他社との比較
SELECT TYPEの使い方|設定から受付を始めるまで
2026年9月5日

SelectTypeの使い方でつまずく人の多くは、操作が難しくて止まっているのではありません。どの順番で何を決めればよいのかが分からないまま画面を触り始めて、後戻りが発生しています。予約フォームの型を選び直すと、それまでに作った設定が無駄になります。
この記事では、アカウントを作ってから実際に予約を受け始めるまでを、決める順番に沿って整理します。あわせて、プランの制限で先に詰まりやすい箇所を最初に示します。記載の内容と金額は2026年9月2日時点で公式サイトと公式ブログに掲載されているものです。
画面を触る前に決めておく4つのこと
先に決めておくと、後戻りが起きません。この4つが決まれば、必要なプランも自動的に決まります。
1つ目は、予約をどういう単位で受けるかです。時間帯を選んでもらう形か、開催する回に申し込んでもらう形か、宿泊のように期間で押さえる形か。SelectTypeの受付タイプはこの3種類に対応していて、途中で変えると設定を作り直すことになります。
2つ目は、何ヶ月先まで受け付けるかです。ここがプランを決める最大の要因になります。予約受付期間は、フリーが7日後まで、ベーシックが30日後まで、プロフェッショナルが90日後まで、プレミアムが366日後までです。来月の予約を受けたいだけでベーシック以上、2ヶ月先ならプロフェッショナル以上が必要です。
3つ目は、管理する人が何人いるかです。予約管理担当者はフリーとベーシックが1名、プロフェッショナルが3名、プレミアムが15名です。サブ管理者はプロフェッショナルまで1名、プレミアムが5名です。スタッフが2人以上で予約を見る運用なら、プロフェッショナル以上になります。
4つ目は、事前決済を使うかどうかです。使うなら、後述するStripeのアカウント作成が別途必要になります。使わないなら、この工程は丸ごと飛ばせます。
この4つを紙に書いてから登録すると、途中でプランを上げ下げする手間が消えます。
手順1 アカウントを作る
登録に必要なものは多くありません。
必要なものはメールアドレスのみ・いつでも解約OK 出典: select-type.com
初期費用は0円です。まずフリープランで作り、動かしてみてから有料に上げるのが安全な進め方です。料金表には無料お試しが期間無制限と記載されており、紹介ページのよくある質問でも、無料プランから大半の機能を期間無制限で試せると回答されています。期限に追われて判断する必要はありません。
ただしフリープランには広告表示があります。予約ページに広告が出るので、テスト段階を過ぎて実際に客へ案内する段になったら、有料プランへ上げるかどうかを判断します。ベーシック以上は広告非表示です。
有料プランに上げる場合、支払いは前払い方式でクレジットカードのみです。最初に決済された日が初回支払日となり、毎月同じ日に向こう1ヶ月分を支払う形です。有料版の提供期間は1ヶ月と規約に定められています。年契約の縛りはありません。
手順2 予約フォームの型を選ぶ
ここが最も重要な分岐です。3つの型があり、それぞれ受けられる形と使える機能が違います。
営業時間タイプは、管理側が予約を受け付けられる時間帯を設定し、利用者が空いている時間帯から好きな時間を選ぶ方式です。15分や30分といった細かい時間指定に対応します。整体、美容、カウンセリング、面談のように、1組ずつ時間を押さえる業態はこれになります。複数の予約フォームの間で予約枠の消費を連動させることもできるので、同じ施術者が2つのメニューを持っている場合でも二重に入るのを防げます。
イベントタイプ(イベント受付タイプ)は、開始時間と終了時間と定員数を設定して予約を受け付ける方式です。定員制に対応します。ヨガ教室、料理教室、セミナー、説明会のように、同じ回に複数人が参加する形はこちらです。
宿泊施設タイプは、チェックインとチェックアウトの日時などの条件を指定して受付枠(プランや部屋)を検索し、予約する方式です。民泊、ゲストハウス、貸別荘のように期間で押さえる業態向けです。
型を選ぶときに知っておくべき制約が1つあります。キャンセル待ちに対応しているのはイベントタイプで、営業時間タイプは対応していません。キャンセル待ちは、満席の受付枠にキャンセルが出たら登録順で次の人の受付が可能になる機能で、キャンセル待ちの人数を予約フォームに表示する設定もあります。時間帯を選ぶ形の予約でキャンセル待ちを取りたい場合、この機能では実現できません。運用でしのぐか、別のやり方を考えることになります。
紹介ページでは、対応形式の例として、時間枠予約、人数や定員制の予約、設備や部屋ごとの予約、スタッフ指名予約、イベントやセミナーの受付、回数券や月謝に連動した予約が挙げられています。予約のキャンセルや再予約、管理者による予約変更もオンラインで完結すると記載があります。
手順3 受付枠と時間の刻みを決める
型が決まったら、実際の枠を作ります。ここで効くのが時刻の最小単位です。
時刻の最小単位は、フリーからプロフェッショナルまでが15分、プレミアムのみ5分です。10分の施術を並べたい、5分刻みで枠を切りたいという場合、プレミアム(月額税込11,000円)しか選択肢がありません。15分に丸めて運用できるかどうかを、ここで判断します。
予約カレンダーの作成可能数も段階があります。フリーが10個、ベーシックが30個、プロフェッショナルが50個、プレミアムが250個です。メニューごと、店舗ごと、講座ごとにカレンダーを分ける設計にすると、この数はすぐに増えます。作る前に「何個必要か」を数えておきます。
予約受付の可能件数は全プランで無制限と記載されています。件数そのものでは上限に当たらないので、繁忙期に予約が集中しても受付が止まることはありません。費用が上がるのは、期間、カレンダー数、履歴の保管数、担当者数といった別の軸です。
予約フォームを何本作るかを先に決める
メニューが複数ある店で迷うのが、フォームを1本にまとめるか、メニューごとに分けるかです。どちらにも理由があります。
分けると、メニューごとに受付時間、キャンセル期限、リマインドの文面、SEOのキーワードを別々に設定できます。60分コースは前日まで、90分コースは3日前まで、といった条件の切り分けができるのは分けたときだけです。リマインドの内容も予約フォームごとに変更できるので、持ち物や来店時の案内が違うメニューでは分けたほうが親切になります。
まとめると、客が1つの画面ですべての選択肢を見られます。どのメニューを選べばよいか迷う客が多い業態では、こちらのほうが離脱が少なくなります。
分ける場合に気をつけるのが、同じ施術者や同じ部屋を複数のフォームで使っているときの二重予約です。SelectTypeでは予約フォーム間で予約枠の消費を連動できるため、フォームを分けても同じ枠が二重に埋まらないようにできます。この連動を設定し忘れると、同じ時間に2件入ります。フォームを分けた直後に必ず確認しておく項目です。
もう1つの制約がカレンダーの作成数です。フリーが10個、ベーシックが30個、プロフェッショナルが50個、プレミアムが250個です。メニュー10種類を店舗2つで受けると、それだけで20個になります。分ける設計にするなら、必要数を数えてからプランを選びます。
案内した人にだけ使わせたいフォームは、検索にヒットさせない非公開の予約フォームにできます。既存客向けの特別枠、法人向けの相談枠、スタッフ用のテスト枠などはこの形で作っておくと、一般の客が誤って入るのを防げます。逆に検索から予約してほしいフォームには、SEO設定で検索キーワードを入れておきます。
手順4 スタッフを登録して指名を受ける
担当者を選んで予約してもらう場合は、スタッフ指名タイプの予約システムを使います。スタッフごとにスケジュールを管理して予約を受け付けられます。
設定しておくと運用が楽になるのが3つあります。1つは、長期休暇などの理由で一定期間勤務しないスタッフの予約受付を一時的に停止する設定です。退職や休職のたびにフォームを作り直す必要がありません。2つ目は、予約フォームに表示されるスタッフの並び順の変更です。新人を後ろに置く、指名の多い人を上に置くといった調整ができます。3つ目は、店舗全体での同時刻の予約受付数を制限する設定です。スタッフが空いていても、席や設備の数で受けられる上限がある店では必須になります。
一方で、勤務シフト表を組む形の管理機能があるかどうかは、公開資料では確認できませんでした。公式に記載があるのは、スタッフごとのスケジュール管理と受付停止の設定です。シフト表そのものを別の道具で作っている店は、そのまま二重管理になる可能性があります。無いと断定はできないので、必要なら契約前に問い合わせて確認してください。
複数人での運用は、プランごとの上限に縛られます。予約管理担当者はフリーとベーシックが1名です。スタッフ指名を受けたい店は、実質的にプロフェッショナル以上が前提になります。
手順5 自動で送るメールを設定する
予約を受け始める前に、必ず片付けておく工程です。ここを飛ばすと、予約が入るたびに手作業の連絡が発生します。
自動送信されるメールとして、予約完了時の予約控えメール、管理者が予約を確定した際の予約承認メール、予約が取り消された際の予約キャンセルメールがあります。いずれも本文に予約者氏名を自動挿入する設定が可能です。宛名が入っているだけで、届いたメールの印象は変わります。
リマインドメールは、予約日前日に予約確定済みの顧客へ自動送信できます。送信する・しないは予約フォームごとに設定でき、内容も予約フォームごとに変えられます。前日のリマインドメールはベーシックプラン以上で利用可能と記載されています。フリープランでは自動では飛びません。
3日前と7日前のリマインドも送信でき、送信内容は予約フォームごとに設定できます。予約の間隔が空く業態、たとえば1ヶ月先の講座や3ヶ月先の点検予約では、前日だけでなく1週間前にも入れておくと当日の欠席が減ります。なお3日前・7日前のリマインドをLINEで通知する機能は、予約システムのプレミアムプランから利用可能と記載されています。
管理者宛のリマインドメールもあります。従来は午前6時に翌日の予約件数を通知する形でしたが、当日の予約件数を通知する設定も選べます。朝いちばんに今日の件数を知りたい店は、こちらに変えておきます。
来店後の連絡としては、サンキューメールがあります。来店や来場をした客へ、その翌日の設定した時間に自動送信されます。イベント管理システムでも、イベント開催日の翌日に送信できます。次回の案内をここに入れておくと、再来店の導線が1本増えます。
メールマガジンの配信数はプランで変わります。フリーは配信なし、ベーシックが月500件、プロフェッショナルが月2,000件、プレミアムが月10,000件です。顧客数と配信頻度を掛けた数が、この上限に収まるかを確認します。
手順6 決済を使うならStripeのアカウントを作る
事前決済を受ける場合だけ必要な工程です。使わないなら飛ばします。
決済はクレジットカード、コンビニ決済、銀行振込に対応します。仕組みとしては、ユーザー自身が決済代行サービスのStripeにアカウントを作成してから利用する形です。規約には、Stripe手数料の利率や返金などのルールはStripe社とユーザー間の契約条件に従うと明記されています。売上は自分のStripeアカウントを通じて受け取ることになります。
手数料は売上があった場合にのみ課金される方式で、月額料金とは別にかかります。クレジットカードは、フリーが合計5.6%、ベーシックが4.9%、プロフェッショナルとプレミアムが4.6%です。コンビニ決済も同じ率ですが、Stripe手数料の算出額が120円を下回った場合は120円になります。銀行振込は3.5%、2.8%、2.5%で、Stripeが用意する代行収納用のバーチャル口座で支払いを受け付けます。
返金が発生した場合、SelectType手数料は返金率に応じて減額され、全額返金時は0円になります。キャンセルの多い業態にとっては、この扱いは確認しておく価値があります。
回数券やチケットの販売、月謝や月会費の自動徴収(継続課金)にも対応します。キャンセル待ちの予約でもクレジットカード決済ができ、その場合の決済処理は決済待ちとして保留されます。
手順7 予約ページを公開して自社サイトに置く
枠とメールと決済が整ったら、公開して外から入れるようにします。
自社サイトへの設置は、iframeタグによる埋め込みとボタンによる埋め込みに対応しています。どちらも管理画面からHTMLコードをコピーして貼る形です。WordPressへの埋め込みにも対応しています。サイト内で予約まで完結させたいならiframe、別ページに飛ばしてよいならボタン、という使い分けになります。
予約フォームと予約カレンダーにはSEO設定として検索キーワードを設定できます。検索から直接予約ページに来てほしい場合は、ここを埋めておきます。逆に、案内した人にだけ使わせたい枠は、検索にヒットさせない非公開の予約フォームにもできます。会員限定の枠や、特定の客だけに開く枠を作るときに使います。
なお独自ドメインで予約ページやホームページを運用できるかどうかは、公開資料では確認できませんでした。公式ブログのサイト内検索で「独自ドメイン」を検索しても該当記事は0件です。自社ドメインの下に予約ページを置きたい場合は、契約前に問い合わせて確かめてください。記載が無いことは、機能が存在しないことを意味しません。
手順8 外部サービスとつなぐ
必要に応じて連携を追加します。
Googleカレンダー連携はベーシックプラン以上で使えます。フリーは対象外です。予約が入ったら自分のカレンダーに載る運用にしたいなら、ここでベーシック以上が必要になります。
オンラインで実施する予約なら、Google Meet連携でWeb会議やビデオ通話につなげます。ファイルを提出してもらう必要がある場合は、Googleドライブ連携によるファイル提出機能があります。ただしこれはプレミアムのみ標準で、他のプランは30日のトライアルのみです。同じく、LINE公式アカウント連携もプレミアムのみ標準で、他のプランは30日のトライアルです。
多言語設定機能もありますが、多言語はプレミアムプランのみで5言語を追加できる形です。訪日客を受ける施設は、この1点でプレミアムを選ぶことになります。
受付を始めたあとに触るもの
公開したら終わりではありません。運用に入ってから必要になる操作をまとめます。
予約リストはCSVでダウンロードできます。全予約リストのほか、表示設定で項目を絞った状態や、任意の抽出条件でのダウンロードにも対応します。顧客リストもCSV形式で出力でき、予約一覧、イベントの申込一覧、フォームの回答一覧のいずれからも、誕生月などで絞り込んだうえで出せます。誕生月で絞って案内を送る、といった使い方ができます。
回数券やチケットを扱っている場合は、顧客の回数券関連情報や使用履歴もCSVで出力できます。残回数の管理を別の表でやっている店は、こちらに寄せられます。
データの保存については、規約が利用者の責任と定めています。解約後に一定期間データが保持されるかどうかは公開資料では確認できませんでした。無料プランへ戻す前や解約の前に、必要なデータは自分で出しておくのが確実です。
なお過去の予約履歴の保管件数と顧客情報の保管数にも上限があります。履歴はフリーが直近100件、ベーシックが300件、プロフェッショナルが10,000件、プレミアムが50,000件です。顧客情報はフリーが100人、ベーシックが300人、プロフェッショナルが10,000人、プレミアムが100,000人です。月40件の予約がある店なら、フリーの履歴100件は3ヶ月弱で埋まります。
業態ごとに、どこまで設定すれば受付を始められるか
同じ手順でも、業態によって必要な工程が違います。4つの例で、最低限どこまで作れば運用に入れるかを並べます。
1人で運営する整体院。受け方は営業時間タイプ、施術は60分固定、予約は2ヶ月先まで受けたい、支払いは来店時の現金とカード。この場合、必要な工程は受付タイプの選択、営業時間と枠の設定、予約控えメールと前日リマインドの設定、自社サイトへのボタン設置の4つです。決済の工程は不要なので、Stripeのアカウント作成は飛ばせます。プランは予約受付期間90日が要るためプロフェッショナル(月額税込3,300円)になります。
週3回のヨガ教室。受け方はイベントタイプ、1回の定員は12名、当日払いと回数券の併用、キャンセル待ちを取りたい。必要なのは受付タイプの選択、開催回と定員の登録、回数券の設定、キャンセル待ちの有効化、リマインドの設定です。キャンセル待ちはイベントタイプで対応しているので、型さえ合っていれば追加の費用はかかりません。1ヶ月先まで受けるならベーシック(税込1,650円)で足ります。
スタッフ3名の小さなサロン。指名予約を受けたい、施術は30分から90分まで、事前決済で当日のドタキャンを減らしたい。必要なのはスタッフ指名タイプの設定、スタッフごとのスケジュール登録、同時刻の受付数の制限、Stripeアカウントの作成と決済設定、リマインドとサンキューメールの設定です。担当者3名が必要なのでプロフェッショナル以上になります。決済手数料はクレジットカードで4.6%です。
オンラインの個別相談。受け方は営業時間タイプ、1枠50分、事前決済で全額前払い、Web会議のURLを自動で渡したい。必要なのは受付タイプの設定、Google Meet連携、Stripeでの決済設定、予約控えメールへの案内文の追加です。前日と3日前のリマインドを入れておくと、無断欠席が減ります。オンライン専業なので来店の概念がなく、サンキューメールは実施翌日の御礼として使えます。
どの例でも共通しているのは、受付タイプの選択、枠の作成、メールの設定の3つです。ここまで済めば受付は始められます。決済と連携は、後から足せます。
公開する前に確認しておく項目
作り終えてから公開するまでの間に、一度通しで確かめておく項目です。ここを飛ばすと、最初の1件目でつまずきます。
・自分のスマートフォンから予約ページを開いて、実際に1件予約を入れてみる。文字が切れていないか、選べない枠が出ていないかを確認します。 ・予約控えメールが自分に届くか。迷惑メールフォルダに入っていないかも見ます。 ・管理者側に予約の通知が届くか。届かない設定のまま公開すると、予約に気づけません。 ・キャンセルと変更の期限が意図通りか。前日までなのか、当日何時までなのかを実際に操作して確かめます。 ・リマインドメールの文面に、店の住所と電話番号と持ち物が入っているか。ここに情報が足りないと、当日の問い合わせが増えます。 ・事前決済を使う場合、テストで少額の決済を通してみる。返金の操作も一度やっておくと、実際に必要になったときに慌てません。 ・予約受付期間の設定が、いま契約しているプランの上限を超えていないか。90日先を受け付けたいのにベーシックのままだと、30日より先が選べません。
テスト用の予約は、公開前に削除しておきます。履歴の保管件数には上限があるので、テストの分で埋めないようにします。
有料プランへ上げるとき、下げるとき
運用を始めてからプランを動かす場面は必ず来ます。手順と、お金の扱いを確認しておきます。
上げる場合は、支払いが前払い方式でクレジットカードのみです。最初に決済された日が初回支払日となり、毎月同じ日に向こう1ヶ月分を支払う形になります。有料版の提供期間は1ヶ月と規約に定められており、契約は自動更新です。
下げる、あるいはやめる場合は、マイページのプラン変更から無料プランへ変更します。特定商取引法に基づく表記に、有料プランの解約は任意のタイミングで可能であること、解約後は翌月以降の請求を行わないこと、すでに支払われた分に対する返金は承っていないことが記載されています。規約でも、継続利用を中止する場合は無料プランにダウングレードすればよいと定められています。最低契約期間の縛りは無く、月単位で判断できる形です。
領収書はマイページの支払い履歴から発行できます。ただし90日以前もしくは直近100件を超える分と、削除済みアカウントは対象外です。経理でまとめて処理する場合、期間が空きすぎると取得できなくなるので、月次で取っておくのが確実です。
無料プランへ戻すと、上限が全部フリーの水準に戻ります。予約受付期間は7日、履歴は直近100件、顧客は100人、担当者は1名です。すでに受けている先の予約や、100件を超える履歴の扱いがどうなるかは事前に確認しておくべき点です。データを残したいなら、CSVで出してから戻します。
つまずきやすい場所を先に潰す
実際に運用を始めてから気づきやすい詰まりどころを並べます。
・7日先までしか受け付けられない。フリープランの制限です。来月分を受け付けたいならベーシック以上に上げます。 ・2人目のスタッフが予約を見られない。担当者はフリーとベーシックが1名です。プロフェッショナル以上が必要です。 ・営業時間タイプでキャンセル待ちが取れない。仕様です。イベントタイプなら取れます。 ・前日のリマインドが飛ばない。ベーシック以上の機能です。 ・Googleカレンダーに載らない。フリーは対象外です。 ・予約ページに広告が出る。フリーのみの仕様で、ベーシック以上は非表示です。 ・5分刻みで枠が作れない。プレミアムのみ5分単位です。 ・ファイル提出やLINE連携が30日で止まった。トライアル期間の終了です。継続にはプレミアムが必要です。
このうち上から6つは、ベーシックかプロフェッショナルへ上げれば解決します。月額は税込1,650円か3,300円です。無料で始めて詰まったときは、どの制限に当たったのかを特定してから、必要な段まで上げるのが無駄がありません。プランごとの段差の付き方は料金で、他のサービスとの条件の違いは他社との比較で並べて確認できます。
設定が終わったあとに効くのは、受けた後の作り
予約を受ける設定は、どのサービスでも数時間で終わります。差が出るのはその後です。
予約が入ってから来店するまでの間に何が自動で動くか、来店した後に次の予約へどうつなぐか。ここを人の手でやっている店ほど、時間を使いながら取りこぼしています。リマインドを自動で飛ばし、来店翌日に御礼を送り、回数券の残りを客側からも見えるようにする。この3つが動いていれば、当日キャンセルと失客はまとまって減ります。
設定を組むときの優先順位としては、決済が必須でない業態に合わせて、予約の受付から次の来店までを一続きにしているかどうかを基準にすると迷いません。事前決済を使わない整体院や教室では、決済の設定より、リマインドと再来店の導線のほうが売上に直結するからです。業態ごとにどこが詰まりやすいかは業種ごとの使い方にまとめてあります。実際の画面での操作感を先に確かめたい場合はデモを見るから触れます。
運用に入ってから見直すべき数字も決めておきます。当日キャンセルの件数、リマインドを送った後の来店率、2回目以降の来店が何割か。この3つを月に1回だけ数えれば、設定のどこを直せばよいかが分かります。予約件数だけを見ていると、受付の仕組みが機能しているかどうかは判断できません。
最初の設定で完璧を目指す必要はありません。営業時間タイプかイベントタイプかを決め、受付期間に合うプランを選び、前日のリマインドだけ入れておく。この3つが済んでいれば、受付は始められます。細かい調整は、実際に予約が入り始めてから直すほうが早く仕上がります。最初の1ヶ月は、客からの問い合わせが設定の抜けを教えてくれます。同じ質問が3回来た項目は、予約ページかリマインドの文面に書き足す。この繰り返しで、問い合わせ対応の時間は着実に減っていきます。設定は一度で完成させるものではなく、運用しながら削っていくものだと考えたほうが、結果として早く落ち着きます。
Q1. SelectTypeを始めるのに何が必要ですか?
メールアドレスだけです。予約システムの紹介ページに、必要なものはメールアドレスのみで、いつでも解約できると記載されています。初期費用は0円です。まずフリープランで作って動かし、必要な機能が出てから有料プランへ上げる進め方が安全です。料金表には無料お試しが期間無制限と記載されており、期限に追われずに試せます。
Q2. 予約フォームはどの型を選べばよいですか?
1組ずつ時間を押さえる整体やサロンなら営業時間タイプ、同じ回に複数人が参加する教室やセミナーならイベントタイプ、期間で押さえる宿泊施設なら宿泊施設タイプです。注意点として、キャンセル待ちに対応しているのはイベントタイプで、営業時間タイプは対応していません。型を後から変えると設定を作り直すことになるため、最初に決めてください。
Q3. リマインドメールは無料プランでも送れますか?
自動では送れません。予約日前日のリマインドメールは、ベーシックプラン以上で利用可能と記載されています。ベーシックは月額1,500円(税込1,650円)です。3日前と7日前のリマインドも設定でき、内容は予約フォームごとに変えられます。3日前・7日前のリマインドをLINEで通知する機能は、予約システムのプレミアムプランからの提供です。
Q4. 何ヶ月先まで予約を受け付けられますか?
プランによって変わります。フリーが7日後まで、ベーシックが30日後まで、プロフェッショナルが90日後まで、プレミアムが366日後までです。来月分を受け付けたいだけでベーシック以上、2ヶ月先まで押さえたいならプロフェッショナル以上が必要になります。ここがプランを決めるいちばん大きな要因になるので、最初に確認してください。
Q5. 予約データは後から取り出せますか?
予約リストと顧客リストをCSVでダウンロードできます。全件のほか、表示項目を絞った状態や任意の抽出条件での出力にも対応し、誕生月などで絞り込むこともできます。回数券の関連情報や使用履歴もCSVで出せます。ただし解約後に一定期間データが保持されるかどうかは公開資料では確認できませんでした。規約はデータの保存を利用者の責任としています。