他社との比較
ChoiceRESERVEの使い方|設定から受付を始めるまで
2026年9月2日・Rizaflow編集部

予約システムの使い方でつまずくのは、操作の手順ではなく設計の順番です。先に決めるべきことを飛ばしてメニューを作り込むと、後から在庫の持ち方を変えるために全部やり直すことになります。ChoiceRESERVE(チョイスリザーブ)は業種の幅が広く、設定の自由度が高いぶん、この順番が結果を大きく左右します。
この記事では、2026年9月2日時点で公式サイトに記載されている内容だけを使って、申し込みから予約の受付を始めるまでを順番に並べます。どの段階で何を決める必要があるのか、決め損なうと後で何が起きるのかまで書きます。
設定を始める前に、前提が壊れていないかを確かめる
手順を追う前に、そもそも今から申し込めるサービスなのかを確認しておきます。設定を作り込んでから前提が崩れると、時間が丸ごと無駄になるからです。
サービス自体の提供終了は、告知が確認できませんでした。運営会社である株式会社リザーブリンクのニュース一覧を全件確認した範囲でも、終了に関する告知はありません。直近のニュースは、2026年4月2日のサービス利用規約一部改訂、2025年12月10日の年末年始休業、2025年11月7日の展示会出展、2025年8月26日の琉球銀行導入、2025年6月4日の「ChoiceRESERVE FINANCE」リリースです。2025年6月には金融・保険業界特化型の派生プロダクトが追加されており、縮小ではなく拡充が続いています。
新規の受付停止も確認できませんでした。現在も問い合わせからの新規申し込みを受け付けており、資料ダウンロード、料金シミュレーション、デモサイトの申し込み導線もいずれも稼働しています。
提携先や関連サービスの終了も確認できませんでした。外部連携として、Salesforce連携、Googleカレンダー連携、Zoom・Google Meet自動連携、アフィリエイト連携、多言語化のwovn連携が現在も案内されています。設定の中でこれらを使う予定があるなら、この時点で確認できているという前提で進められます。
先の日付が決まっている料金改定も確認できませんでした。直近の改訂は規約の改訂で、適用開始日は2026年4月2日(実施済み)です。内容は「個人情報の取扱いについて」の安全管理措置の項にreCAPTCHAの利用に関する条項を追加したもので、告知には利用方法に変更はないと記載されています。過去の規約改訂は2022年4月12日、2023年4月14日、2026年4月2日に告知されています。
ただし、利用規約には条件を変更できる旨の条項があります。
当社は、本サービスで提供する機能の内容及び利用料金等の利用条件を、いつでも変更できるものとします 出典: reservelink.co.jp
変更前に利用者へ通知し、利用者が変更までに解約を申し出なかった場合は変更に同意したものとみなす、とも定められています。通知が届いたときに何もしないと自動で同意扱いになる、という点だけ覚えておいてください。
使い始めるまでの流れと、必要な期間
まず日程感を押さえます。ChoiceRESERVEはアカウントを作ってすぐ触れるタイプのサービスではありません。導入フローは「お問い合わせ・デモのお申し込み」「お申し込み・お支払い」「導入・導入後フォロー」の3段階と案内されています。
問い合わせをすると、1営業日から3営業日以内に担当者から連絡があります。そこから申込書に記入・捺印して返送する流れです。運用開始までは問い合わせから約1か月程度、急ぐ場合は1週間程度の事例もあると記載されています。開業日や新学期に合わせたいなら、逆算して問い合わせる必要があります。
契約前に触れる手段としては、デモサイトが案内されています。「製品版と同様のデモサイトを検証用途でご利用いただけます。ご利用期間は2週間となります」と記載されており、重要なのは、デモサイトに設定した内容は申し込み時に依頼すればそのまま製品版にコピーできるという点です。つまりこの2週間は、試用期間であると同時に構築期間として使えます。設定を作り込んでおけば、契約後の立ち上げが早くなります。
ただし、利用規約第8条には別に「無償試用」の定めがあり、そちらは無償試用における設定内容や送信情報は利用契約に引き継がれない、とされています。デモサイトとこの無償試用が同一のものかは、公開資料では確認できませんでした。設定を引き継げる前提で作り込むなら、申し込み前に担当者へ確認しておいてください。
なお、支払いは6か月単位の前入金で、方法は銀行振込のみです。無料プランはありません。詳しい金額の構造は料金の記事に譲りますが、使い始める前に初期費用と6か月分をまとめて払う点は、日程を組むうえで関係してきます。
ステップ1。システムのタイプを先に決める
ChoiceRESERVEは4つのタイプに分かれています。ここが最初の分岐で、後から気軽に変えられる部分ではありません。
・時間タイプ。スタッフや部屋という在庫と、所要時間の組み合わせで空きを出す形です。最も汎用性が高いと説明されています。サロン、整体、相談窓口、車検などが当てはまります ・スクールタイプ。開始時間や担当者、定員が異なる複雑なコマ割りを扱う形です。英会話教室や学習塾のように、時間割そのものを組む場合に向きます ・会議室タイプ。部屋ごとの空き状況を一覧で見せる形です。レンタルスペースや会議室貸しが該当します ・イベントタイプ。単発のサービス向けです。セミナー、説明会、工場見学、健康診断などが当てはまります
自分の予約が「人と時間の掛け算」なのか、「決まったコマの枠」なのか、「部屋の空き」なのか、「単発の回」なのかを言葉にすると、選ぶべきタイプはほぼ決まります。ここを曖昧なまま時間タイプで始めて、後からコマ割りが必要だと分かると、メニュー設計の作り直しが発生します。
実際、公式サイトが挙げる業種は、銀行・保険、車検・車両メンテナンス、写真スタジオ、百貨店、ブライダル、レストラン、整体・マッサージ、サロン・エステ、美容室・美容院、会議室、レンタルスペース、イベント、セミナー、学校・教育機関、健康診断、工場見学、モデルルーム、コールセンターと非常に幅広く、タイプの選択でそれを吸収する設計になっています。
ステップ2。在庫とメニューを組む
時間タイプを例にすると、設計の骨格は「在庫(リソース)」と「サブメニュー」の2つです。スタッフや部屋を在庫として設定し、所要時間を持つサブメニューと組み合わせて空き状況を表示します。
ここで決めるべきことが3つあります。
1つ目は、在庫の単位です。 スタッフを在庫にするのか、席や部屋を在庫にするのか。美容室なら、担当者で埋まるのか、席数で埋まるのかで設計が変わります。両方が制約になる業態(担当者もいて席も限られる)では、どちらを主にするかを決める必要があります。
2つ目は、所要時間の粒度です。 サブメニューごとに所要時間を持たせるので、施術やサービスの時間をどこまで細かく分けるかで、空き枠の見え方が変わります。細かくしすぎると設定と保守が重くなり、粗くすると空きが埋まりにくくなります。
3つ目は、指名させるかどうかです。 標準の作りは、在庫を指定する形、つまり指名を前提としています。逆に指名させたくない場合は「指名なし予約」という有償オプション(初期費用55,000円、月額8,800円、いずれも税込)を使い、システムが自動で最も空いている在庫へ割り振る形にします。指名なしにしたいのに標準機能だけで済ませようとすると、運用でごまかすことになるので、ここは早めに判断してください。
メニューの数が多い場合は、CSVでの一括登録が使えます。スクールタイプでは時間割のCSV一括登録にも対応しています。手作業で1件ずつ入れる前に、一括登録の様式を確認したほうが早く終わります。
ステップ3。シフトと休日を設定する
在庫とメニューが決まったら、いつ空いているかを入れます。
シフト管理機能があり、「英会話教室の講師や、保険代理店のスタッフなどのシフトを登録し、予約枠としてリアルタイムに反映させることができます」と記載されています。シフトを入れれば、そのまま予約枠になります。
休日設定は別にあります。店舗やスタッフごとの休日を、曜日ごと・日にち指定で設定でき、管理者画面と予約者画面の双方にリアルタイムで反映されます。定休日は曜日で、臨時休業は日にちで、という使い分けです。
運用に入ってから効いてくるのは、シフトを誰が入れるかという体制の話です。管理画面には総合管理者(マスター権限)があり、そのほかに特定のメインメニュー(店舗・スタッフ・スペースなど)だけを操作できる管理者IDを発行できます。ただし、管理範囲を絞る「限定サブ管理者」は有償オプションです(シングルは初期55,000円・月額11,000円で5ID、マルチは初期55,000円・月額11,000円で1ID、いずれも税込)。
店長が全部入れる運用なら標準権限で足りますが、各スタッフに自分の枠だけ触らせたいなら、この費用が乗ります。人が増えるほど、権限をどう配るかは先に決めておくべき項目になります。
ステップ4。予約の受け方を決める
予約サイトはウェブで24時間365日受け付けます。受け方の設計で決めるのは、会員をどう扱うかです。
会員登録なしのゲスト予約と、会員登録を伴う予約の両方に対応します。会員登録をするかどうかを予約者に選ばせることもできます。さらに、予約サイトにアクセスすると認証画面が表示され、非会員は閲覧・操作できない完全会員制の運用も可能です。
・新規を広く取りたいならゲスト予約を開ける ・リピートを名簿で管理したいなら会員登録を促す ・社内利用や会員制のサービスなら完全会員制にする
この3つは排他ではなく、組み合わせられます。ただし、後から会員制に切り替えると既存の予約者に登録をお願いすることになるので、開ける範囲は最初に決めておくほうが摩擦が少なくて済みます。
予約者側の変更・キャンセルをどこまで許すかも設定項目です。会員はマイページから、ゲストは予約受付メールで案内される確認ページから操作します。これは管理側で許可している場合に限られるので、電話でしか受け付けたくない運用にもできます。ただし、変更を管理画面だけで受ける運用にすると、その分の電話対応が残ります。
管理画面からの予約受付・変更・キャンセルは、空き枠を見ながらクリックとドラッグ操作で行えます。電話や窓口で受けた予約もここに入れます。予約データのCSV一括登録にも対応し、アップロードと同時に予約者へ通知メールを配信することもできます。既存の予約を移行するときは、この一括登録が使えます。
ここで1つ、費用に直結する注意があります。従量課金のカウント対象には、キャンセルされた予約と管理画面から登録した予約も含まれます(予約ブロック機能はカウント対象外)。電話予約をすべて管理画面に入れる運用にすると、その分が月間予約件数に積まれます。件数が上限に近い規模なら、運用設計の段階で意識しておくべき点です。
ステップ5。自動メールを整える
予約の受付を始める前に、送られる文面を確認しておきます。自動配信メールは標準機能です。公式FAQの回答は「はい、予約受付メール、予約確認メール、キャンセル受付メール、直前のリマインドメール、サンキューメールなどを自動配信できます。メール文面はメニューごとにカスタマイズでき、予約受付業務の効率化と予約忘れの防止を実現します」です。
・予約受付メール。申し込みを受けた時点 ・予約確認メール。確定した時点 ・キャンセル受付メール。取り消しの時点 ・直前のリマインドメール。無断キャンセルを減らす要 ・サンキューメール。来店後の再来につなげる
文面はメニューごとに変えられます。初回のカウンセリングと2回目以降で案内すべきことが違う業態では、ここを分けておくと問い合わせが減ります。
一方で、管理者側の宛先をメニューごとに分けたい場合は有償オプションです(メニュー毎メール送信先設定、月額3,300円税込)。店舗が複数あって、それぞれの担当者に通知を飛ばしたいという要件は、標準では満たせません。見積もりの段階で伝えておくべき項目です。
オンライン対応の予約なら、Zoom・Google Meetのミーティング情報を自動発行し、Web会議URLを直前お知らせメールに自動挿入できます。オンライン面談を含む業態では、この自動発行があるかどうかで運用の手間が大きく変わります。
会員向けのメール一斉配信もできます。基本情報、カスタム属性、予約の利用状況で絞り込んで配信し、リピート利用の促進に使う想定と説明されています。予約を受けた後の動きまで含めて決済が必須でない業態に合わせて、予約の受付から次の来店までを一続きにしている設計を求めるなら、この配信機能で何ができるかは確認する価値があります。
ステップ6。予約サイトの見た目と、自社サイトからの導線
予約サイトのデザインはカスタマイズできます。カラーリング、ロゴ、背景画像の設定、システムが出力する見出しやタイトルのテキスト変更、ページカスタマイズ機能(CMS)による文章・リンク・画像・動画の追加が可能です。SSL証明書は標準装備です。
自社サイトからの導線には2つの方法があります。
1つは、遷移させる形です。「ダイレクトURL機能」を使えば、日時を選ぶカレンダーページを飛ばして、直接予約メニューの詳細ページへ遷移させられます。特定のメニューのボタンを自社サイトに置きたいときは、これで足ります。
もう1つは、自社サイトの中に予約画面を作る形です。公式FAQは「ChoiceRESERVEのAPI連携機能を利用することで、予約メニューや予約情報などのデータを取得し、自社サイト上に予約カレンダーや予約受付画面を自由に構築・表示することができます」としたうえで、注記として「APIのご利用には、ChoiceRESERVEの契約に加えて有償オプションのお申し込みが必要です」と明記しています。参照系API(予約データ)、参照系API(予約メニュー)、登録系API(予約データ)はそれぞれ初期費用110,000円・月額55,000円(税込)です。開発も必要になるので、これは要件として明確な場合にだけ選ぶ道です。
なお、予約サイトを自社の独自ドメインで運用できるかどうかは、公開資料では確認できませんでした。公式サイトに掲載されているデモサイトのURLは resv.jp のサブドメイン形式です。ブランドのURLで見せたい要件があるなら、問い合わせで確かめてください。
集客の測定については、Googleアナリティクスやタグマネージャのタグを予約サイトに設定でき、アフィリエイトサービスの測定タグにも対応します。どの経路から予約が入ったかを見たいなら、公開前にタグを入れておきます。
ステップ7。受付を始めた後の日々の運用
公開してからの操作は、大きく3つに分かれます。
予約の確認と調整。 管理画面の予約管理カレンダーで、空き枠を見ながらクリックとドラッグ操作で受付・変更・キャンセルを行います。電話で受けた変更もここで処理します。
顧客の管理。 会員登録・編集・削除、会員データのCSV出力・一括登録、会員用マイページが標準で使えます。会員データのCSV出力は日付や属性で絞り込めるので、外部のメール配信ツールなどへの活用が想定用途として案内されています。予約データもCSV形式でダウンロードでき、出力項目を指定できます。予約・会員データを期間指定して一括削除する機能もあります。
件数の見張り。 月の途中で制限件数を超えそうになると、システムから自動で通知メールが送られます。この通知が来た月は、超過分の請求が翌月初めに明細としてメールで届き、末日までに振り込みます。
公開直後にありがちなのが、予約が入らないのを機能のせいだと考えてしまうことです。実際には、導線が繋がっていないだけであることが多くあります。自社サイトのどこに予約ボタンがあるか、SNSのプロフィールから何回タップで予約画面に着くか、Googleビジネスプロフィールから飛べるか。この3つを公開当日に自分でたどってみると、抜けはすぐ見つかります。Googleアナリティクスやタグマネージャのタグを予約サイトに設定できるので、どの経路から入っているかを数字で見られる状態にしておくと、直す場所の判断が早くなります。
顧客情報の扱いも、運用に入る前に社内で共有しておく項目です。個人情報の管理責任は利用者側にあり、利用規約第15条に、個人情報取扱事業者として適切に管理し、本人からの開示・訂正・利用停止・消去などの請求に自己の責任で対応する、と定められています。当社は個人データの取扱いの委託を受けるものではない、とも明記されています。誰が管理画面を見られるか、CSVを書き出せるのは誰か、というルールを決めてから公開してください。
運用に慣れてきたら、有償オプションで足せる機能もあります。キャンセル待ち(月額3,300円)、予約回数制限、設備管理(初期55,000円・月額8,800円)、顧客ごとの予約可能期間設定、時間帯別料金テンプレート、ファイル添付、クレジットカード事前決済(月額3,300円)などです。最初から全部入れる必要はなく、運用で困った点を足していく順番のほうが無駄が出ません。
業態ごとに、どこを重点的に作り込むか
同じ手順を踏んでも、時間をかけるべき場所は業態で変わります。公式サイトが挙げている業種を手がかりに、設定の重心を整理します。
サロン、美容室、整体、エステ。 時間タイプで、在庫はスタッフか席、サブメニューは施術ごとの所要時間です。ここで効くのは所要時間の粒度と、指名の扱いです。カットとカラーで時間が倍以上違う業態では、サブメニューを分けないと予約が詰まりすぎます。リマインドメールの文面も、来店前に持ち物や注意事項を伝えられる形にしておくと当日の説明が減ります。
教室、スクール、塾。 スクールタイプで、開始時間や担当者、定員が異なるコマ割りを組みます。時間割のCSV一括登録に対応しているので、手入力で1コマずつ入れる前に様式を確認してください。講師のシフトを登録して予約枠に反映させる運用も案内されています。会員登録を前提にすることが多いので、会員制の設定と会員向けの一斉配信をセットで整えます。
会議室、レンタルスペース。 会議室タイプで、部屋ごとの空き状況を一覧で見せます。備品や機材の在庫まで制御したい場合は「設備管理」という有償オプション(初期55,000円・月額8,800円、税込)が必要になります。予約が埋まりやすい部屋にキャンセル待ち(月額3,300円)を付けるかどうかも、運用に入ってから判断できる項目です。
セミナー、説明会、健康診断、工場見学。 イベントタイプで、単発の回を作ります。定員の管理と、当日の案内メールが要になります。オンライン開催が混ざるなら、Zoom・Google Meetのミーティング情報を自動発行してURLを直前お知らせメールに挿入する機能が効きます。
相談窓口、士業、保険、金融。 時間タイプで、担当者を在庫にします。この領域では、固定IPアクセス制限(予約サイト・管理画面ともに月額3,300円)、2要素認証(月額3,300円)、SSO連携(初期55,000円・月額33,000円、1IdPあたり)といったセキュリティのオプションが要件になりやすい部分です。要件がある場合は、設定の前に見積もりへ含めておく必要があります。
どの業態でも共通するのは、最初から全部を作り込まないことです。運用に入ると必ず想定と違う使い方が出てきます。標準機能で回せる範囲から始めて、詰まったところにオプションを足す順番のほうが、費用も手間も抑えられます。
設定を始める前に、紙に書き出しておくべき5項目
ここまでの流れを踏まえると、触る前に決めておくべきことが5つに絞られます。実際、設定でやり直しが起きるのはこの5つのどれかを飛ばしたときです。
1つ目は、予約の形です。 人と時間の掛け算か、コマ割りか、部屋の空きか、単発の回か。ここでタイプが決まります。
2つ目は、在庫の単位です。 スタッフか、席か、部屋か。両方が制約になるなら、どちらを主にするか。
3つ目は、指名の有無です。 指名させないなら有償オプションが必要になるので、費用の話にも直結します。
4つ目は、会員をどう扱うかです。 ゲストを開けるか、会員制にするか、両方か。後から締めると既存の予約者に手間をかけます。
5つ目は、管理権限の配り方です。 全員が総合管理者でよいのか、範囲を絞るのか。絞るなら限定サブ管理者の費用が乗ります。
この5つに加えて、運用の途中で変えにくい項目も先に確かめておくと安全です。プラン変更は上位プランへの変更のみ可能で、下位プランへの変更は受け付けられておらず、行う場合はシステム調整の手数料として55,000円(税込)がかかります。繁忙期を見越して上の段で契約すると、閑散期に下げるのに費用がかかる構造です。件数の見立てが曖昧なうちは、下の段から始めて必要になったら上げる順番のほうが安全です。
この5つが決まっていれば、設定作業そのものは順番に進むだけです。逆に、決めないまま画面を触り始めると、メニューを作っては消す時間が積み上がります。どの範囲までが標準機能で、どこからがオプションかはできることの説明を突き合わせて確かめると、要件の抜けに気づきやすくなります。段ごとの上限と、オプションを足したときの総額は料金で確認してください。自分の業態に近い運用の型を先に見ておきたいなら業種ごとの使い方が参考になります。管理画面の操作感まで確かめてから決めたいならデモを見るという手もあり、複数サービスの条件を並べて比べたい場合は他社との比較が出発点になります。契約や解約の条件で引っかかる点が残っているならよくある質問にも目を通しておいてください。
解約の条件も、使い始める前に把握しておく項目です。最低契約期間は契約締結日から6か月で、この期間内に解約することはできません。解約は、解約希望月の前月末日までに通知することで、解約希望月の末日で契約を終えられます。契約期間は6か月で、満了日の1か月前までに申し出がない場合は、翌日からさらに6か月自動更新されます。更新後に期間の途中で解約する場合は、残期間分の利用料金を一括で支払う必要があり、支払い済み分の返還はありません。設定を作り込む前に、この日付をカレンダーへ入れておくと、意図しない自動更新を避けられます。
最後に1つ。データは契約中のうちに出す習慣をつけてください。利用規約第25条2項には、当社の判断により利用者および利用者の顧客に関する情報を消去することができる、と定められています。バックアップも利用者の自己責任と規定されています。予約データと会員データのCSV出力は標準機能なので、月に一度でも書き出しておけば、何かあったときの復旧の起点になります。
Q1. ChoiceRESERVEは申し込んですぐ使えますか?
すぐには使えません。問い合わせ後1営業日から3営業日以内に担当者から連絡があり、申込書に記入・捺印して返送する流れです。運用開始までは問い合わせから約1か月程度と記載されており、急ぐ場合は1週間程度の事例もあるとされています。開始日が決まっているなら逆算して問い合わせてください。支払いは6か月単位の前入金で、銀行振込のみです。
Q2. 契約前に設定を試すことはできますか?
製品版と同様のデモサイトを2週間利用できると案内されています。デモサイトに設定した内容は、申し込み時に依頼すればそのまま製品版にコピーできます。ただし利用規約には別に「無償試用」の定めがあり、そちらは設定内容が利用契約に引き継がれないとされています。両者が同一かは公開資料では確認できなかったため、作り込む前に担当者へ確認してください。
Q3. 設定で最初に決めるべきことは何ですか?
システムのタイプです。時間タイプ、スクールタイプ、会議室タイプ、イベントタイプの4つがあり、予約の形がどれに当たるかで以降の設計が変わります。次に在庫の単位(スタッフか席か部屋か)、指名の有無、会員の扱い、管理権限の配り方を決めます。この5つを先に紙に書き出しておくと、設定のやり直しが起きにくくなります。
Q4. 自動でリマインドメールを送れますか?
標準機能で送れます。公式FAQに、予約受付メール、予約確認メール、キャンセル受付メール、直前のリマインドメール、サンキューメールなどを自動配信できると記載されています。文面はメニューごとにカスタマイズできます。ただし、予約メニューごとに管理者宛メールの宛先を分けたい場合は有償オプション(月額3,300円税込)になります。
Q5. 自社サイトに予約カレンダーを埋め込めますか?
API連携機能を使えば可能ですが、有償オプションの申し込みが必要と公式FAQに明記されています。参照系API(予約データ)、参照系API(予約メニュー)、登録系API(予約データ)はそれぞれ初期費用110,000円・月額55,000円(税込)です。APIを使わない場合は、ダイレクトURL機能で予約メニューの詳細ページへ直接遷移させる形になります。