他社との比較
リザーブストックの料金|どの段階で費用が変わるか
2026年9月4日・Rizaflow編集部

「リザーブストック 料金」で調べる人がいちばん知りたいのは、月いくらかではありません。0円から始められることは料金表を見ればすぐ分かります。分かりにくいのは、どこまで無料で使えて、何がきっかけで有料に上がるのかです。
リザーブストックの料金には、他の予約システムとはっきり違う特徴があります。プランの上限が予約の件数ではなく決済金額で切られている点です。予約を何件受けたかではなく、そのシステム上でいくら売り上げたかで段が変わります。この設計を知らないまま無料で始めると、売上が伸びた月に突然、上のプランへの案内が来ることになります。この記事では、2026年9月2日時点で公開されている公式の料金表と有償版約款から確かめられる範囲で、どの段階で費用が変わるのかを整理します。確かめられなかった部分は、確かめられなかったとそのまま書きます。
4つのプランと、その金額
まず金額そのものです。プランはライト、プロフェッショナル、エキスパート、プレミアムの4段階です。公式の料金表には「月間使用料(税込)」「年間使用料(税込)」と明記されているので、いずれも税込の金額です。
| プラン | 月間使用料(税込) | 年間使用料(税込) |
|---|---|---|
| ライト | 0円 | 0円 |
| プロフェッショナル | 5,800円 | 63,800円 |
| エキスパート | 17,400円 | 191,400円 |
| プレミアム | 46,400円 | 510,400円 |
料金表には、それぞれのプランの想定される使い方も書かれています。ライトは「メルマガ・ステップメールを配信して見込み客を集めたい方、無料の個別予約やインベントセミナーなどを試したい方」。プロフェッショナルは「有料の個別予約やイベントセミナー、物販や契約サービスなどリザストをビジネスとして有効に活用していきたい方」。エキスパートは「本格的にビジネスを拡大していきたい方、協会管理や複数スタッフ管理が必要な方」。プレミアムは「最高峰に位置するユーザー向け。決済金額の上限無制限でPR広告も掲載していきたい方」。
この説明の並べ方に、料金の設計思想がそのまま出ています。無料で見込み客を集める段階、有料の受付を始める段階、規模を広げる段階、上限を外す段階。売上の伸び方に沿って段が組まれています。
年額は月額の11か月分になっている
年間使用料を月額と見比べると、規則性があります。プロフェッショナルは月額5,800円に対して年間63,800円で、5,800円の11倍です。エキスパートは17,400円の11倍で191,400円、プレミアムは46,400円の11倍で510,400円。つまり年払いを選ぶと、1か月分に相当する額が割り引かれる計算になります。
プロフェッショナルなら年間で5,800円、エキスパートなら17,400円、プレミアムなら46,400円が浮きます。率にすると、いずれも約8.3%の割引です。
初回は登録料がかからない
初回登録料は0円です。予約システムでは初期費用として数万円から十数万円がかかるものもあるので、ここは入りやすい設計と言えます。
ただし、料金表には「入会時手数料2回目以降(税込)」という項目があり、17,400円が設定されています。注記には「再度有償版にご登録の場合のご登録料です。アカウントを作り直した場合でも、ご本人様と確認される場合は対象となりますのでご注意ください」とあります。この項目については後で詳しく触れます。
なお、リザーブストックは誰でも自由に登録できる形ではありません。登録案内ページには「招待状をメールで受け取る」とあり、招待状を受け取ってから登録する方式です。招待制であることは運営会社の挨拶文でも明言されていて、「良い仕事を真面目に続けていれば、宣伝やプレスリリースにお金をかけなくても必ず利用者、お客様が評価してくださるという想いから、ご紹介制をとらせていただいております」と記載されています。金額の前に、この入口の形を知っておく必要があります。
費用が変わる第一の境目は「決済金額の上限」
ここがリザーブストックの料金でいちばん重要な部分です。プランごとに、そのシステム上で扱える決済金額に上限が設定されています。
| プラン | 月額決済金額の上限 | 年額決済金額の上限 |
|---|---|---|
| ライト | 30,000円 | 360,000円 |
| プロフェッショナル | 30万円 | 360万円 |
| エキスパート | 500万円 | 6,000万円 |
| プレミアム | 無制限 | 無制限 |
予約の件数ではなく、金額です。1件3,000円の講座なら、ライトでは月10件で上限に届きます。1件30,000円のセッションなら、月1件で上限です。単価が高い業種ほど、早く上限に当たる設計になっています。
上限に達したときに何が起きるか
約款には、上限に達したときの扱いが定められています。
お客様が年間決済上限額に達した場合、または達するおそれがあるとクラウドリンクが判断した場合、クラウドリンクは決済機能の停止、利用制限、上位プランへの変更の案内その他必要な措置を講じることができるものとします 出典: reservestock.jp
決済機能の停止という言葉が入っている点に注意してください。上限を超えた分だけ追加で課金される形ではなく、機能が止まる可能性がある形です。繁忙期に売上が伸びて上限に当たると、その時点で受け付けが止まりうるということになります。
「達するおそれがある」と判断された場合も対象になると書かれているので、上限に近づいた段階で連絡が来る可能性があります。無料で始めるなら、月30,000円という上限を頭に入れて、いつ超えそうかを先に計算しておくのが安全です。
決済金額の数え方
数え方にも決まりがあります。料金表の注記には「PayPalとstripeで決済した場合は決済完了時、銀行振り込みで決済した場合は申し込みの受付時にカウントされます」とあります。銀行振込の場合は、入金ではなく申し込みの受付時点で数えられます。
さらに重要なのが、次の注記です。「/月は月間あたりの数字です。毎月1日にクリアされます。キャンセルをしたり削除しても制限数は元には戻りません」。つまり、申し込みを受け付けた後にキャンセルされても、上限のカウントは戻りません。キャンセルが多い業態では、実際の売上より早く上限に届くことになります。
年間の上限については、約款に期間の定めがあります。「年間決済上限額の対象期間は、毎年1月1日から12月31日までとします」。契約の開始月からの1年ではなく、暦年で区切られます。
また、上限額そのものについて、約款は「クラウドリンクは各契約プランごとに年間決済上限額を定めることができるものとします」「各プランの年間決済上限額は、クラウドリンクホームページ、料金表または本サービス上で別途定めるとおりとします」と定めています。上限は運営側が随時定められる建て付けです。
費用が変わる第二の境目は「機能」
決済金額の上限のほかに、機能でも段が分かれます。無料のライトで始めた人が有料に上がる理由は、たいていこちらです。
メールを作れる本数
リザーブストックの中心的な機能はメール配信です。ここは条件が細かく分かれています。
まず、メルマガの総配信数は全4プランで「制限無し」です。ライトでも配信通数の上限はありません。この点は珍しい設計で、読者が増えても通数課金が発生しません。
一方で、作成できるメルマガとステップメールの本数には上限があります。ライトが10、プロフェッショナルが30、エキスパートが80、プレミアムが300です。1つの商品につき1本のステップメールを組む使い方だと、扱う商品が増えるほどこの上限に近づきます。
反応を測る機能
計測系の機能は、有料プランからになります。メルマガの開封検出はプロフェッショナル以上で利用可能で、ライトは対象外です。ページがどこまで読まれたかの検出、ページが何秒読まれたかの検出も、プロフェッショナル以上です。メールへの差込文章もプロフェッショナル以上になります。
顧客のアクセス履歴保存期間も段で分かれます。ライトは「無し」、プロフェッショナルが1年、エキスパートが5年、プレミアムが10年です。注記には「メルマガ開封やフォームにアクセスした記録です」とあります。
配信そのものは無料でできるが、誰が読んだかは分からない。この形なので、配信を仕組みとして回そうとした時点でプロフェッショナルに上がることになります。反応が見えないまま配信を続けても改善しようがないためです。
配信の速さと、混雑時の扱い
見落とされやすいのが、優先度の設定です。メルマガ配信の優先度はライトが「低」、プロフェッショナルが「中」、エキスパートが「高」、プレミアムが「最優先」です。混雑時の操作優先度(管理画面のみ)も同じ順で分かれています。
同じ内容を送っても、届くまでの時間がプランで変わるということです。時間指定の告知や、締切直前の案内を送る使い方では、この差が結果に響きます。
複数のスタッフで受ける場合
複数スタッフ等による予約受付は、エキスパートとプレミアムで利用可能です。ライトは「登録から3カ月」まで、プロフェッショナルは対象外と記載されています。
ここは注意が要る部分です。無料のライトで登録すると、最初の3か月は複数スタッフでの受付が使えますが、その後は使えなくなります。そして、その次のプロフェッショナル(月5,800円)でも対象外です。複数スタッフで受けたい場合は、エキスパート(月17,400円)まで上がることになります。月額が3倍になる段差です。
協会管理機能も同じくエキスパートとプレミアムで利用可能です。エキスパートの用途説明にも「協会管理や複数スタッフ管理が必要な方」と書かれています。
画面の表示に関する条件
無料のライトでは、広告表示が「表示」、リザーブストッククレジット表示も「表示」です。有料3プランではいずれも「非表示」になります。
さらに、ヘッダーメニュー・クレジット非表示とフッターのコピーライト編集はエキスパートとプレミアムで利用可能です。デザインのカスタマイズはプレミアムのみ、リザスト内のPR広告枠もプレミアムのみとなっています。プレミアムには特典としてバナー広告掲載権とトップページ掲載があります。
自分のブランドとして見せたい場合、どこまで表示を消せるかがプランで変わります。無料で使うなら、他社の広告と提供元の表記が客側の画面に出る前提になります。
出力できるデータ
やめるときや、他の道具と併用するときに効いてくるのが、データを出せるかどうかです。会員名簿の一括登録と一括出力はプロフェッショナル以上で、ライトは対象外です。売上データの出力はエキスパートとプレミアムのみで、ライトとプロフェッショナルは対象外です。
無料で始めた場合、顧客名簿を一括で出せません。ここは最初に知っておくべき条件です。無料で試して合わなければやめる、という発想は、やめるときにデータが手元に残ることを前提にしています。
そのほか、ファストアンサー数はライト5、プロフェッショナル20、エキスパート100、プレミアム100。お問合せ・アンケートフォーム数はライト20、プロフェッショナル50、エキスパート500、プレミアム1000。APIコール回数は月にライト100、プロフェッショナル300、エキスパート10,000、プレミアム1,000,000です。AI機能(文章校正、HTMLからキャリアメール生成)はプロフェッショナル以上で、ライトは使用不可です。
月額以外に発生する費用
料金表の金額だけで予算を組むと、後から出てくる費用があります。公開されているものを並べます。
2回目以降の入会時手数料
前に触れた項目です。入会時手数料(2回目以降)が17,400円(税込)と設定されています。注記は「再度有償版にご登録の場合のご登録料です。アカウントを作り直した場合でも、ご本人様と確認される場合は対象となりますのでご注意ください」。
つまり、一度有料版を解約して、しばらくしてから再び有料版に戻ると、17,400円がかかります。アカウントを作り直しても、本人と確認されれば対象になると明記されています。
この条件は、「繁忙期だけ有料にして、閑散期は無料に戻す」という使い方を想定していません。季節で売上が大きく振れる業態では、戻すたびに17,400円が発生します。プロフェッショナルの月額3か月分に相当する額なので、無視できません。年間を通して有料で持つか、有料には上げないか。この二択で考えるほうが実態に合います。
支払い方法と、請求のタイミング
支払方法はPayPalと銀行振込です。支払時期は「翌月分を当月請求(15日確定)」と記載されています。前払いの形です。
振込手数料は利用者負担と約款に定められています。銀行振込を選ぶ場合、毎月の振込手数料が上乗せになります。年払いにすれば振込は年1回で済むので、この点でも年払いのほうが総額は下がります。
支払期日を過ぎた場合は、年14.5%の遅延利息が発生する場合があると約款に定められています。
コミュニティの費用
公式のコミュニティ「リザプロCLUB」があり、月額550円(税込)です。プロフェッショナル会員限定で、基本的にライト会員(無料版)は申し込めず、エキスパート会員やプレミアム会員は希望があれば参加できるとされています。説明には「リザストのプロフェッショナル会員の売上規模は毎月3万円〜30万円が目安」との記載があります。
必須ではありませんが、使い方を学ぶ場として案内されているので、実際の運用費として見ておく人もいます。プロフェッショナルと合わせると月6,350円(税込)になります。
年払いを選ぶときに、先に知っておくこと
年払いは1か月分の割引になりますが、縛りが付きます。金額だけで決めないでください。
年次契約の途中では月次に戻せない
料金表の注記5に「年次契約が満了するまで月次契約への切り替えまたはダウングレードすることはできません(年間契約中のコースアップで月払いを選ぶ場合を除く)」とあります。
つまり、年払いでエキスパート(年191,400円)を契約した後、思ったほど使わないと分かっても、契約が満了するまでプロフェッショナルには下げられません。上げることはできますが、下げることはできない形です。
上位から下位へのダウングレードにも制限がある
月払いの場合でも、ダウングレードには条件があります。約款には「エキスパートからプロ、またはプレミアムからプロもしくはエキスパートへのダウングレードは、最後にクラスを変更した日の属する月の翌月末日までは変更できないものとします」と定められています。
一度上げたら、しばらくは下げられません。上げるときは慎重に、というのが実務的な結論になります。決済金額の上限に一時的に達しそうだからという理由で上げると、その後しばらく高い月額が続きます。
割引額と縛りを、天秤にかける
年払いの割引は約8.3%です。プロフェッショナルなら年5,800円の差です。この金額に対して、1年間プランを下げられないという制約が付きます。
使い方が固まっていて、1年続けることが決まっているなら年払いが得です。まだ試している段階なら、月払いで様子を見て、続けると決めてから年払いに切り替えるほうが安全です。5,800円の割引のために、合わないプランを1年抱えるのは割に合いません。
解約と、やめたあとにかかるもの
料金を検討する段階で、やめるときの条件も一緒に見ておいてください。ここが明確に公開されている点は、判断材料として価値があります。
締め切りは毎月14日18時
特定商取引法に基づく表記には「解約は、14日18時までの申請で当月末解約」と記載されています。キャンセル方法として「14日午後6時までにアカウント/契約情報からキャンセルを行ってください。14日午後6時までに行わないと次月分が課金されますのでご注意ください」ともあります。
約款の第11条にも同じ内容が定められています。毎月15日までに終了の通知がなかった場合、同一の内容・条件でさらに1か月契約が継続される形です。
14日18時という区切りを覚えておいてください。1日過ぎると、もう1か月分の費用が発生します。
返金はない
約款には「本サービスの解除・終了日がサービス期間中に到来した場合、すでにお申込みされたサービス期間分の料金について、解除・終了理由の如何に関わらず、ご返金等は一切行ないません。自動継続されている場合もお申込みがあったものとみなし、同様に取扱いいたします」と定められています。
月の途中でやめても、日割りの返金はありません。年払いの途中でやめた場合も同様の扱いになります。
解約後のデータ
解約後に会員名簿や売上データの出力ができるか、解約後にデータがどれだけの期間保持されるかは、公開資料では確認できませんでした。約款には解約後のデータ保持期間や返還についての条項は見当たりません。
データ滅失については「お客様は、本サービスの利用に基づいて発生した一切の直接・間接の損害(データ滅失、サーバーダウン、業務停滞、第三者からのクレーム等)ないし危険はすべてお客様のみが負う」と定められています。
出力できるうちに出しておく、という運用を前提にしたほうが安全です。会員名簿の一括出力はプロフェッショナル以上、売上データの出力はエキスパート以上なので、無料のライトで使っている場合は、そもそも出力の手段が限られます。
使い方ごとに、実際いくらになるか
上限が決済金額で切られているので、同じプランでも人によって余裕がまったく違います。よくある3つの形で計算してみます。金額はすべて2026年9月2日時点の公式料金表に基づく税込です。
単価3,000円の講座を月に数本開く場合
1回3,000円の講座を、定員10人で月2回開くとします。売上は月60,000円です。ライトの月間上限30,000円を超えるので、この時点でプロフェッショナル(月5,800円)が必要になります。
年間の売上は720,000円で、プロフェッショナルの年間上限360万円までは余裕があります。費用は年払いなら63,800円で、売上に対して約8.9%です。この比率をどう見るかは、他の集客手段の費用と比べて判断します。
この規模なら、開封検出や差込文章といったプロフェッショナルの機能も生きてきます。誰が案内を読んだかが分かれば、次の告知の出し方を変えられるからです。
単価30,000円の個別セッションを月に数件受ける場合
1件30,000円のセッションを月3件なら、売上は月90,000円です。この場合もライトの上限30,000円を1件で超えるので、プロフェッショナルからになります。
年間では1,080,000円。プロフェッショナルの年間上限360万円の範囲に収まります。月10件まで増えると月300,000円になり、プロフェッショナルの月間上限ちょうどです。ここを超えるとエキスパート(月17,400円)が視野に入ります。月額が3倍になる段差なので、この境目は先に意識しておく価値があります。
なお、キャンセルが出ても上限のカウントは戻らないと注記されています。キャンセルが月に何件か出る業態では、実際の売上より早く上限に近づく点に注意してください。
複数のスタッフや講師で受ける場合
複数スタッフ等による予約受付は、エキスパートとプレミアムで利用可能です。ライトは登録から3カ月まで、プロフェッショナルは対象外です。つまり、講師が2人以上いる形で継続的に使うなら、月17,400円のエキスパートが出発点になります。年払いなら191,400円です。
協会管理機能も同じくエキスパート以上です。認定講座を運営していて、講師の管理が要る場合は、この段が前提になります。月額だけを見ると高く感じますが、複数人の受付と協会管理を別々の道具で組むより安く済むかどうかで判断してください。
公表されていない値上げの話は、根拠を確かめる
料金を調べていると、第三者の記事で値上げの記述に行き当たることがあります。この調査でも「2026年7月1日にプロフェッショナル版が5,280円から5,500円へ値上げされた」とする記述に触れましたが、公式の料金表に掲載されている金額(プロフェッショナル月額5,800円・税込)と一致せず、公式ページで裏付けが取れませんでした。したがって、この記事では採用していません。
料金は公式の料金表で確認してください。まとめ記事や比較記事の金額は、書かれた時点のもので、更新されていないことがよくあります。契約の直前には、必ず公式ページを開いて数字を突き合わせる。これは相手がどのサービスでも同じです。
自分の使い方に、この料金の形が合うかどうか
最後に、料金の形と自分の使い方を突き合わせます。金額の大小ではなく、段が何で切られているかを見てください。
何を主目的にするかで、評価が変わる
リザーブストックの料金は、メール配信を中心に組まれています。総配信数が全プランで制限無し、ステップメールが無料でも10本作れる。この条件は、見込み客を集めてメールで育てる使い方に強く合っています。
一方、予約の受付だけが目的なら、この設計は過剰になることがあります。予約の受付そのものは全4プランで使えますが、有料に上がる理由の多くは配信の計測機能と決済金額の上限です。メールを使わない店にとっては、払う理由が薄い部分に費用がかかることになります。
自分が主に使うのが受付なのか配信なのかを、先に決めてください。ここが決まると、比べるべき相手も変わります。
上限が「決済金額」で切られていることの意味
予約システムの上限の切り方は、大きく分けて3つあります。決済金額で切るもの、予約件数で切るもの、スタッフ人数で切るものです。
決済金額で切る形は、売上が伸びるほど費用が上がります。単価が高い業態では早く段が上がり、単価が低い業態では長く同じ段にいられます。1件3,000円の講座を月10件やる人と、1件30,000円のセッションを月1件やる人が、同じ上限に当たる計算です。
件数で切る形は、これと逆の効き方をします。単価に関係なく、受けた件数で段が決まります。たとえば無料の枠が月50件、次の段が月300件、その次が月1,000件、というように切られていて、上限を超えた分は100件ごとに追加課金、という形なら、単価がいくら高くても月額は変わりません。高単価の商品を少数扱う人にとっては、こちらのほうが負担が読めます。
どちらが合うかは、単価と件数の組み合わせで決まります。上限の単位が何になっているかは料金のような料金ページで確認できるので、契約前に必ず見てください。
決済の代金が、誰を経由するか
料金の話をするとき、月額と並んで確認すべきなのが代金の流れです。リザーブストックの料金表には、対応する決済としてPayPal、Univapay、stripe、zeus、square、そして銀行振込が挙げられています。
ただし、リザーブストックが決済手数料として何パーセントを取るのか、代金が運営会社を経由して事業者に振り込まれるのか、事業者が自分で契約した決済事業者の口座に直接入るのかは、公開資料では確認できませんでした。料金表が決済事業者名を列挙する形式であることから、事業者側で決済事業者のアカウントを用意する前提と読めますが、断定はできません。
代金の流れには大きく2つの形があります。運営会社がいったん代金を預かって締め日ごとに振り込む形と、事業者が自分で決済代行会社と加盟店契約を結んで代金が直接入る形です。後者なら、代金は店舗に直接入り、返金も店舗が行うので、予約システムの運営が代金を預かることがありません。ただし対応している決済代行会社は仕組みごとに決まっていて、たとえばテレコムクレジットには対応するがStripeとSquareには対応しない、といった違いがあります。いま使っている決済手段をそのまま持ち込めるとは限らないので、ここは事前に確認してください。
資金繰りに関わる部分なので、月額よりこちらのほうが影響が大きいこともあります。何ができて何ができないかはできることのような機能一覧で、業種ごとの向き不向きは業種ごとの使い方のような整理で確認できます。実際の画面での挙動はデモを見るのような試用ページで触るのが早道です。
総額を出してから比べる
比較するときは、月額だけを並べないでください。次の項目を足して総額を出します。
初期費用または登録料。月額を12か月分。想定する決済金額が上限を超えたときの追加費用または上位プランとの差額。オプションの月額。振込手数料。やめて戻るときの再登録料。この6つを足すと、実際の年間コストが出ます。
リザーブストックの場合、初回登録料は0円ですが、再登録には17,400円がかかります。年払いは1か月分の割引になりますが、途中で下げられません。この2つを踏まえて、1年使い切る前提で計算するのが正確です。
複数の候補を同じ条件で並べたい場合は、他社との比較のような比較ページで上限の単位と決済の形を見比べると差が出ます。契約や解約の条件についてはよくある質問のような質問集にまとまっていることが多いので、金額と一緒に確認してください。
Q1. リザーブストックは無料で使えますか?
ライトプランが月額0円、年額0円で用意されています。ただし月30,000円、年360,000円という決済金額の上限があり、広告表示と提供元のクレジット表示が入ります。メルマガの開封検出や会員名簿の一括出力は対象外で、複数スタッフでの予約受付は登録から3カ月までです。金額は2026年9月2日時点の公式料金表で、すべて税込表記です。
Q2. プランはどの段階で上がりますか?
上がる理由は主に2つです。1つは決済金額の上限で、ライトは月30,000円、プロフェッショナルは月30万円、エキスパートは月500万円、プレミアムは無制限です。もう1つは機能で、開封検出や差込文章はプロフェッショナル以上、複数スタッフ受付や売上データ出力はエキスパート以上になります。予約件数ではなく金額で切られている点が特徴です。
Q3. 年払いにするとどれくらい安くなりますか?
年間使用料は月額の11か月分に相当します。プロフェッショナルは月5,800円に対して年63,800円、エキスパートは月17,400円に対して年191,400円、プレミアムは月46,400円に対して年510,400円で、いずれも税込です。約8.3%の割引ですが、年次契約が満了するまで月次契約への切り替えとダウングレードはできません。
Q4. 一度解約して、また使い始めるときに費用はかかりますか?
料金表に「入会時手数料2回目以降(税込)」として17,400円が設定されています。注記には、再度有償版に登録する場合の登録料であり、アカウントを作り直した場合でも本人と確認されれば対象になると記載されています。繁忙期だけ有料に上げて閑散期に戻す使い方は、戻すたびに費用が発生する計算になります。
Q5. 解約はいつまでに申し出ればよいですか?
毎月14日18時までに申請すれば当月末での解約になります。この時刻を過ぎると次月分が課金されると特定商取引法に基づく表記に明記されています。また、すでに申し込んだサービス期間分の料金について返金は一切行わないと約款に定められているため、月の途中でやめても日割りの返金はありません。