他社との比較
Square予約の評判|使っている人が挙げる長所と短所
2026年9月5日

「square 予約 評判」と調べているとき、探しているのは点数ではありません。自分の店で使ったときに困る箇所がどこにあるのかです。評判の記事はどうしても「無料で使えて手数料も安い」と「機能が足りない」の両極に振れがちですが、Square 予約の場合、どちらの評価も条件が付いています。条件を落とすと、そのまま自分の店の判断を誤らせます。この記事では、公式の料金ページとヘルプセンターに書かれている仕様をもとに、長所として挙がりやすい点と短所として挙がりやすい点を、それぞれ成り立つ条件つきで整理します。
評判を読む前に、前提が壊れていないかを確かめる
評判を集めても、そのサービス自体が終わりかけていたら意味がありません。まずそこを確認します。
Square 予約の提供終了を告知する記載は、公式のサービス紹介ページ、料金ページ、日本向けニュースルームのいずれにも見当たりません。新規の申し込みについても、フリープランに「無料ではじめる」、プラスとプレミアムに「無料トライアルをはじめる」のボタンが現在も置かれており、受付停止の記載はありません。特定のプランについて「新規受付終了」といった表記も、公式の料金ページには見当たりません。
提携先の終了を告知する記載もありません。むしろ告知されているのは手数料の引き下げのほうです。連携先として公式に名前が出ているのはWix、Mailchimp、freee会計、Instagram、Facebook、Google(Googleの予約機能とGoogleカレンダー)で、いずれも終了の記載はありません。将来の日付を指定した料金改定の告知は、公開資料では確認できませんでした。
古い評判記事を読むときに気をつけたいのが、この手数料の引き下げです。時期をまたいだ記事は、いまと違う率で書かれています。
Squareは対象となる日本の事業者向けに、対面によるカード決済手数料の引き下げを実施しました。VisaとMastercardは2024年11月1日より、JCB、American Express、Diners Club、Discoverは2025年1月16日より、3.25%から2.5%に引き下げられました。 出典: squareup.com
つまり2024年より前に書かれた「手数料は3.25%」という評判は、いまの対面決済には当てはまりません。逆に「2.5%で使える」とだけ書いてある記事も、後で見るとおり条件を落としています。
長所として挙がりやすい点
月額を払わずに予約の受付を始められる
いちばん多く挙がるのがここです。プランはフリー、プラス、プレミアムの3段階で、フリーは「無料」と表記されています。アカウントの有効化にも費用はかかりません。公式には、料金が一切かからないものとして「アカウントの有効化」「Square POSレジアプリのダウンロード」「チャージバックおよび支払い異議申し立ての管理」「Square サポート」「詳細レポートツール」「お取引がない状態でのアカウント維持」「PCI DSS準拠」「サポート」「アカウントの不正なりすまし対策」「エンドツーエンドの暗号化された決済」「能動的な不正利用対策」「翌営業日振込」「中途解約」が挙げられています。
とくに評価されやすいのが「お取引がない状態でのアカウント維持」です。季節営業の事業や、しばらく休む予定がある店でも、置いておくだけなら費用が発生しません。公式には、アカウントを維持することで販売履歴やその他のレポート、顧客リストの管理を無料で継続して利用できると書かれています。閑散期に解約して繁忙期に作り直す、という手間が要りません。
スタッフの人数でプランが上がらない
サービス紹介ページのフリープラン欄には「スタッフアカウント数の上限なし」と記載されています。予約システムの料金は人数で段が上がる設計が多いなかで、ここは特徴的です。担当者が5人いても10人いても、人数だけを理由に有料へ移る必要はありません。
ただし、人数が増えたときに欲しくなる機能は別の段にあります。1件の予約で複数のスタッフを予約できるようにする設定はプラスまたはプレミアムのみで、勤怠管理とスケジュール管理はプレミアムのみです。人数の上限がないことと、人数が増えても運用が回ることは別の話です。この線を混ぜて「人数無制限だから大規模店でも無料でいける」と書いてある評判は、実態と食い違います。
決済手数料がプランで変わらない
料金比較表を見ると、決済手数料はフリー、プラス、プレミアムの3列すべてに同じ率が入っています。プランを上げても手数料が下がらず、逆にフリーのままでも手数料で不利になりません。有料プランに入ると料率が下がる設計の予約システムもあるなかで、この点は評価が分かれにくい長所です。
率は決済の形で分かれます。対面決済が「2.5%〜(決済ごと)」、オンライン決済(前払い)が3.6%、カード情報の手入力または保存済みカード情報の利用が3.75%、請求書が3.25%です。カードブランドによる差はなく、公式には、この手数料はすべてのクレジットカードが対象となりどのカードブランドにも一律のレートが適用される、と書かれています。手数料は各取引の総額(税金とチップを含む)から差し引かれ、計算では小数点以下が四捨五入されます。
入金が早い場合がある
入金の速さも長所として挙がります。三井住友銀行またはみずほ銀行の口座を登録している場合、0時から23時59分の間に発生した売上は翌営業日に振り込まれます。加えて、振込手数料はSquareが負担するため加盟店に請求は発生しません。
短所として挙がりやすい点
フリープランで止まる機能が、思ったより多い
短所の中心はここです。「無料で使える」という評判だけを見て入ると、設定の途中で止まります。
料金ページの機能比較表で、フリープランが「含まれていない」と明記されているのは、複数店舗、対応時間の設定、複数スタッフ対象の予約、Googleカレンダーとの同期、メールとSMSによる自動予約確認、無連絡キャンセルの防止対策、1日あたり受付可能な予約数上限です。加えて、リソース管理はプラスも「含まれていない」でプレミアムのみ、Square アクセスプラス、勤怠管理、スケジュール管理、歩合給、売上高人件費比率レポートもプレミアムのみです。
さらにヘルプ側で対象読者が絞られている機能があります。クラス予約(定員制)、順番待ちリスト、キャンセルポリシーと前払いの設定は、いずれも「Square 予約プラスおよびプレミアムの登録者さま。」と明記されています。定員のあるレッスンを開く教室や、キャンセル料を担保したい店は、フリープランでは組めません。
フリープランには「1つのSquareアカウントにつき1店舗限定」という制限も明記されています。2店舗目を出した時点で、プランの検討が必要になります。
なお、フリープランの月間予約件数の上限については、比較表に該当する項目がなく、公開資料では確認できませんでした。件数で止まらないという意味ではなく、公開されている資料からは判断できないということです。件数の上限を評判記事で断定しているものを見かけたら、根拠を確かめてください。
手数料2.5%は3つの条件がそろったときの率
「Squareは手数料が安い」という評判は、条件を落とすと成り立ちません。対面決済の2.5%には次の注記が付いています。年間キャッシュレス決済額3,000万円未満の方で、主要カードブランドによる対面決済の場合。それ以外の場合は3.25%〜あるいはカスタム手数料です。
引き下げの適用条件は、日本政府が定める「中小企業」の定義に当てはまること、上場企業や企業グループと関連性がないこと、事業におけるキャッシュレス決済の年間総取引額が3,000万円未満であること、と公式に書かれています。つまり「対面」「主要カードブランド」「年間3,000万円未満」の3つがそろって2.5%です。
予約から前払いを受ける場合はオンライン決済にあたるので3.6%、無連絡キャンセル時にカードへ請求する場合は3.75%です。予約システムとして使う限り、実際に効いてくるのは2.5%ではなくこちらの率になる場面が多くなります。この違いを書かずに「2.5%」だけを見出しにした比較記事は、判断材料としては足りません。
入金の速さは登録した銀行で変わる
長所として挙げた入金の速さも、裏返すと短所になります。三井住友銀行とみずほ銀行以外の金融機関を登録している場合は、毎週水曜日に締めて同じ週の金曜日に合算で振り込まれます。たとえば毎週木曜日0時から翌週水曜日23時59分までに発生した売上が、次の金曜日に振り込まれる形です。木曜に入った売上は、着金まで8日ほど空きます。
土日祝日は銀行休業日のため振込は行われず、振込予定日が休業日と重なると翌営業日になります。着金時刻については、公式が各金融機関の振込手続時間を確認できないため15時までの振込を目安に考えるよう案内しています。急ぐ場合は即時入金サービスがありますが、送金額の1.5%の手数料がかかり、最低振込額は5,000円です。
見落としやすいのが通知メールの意味です。公式には、通知メールはSquareが振込を行った段階で送信されるもので、加盟店の銀行口座への入金を知らせるものではないと明記されています。メールが来たから着金している、と読むと帳簿が合わなくなります。
独自ドメインは予約側の機能ではない
予約ページに自店のドメインを使いたい、という要望はよく出ます。ここは評判が割れる箇所です。独自ドメインの接続はSquare 予約ではなくSquare オンラインビジネスの機能で、ヘルプの対象読者は「Square オンラインビジネスプラスまたはプレミアムの登録者さま。」と明記されています。予約側の有料プランとは別に、オンラインビジネスの有料プランが必要になります。
Square オンラインビジネスのサイトには予約ページか予約リンクを追加できます。公式の説明では、予約ページは複数店舗を持つ場合に適しており、単一の店舗を経営している場合や店舗ごとに別のページにしたい場合はサイトに予約リンクを追加して、店舗の予約時間をポップアップウィンドウに表示させることが可能です。Square以外のウェブサイトに予約ボタンやウィジェットを埋め込むこともできます。
一方で、Square 予約の専用予約サイトそのものに独自ドメインを割り当てられるかどうかは、公開資料では確認できませんでした。ここを断定している情報は、根拠を確かめたほうがよい箇所です。
月額の税の扱いが公開資料では分からない
プラスは「¥3,000」「店舗ごと、月額」、プレミアムは「¥8,000」「店舗ごと、月額」と表記されています。ところが税込か税抜かの明記が、料金ページ、総合料金ページ、サービス紹介ページのいずれにもありません。「税抜」「税込」「消費税」の文字が出てきません。
決済手数料については課税上の扱いに明記があり、決済手数料は決済方法にかかわらずすべて不課税で、決済手数料に対する領収書の発行は用意がない、即時入金サービスの1.5%の手数料も不課税である、と書かれています。ただしこれは決済手数料の話で、月額プラン料金の税の扱いを述べたものではありません。
年間の費用を積むときに、この差は無視できません。月額8,000円が税抜なら年間で1万円近く見積もりが変わります。導入前に確定させておくべき点です。
年払いの割引についても、料金ページの表記は「店舗ごと、月額」のみで、割引の有無や割引率は公開資料では確認できませんでした。ヘルプには有料サービスが毎月または毎年請求されるという記載があるだけです。無料トライアルの日数も同様に、公開資料では確認できませんでした。
使い方によっては予約が消える設定がある
クラス予約を使う店にとって、これは知らずに踏むと痛い仕様です。公式の記載では、クラス作成後に開催日時、場所、所要時間を変更すると、そのクラスに既に入っていた予約はすべて自動的にキャンセルされ、払い戻しが行われます。会場を変えただけ、開始を15分ずらしただけ、というつもりの操作で申込が全部消えます。
順番待ちリストにも制限があります。クラス予約の順番待ちリストは利用できないと明記されています。人気のレッスンでキャンセル待ちを取りたい、という使い方はできません。
通知に販促の内容を入れられない
通知テンプレートは「新規予約」「確認とリマインダー」「予約変更」「予約のキャンセル」の4種類をカスタマイズできますが、制限があります。カスタム通知にマーケティングまたは販促目的のコンテンツを含めないよう明記されており、予約の通知は取引関連のメッセージを伝えることが目的なのでマーケティングおよびプロモーション関連のメッセージは送信できない、とも書かれています。
予約の確認メールに次回のクーポンを添える、という運用を考えている店は、ここで組めません。予約実施後の御礼メールやフォローアップメールという名称の自動送信機能も、公開資料では確認できませんでした。設定できる通知として挙がっているのは、上の4種類です。
アカウントの無効化は取り消せない
解約まわりで最も重い注意点です。サブスクリプションの解約と、アカウント自体の無効化は別物で、後者は元に戻せません。公式には、一度アカウントを無効化すると再度有効化することはできず、Squareサービスの利用を再開する場合は新規でアカウントを作成する必要がある、と書かれています。無効化すると支払い履歴やアカウント情報に一切アクセスできなくなり、スタッフはアカウントから削除されます。
無効化できるのはアカウントオーナーのみです。公式も、無効化の前に取引履歴や商品ライブラリ、顧客リストなど必要なデータを必ずエクスポートするよう促しています。
評判が割れやすい箇所を、どちらの立場からも見る
長所と短所を並べたうえで、評価が正反対になりやすい3点を整理します。
1つ目は前払いとキャンセル対策です。ヘルプでは、キャンセルポリシーと前払いの設定の対象読者が「Square 予約プラスおよびプレミアムの登録者さま。」と明記されています。一方、料金ページの比較表では「前払い」「カード情報の保存・利用」がフリーを含む3列すべてで「含まれています」と表記されており、表現が食い違っています。フリーでできると読んだ人と、できないと読んだ人で評判が割れる原因がここにあります。導入を前提に考えるなら、ヘルプ側の記載を根拠にしておくほうが安全です。
2つ目は他社からの移行です。公式のよくあるご質問には、予約履歴や今後の予約などの既存データを現在のプロバイダーから取り込みたい場合は営業チームに問い合わせるよう案内があり、オンボーディングサービスやデータインポートサービスおよび料金の詳細を確認する導線が用意されています。自分で画面から一括取り込みができる仕組みではないため、「移行が簡単」と書いてある評判と「移行が面倒」と書いてある評判の両方が出ます。営業に相談する前提なら前者、自力で完結させたいなら後者の感想になります。
3つ目は書き出しです。予約履歴のエクスポートは、Square データにログインして「予約」または「支払い」の「予約」に移動し、「設定」の「履歴」からCSV形式でダウンロードする手順です。比較表の「レポートのエクスポート」はフリーを含む全プランで「含まれています」と表記されています。一方で、顧客プロフィールや予約データをまとめて1回で書き出す一括エクスポートの仕様、つまり対象範囲や形式の詳細については、公開資料では確認できませんでした。
評判では語られにくいが、実際に効いてくる点
レビューの見出しになりにくい一方で、日々の運用に効いてくる仕様がいくつかあります。
まず審査です。Squareアカウントの作成後、Visa、Mastercard、American Expressの決済の審査には通常1〜3営業日かかり、最短の場合はアカウントを作成した当日から利用開始できると案内されています。審査はSquare単独ではなく、Visa、Mastercard、UnionPay(銀聯)は三井住友カード株式会社、American Expressは American Express International, Inc、JCB、Diners Club、Discoverは株式会社ジェーシービーが担当します。審査結果によっては、カード決済サービスまたは一部カードブランドでの決済が使えない場合があると明記されています。開店日から逆算して余裕を持たせておく必要があります。
次に、通知が届かない問題です。予約の連絡が客に届かないという相談の多くは、受信側の設定ではじかれているだけです。公式が挙げている送信元ドメインは @squareup.com、@messaging.squareup.com、@communications.squareup.com の3つです。案内文に受信許可の依頼を1行入れておくだけで、問い合わせは目に見えて減ります。
受付の幅を絞る設定も、評判には出にくい割に効きます。「事前予約が必要です」で締切を4週間前から1時間前の中から選べ、「予約は次の日程より先に設定できません」で受付範囲を365日先から7日先の中から選べます。加えて「混雑度フィルター」で空き時間の一部を客に見せなくでき、オフ、25%削除、40%削除、50%削除から選びます。1人で回している店が予定を細切れにされないための逃げ道が、標準で用意されています。
時間枠の刻みは、サービスの所要時間に応じて分割する方式のほか、10分間隔、15分間隔、20分間隔、30分間隔から選べます。所要時間が20分のサービスなら、所要時間に応じる方式では勤務時間が20分の枠に分割されます。予約と予約の間に片づけの時間が要る業種では、所要時間そのものを後処理込みで登録しておくのが実務的な組み方になります。
解約とプラン変更のしやすさは、評価が高い部類
続けるかどうかを決めるうえで、やめやすさは判断材料になります。料金ページには「余計な費用は一切かかりません。いつでもプランの変更・解約ができます。」と書かれており、料金がかからないものの一覧にも「中途解約」が入っています。
手続きは、Square データにログインして「設定」の「アカウントと設定」の「料金とサブスクリプション」に移動し、解約したいサブスクリプションまでスクロールして「サービスをキャンセル」を選ぶ流れです。無料版がある場合は、そちらを選んでダウングレードすることもできます。
課金の締めには決まりがあります。公式には、サブスクリプションのサービスは毎月月初の時点でその月の利用分が課金されるため、無料トライアルを含め月の途中でキャンセルした場合は翌月のサービスから停止となり、キャンセルした月の最終日までは引き続き利用できる、と書かれています。ダウングレードした場合は、その月の請求サイクル末日に有料機能が削除されます。日割り返金の有無については、公開資料では確認できませんでした。
一時停止という選択肢もあります。ほとんどのサブスクリプションは最長3か月間まで一時停止でき、停止すると その月の請求サイクル末日に有料機能が削除され、期間が経過すると自動的に再開されます。以前終了したサブスクリプションに、もう一度サインアップすることもできます。長期の契約に縛られない点は、短所として挙げられることがほぼありません。
評判どおりに使える店と、そうでない店
条件を整理すると、線はかなりはっきりします。
評判どおりに費用を抑えて回るのは、1店舗で、担当者の指名を1件の予約に1人だけ割り当てれば足りて、定員制のレッスンを開かず、キャンセル料の担保も要らず、Googleカレンダーとの同期にこだわらない店です。個人で受けている施術業、相談業、修理業などが当てはまります。この形なら月額をかけずに予約の受付と決済まで一続きにできます。
評判と食い違いが出やすいのは、次のどれかに当たる店です。2店舗以上ある。定員制のクラスを開く。キャンセル待ちを取りたい。前払いやキャンセル料を担保したい。シフトを組んで勤怠まで管理したい。予約ページを自店のドメインで出したい。1つでも当たると、フリープランでは足りず、プラスか、場合によってはプレミアムと別サービスの契約まで必要になります。
判断を早めるコツは、必要な機能を書き出してから比較表に当たることです。逆の順番、つまり「無料だから」で始めて設定の途中で止まるのが、最も時間を無駄にします。年間取引高が3,000万円以上ある場合は、専任のアカウントマネージャーが付き、プレミアムの機能や他のビジネスツールを割引価格で使えるカスタムプランの相談枠が用意されています。
別の仕組みと並べて見ておく
評判を集めるより、線の引かれ方を並べたほうが判断は早くなります。同じ機能でも、仕組みが違えばどの段から使えるかが変わるからです。
月あたりの上限件数とスタッフ人数でプランが分かれる考え方もあります。無料で月50件とスタッフ1名、月額3,300円で月300件とスタッフ1名、月額7,700円で月1,000件とスタッフ10名、月額19,800円で月3,000件とスタッフ無制限という4段階で、いずれも税込です。上限を超えた分は100件ごとに1,100円、年契約なら月あたり2,750円、6,600円、16,500円になり、有料プランは最初の3か月が半額です。段の刻み方は料金にまとまっています。税込か税抜かがはっきりしていること自体、見積もりを立てるうえでは意味を持ちます。
機能の線引きも仕組みごとに違います。スタッフ指名とシフト管理、独自ドメイン、オンライン面談URL、GA4がどの段から使えるのかは、評判が割れやすい5点です。何がどの段で使えるのかはできることに整理されています。条件ごとにどこで差が出るかを横に並べた他社との比較も、評判を読むときの物差しになります。
決済については、率を比べる前に構造を見てください。予約システムには、代金を運営会社がいったん預かってから店に振り込む形と、店が自分で決済会社と加盟店契約を結んで代金が直接入る形があります。Square 予約は前者で、売上金を預かってから手数料を差し引いて振り込みます。後者では代金が店舗の口座に直接入り、返金も店舗が行うため、運営が代金を預かりません。決済会社としてテレコムクレジットを使い、店舗が自分で加盟店契約を結ぶ形がこれに当たります。ただしこの形はStripeとSquareには対応していないため、すでにSquareで決済を組んでいる店がそのまま持ち込むことはできません。乗り換えを考えるなら、決済をどうするかが最初の分かれ道になります。
最後に、評判で判断がつかないときは画面を触るのが早いです。予約者が最初に見る画面と店側の管理画面の両方を確認できるデモを見るを見ておくと、機能の一覧では分からない操作の重さが分かります。自分の業種に近い組み方は業種ごとの使い方にまとまっているので、そこから逆算すると必要な機能が絞り込めます。
Q1. Square予約の手数料2.5%は誰でも適用されますか?
されません。2.5%は年間キャッシュレス決済額3,000万円未満で、主要カードブランドによる対面決済の場合の率です。それ以外は3.25%〜あるいはカスタム手数料になります。適用には日本政府が定める中小企業の定義に当てはまること、上場企業や企業グループと関連性がないことも条件です。予約の前払いはオンライン決済にあたり3.6%、保存カードへの請求は3.75%です。
Q2. 無料プランのままで定員制のレッスンを受け付けられますか?
受け付けられません。クラス予約のヘルプには対象読者として「Square 予約プラスおよびプレミアムの登録者さま」と明記されています。順番待ちリストも同じくプラスとプレミアム向けで、さらにクラス予約の順番待ちリストは利用できないと記載されています。定員制のレッスンを開く教室やスタジオは、フリープランでは組めません。
Q3. 売上はいつ入金されますか?
登録した銀行で変わります。三井住友銀行とみずほ銀行の口座なら、0時から23時59分に発生した売上が翌営業日に振り込まれます。その他の金融機関は毎週水曜日に締め、同じ週の金曜日に合算で振り込まれます。土日祝日は振込がなく、着金は15時までが目安と案内されています。急ぐ場合の即時入金は送金額の1.5%で、最低振込額は5,000円です。
Q4. 月額3,000円や8,000円は税込ですか?
公開資料では確認できませんでした。料金ページ、総合料金ページ、サービス紹介ページのいずれにも「税抜」「税込」「消費税」の表記がありません。決済手数料については不課税である旨の明記がありますが、これは月額プラン料金の税の扱いを述べたものではありません。年間の費用を見積もる前に、税の扱いを問い合わせて確定させてください。
Q5. 使うのをやめたいとき、アカウントは消したほうがよいですか?
急いで消す必要はありません。公式には、取引ごとに請求される仕組みのためアカウントの維持コストは一切かからず、販売履歴やレポート、顧客リストの管理を無料で継続して利用できると記載されています。逆にアカウントの無効化は取り消せず、履歴に一切アクセスできなくなります。消す場合は、事前にデータのエクスポートを済ませてください。