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ネイルの予約メニューの分け方|種類と並べる順番の決め方
2026年9月7日・Rizaflow編集部
ネイルの予約 種類をどう分けるかは、店の売上と、当日の運びの両方に効きます。細かく分ければ正確に受けられますが、選ぶ側は迷います。まとめすぎると選びやすくなる代わりに、所要時間も料金も当日にならないと決まりません。ここでは、予約の画面に並べるメニューの数と分け方、並べる順番、オフや追加の扱い、料金の見せ方を、店側の実務に沿って順に決めていきます。
予約のメニューは、施術のメニューと同じでなくてよい
最初に押さえたいのが、店内の料金表と、予約の画面に出す種類は、別のものとして設計してよいという点です。
店内の料金表は、来店した人が仕上がりのイメージを膨らませるためのものです。細かくてかまいませんし、写真も多いほうが伝わります。一方、予約の画面に並べる種類は、日時を決めるためのものです。必要なのは、所要時間がいくらで、いくらかかるかの目安、この2つだけです。
ここを同じにしてしまうと、予約の画面に20も30も並びます。選ぶのに時間がかかり、途中で離脱されます。あるいは適当に選ばれて、当日になって違うものをやることになり、枠の時間が合いません。
分けて考えると、予約の画面に置くべきものが決まります。所要時間が明確に違うものは分ける。所要時間が同じで料金だけ違うものは、まとめて1つにして当日に決める。この線引きが基本です。予約の目的は枠を押さえることなので、時間が同じなら分ける必要がありません。
逆に、時間が大きく違うのに1つにまとめると、枠が合いません。60分で終わる人と150分かかる人が同じメニューを選ぶ状態は、予約表が意味をなさなくなります。分ける基準は、時間の差が30分以上あるかどうか。この目安で切ると、扱いやすい数に落ち着きます。
この考え方を実際に当てはめると、多くの店では次のような並びに落ち着きます。オフを伴うもの、オフを伴わないもの、ケアだけのもの、直しや修理、そして初めての人向けの入口。ここに長さ出しを別で置くかどうかは、扱っている量によります。時間が大きく変わるなら分け、たまにしか出ないなら当日の追加として扱う。この判断も、時間の差で決めれば迷いません。
分けたあとで、それぞれが月に何件受けられているかを見ます。極端に少ないものは、次の見直しで統合するか、削る候補になります。並びは作った時点で完成ではなく、数字を見ながら削っていくものです。
選択肢が多すぎると、選ばれずに離脱される
数を絞る根拠は、実務の感覚だけではありません。厚生労働省が公開している生活衛生関係営業向けの手引きには、平均単価を上げる対策の1つとして、メニューの構成についてこう書かれています。
選択肢が多過ぎると面倒に感じて買わないという選択をするため、適度なメニュー数を検討する。商品の選定の基準、人気ランキングなど表示し店舗のお勧めがあると安心して購入できるようになる。 出典: www.mhlw.go.jp
同じ資料には、人は中間のちょうどいいものを選ぶ傾向があり、松竹梅の三択なら竹が選ばれる可能性が高まる、という考え方も紹介されています。価格の設定と名前の付け方を工夫することが添えられています。
予約の画面に置き換えると、次のようになります。まず、並べる数を絞る。次に、どれを選べばよいか分からない人のために、標準となるものを示す。そして、選択肢の幅を作るときは3つを基本にする。
具体的には、予約の画面に並べる種類を5から8程度に収めるところから始めます。多い店ではオフあり、オフなし、付け替え、ケアのみ、修理、といった軸で並びますが、そこにデザインの細かさやアートの数まで加えると一気に増えます。デザインの細かさは、予約の時点で決めなくても枠は押さえられます。
初めての人向けの入口を1つ作っておくのも有効です。どれを選べばよいか分からない人が、迷わず押せるものがあると離脱が減ります。所要時間は長めに設定しておき、当日に内容を決める形にすれば、枠が足りなくなることもありません。
この入口には、相談の時間が含まれていることを書いておきます。何をするか決まっていなくても予約してよい、と分かる書き方にします。決めてから予約しなければいけないと思われると、そこで止まります。実際、初めての来店で内容がすべて決まっている人はほとんどいません。
もう1つ、標準となるものをどれか1つ示す方法もあります。人気ランキングを出す、店として勧めるものに印を付ける。前に挙げた手引きでも、商品の選定の基準や人気ランキングを表示し、店舗のお勧めがあると安心して購入できるようになる、と示されています。選択肢を減らすのが難しい店でも、どれを選べばよいかの手掛かりがあるだけで、迷う時間は短くなります。
オフをどう扱うかで、当日の時間が大きく変わる
ネイルサロンの予約で最も枠を狂わせるのが、オフの扱いです。オフがあるかないかで、所要時間は大きく変わります。それなのに、予約の時点で確認していない店が少なくありません。
扱い方は3通りあります。
1つ目が、オフありとオフなしを別のメニューとして並べる形です。いちばん分かりやすく、枠も正確になります。数は倍になりますが、時間の差が大きいので分ける価値があります。
2つ目が、1つのメニューにして、予約のときにオフの有無を選んでもらう形です。選んだ内容で所要時間が変わる仕組みがあるなら、これが最も並びがすっきりします。仕組みがないと、店が手で枠を調整することになります。
3つ目が、オフを常に込みにして、所要時間も料金も最初から込みで出す形です。分かりやすく、当日の追加もありません。ただし、オフが不要な人にも同じ料金を提示することになるので、単価と客層次第です。
どれを選ぶにしても、他店で施術した分のオフをどう扱うかは決めて、書いておいてください。他店でつけたジェルは、状態も厚みも分かりません。時間が読めないので、別の扱いにしている店が多い部分です。書いていないと、当日に説明することになり、その場が気まずくなります。
同じことが、修理や1本だけの直しにも言えます。短い施術なので枠に入れにくく、断ると常連が困る。受けるなら時間帯を限る、受けないなら受けないと書く。どちらでも構いませんが、決めていないのがいちばん困ります。
受ける場合は、無料の範囲を決めておくのが要点です。施術から何日以内なら無料で直すのか、それを過ぎたらいくらかかるのか。ここが曖昧だと、その場の判断になり、常連ほど不公平を感じます。日数と金額を決めて、予約の控えに1行入れておけば、連絡が来た時点で答えが出ます。
もう1つ、直しの予約をどの枠で受けるかも決めておきます。通常の枠に入れると、短い施術に長い枠を使うことになります。1日の最後や、昼の空きやすい時間に集めると、他の予約を圧迫しません。予約の画面に出さず、連絡を受けてから店が入れる形にしている店もあります。
所要時間と料金を、どこまで予約の画面に出すか
出すべき情報は決まっています。所要時間は必ず出します。料金は、幅で出すのが現実的です。
所要時間を出さないと、お客様は自分の予定を組めません。1時間で終わると思って次の約束を入れていた、という食い違いは、書いていないことが原因です。約という言葉を付けて、少し長めに書いておけば、早く終わったときに喜ばれます。
料金は、爪の状態や本数で変わる部分があるので、確定額を出しにくいのが実情です。それでも、およその幅は出したほうがよい。まったく書いていないと、高いのではないかという不安から予約されません。下限だけ書くのも避けたほうがよく、実際の会計が大きく上回ると、印象が悪くなります。
追加の料金が発生する条件は、予約の段階で読める場所に書きます。長さ出し、パーツ、補修、他店で施術した分のオフ。どれも当日にならないと分からない部分がありますが、条件だけは先に示せます。当日、追加が必要になった時点で金額を伝えて、進めてよいか確認する。この一手間があるかどうかで、会計時の空気が変わります。
料金の表示については、実際より安く見せる書き方や、条件を小さく書いて見えにくくする書き方は避けてください。表示のきまりは所管の官庁が示しており、消費者庁の景品表示法に関する案内にまとまっています。判断に迷う書き方は、始める前に確かめるのが確実です。
メニューの名前は、お客様が読んで分かる言葉にする
分け方が決まっても、名前が伝わらなければ選ばれません。名前の付け方で、選ばれる数は変わります。
まず、店の中でしか通じない略語を使わないことです。長さ出しの技法名、材料の商品名、施術の工程を表す業界の言葉。詳しい人には正確に伝わりますが、初めての人には何のことか分かりません。予約の画面は、初めての人が最初に触れる場所です。
次に、名前に所要時間の情報を入れるかどうかを決めます。名前の横に時間が表示される作りなら、名前に入れる必要はありません。表示されない作りなら、名前の末尾に約120分と付けるのも1つの手です。ただし、名前が長くなると一覧で読みにくくなるので、どちらか一方にします。
3つ目に、何が含まれていて何が含まれていないかを、名前か短い説明で示します。オフ込みなのか、ケアが入るのか、アートは何本までか。ここが曖昧だと、当日に確認が必要になります。予約の画面に1行の説明を添えられるなら、そこに書きます。
4つ目に、同じ言葉を全部の場所でそろえます。予約の画面と、店内の料金表と、掲載サイトで、同じ施術が違う名前で呼ばれていることがあります。お客様は同じものだと分からず、比べるのを諦めます。名前をそろえる作業は地味ですが、問い合わせの数が目に見えて減ります。
新規と常連で、見せる種類を変えるという考え方
同じ画面を全員に見せる必要はありません。分けられる仕組みがあるなら、分けたほうが選びやすくなります。
初めての人に必要なのは、迷わない画面です。種類は少なく、説明は多め、料金の幅と所要時間がはっきりしていること。この人たちに20の選択肢を見せると、選べずに離脱します。
常連に必要なのは、速い画面です。毎回同じものを選ぶ人が多いので、前回と同じという選び方ができれば数十秒で終わります。説明は要りません。むしろ長い説明が邪魔になります。
分けられない仕組みなら、並び順で対応します。上に常連がよく選ぶもの、その次に初めての人向けの入口、そのあとに残りを並べる。前に触れた順番の考え方は、この使い分けを1つの並びで実現するための工夫でもあります。
もう1つ、リピートの予約を簡単にする方法があります。来店後の連絡の中に、次回の予約への入口を置いておく形です。そこから入れば、前回の内容が引き継がれる状態にしておく。予約の記録が残っていれば作れる仕組みで、選ぶ手間そのものをなくせます。
予約サイトと自店で、粒度を変えてもよい
集客用の予約サイトに掲載している店では、そちらのメニューの並びも管理することになります。ここを自店と同じにする必要はありません。
掲載サイトは、まだ店を知らない人が見ます。他店と比べられる場所なので、料金と所要時間がはっきりしていることが選ばれる条件になります。数は絞り、比べやすい形にするほうが向いています。
自店の予約画面は、すでに店を知っている人が使います。細かい種類を出しても迷いません。むしろ、掲載サイトに出していない種類をここに置くことで、直接予約する理由を作れます。
注意点が1つあります。同じ施術の料金を、両方で違えないことです。掲載サイトのほうが安い、あるいは高いという状態は、どちらで見たかによって不信につながります。値付けを変えるなら、内容も変えて、別のものだと分かる形にしてください。
もう1つ、掲載サイト側で受けた予約が、自店の予約表に入る流れも決めておきます。手で写している運用だと、種類の名前が違っていると写し間違えます。名前をそろえておく理由が、ここにもあります。
並べる順番で、選ばれるものが変わる
数を絞ったら、次は並び順です。上から順に読まれるので、置く場所には意味があります。
最初に置くのは、いちばん多く選ばれているものです。既存のお客様の予約が速く終わります。新しく作ったメニューを上に置きたくなりますが、そうすると常連が毎回探すことになります。
2番目に置くのは、初めての人向けの入口です。分からない人がここで止まれるようにします。
そのあとに、時間の短いものから長いものへ並べます。時間で並べると、予定に合わせて選びやすくなります。料金順に並べると、安いものに寄るか、高いものが目に入らないかのどちらかになります。
まとめて選べる形にするなら、3つを基本にします。前に触れた通り、3択では中間が選ばれやすいという傾向があります。松竹梅の名前の付け方と価格の置き方で、どれを標準にしたいかを設計できます。ただし、真ん中に寄せたいからといって、両端に現実的でない選択肢を置くのは避けたほうがよい。選ばれない選択肢が並んでいると、店として何を勧めているのかが伝わらなくなります。
季節の限定や新作は、既存の並びの中に混ぜず、別の枠として1つだけ置くのがすっきりします。混ぜると全体の数が膨らみ、絞った意味がなくなります。期間が終わったら消す。消す作業を忘れると、いつまでも古い季節のメニューが並び続けます。月に一度、並びを見直す日を決めておいてください。
並びを決めたら、実際にお客様の側から見てみます。自分のスマートフォンで予約の画面を開いて、上から読んで、選ぶまでにどれだけかかるかを測る。店の人間は中身を知っているので速く選べますが、それでも迷うようなら、初めての人は選べません。
見るときの目安は、画面を1回もスクロールせずに、標準となるものが目に入るかどうかです。最初の画面に入りきらない位置にあるものは、実質的に選ばれません。並びの上のほうに何を置くかは、それだけで売上の構成を変える判断になります。
スタッフに見せて意見を聞くのも有効です。毎日お客様から質問を受けている人は、どこが分かりにくいかを知っています。並びを変えたあとに問い合わせが増えたかどうかも、しばらく見ておいてください。
メニューの分け方は、枠の設計と1つのものとして考える
種類を決める作業と、予約の枠を決める作業は、切り離せません。同じ表の上で決めるのが正しい進め方です。
作り方はこうです。紙に、予約の画面に出す種類を縦に並べます。その横に、実測した所要時間を書きます。さらにその横に、片付けと会計を含めた枠の長さを書きます。この3列がそろって初めて、予約の画面が作れます。
ここで気付くことがあります。種類が多いと、それぞれの所要時間を測らなければならず、測っていないものは仮の値のまま運用することになります。仮の値のまま並べると、その枠だけ毎回押します。種類を絞る理由の1つは、測れる数に収めるためでもあります。
もう1つ、スタッフごとの差も考えます。同じメニューでも人によって時間が違うなら、種類ごとに一律の枠を当てると、誰かが必ず押します。スタッフごとに枠の長さを変えられるなら変える、変えられないなら遅いほうに合わせる。速いほうに合わせると、押した分を後ろのお客様が負担することになります。
3か月に一度、この表を見直します。メニューが増えたら測る。使われていないものは消す。所要時間がずれてきたら直す。この見直しをしていない店では、予約の画面が数年前のままになっていることがよくあります。
見直しのときに一緒に見るのが、実際に押した回の記録です。特定の種類だけ毎回押しているなら、その枠が短すぎます。逆に、毎回20分余っている種類があるなら、枠が長すぎて機会を落としています。どちらも、種類ごとに記録が残っていないと分かりません。
もう1つ、季節による差も見ます。同じ種類でも、繁忙期は相談が長くなって時間が延びる傾向があります。年に何度か、期間を区切って枠を長めにする運用を取り入れている店もあります。毎回同じ枠で通そうとすると、繁忙期だけ毎日押すことになります。
この表を1枚作っておくと、スタッフが増えたときの説明も速くなります。何分の枠で、何が含まれていて、いくらかかるか。口頭で伝えるより、1枚を渡すほうが確実です。
追加の料金でもめないための書き方
種類の分け方でいちばん揉めやすいのが、当日に発生する追加です。ネイルサロンでは、爪の状態を見なければ分からない部分が必ず残ります。
揉めるのは、金額が高いからではありません。聞いていなかったから揉めます。予約の時点で読める場所に条件が書いてあり、当日その場で金額を伝えて確認を取っていれば、同じ金額でも受け入れられます。
書いておく条件は次のようなものです。
・長さ出しが必要になった場合の扱い ・パーツやストーンを追加した場合の扱い ・他店で施術した分のオフの扱い ・爪が欠けていて補修が必要になった場合の扱い ・当日にメニューを変更した場合の扱い
金額まで書けるものは書きます。書けないものは、当日にご案内しますと明記します。何も書かないのがいちばん危ない状態です。
当日の伝え方も決めておきます。施術を始めてから追加が必要と分かったとき、そこで一度手を止めて、内容と金額を伝え、進めてよいか確認する。始めてしまってから終わりに伝えると、断る余地がなかったと受け取られます。手を止めるのは数十秒です。
もう1つ、常連に対して毎回追加が発生している場合は、そのメニュー自体の設計を見直したほうがよい。毎回追加になるなら、それは追加ではなく標準の内容です。最初から込みにして、料金と所要時間を上げるほうが、双方にとって分かりやすくなります。
使われていない種類を、どう見つけて消すか
種類は増える一方になりがちです。減らすには、数字で判断します。
見るのは3つです。直近3か月で何件選ばれたか。選んだ人が2回目も来ているか。そのメニューの所要時間あたりの売上はいくらか。
件数が3か月で数件しかないものは、消す候補です。ただし、その数件が特定の常連にとって大事なものかどうかは確かめます。数は少なくても、その人が来る理由になっているなら、残す価値があります。
所要時間あたりの売上は、見落とされやすい数字です。1件6,000円で60分のメニューと、1件10,000円で150分のメニューでは、1時間あたりに直すと前者のほうが高くなります。単価の高いメニューが必ずしも店にとって有利とは限りません。時間で割った数字を並べると、力を入れるべきものが変わることがあります。
消すときは、いきなり画面から外さず、予約の受付だけを止めて、しばらく問い合わせが来るかを見ます。問い合わせが来ないなら、本当に不要だったということです。来るなら、残すか、案内の仕方を変えるかを考えます。
消した分だけ、並びが短くなります。短い並びは選びやすく、選びやすい画面は予約につながります。増やすより減らすほうが、効果が出るのが早い部分です。
反対に、増やすときの基準も持っておきます。新しい種類を足すのは、既存のもので受けきれない需要があると分かったときだけです。問い合わせで同じ内容を何度も聞かれている、当日の追加で毎回同じ工程が発生している。こうした事実があるなら、独立した種類にする価値があります。思い付きで増やすと、測っていない枠が1つ増えるだけになります。
増やしたら、3か月後に必ず数字を見ます。件数が伸びていなければ、名前が悪いのか、置き場所が悪いのか、そもそも需要がなかったのかを切り分けます。作りっぱなしにしないことが、並びを短く保つ唯一の方法です。
予約の画面と、店内の説明を食い違わせない
種類を整理したあとに起きやすいのが、更新の抜けです。
予約の画面を直したのに、店のプロフィール、地図サービスの店舗情報、掲載している予約サイト、印刷物の料金表が古いまま。お客様は古いほうを見て予約し、当日になって内容が違うことに気付きます。この食い違いは、店の信用を直接削ります。
対策は、更新する場所を書き出して1枚にしておくことです。メニューを変えるときは、その1枚を上から順に潰す。場所は思っているより多く、5か所から10か所になる店が普通です。書き出しておかないと、必ずどれかが残ります。
料金を変えるときはさらに慎重に扱います。いつから変わるのかを先に告知する、変更前に予約が入っている分はどう扱うのかを決めておく。この2つがないと、予約時の料金と会計の料金が違うという事態になります。
決済が必須でない業態に合わせて、予約の受付から次の来店までを一続きにしている作りであれば、メニューの所要時間と料金の設定が予約の枠にそのまま反映され、控えやリマインドの文面にも同じ内容が入ります。直す場所が1か所で済むので、食い違いが起きにくくなります。
メニューごとの所要時間や料金をどこまで設定できるかはできることに一覧があります。オフの有無を選ばせる形にできるか、スタッフごとに時間を変えられるかといった点は、種類の分け方に直結するので先に確かめてください。費用は料金にまとまっています。
他社と同じ条件でそろえた比較は他社との比較にあります。メニューの登録数に上限があるかどうかは製品によって差が出るので、絞ったあとの数で足りるかを見ておくと安心です。ネイルサロン以外の業種でもメニューの設計の考え方は共通しており、業種別の違いは業種ごとの使い方に整理されています。お客様から予約の画面がどう見えるかは、登録なしで触れるデモを見るで確かめられます。既存のメニューの移し方や、料金を変えるときの扱いはよくある質問にまとめてあります。
今日できるのは、いま予約の画面に並んでいる種類を数えることです。8を超えているなら、減らせる余地があります。減らす候補は、直近3か月で数件しか選ばれていないものです。数えたついでに、それぞれの所要時間が実測に基づいているかも確かめてください。仮の値のまま並んでいるものが1つでもあれば、その枠は毎回ずれています。種類の整理は、数を減らすことと、残したものの数字を正しくすること。この2つが同時にできて初めて、予約の画面が仕事をするようになります。
Q1. 予約の画面に並べるメニューは何種類が適切ですか?
5から8程度に収まると選びやすくなります。厚生労働省が公開している手引きでも、選択肢が多すぎると面倒に感じて買わないという選択をするため、適度なメニュー数を検討するよう示されています。分ける基準は所要時間で、30分以上の差があるものは分け、時間が同じで料金だけ違うものはまとめて当日に決める形が扱いやすいです。
Q2. オフの有無はメニューを分けるべきですか?
所要時間が大きく変わるので、分けるか、予約時に選んでもらうかのどちらかにしてください。選んだ内容で枠の長さが変わる仕組みがあるなら、1つにまとめて選ばせる形がすっきりします。あわせて、他店で施術した分のオフをどう扱うかも先に書いておくと、当日の説明が要らなくなります。
Q3. 料金は予約の画面に出したほうがよいですか?
およその幅は出したほうがよいです。まったく書いていないと、高いのではないかという不安から予約されません。下限だけ書くのは避け、追加の料金が発生する条件も読める場所に置いてください。表示のきまりについては消費者庁が案内を出しているので、迷う書き方は始める前に確かめるのが確実です。
Q4. 使われていないメニューはどう判断して消しますか?
直近3か月の件数、選んだ人が2回目も来ているか、所要時間あたりの売上の3つで見ます。件数が数件しかないものは候補ですが、特定の常連が来る理由になっているなら残します。消すときは画面から外す前に受付だけを止め、問い合わせが来るかを見てから決めると失敗しません。