他社との比較
Square予約の使い方|設定から受付を始めるまで
2026年9月8日

「square 予約 使い方」で調べている段階では、たいてい2つのことが同時に知りたくなっています。どの画面で何を設定すれば予約を受けられる状態になるのか、そして設定を進めていった先で「これはこのプランでは使えません」と止められる箇所がどこにあるのか。Square 予約は無料のフリープランから始められますが、設定項目の一部はプラスまたはプレミアムの登録者だけが使えるものです。この記事では、公式ヘルプに書かれている設定画面の項目をそのまま並べ、受付を始めるまでの順番と、途中で止まる場所を具体的に示します。
設定に入る前に、前提が壊れていないかを確かめる
予約システムを設定するとき、いちばん無駄になるのは「もう新規で申し込めないもの」「近く条件が変わるもの」に時間をかけてしまうことです。手順に入る前に、この点だけ先に片づけておきます。
Square 予約の提供終了を告知する記載は、公式のサービス紹介ページ、料金ページ、日本向けニュースルームのいずれにも見当たりません。日本向けニュースルームの掲載も、2026年7月7日のSquare レジスター(第2世代)の提供開始、2026年3月31日の第2世代Square レジスターの発表、2026年3月10日のSquare AIの日本提供開始といった内容で、終了に関する告知はありません。新規の申し込みについても、フリープランに「無料ではじめる」、プラスとプレミアムに「無料トライアルをはじめる」のボタンが現在も置かれていて、受付停止の記載はありません。
将来の日付を指定した料金改定の告知は、公開資料では確認できませんでした。過去に実施された改定としては、対面によるカード決済手数料の引き下げが公式に案内されています。
Squareは対象となる日本の事業者向けに、対面によるカード決済手数料の引き下げを実施しました。VisaとMastercardは2024年11月1日より、JCB、American Express、Diners Club、Discoverは2025年1月16日より、3.25%から2.5%に引き下げられました。 出典: squareup.com
つまり、いま設定を始めても前提は壊れていません。ここから先の手順に進んで問題ありません。
受付を始めるまでの全体の順番
細かい画面に入る前に、どういう順で進むのかを押さえておくと迷いません。順番は次のようになります。
Squareアカウントを作る。事業の情報と銀行口座を登録する。カード決済を使うなら審査を待つ。予約を受ける場所(自店か客先か、オンラインか)を決める。提供するサービスと所要時間を登録する。営業時間と時間枠の刻みを設定する。受付の締切と、どのくらい先まで受け付けるかを決める。予約を自動で受けるか手動で承認するかを選ぶ。スタッフの見せ方を決める。通知の送信時機を決める。決済を使うかどうかを決める。予約サイトのURLを客に届ける。
このうち、カード決済の審査だけは自分の作業ではなく待ち時間になります。公式のよくあるご質問には次のように書かれています。Squareアカウントの作成後、Visa、Mastercard、American Expressの決済の審査には通常1〜3営業日かかり、最短の場合はアカウントを作成した当日から利用開始できます。審査はSquare単独ではなく、Visa、Mastercard、UnionPay(銀聯)は三井住友カード株式会社、American Expressは American Express International, Inc、JCB、Diners Club、Discoverは株式会社ジェーシービーによる審査が求められます。審査結果によっては、カード決済サービスまたは一部カードブランドでの決済が使えない場合があります。
現金だけで受けるなら審査を待つ必要はありません。予約の受付だけを先に開けて、決済はあとから足す進め方もできます。
サービスと所要時間を登録し、時間枠の刻みを決める
予約システムの設定でいちばん結果に効くのが、この時間枠の刻みです。ここを雑に決めると、あとから空き時間の見え方が全部おかしくなります。
Square 予約では「オンラインでスケジュール管理」の中の「予約がスケジュールされました」で、客に見せる予約可能な時間帯を選びます。選べるのは5通りです。1つ目が「サービスの所要時間に応じる」で、公式の説明では、勤務時間をサービスの所要時間に応じて時間枠に分割します。所要時間が20分のサービスなら、勤務時間は20分の枠に分割されます。残りの4つは「10分間隔」「15分間隔」「20分間隔」「30分間隔」の固定です。
どれを選ぶかは、メニューの長さがそろっているかどうかで決まります。60分のコースだけを出しているなら「サービスの所要時間に応じる」が素直です。30分と90分が混在しているなら、固定の30分間隔にしておかないと、90分の予約が入ったあとに中途半端な空きが残りやすくなります。逆に刻みを細かくしすぎると、予約と予約の間に片づけや移動の時間が取れなくなります。施術や整備のように後処理が要る仕事では、所要時間そのものを後処理込みで登録しておくのが実務的な逃げ方です。
「混雑度フィルター」という設定もあります。空き時間の一部を客に見せなくする機能で、オフ、25%削除、40%削除、50%削除から選びます。全部の枠を開けてしまうと予定が細切れになる店で、意図的に間引くための設定です。ただし見せる枠を減らせば取りこぼしも増えるので、繁忙期だけオンにするといった使い方になります。
受付の締切と、どこまで先を受けるかを決める
次に決めるのは時間の範囲です。ここは2つの設定で挟みます。
手前側の締切は「事前予約が必要です」で決めます。公式の説明では、事前に予約を済ませておくべき期限を設定し、4週間前から1時間前の中から選びます。直前の飛び込みを受けたい店なら1時間前、材料の仕入れが要る店なら数日前、というように業種で答えが変わります。締切を短くすると空き枠は埋まりやすくなりますが、当日の段取りが崩れます。締切を長くすると段取りは安定しますが、思い立った客を取り逃がします。
奥側の範囲は「予約は次の日程より先に設定できません」で決めます。公式の説明では、客がどのくらい先まで予約を取れるかを制限し、365日先から7日先の中から選びます。ここを1年先まで開けておくと、次回予約をその場で入れてもらう運用がしやすくなります。逆に、シフトが直前まで決まらない店で1年先まで開けると、あとから断る連絡が増えます。シフトの確定サイクルに合わせるのが安全です。
「1日あたり受付可能な予約数上限」という設定もあります。公式の説明では、オンにするとすべてのスタッフに対してこのしきい値を超えて予約でき、ただし客側のオンライン予約はその日の上限数に達すると利用できなくなります。1人で回している店で、体力の限界を超えて予約が入るのを止める用途に向いています。ただしこの項目は、料金ページの機能比較表でフリープランは「含まれていない」と表記されています。
予約を自動で受けるか、手動で承認するか
「予約保証」の設定で、すべての予約を自動で受け付けるか、予約ごとに手動で承諾と不承諾を指定するかを選びます。この選択は運用の性格をかなり変えます。
自動で受け付ける形にすると、客は申し込んだ瞬間に確定を得られます。予約が入るたびに店側が返事をする手間はなくなりますが、受けられない条件の予約も入ってきます。手動で承認する形にすると、条件に合わない予約を断れますが、返事が遅れるあいだ客は宙ぶらりんになります。返事が半日遅れる運用なら、そのぶん他店に流れます。
現場では、初回の客だけ手動で見て、2回目以降は自動にしたいという要望がよく出ます。ただし公開資料には、客の来店回数によって承認方式を切り替える設定の記載は見当たりませんでした。実務では、初回向けと再来向けでサービス(メニュー)を分けて登録し、片方だけ承認が必要な形にするといった組み方で近づけることになります。
スタッフの見せ方を決める
担当者が複数いる店では、この設定でクレームの起きやすさが変わります。
「スタッフの指名なしで予約するオプションを表示する」をオンにすると、公式の説明のとおり、予約可能な時間枠から客が選択でき、スタッフが自動的に割り当てられます。「オンライン予約サイトからスタッフを削除する」をオンにすると、オンライン予約した客にはスタッフの名前が一切表示されず、各種サービスはスタッフに自動的に割り当てられて、店舗側には表示されるが客には表示されない状態になります。担当を固定したくない店、あるいは新人を指名の土俵に上げたくない店に向いた設定です。
「複数のサービスをオンライン予約できるようにする」をオンにすると、客は予約1件に対して複数のサービスを予約できます。カットとカラーのように組み合わせが前提の店では、これをオンにしないと2件に分けて取られてしまいます。
一方で「1件の予約で複数のスタッフを予約できるようにする」は、公式ヘルプに「このオプションは、Square 予約プラスまたはプレミアムのサブスクリプションでご利用いただけます」と明記されています。1回の予約で異なるスタッフによる複数のサービスを予約させたいなら、フリープランでは組めません。なお公式には、複数のスタッフによる予約に対するチップはサービスの価値に比例して分割される、という注記も添えられています。
スタッフアカウントの数そのものについては、サービス紹介ページのフリープラン欄に「スタッフアカウント数の上限なし」と記載されています。人数が理由でプランを上げる必要はない、という点は他の予約システムと比べて特徴的です。ただし勤怠管理とスケジュール管理は別で、料金ページの比較表ではフリーとプラスがいずれも「含まれていない」、プレミアムのみ「含まれています」となっています。シフトを組む機能まで求めるなら、月額8,000円のプレミアムが前提になります。
通知の送信時機を決める
無断キャンセルを減らす仕掛けは、ほぼここに集約されます。設定は「予約」の「設定」の中の「コミュニケーション」から行います。
送れる通知は3種類です。「お客さまに確認リクエストを送信する」は、オンにすると確認の方法としてSMS、メール、または両方を選べ、送信の時機を予約の1週間前から2時間前の中から選びます。「お客さまにSMSによるリマインダーを送信する」は、送信の時機を予約の3日前から1時間前の中から選べます。「お客さまにメールによるリマインダーを送信する」も同じく3日前から1時間前です。
プランの差はここにあります。メールとSMSによる自動リマインダーは、フリー、プラス、プレミアムのすべてで「含まれています」。一方、メールとSMSによる自動予約確認は、フリーが「含まれていない」、プラスとプレミアムが「含まれています」と比較表に書かれています。つまりフリープランでも前日のリマインドは自動で送れますが、予約が入った時点の確認まわりの自動化には差があります。
通知の文面は「新規予約」「確認とリマインダー」「予約変更」「予約のキャンセル」の4種類でカスタマイズできます。公式の説明では、カッコ付きの変数を使うと動的に生成される情報を含められ、メール通知の件名とメッセージ、SMS通知用のメッセージをそれぞれ入力します。ただし制限があり、カスタム通知にマーケティングまたは販促目的のコンテンツを含めないよう明記されています。予約の通知は取引関連のメッセージを伝えることが目的なので、次回のクーポンを差し込むといった使い方はできません。
見落としやすいのが送信元のドメインです。公式ヘルプでは、@squareup.com、@messaging.squareup.com、@communications.squareup.com の3つが挙げられています。予約の連絡が届かないという相談の多くは、この3つが客側の受信設定ではじかれているだけです。案内文に受信許可の依頼を1行入れておくと、問い合わせが減ります。
タイムゾーンについては「予約時にお客さまによるタイムゾーンの選択を許可する」か「店舗のタイムゾーンに固定する」かを選べます。オンラインで海外の相手も受けるなら前者、店舗に来てもらう業態なら後者に固定しておくほうが事故が減ります。
定員制のクラスと順番待ちを使いたい場合
ここはプランの線がはっきり引かれている領域です。
クラス予約(定員制)のヘルプには、対象読者として「Square 予約プラスおよびプレミアムの登録者さま。」と明記されています。ジムやフィットネススタジオなどのクラスベースの事業で、クラスを作成してスケジュールを組み、客がオンラインまたは対面で予約できるようにする機能です。作成の手順に「予約可能枠を入力し、講師を選択します」とあり、枠数を指定する形になります。単発のクラスと繰り返し開催のクラスの両方に対応しています。
ひとつ強い注意があります。公式の記載では、クラス作成後に開催日時、場所、所要時間を変更すると、そのクラスに既に入っていた予約はすべて自動的にキャンセルされ、払い戻しが行われます。会場変更や時間の微調整を後からやると、集まっていた予約が消えます。クラスを立てるときは日時と場所を確定させてから作ってください。
順番待ちリストも同じくプラスとプレミアムの登録者向けです。直前のキャンセルや予約変更で生じた隙間を埋めるための機能で、客を手動で追加することも、客自身がオンライン予約サイトから登録することもできます。設定はオンライン予約の設定にある「オンライン予約サイトで順番待ちリストを有効にする」をオンにする形で、この設定はすべての店舗に適用されます。「空きが出た時にお客さまに通知を送る」もオンにできます。有効にすると、オンライン予約ページに「ご希望の日時に空きがありません。順番待ちリストに登録する」というメッセージが表示されます。ただしクラス予約の順番待ちリストは利用できないと明記されています。
決済を使うかどうかを決める
予約の受付だけで済ませるか、前払いやキャンセル料の担保まで組むかで、必要なプランが変わります。
オンライン予約の支払いオプションは3つです。「予約要件なし」は初期設定で、予約時や予約通知に客へキャンセルポリシーを表示しません。「全額前払いを求める」は、固定価格のサービスを予約する際に客へ前払いを求める形で、公式には、前払い済みの予約は客自身でキャンセルできず、キャンセルポリシーの適用や払い戻しが必要になった場合は加盟店の責任において対応する、と書かれています。「無連絡キャンセルに備えてカード情報を保存」は、予約の完了に支払い用カード情報の入力が必要になり、客がキャンセルポリシーに違反した場合にそのカードへ請求できる形です。
このキャンセルポリシーの設定について、ヘルプの対象読者は「Square 予約プラスおよびプレミアムの登録者さま。」と明記されています。料金ページの比較表では「前払い」「カード情報の保存・利用」がフリーを含む3列すべてで「含まれています」と表記されており、表現が食い違っています。設定を組む前提で考えるなら、前払いポリシーの設定はプラス以上というヘルプの記載を根拠にしておくほうが安全です。
期限にも決まりがあります。キャンセル料を請求できる期間は、当初の来店予定日の14日後までです。また無連絡キャンセル対策機能を有効にした場合、カード情報は1回の予約に対してのみ保存され、その後の請求のためには保存されません。キャンセルの受付期限は1時間から2週間の枠から選ぶか、「なし」を選びます。
手数料は決済の形で分かれます。対面決済は「2.5%〜(決済ごと)」ですが、これは注記のとおり、年間キャッシュレス決済額3,000万円未満で、主要カードブランドによる対面決済の場合の率です。それ以外は3.25%〜あるいはカスタム手数料になります。オンライン決済(前払い)は3.6%、カード情報の手入力または保存済みカード情報の利用(無連絡キャンセル手数料を含む)は3.75%、請求書は3.25%です。この手数料はプランによって変わらず、比較表の3列すべてに同じ率が入っています。手数料は各取引の総額(税金とチップを含む)から差し引かれ、計算では小数点以下が四捨五入されます。
代金の入り方も設定の前に把握しておくべき点です。売上金はSquareがいったん預かり、決済手数料を差し引いてから登録の銀行口座に振り込まれます。三井住友銀行とみずほ銀行の口座を登録している場合は0時から23時59分の間に発生した売上が翌営業日に振り込まれ、その他の金融機関では毎週水曜日に締めて同じ週の金曜日に合算で振り込まれます。振込手数料はSquareが負担するため加盟店への請求は発生しません。土日祝日は銀行休業日のため振込は行われず、着金は15時までを目安とするよう案内されています。急ぐ場合の即時入金サービスは送金額の1.5%で、最低振込額は5,000円です。
予約ページを客に届ける
設定が終わったら、入口を用意します。料金ページの比較表で「ネット予約」に挙がっている項目は、フリーを含む全プランで「含まれています」と表記されています。内訳はSquare ネット予約専用サイト、「今すぐ予約」ボタン、Instagramとの連携、Googleの予約機能との連携、予約サイト専用QRコード、SEOツールです。
実務では、この中のどれを主にするかを決めておくと運用が楽になります。来店客に次回を取ってもらうならQRコードを会計まわりに置くのが早い。検索から拾うならGoogleの予約機能との連携。SNSから流すならInstagramとの連携。既存のホームページがあるなら、Square以外のウェブサイトに予約ボタンやウィジェットを埋め込むこともできます。
独自ドメインを予約の入口に使いたい場合は、少し話が変わります。独自ドメインの接続はSquare 予約ではなくSquare オンラインビジネスの機能で、ヘルプの対象読者は「Square オンラインビジネスプラスまたはプレミアムの登録者さま。」と明記されています。つまり予約側とは別に、オンラインビジネスの有料プランが必要になります。なおSSLは、Square オンラインビジネスに接続されたすべてのドメインに含まれると案内されています。Square 予約の専用予約サイトそのものに独自ドメインを割り当てられるかどうかは、公開資料では確認できませんでした。
Googleカレンダーとの同期は、比較表でフリーが「含まれていない」、プラスとプレミアムが「含まれています」です。自分の予定を1つのカレンダーで見たい人にとっては、ここがフリーを離れる理由になりやすい項目です。
設定を終えたあとに必ず見る3か所
公開する前に、次の3つを自分で通して確認してください。
1つ目は、客の画面を客の端末で見ることです。スマートフォンで予約サイトを開き、メニューを選び、日時を選び、確定まで進みます。所要時間の登録が間違っていると、この段階で枠の並び方がおかしいことに気づけます。
2つ目は、通知が届くかどうかです。テストの予約を1件入れて、確認とリマインダーが想定どおりの時機に届くかを見ます。届かない場合、多くは先に挙げた3つの送信元ドメインが受信側ではじかれています。
3つ目は、書き出しができるかどうかです。予約履歴のエクスポートは、Square データにログインして「予約」または「支払い」の「予約」に移動し、「設定」の「履歴」からレポートをCSV形式でダウンロードする手順です。比較表では「レポートのエクスポート」がフリーを含む全プランで「含まれています」となっています。最初に一度だけでも書き出しておくと、あとで別の仕組みに移すときの手戻りが減ります。
フリーのまま進めるか、上げるかの分かれ目
ここまでの内容を、プランの線で整理します。フリープランは無料で、明記されている制限は「1つのSquareアカウントにつき1店舗限定」です。フリーの機能比較表で「含まれていない」と明記されているのは、複数店舗、対応時間の設定、複数スタッフ対象の予約、Googleカレンダーとの同期、メールとSMSによる自動予約確認、無連絡キャンセルの防止対策、1日あたり受付可能な予約数上限です。加えてクラス予約と順番待ちリスト、前払いポリシーの設定は、ヘルプの対象読者がプラスとプレミアムの登録者になっています。
フリープランの月間予約件数の上限については、比較表に該当する項目がなく、公開資料では確認できませんでした。件数で止まる仕組みではないという意味ではなく、公開されている資料からは判断できないということです。
プランはフリー、プラス(3,000円/店舗・月額)、プレミアム(8,000円/店舗・月額)の3段階です。この金額が税込か税抜かの明記は、料金ページ、総合料金ページ、サービス紹介ページのいずれにもなく、公開資料では確認できませんでした。予算を組むときは、税の扱いを問い合わせて確定させてください。年間取引高が3,000万円以上の場合は、専任のアカウントマネージャーが付くカスタムプランの相談枠が用意されています。
年払いの割引については、料金ページの表記が「店舗ごと、月額」のみで、割引の有無や割引率は公開資料では確認できませんでした。ヘルプには、有料サービスは毎月または毎年請求が行われるという記載があります。プラスとプレミアムには無料トライアルがありますが、その日数も公開資料では確認できませんでした。
別の仕組みと並べて見ておくと、設定の判断が早くなる
設定を進めていて「この機能はこのプランでは使えない」に何度もぶつかるなら、その線の引かれ方が自分の店に合っていない可能性があります。同じ機能でも、仕組みが違えばどの段から使えるかが変わります。
月あたりの上限件数とスタッフ人数でプランが分かれる考え方もあります。無料で月50件とスタッフ1名、月額3,300円で月300件とスタッフ1名、月額7,700円で月1,000件とスタッフ10名、月額19,800円で月3,000件とスタッフ無制限という4段階で、いずれも税込です。上限を超えた分は100件ごとに1,100円、年契約なら月あたり2,750円、6,600円、16,500円になり、有料プランは最初の3か月が半額です。こうした段の刻み方は料金にまとまっています。件数で分ける形と、店舗数と機能で分ける形のどちらが自分の店に合うかは、直近3か月の予約件数を並べれば見当がつきます。
機能がどの段から使えるかも仕組みごとに違います。スタッフ指名とシフト管理、独自ドメイン、オンライン面談URL、GA4がどこから使えるのかは、設定で詰まりやすい5点です。何がどの段で使えるのかはできることに整理されています。条件ごとにどこで差が出るのかを横に並べた他社との比較も、設定の途中で迷ったときの物差しになります。
決済については、率の数字を比べる前に構造を見てください。予約システムには、代金を運営会社がいったん預かってから店に振り込む形と、店が自分で決済会社と加盟店契約を結んで代金が直接入る形があります。Square 予約は前者で、売上金を預かってから手数料を差し引いて振り込みます。後者では代金が店舗の口座に直接入り、返金も店舗が行うため、運営が代金を預かりません。決済会社としてテレコムクレジットを使い、店舗が自分で加盟店契約を結ぶ形がこれに当たります。ただしこの形はStripeとSquareには対応していないため、すでにSquareで決済を組んでいる店がそのまま持ち込むことはできません。ここは正直に押さえておくべき制約です。
最後に、設定の手間を見積もるなら画面そのものを触るのが早いです。予約者が最初に見る画面と店側の管理画面の両方を確認できるデモを見るを先に見ておくと、項目の一覧だけでは分からない操作の重さが分かります。自分の業種でどう組むかの例は業種ごとの使い方にまとまっているので、近い形を見つけてから設定に入ると、決める項目の数がぐっと減ります。
Q1. Square予約はフリープランのままでも予約を受け付けられますか?
受け付けられます。フリープランは無料で、Square ネット予約専用サイト、「今すぐ予約」ボタン、Instagramとの連携、Googleの予約機能との連携、予約サイト専用QRコード、SEOツールがいずれも含まれています。メールとSMSによる自動リマインダーも全プランで使えます。明記されている制限は「1つのSquareアカウントにつき1店舗限定」で、複数店舗やGoogleカレンダー同期などは含まれていません。
Q2. 予約の時間枠はどのくらい細かく刻めますか?
刻みは5通りから選びます。サービスの所要時間に応じて勤務時間を分割する方式と、10分間隔、15分間隔、20分間隔、30分間隔の固定です。所要時間20分のサービスなら、所要時間に応じる方式では勤務時間が20分の枠に分割されます。メニューの長さがそろっている店は所要時間方式、30分と90分が混在する店は固定の30分間隔にすると空きが残りにくくなります。
Q3. リマインドメールは予約の何日前から送れますか?
SMSとメールのリマインダーは、いずれも予約の3日前から1時間前の中で送信の時機を選べます。あわせて「お客さまに確認リクエストを送信する」もあり、こちらは予約の1週間前から2時間前の中から選びます。自動リマインダーは全プランで使えますが、メールとSMSによる自動予約確認はフリープランでは含まれておらず、プラスとプレミアムの機能です。
Q4. 前払いやキャンセル料の設定はフリープランでもできますか?
公式ヘルプでは、キャンセルポリシーと前払いの設定は「Square 予約プラスおよびプレミアムの登録者さま」向けと明記されています。料金ページの比較表ではフリーを含む全プランで含まれると表記されており食い違いがあるため、設定を前提に検討するならヘルプの記載を根拠にしてください。なおキャンセル料を請求できるのは、当初の来店予定日の14日後までです。
Q5. 予約ページに独自ドメインを使えますか?
独自ドメインの接続はSquare 予約ではなくSquare オンラインビジネスの機能で、ヘルプの対象読者は「Square オンラインビジネスプラスまたはプレミアムの登録者さま」と明記されています。予約側とは別に有料プランが必要です。Square 予約の専用予約サイトそのものに独自ドメインを割り当てられるかどうかは、公開資料では確認できませんでした。