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チョイスリザーブでできないこと|規模が変わったときに詰まる場所
2026年9月15日・Rizaflow編集部

チョイスリザーブでできないことを調べる人は、導入を検討している段階か、使い始めてから「思っていたのと違う」と感じた段階のどちらかにいます。この記事は、予約を受ける店や施設の側から、公式サイトの料金ページ、料金のよくある質問、ご利用にあたっての案内、サービス利用規約に書かれている内容だけをもとに整理します。機能の良し悪しを論じるより、契約と料金の仕組みの上で「できないこと」を並べるほうが、判断の材料として役に立つからです。数字はいずれも2026年9月14日時点で公式サイトに掲載されていた税込の金額です。
最初に押さえる前提は、企業や多拠点の運用を想定した作りであること
チョイスリザーブは株式会社リザーブリンクが提供している予約管理システムです。公式サイトの業種一覧を見ると、銀行や保険の窓口、工場見学、健康診断、コールセンターからの折り返し、多拠点の管理といった用途が前面に並んでいます。整体やサロン、スクールも載っていますが、料金とオプションの組み立ては、組織として予約を運用する使い手を強く意識したものになっています。
オプションの一覧には、管理画面へのアクセスを固定のIPアドレスに限る設定、操作ログの取得、2要素認証、SAMLによるシングルサインオン、予約データを外部から取得するAPIなどが並びます。社内の情報システム部門が導入の稟議を通すときに問われる項目を、1つずつ埋められるように設計されていることが読み取れます。
この前提を置かずに「できないこと」を探すと、小さな店の目線からは不満ばかりが目につき、組織の目線からは強みばかりが目につきます。どちらの目線で読むかによって、同じ仕様が欠点にも長所にもなります。以下では、まず相手のままでよい場合を書き、そのうえで、規模が増えたときと減ったときに詰まりやすい場所を順に見ていきます。
そのまま使い続けたほうがよい場合
乗り換えや他の道具との比較を考える前に、チョイスリザーブのまま使い続ける理由がはっきりある使い手を挙げておきます。
・予約データを自社の顧客管理や基幹のシステムと、APIでつないで運用している ・複数の拠点や部署で1つの環境を共有し、担当者ごとに見られる範囲を分けている ・社内のセキュリティの基準で、IPアドレスの制限や操作ログの保存を求められている ・Salesforceとの連携や、多言語の予約サイトを使っている ・月に数千件以上の予約を、安定して受け付ける必要がある
これらに当てはまるなら、月額の高さや契約の縛りは、その要件を満たすための費用として説明がつきます。無料や低価格の予約システムでは、公開資料の範囲でこうした要件への対応が確認できないものが多く、移ったあとに社内の審査を通し直す手間も発生します。以下に並べる「できないこと」は、これらの要件を持たない使い手にとって重く効いてくる項目です。
無料で使い始めることはできない
料金を払わずに予約の受付を回す枠は、チョイスリザーブには用意されていません。料金ページのよくある質問でも、その点が明言されています。いちばん件数の少ないAコースで、月額22,000円、初期費用が33,000円です。
月の予約数ごとのコースは次の通りです。
| コース | 従量課金なしで受けられる月の予約数 | 月額基本料金(税込) |
|---|---|---|
| A | 300件まで | 22,000円 |
| B | 2,000件まで | 44,000円 |
| C | 5,000件まで | 88,000円 |
| D | 10,000件まで | 176,000円 |
| Enterprise | 10,001件以上 | 個別の見積もり |
小さな店が「まず無料で試して、使い勝手を見てから決めたい」と考えると、ここで最初の壁に当たります。公式サイトではデモサイトの体験と資料のダウンロードが無料で用意されていますが、自分の店のメニューを登録して実際に予約を受けてみる、という試し方は、料金ページとよくある質問の範囲では確認できませんでした。試用の可否は、問い合わせで確かめる必要があります。
6か月より短く契約することはできない
チョイスリザーブの契約は6か月単位です。ご利用にあたっての案内には、最低利用期間と契約期間がともに6か月であることが書かれています。サービス利用規約では、初回の6か月分の費用全額を、利用開始の希望日までに振り込む決まりになっています。更新するときも、次の6か月分を満了日の前日までに振り込みます。
これが効いてくるのは、繁忙期だけ予約を受けたい使い手です。たとえば年に1回の説明会や、夏休みだけの体験教室のために3か月だけ使う、という契約は組めません。規約上、最低契約期間の6か月のあいだは、利用者の側から解約することもできない決まりです。
更新後の途中解約は可能ですが、残りの期間分の料金は一括で支払う必要があり、支払い済みの分は返金されません。短い期間だけ使いたい用途では、この契約の単位そのものが「できないこと」になります。
下のコースに戻すことは、手数料なしではできない
予約が増えてコースを上げるのは簡単です。問題は、予約が減ったときです。料金のよくある質問には、次のように書かれています。
上位プランへの変更は可能です。プランの差額をご入金後、3営業日以内に対応いたします。但し、下位プランへの変更は承っておりません。下位プランへの変更の場合は、システム調整が必要となり、手数料として55,000円(税込)かかります。 出典: yoyaku-package.com
仮に、キャンペーンで予約が増えた時期にBコースへ上げ、翌年に予約がAコースの範囲に戻ったとします。月額の差は22,000円です。下位への変更に55,000円の手数料がかかるので、Aコースに戻して元が取れるのは、戻してから3か月目に入ったあたりになります。契約が6か月単位であることを合わせて考えると、上げる判断は、下げにくいことを前提に慎重にしたほうがよいことが分かります。
公式の料金ページも、予約数が大きく変動する場合は、通常時の予約数に合わせたコースで契約し、多い月だけ従量課金を払う運用を勧めています。コースを上げる前に、まず従量課金で吸収できないかを計算するのが、この料金体系での定石です。
取り消された予約を、件数から外すことはできない
従量課金の対象になる件数の数え方にも、見落としやすい点があります。料金のよくある質問とご利用にあたっての案内によると、取り消された予約も件数に含まれ、管理画面から店の側で登録した予約も1件として数えられます。対象外になるのは、予約の変更と、枠を塞ぐための予約ブロックです。
この数え方が効いてくるのは、取り消しが多い業態と、電話で受けた予約を管理画面に入力している店です。Aコースの上限は月300件ですが、そのうち取り消しが40件あれば、実際に来た予約は260件でも、数えられる件数は300件に達します。電話の予約を台帳代わりに管理画面へ入れている店では、ネット経由の予約が少なくても、件数は電話の分だけ積み上がります。
当月の件数がAコースで270件に達すると、契約者に知らせるメールが自動で届きます。超えた分は100件ごとに3,300円で、当月分が月末で締められ、翌月の初めにメールで請求が届きます。支払いは振り込みです。
標準のままでは入っていないもの
公式サイトでは、標準機能として予約の受付からメールの自動配信まで、予約管理に必要な基本的な機能を備えていると説明されています。そのうえで、オプション料金のページに別料金の機能が並んでいます。小さな店や教室で関わりやすいものを抜き出すと、次の通りです。
・スタッフを指名せずに予約できる「指名なし予約」は、初期費用55,000円、月額8,800円 ・満席のときに受け付ける「キャンセル待ち」は、月額3,300円 ・会員だけが予約できるメニューを作る「会員限定メニュー」は、初期費用55,000円、月額8,800円 ・予約できる回数を制限する機能は、初期費用55,000円、月額8,800円 ・クレジットカードの事前決済は、月額3,300円
整体院やサロンで「指名なし」で予約を受けたい、教室で「満席ならキャンセル待ち」を受けたい、という使い方は珍しくありません。こうした運用が標準の月額には含まれず、オプションとして足していく形になっている点は、見積もりの段階で必ず確かめておく項目です。どの機能が標準に含まれ、どれがオプションになるのかの境目は、資料や問い合わせで個別に確認するのが確実です。
クレジット決済を、申し込んですぐに始めることはできない
事前決済を使うには、オプションの申し込みに加えて、チョイスリザーブが指定する決済代行会社との契約が必要です。ご利用にあたっての案内によると、申請には決済を行うウェブサイト、印鑑証明、登記簿謄本または住民票が求められ、決済会社による審査にはおよそ2週間かかります。契約までに1か月ほどかかる場合があるとも書かれています。
指定外の決済代行と連携するには、別途費用が必要です。すでに別の決済サービスで売上を受け取っている店が、それをそのまま予約とつなぐことは、標準の範囲では想定されていません。
整体、カウンセリング、教室のように、当日その場で現金や振込で会計する業態では、この項目はそもそも関係しません。事前決済が要らない使い手にとっては、この審査と月額の分を払わずに済む道具を選ぶ、という判断も成り立ちます。
規模が増えたときに詰まる3つの場面
使い手の規模が大きくなる方向では、チョイスリザーブの上限そのものは十分に高く、Dコースで月10,000件、その上は個別の見積もりです。それでも、増える途中で詰まりやすい場面が3つあります。
1つ目は、件数がコースの境目をまたぐ時期です。月2,500件の予約があるとき、Bコースに従量課金を足すと、超過500件分で16,500円、合計60,500円です。Cコースに上げると88,000円になります。この場合はBコースに従量課金を足すほうが安く、しかも下げる手数料を気にしなくて済みます。境目に近い規模ほど、上げる前の計算が効きます。
2つ目は、管理する人が増えたときです。店舗やスタッフごとに管理画面で見られる範囲を分ける「限定サブ管理者」は、初期費用55,000円に、1つのメインメニューだけを管理する型で5IDあたり月額11,000円、複数のメインメニューを管理する型で1IDあたり月額11,000円がかかります。拠点が増えるたびに、この費用が積み上がります。
3つ目は、他のシステムとつなぎたくなったときです。予約データを取得するAPI、予約メニューを取得するAPI、外部から予約を登録するAPIは、それぞれ初期費用110,000円、月額55,000円です。つなぐ対象が増えるほど、予約システムそのものの月額より連携の費用のほうが大きくなる構造です。
規模が縮んだとき、小さな店で詰まる場面
規模が小さくなる方向、あるいは最初から小さい店の目線では、詰まり方が変わります。
月の予約が100件ほどの整体院を例に取ると、Aコースの月額22,000円を1件あたりに割ると220円です。初年度は初期費用33,000円を足して、年に297,000円になります。自費の施術が1回6,000円の院なら、年に50回分の売上が予約システムの費用に回る計算です。
さらに、指名なし予約を足すと初期費用55,000円と月額8,800円が加わり、初年度の合計は457,600円になります。予約の件数が少ない店ほど、1件あたりの費用は重くなります。
もう1つ、店をしばらく休む場合の扱いです。契約は6か月単位で、最低契約期間中は解約できません。更新後に途中でやめても、残りの期間分は支払う決まりです。1人で営む店が体調や家庭の事情で数か月休むときに、費用だけが出ていく期間が生まれやすいのは、小さな店にとっては見過ごせない点です。
支払いが前払いの振り込みであることが、事務に与える影響
サービス利用規約では、初期費用と初回の6か月分を利用開始の希望日までに振り込み、更新のときは次の6か月分を満了日の前日までに振り込む決まりです。従量課金も、翌月の初めにメールで届く請求に基づいて振り込みます。振り込み手数料は利用者の負担です。
組織として予約を運用する使い手なら、請求書に基づく振り込みはむしろ扱いやすい支払い方です。経理の締めに合わせて処理でき、6か月ごとに予算を確保すればよいからです。
一方で、個人の店にとっては、月々の引き落としで少しずつ払う形より、まとまった金額を半年ごとに用意する形のほうが負担を感じやすくなります。Aコースでも更新のたびに132,000円を振り込むことになり、繁忙期と閑散期で売上の波が大きい店ほど、更新の時期によって資金繰りへの響き方が変わります。
もう1つ見落としやすいのが、更新の振り込みを忘れた場合の扱いです。振り込みの事実が確認できた時点で利用できるという規約の書き方からすると、更新の前日までに振り込みが間に合わないと、予約の受付に影響が出るおそれがあります。担当者の休暇や交代の時期と更新日が重なる組織では、振り込みの担当と期日を、予約の運用とは別に管理しておく必要があります。
見積もりを依頼する前に、書き出しておく数字
チョイスリザーブの料金は、コース、従量課金、オプションの組み合わせで決まります。見積もりを依頼してから考え始めると、提案されたオプションの要否を判断する材料が手元にありません。依頼の前に、次の数字を書き出しておきます。
・直近の12か月の、月ごとの予約の件数(取り消しを含む) ・そのうち、電話などで受けて管理画面に入力する予定の件数 ・月ごとの取り消しの件数 ・予約を受け付けるスタッフや担当者の人数と、管理画面を使う人の人数 ・拠点の数と、拠点ごとに管理範囲を分ける必要があるか ・事前決済を使うか、使うなら導入したい時期
件数は、いちばん多い月と少ない月の差を見ます。差が大きいなら、少ない月に合わせたコースで契約し、多い月を従量課金で吸収する形が合っています。差が小さく、毎月上限の近くにいるなら、上のコースと従量課金のどちらが安いかを計算します。
管理画面を使う人の人数と拠点の数は、限定サブ管理者のオプションが要るかどうかに直結します。事前決済の時期は、審査の期間を逆算するために必要です。この6つがそろっていれば、見積もりの内容を自分の運用に照らして読めるようになります。
業態によって、できないことの重さは変わる
同じ「できないこと」でも、業態によって重さはまったく違います。代表的な4つの使い手に当てはめてみます。
整体院やカイロプラクティック院のように、1人から数人の施術者で予約を受ける業態では、月の予約は数十件から200件ほどに収まることが多く、Aコースの上限には届きません。重く効くのは、無料で始められないこと、指名なし予約がオプションであること、休む期間にも費用がかかることです。
語学やヨガの教室のように、定員のあるクラスに予約を受ける業態では、満席時のキャンセル待ちや、回数券の人だけが予約できる運用が欲しくなります。これらがオプションの側にあるため、月額に加えて初期費用の積み上がりが重くなります。
レンタルスペースや会議室のように、設備や部屋の単位で予約を受ける業態では、設備の在庫に応じて予約を制限するオプションが関わってきます。時間帯によって料金を変えたい場合もオプションです。
企業の説明会や健康診断のように、特定の期間に予約が集中する用途では、事情が逆になります。短い期間だけ使いたいのに6か月単位でしか契約できないことが重く、件数の上限の高さや、アクセスの集中に備えた事前の相談の仕組みは強みになります。
自分の業態がどれに近いかによって、この記事で挙げた項目のどれを重く見るべきかが決まります。
予約が一気に集まる日は、事前に知らせずに受けることはできない
規模が増える方向でもう1つ見落としやすいのが、アクセスの集中です。ご利用にあたっての案内では、チョイスリザーブは他の利用者と共通のサーバーでサービスを提供していると説明されています。そのうえで、予約サイトにアクセスが集中することが予想される場合は、事前に提供元へ連絡するよう求めています。
事前の連絡なくアクセスが集中し、サービスに影響が出ると判断された場合には、利用を制限される場合がある、とも書かれています。設定の内容や使い方によってシステムに負荷がかかっている場合は、負荷を軽くするための相談が入ることもあります。
これが関わってくるのは、受付の開始時刻を告知して一斉に予約を受ける使い方です。人気の講座の申し込み開始、限定の体験会、ワクチン接種や健康診断の枠の公開などが当てはまります。受付を始める日時が決まったら、告知を出す前に提供元へ知らせる、という段取りを運用の手順に組み込んでおく必要があります。
1日に数件の予約を受ける店や教室では、この決まりを意識する場面はまずありません。規模が大きくなり、告知で人を集めるようになった段階で、初めて効いてくる決まりです。
拠点が増えたときの月額を、実際に組んでみる
規模が増えたときの費用を、具体的な形で組んでみます。1つの環境で3つの拠点を運用し、拠点ごとに担当者が自分の拠点の予約だけを見られるようにしたい、という使い手を想定します。月の予約は3つの拠点の合計で1,500件です。
コースは、月2,000件までのBコースで月額44,000円です。拠点ごとに管理範囲を分けるため、複数のメインメニューを管理できる限定サブ管理者を3ID付けると、1IDあたり月額11,000円で33,000円、初期費用が55,000円です。予約が入ったことを拠点の担当者に知らせるため、メニューごとのメール送信先の設定を足すと、月額3,300円が加わります。
合計の月額は80,300円、初期費用はコースの33,000円と合わせて88,000円です。1年目の総額は1,051,600円になります。拠点をもう1つ増やすと、限定サブ管理者の分だけ月額が11,000円上がります。
この金額が見合うかどうかは、拠点ごとに予約の電話を受けていた人の手間と比べて判断することになります。いずれにしても、拠点が増えるたびに費用が段階的に上がる構造は、見積もりの段階で先に把握しておく価値があります。
契約の決まりとして、ほかに押さえておきたいこと
サービス利用規約には、料金や機能の変更についての定めもあります。提供元は機能の内容や利用料金などの条件を変更でき、変更の前に利用者へ通知し、利用者が変更までに解約を申し出なければ、変更に同意したものとみなされます。料金の改定があった場合に、それを受け入れるか解約するかを、通知から変更までのあいだに判断することになります。2026年9月14日時点で公式サイトのお知らせを遡った範囲では、料金の改定の告知は見当たりませんでした。2026年4月2日には個人情報の取扱いの一部改訂が告知されていますが、利用方法に変更はないと説明されています。
バックアップについては、提供元がシステム保安上の理由で一時的にバックアップを取る場合があるものの、利用者のデータ保全を目的とするものではない、と規約に書かれています。予約や顧客のデータの控えを手元に持っておくのは、利用者の側の仕事です。
解約したあとは、提供元の判断で利用者と顧客の情報を消去できる定めになっています。やめる時期が見えてきたら、データの持ち出しを先に済ませておく必要があります。
公開資料では確認できなかったこと
この記事は、公式サイトと利用規約に書かれている内容だけで組み立てています。そのため、次の項目は「できない」とも「できる」とも判断していません。いずれも公開されている料金ページ、料金のよくある質問、ご利用にあたっての案内、利用規約の範囲では、記載を確認できなかったものです。
・自分の店で実際に予約を受ける形の無料の試用期間 ・予約や顧客のデータを書き出す形式と、その手順 ・前日の案内や来店後のお礼のメールが、標準機能の中でどこまで設定できるか ・支払いを振り込み以外の方法にできるか ・データや設定を残したまま利用を休止する扱いの、現在の条件
以前のヘルプセンターには、データを保管したまま休止する仕組みの案内がありましたが、2026年4月のヘルプセンターの刷新後の掲載場所は見つけられませんでした。これらは導入や解約の判断に直接関わる項目なので、見積もりの依頼と同時に、書面やメールで回答をもらっておくことをすすめます。口頭の説明だけで判断すると、担当者が変わったときに確かめようがなくなります。
道具の性格の違いとして、どう読むか
ここまで挙げた「できないこと」は、裏返すと、組織として予約を運用する使い手に向けて、機能と安全性を月額とオプションで積み上げていく設計の表れです。窓口を持つ企業や、多拠点の施設にとっては、合理的な組み立てと言えます。
一方で、1人から数人で営む店や教室は、求めるものが違います。無料か低い月額から始められること、解約金や長い契約の縛りがないこと、リマインドや御礼のメールが最初から入っていること、事前決済を必須にしないことが優先されます。決済が必須でない業態に合わせて、予約の受付から次の来店までを一続きにしている作りの予約システムは、こちらの使い手を想定しています。たとえばこのサイトで扱っている予約の受付ツールは、料金にある通り、月50件までのフリープランが0円で期限がなく、有料プランも初期費用と解約金がありません。
ただし、公平のために、こちら側でできないことも書いておきます。電話でのサポートは行っておらず、問い合わせはフォームとメールです。設定は利用者自身で行う前提で、代行はしていません。公開しているできることの一覧には、APIによる外部システムとの連携や、固定IPアドレスでのアクセス制限、シングルサインオンの記載はありません。月3,000件を超える規模や多店舗は個別の見積もりです。先ほど挙げた「そのまま使い続けたほうがよい場合」に当てはまる使い手にとっては、要件を満たせない可能性が高いということです。
各社の無料プランの有無や月額、件数の上限を並べて見たい場合は他社との比較に一覧があります。業態ごとにどう組むかは業種ごとの使い方、画面の動きはデモを見る、契約や運用の細かい点はよくある質問で確かめられます。
チョイスリザーブでできないことの多くは、機能の欠落ではなく、契約と料金の決まりから生まれています。自分の予約の件数、取り消しの多さ、休む可能性、つなぎたいシステムの有無を先に書き出してから公式の料金ページと照らし合わせると、できないことが自分にとって重いのか軽いのかが、数字で判断できるようになります。
Q1. チョイスリザーブに無料プランや無料のお試しはありますか?
公式の料金ページに、無料プランは用意していないと明記されています。いちばん件数の少ないAコースで月額22,000円、初期費用33,000円(税込)です。デモサイトの体験と資料のダウンロードは無料で用意されていますが、自分の店で実際に予約を受ける形の試用ができるかは、料金ページの範囲では確認できないため問い合わせで確かめてください。
Q2. 予約が減ったら、下のコースに変更できますか?
料金のよくある質問によると、下位コースへの変更は受け付けておらず、変更する場合はシステム調整の手数料として55,000円(税込)がかかります。上位への変更は差額の入金後3営業日以内に対応と案内されています。予約数の変動が大きいなら、通常時に合わせたコースで契約し、多い月だけ従量課金を払う運用が公式にも勧められています。
Q3. 取り消された予約も、月の件数に数えられますか?
数えられます。取り消された予約も、管理画面から店が登録した予約も1件として数えられ、対象外になるのは予約の変更と予約ブロックです。取り消しが多い業態や、電話の予約を管理画面に入力している店では、実際の来店数より件数が多くなり、従量課金の境目に早く届く点に注意が必要です。
Q4. 契約期間の途中でやめることはできますか?
サービス利用規約では、契約締結日から6か月間は最低契約期間で、その間は利用者から解約できない決まりです。更新後の途中解約は可能ですが、解約日から期間満了日までの残りの料金を一括で支払う必要があり、支払い済みの分は返金されません。やめる時期は契約の満了日に合わせて決めるのが基本です。