの時期の予約状況を確認したい」となる場面は、思っているより頻繁に起きます。

有料プランを解約してAirIDを残す場合のデータ保持期間は確認できなかった

AirIDを残したまま有料プランだけを解約した場合、データがどれだけの期間保持されるかについては、公開資料では確認できませんでした。プラン変更についてはデータがそのまま引き継がれると記載されており、有料プランからフリープランへ下げる場合はデータが維持されます。ただし、解約という扱いの場合にどうなるかまでは記載が見当たりません。

解約前にデータを事前ダウンロードしておくことを推奨する明示的な記載も、公開資料では確認できませんでした。つまり、案内されないまま手が届かなくなる可能性があるということです。持ち出しは自分で判断して先に済ませるしかありません。

予約ページのURLは戻ってこない前提で考える

予約ページの配信ドメインはairrsv.netで固定されており、独自ドメインは使えないと明記されています。一度登録した公開用URLは管理画面から変更できず、変更にはヘルプデスクへの問い合わせが必要です。

解約すると、そのURLで受け付けていた予約の入り口が消えます。チラシや名刺、自社サイト、SNSのプロフィールなど、そのURLを掲載している場所をすべて洗い出して、移行先のURLへ差し替える作業が発生します。紙媒体に印刷している場合は差し替えが効きません。この作業量を見積もらずに解約日を決めると、予約の取りこぼしが出ます。

2026年10月27日の決済仕様変更が解約時期に絡む

決済を使っている場合、日付を意識しておくべき変更があります。ヘルプセンターに「【重要】2026年10月27日以降、オンライン決済機能の仕様変更について」が掲載されており、掲載日は2026年8月27日、実施日は2026年10月27日(火)以降です。リリース日は変更になる可能性があると注記されています。

変更後は予約時に決済が完了し、来店時の「売上確定」操作が不要になります。取引詳細画面から「売上確定」ボタンが表示されなくなります。2026年10月26日以前の予約は、従来どおり「売上確定」の操作が必要です。売上振込日と返金の時期は変更なしで、月末締めの翌月末払いのままです。

これが解約に絡むのは、オンライン決済の解約前に「来店後予約の売上確定処理」が必要とされているからです。新旧の仕様が混在する時期に解約すると、売上確定が要る予約と要らない予約が同居します。どの予約が旧仕様なのかを日付で仕分けたうえで処理しないと、確定漏れで代金を取り逃がします。この時期に解約を予定しているなら、決済の残件を先に片付けてから申請するのが安全です。

解約理由が、本当に解約でしか解決しないかを確かめる

解約の手続きに入る前に、その困りごとがプラン変更や設定の見直しで解決しないかを一度だけ確認しておく価値があります。よく挙がる理由ごとに、公式仕様から見た解決可否を整理します。

リマインドメールが送られない

これはプラン変更で解決します。リマインドメールは原文で「この機能は、有料プランをご契約されている方を対象としております」と書かれており、フリープランでは使えません。有料プランに入っていても解決しない場合があり、その原因は初期状態が「停止中」であることです。管理画面から手動で開始しなければ送られません。

仕様も確認してください。配信は実施日や利用日の1日前で、送信時刻は前日の9:00頃。配信対象はネット予約ページで受け付けた予約のみです。電話で受けた予約には飛びません。文面の編集はできます。夜営業中心の店で送信時刻を変えたい、電話予約にも送りたい、という要望であれば、これは設定では解決しないため乗り換えの理由になります。

Googleカレンダーと予定が合わない

これは設定では解決しません。Googleカレンダー連携は有料プラン限定であるうえ、片方向でしか動きません。Googleカレンダー側で予定を変えてもAirリザーブ側には反映されないと明記されています。連携開始前の予約は自動連携されず、対象は「予約確定」の予約のみで仮予約とキャンセル待ちは含まれません。連携エラー中に入った予約は再連携しても自動連携されず、一定期間予約が入らないとGoogleの仕様で連携が停止する場合があるとも書かれています。Googleカレンダーを予定の正としたい運用であれば、これは仕様上の限界です。

独自ドメインで予約ページを出したい

これも解決しません。「独自ドメインはご利用いただけません。」と明記されています。URLに使える文字は半角英数字の2文字から25文字以内、記号はハイフンのみです。自社サイトへの設置は、公開用URLへのリンクを置く方法と、埋め込みコードを自社サイトのソースコードに記載する方法の2通りが案内されており、ページの見た目としては自社サイトの中に置けます。ただしアドレスバーに出るドメインは変わりません。ここが要件になっているなら、乗り換え以外の解決策はありません。

順番待ちやシフトを同じ画面で回したい

順番待ちは別サービスのAirウェイトとの連携で実現します。Airリザーブ側はスタンダードプラン以上、Airウェイト側はベーシックプラン以上が必要です。Airウェイトの料金はフリープランが0円/月、ベーシックプランが11,000円(税込)/月、スタンダードプランが22,000円(税込)/月で、iPadとプリンターの費用は別と案内されています。連携自体は2025年5月27日にリアルタイム連携へ強化されており、機能としては成立します。費用を許容できるなら解決しますが、月額の合計は22,000円(税込)に端末費用が加わります。

シフト管理はAirリザーブの機能ではなく、Airシフトが担っています。Airリザーブ側の機能一覧にシフト作成や勤怠管理の記載はありませんでした。

スタッフの指名や権限で困っている

スタッフの登録は「リソース」機能で行い、人をリソースにした場合は各スタッフの空き状況に応じて予約を受け付けられます。ただし、顧客がネット予約の時点で担当スタッフを指名できるかどうかは、公開資料では明示的に確認できませんでした。指名料の設定に相当する記載も見当たりません。機能が無いとは断定できないため、これが要件なら解約を決める前にヘルプデスクへ確認する価値があります。

権限管理については、公式資料の中に食い違いが残っています。権限管理の記事は有料プラン限定かつ自由受付タイプのみと書いていますが、公式トップページのフリープランで使える機能の一覧には「スタッフ権限登録」が含まれています。どちらが正しいかは公開資料では判別できませんでした。事前設定タイプで運用している場合は、そもそも権限管理の対象外という記載になっている点も押さえておいてください。

料金の全体像を最後に確認しておく

判断材料として、料金の一覧も置いておきます。公式の料金ページ(airregi.jp/reserve/price/ など)は404であるため、一次情報はヘルプセンターの料金プラン紹介ページと公式トップページから取得しています。税区分は、料金プラン紹介ページに金額と並べて「(税込)」と明記されています。

プラン 月額 月間予約件数
フリー 0円/月 無制限
ベーシック 5,500円(税込)/月 無制限
スタンダード 11,000円(税込)/月 無制限
プレミアム 価格はお問い合わせください 無制限

プレミアムプランは大企業や行政向けと案内されており、金額は公開されていません。プレミアムのみの機能として固定IPアクセス制限が挙げられています。スタッフの登録人数の上限は、公開資料では確認できませんでした。年払いの有無と年払い割引についても、公開資料では確認できませんでした。掲載されているのは月額料金のみです。

予約件数が全プランで無制限という点は、他社と比べたときに効く部分です。件数が理由で解約するという状況は起きません。解約の理由になるのは、ほぼ機能側と料金の切れ目です。

次のサービスへ移る前に決めておくこと

解約はゴールではなく、移行の途中の作業です。次をどうするかを決めないまま止めると、予約の受付が止まる空白期間ができます。

移行先で最初に確かめる3点

1つ目は、予約の受け方です。時間指定で1人ずつ取るのか、定員を切って募集するのか。Airリザーブでは自由受付タイプと事前設定タイプの2種類に分かれており、選んだタイプによって使える機能が変わる作りでした。移行先でも同じ構造になっているかを先に見てください。

2つ目は、料金の切れ目です。Airリザーブでは、リマインドメールがベーシックプラン以上、CSVとアンケートがスタンダードプラン以上という切り方でした。移行先が同じ機能をどのプランに置いているかで、月額の見え方がまったく変わります。予約件数、スタッフの人数、必要な機能の3つを書き出してから料金表を見ると、比較が速く終わります。費用の切り分け方は料金、機能の一覧から確かめたい場合はできることを参照してください。

3つ目は、決済の設計です。運営側が代金をいったん預かって後から店へ送る形もあれば、店舗が決済代行会社と自分で加盟店契約を結び、代金が店舗の口座へ直接入る形もあります。後者は運営が代金を預からないため、返金の判断も実行も店舗側で完結します。代金が誰の手を経由するのかを、月額料金より先に確かめる項目として扱うと、入金までの日数と返金対応の動き方で後から驚くことがなくなります。Airリザーブでは月末締めの翌月末払いで、月初の決済ぶんは入金までおよそ2か月近くかかる計算でした。ここが変わると資金繰りの前提も変わります。

移行の段取り

実務としては、移行先の予約ページを先に作り、受付を開始してから旧サービスのカレンダーを非公開にする順番が安全です。両方を同時に開けておく期間を数週間とっておけば、予約の取りこぼしが出ません。予約が入っている期間まで旧サービスを残し、その期間が終わってから解約を申請する形にすれば、既存の予約に影響を与えずに切り替えられます。

サービスごとの違いを機能単位で並べて確かめたい場合は他社との比較、業種ごとに予約枠をどう組むかの例を見たい場合は業種ごとの使い方、実際の操作感を先に確かめたい場合はデモを見るが使えます。細かい条件を先につぶしておきたいときはよくある質問にも目を通しておくと、問い合わせの往復が減ります。

解約で失敗する原因は、ほぼ2つに絞られます。締日を過ぎて1か月分を余計に払うことと、持ち出せるはずのデータを持ち出さずに手が届かなくなることです。どちらも、日付とデータの2点を先に決めておけば防げます。手続きそのものは難しくありません。

Q1. Airリザーブの解約はいつまでに申請すればよいですか?

有料プランは解約希望月の15日までの申請が必要です。16日以降の申請は翌月末での解約になります。日割り計算はされないため、月の途中で申請してもその月は満額が請求されます。解約希望月は最大12か月先まで選択できるので、乗り換え時期が読めているなら先の月を指定して申請しておく方法もあります。フリープランは解約手続き自体が不要です。

Q2. 解約に費用はかかりますか?

解約金はかかりません。初期費用も、どのプランへ変更する場合でも一切かからないと明記されています。費用面での持ち出しは、締日を過ぎた場合に発生する1か月分の月額だけです。ベーシックプランは5,500円(税込)、スタンダードプランは11,000円(税込)なので、申請日が数日ずれるだけでこの金額が変わります。

Q3. 解約する前にデータを書き出しておく必要はありますか?

必要です。予約情報のCSVダウンロードは有料プラン限定で、1回あたり1,000件まで、対象データが0件または1,000件超だとダウンロードできません。期間で区切って複数回に分けて出す必要があります。解約前にデータを事前ダウンロードするよう推奨する明示的な記載は公開資料では確認できなかったため、案内を待たずに自分で済ませてください。

Q4. AirIDは削除したほうがよいですか?

特別な理由がなければ残すことを勧めます。公式に「お客様情報の消去後は、各サービスのご登録情報も含めデータ復旧はいたしかねます。また、同一のAirIDを使用して再登録することはできません。」と明記されています。プランの解約とAirIDの削除は別の行為で、プランを解約してもAirID自体は残せます。削除すると予約履歴も顧客情報も戻りません。

Q5. オンライン決済だけを止めることはできますか?

できます。「【Airリザーブ】オンライン決済 解約依頼」から別途申請します。申請の前に、オンライン決済を利用するメニューの非公開化、来店前予約の支払方法を現地決済へ変更、来店後予約の売上確定処理が必要です。解約するとオンライン決済に関する情報が閲覧できなくなり、再度申し込んでも解約前の情報は見られません。必要な記録は先に控えてください。

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