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予約管理 アプリ スクエア|合う店と合わない店の線引き
2026年9月8日・Rizaflow編集部
予約管理 アプリ スクエアという組み合わせで調べている人の多くは、すでに決済でこの会社の端末を使っているか、これから決済も予約もまとめたいと考えています。予約の道具としてどこまで使えるのか、無料のままで足りるのか、合わない店はどういう店なのか。公式ページに書かれている条件だけを並べて、判断できる形にします。
レジと予約が同じ会社である利点は、会計の一瞬に出る
この道具を選ぶ理由は、機能の数ではありません。予約と会計が同じ場所で完結することです。
予約の道具とレジが別だと、施術や接客が終わったあとに2つの画面を触ることになります。予約の画面で来店の記録を付け、レジの画面で会計を通す。1件あたり1分もかからない作業ですが、日に10件あれば月5時間です。しかも、忙しいときほど記録の付け忘れが起きます。
同じ会社でそろえると、予約したお客さまを会計の画面で選べます。公式ページの機能一覧には、予約管理とPOSレジの両方が並び、カウンターでの会計、カード情報の保存、請求書の送信といった項目が挙げられています。顧客のプロフィールが自動で作られることも書かれています。
もう1つの利点が、初期費用の低さです。公式ページには、アカウントの作成、維持、解約に手数料はかからないと明記されています。かかるのは決済手数料と、有料プランを使う場合の月額だけです。予約の道具として無料の段から試せるので、失敗したときの損失が小さくなります。
したがって、この道具が最も向くのは、対面の決済が売上の中心で、予約と会計が同じカウンターで起きる店です。美容室、ネイル、マッサージ、パーソナルトレーニング。公式ページでも、これらの業種が例として挙げられています。
無料で使える範囲と、その条件
無料の段については、条件が明確に書かれています。公式ページのプラン表には、フリープランが無料であること、そしてその下に条件が添えられています。
1つのSquareアカウントにつき1店舗限定、という条件です。件数の上限ではなく、店舗数で切られている点が、他の予約の道具と違います。
無料の段に含まれる項目として、スタッフアカウント数の上限なし、専用の予約サイトとSNS連携、統合型の決済、メールとSMSによる自動リマインダーが挙げられています。予約が月300件あっても、1店舗であれば無料の範囲です。件数の多い店にとっては、これは大きな差になります。
有料の段は2つです。プラスが店舗ごとに月額3,000円、プレミアムが店舗ごとに月額8,000円と公開されています。プラスの主な機能として、メールとSMSによる予約確認、複数スタッフを対象にした予約、無連絡キャンセルの防止対策、対応時間の設定が並んでいます。プレミアムには、リソース管理やスタッフの歩合給のカスタム設定などが加わります。
ここで注意したいのが、リマインダーと予約確認が別の段に分かれている点です。自動リマインダーは無料の段に含まれていますが、メールとSMSによる予約確認はプラスの機能として挙げられています。どちらが自分の運用に必要なのかを、実際の画面で確かめてから判断してください。なお、これらの金額と機能の区分は2026年9月時点で公式ページに掲載されていたものです。プランの構成は変わります。
決済手数料の刻みが、実は月額より効く
この道具を評価するときに、月額だけを見ると判断を誤ります。決済を通す店では、手数料のほうが金額として大きくなるからです。
公式の料金ページには、対面の決済手数料についてこう書かれています。
年間キャッシュレス決済額3,000万円未満の方で、主要カードブランドによる対面決済の場合。それ以外の場合は3.25%〜あるいはカスタム手数料が適用されます。 出典: squareup.com
この注記が付いているのが、対面2.5%からという表示です。つまり、条件に当てはまらない決済は3.25%からになります。同じページには、オンラインの決済が3.6%、カード情報の手入力や保存済みカードによる非対面の決済が3.75%、請求書が3.25%と並んでいます。
この刻みは、予約の受け方によって適用される場所が変わります。当日にカウンターで端末を通すなら対面です。予約の時点でカードを登録して事前に引き落とすなら、対面ではありません。無断キャンセル対策で事前決済を入れると、手数料の帯が上がる可能性があるということです。
数字にすると分かりやすくなります。客単価7,000円で月120件、全部をカードで受ける店なら決済額は月84万円です。2.5%なら21,000円、3.6%なら30,240円。差は月9,240円で、有料プランの月額3,000円より大きくなります。
入金についても公式ページに記載があります。特定の2行を利用する場合は翌営業日、その他の金融機関は毎週金曜日という自動振込で、振込手数料は無料です。すぐに引き出したい場合の即時入金は送金額の1.5%で、最低振込額は5,000円と注記されています。資金繰りを気にする小さな店にとって、この差は無視できません。
スタッフが複数いる店で、最初に確認する3点
1人でやっている店では、どの道具を選んでも大きな差は出ません。差が出るのは、スタッフが2人目、3人目と増えたときです。
公式ページの無料の段の説明には、スタッフアカウント数の上限なしと書かれています。人数そのもので制限されない点は分かりやすい設計です。一方で、複数スタッフを対象にした予約の受け付けは、有料の段の機能として挙げられています。人数の登録と、予約の割り当ては別の話だということです。
確認すべきは次の3点です。
1つ目が、スタッフごとに別の営業時間を持てるかどうかです。週に3日だけ入るスタッフがいる店では、これができないと出勤していない日に予約が入ります。
2つ目が、指名の扱いです。お客さまが担当を選んで予約できるか、指名料を別に取れるか。指名が売上の中心になっている店では、ここが合わないと運用できません。
3つ目が、スタッフに見せる範囲です。自分の予定だけを見せたいのか、店全体の予定を共有したいのか。売上の数字まで見えてよいのかどうか。この設定ができる段がどこなのかを確かめてください。
いずれも、無料の段で試している間には気づきにくい部分です。1人で試して決めたあと、2人目を入れた月に困る、という順番で表面化します。増員の予定があるなら、先に確認しておいてください。
合わない店の条件を、先にはっきりさせる
道具に優劣はありませんが、条件が合わない店はあります。公開されている情報から読み取れる範囲で挙げます。
1つ目が、2店舗目を無料で持ちたい店です。無料の段は1つのアカウントにつき1店舗限定と明記されています。分院や2号店の計画があるなら、その時点で費用が発生する前提で考えてください。
2つ目が、決済をほとんど通さない店です。現金のみで受けている店や、月謝を口座振替で受けている教室では、レジと一体である利点がほぼ出ません。予約の機能だけを見て選ぶことになり、他の選択肢と横並びで比べる話になります。
3つ目が、予約の枠を設備の単位で持ちたい店です。ベッドや部屋の数で枠が決まる業態では、スタッフではなく設備を単位にした管理が要ります。リソース管理という項目はプレミアムの機能として挙げられているので、この形が必要なら月額8,000円の段が前提になります。
4つ目が、日本語以外の対応や、細かい業務連携を求める店です。他社アプリとの連携について公式ページには複数の名前が挙がっていますが、自分が使っている道具がそこに含まれるかどうかは個別に確認が必要です。
このどれかに当てはまるからといって、使えないわけではありません。ただ、無料で始めて上限にぶつかり、慌てて別の道具に移す、という遠回りは避けられます。
他の予約の道具と、どこで比べるべきか
比較する相手として、件数で段が切られている予約の道具があります。切り方が違うので、比べ方にコツがあります。
ある予約システムは、初期費用が無料で、フリープランが月額0円、月間予約件数50件、予約ページ公開数2という上限です。有料の段は年間契約で税込9,790円から始まり、月間200件まで受けられます。同じページには、上限を超えたときの扱いも書かれています。
各有料プランの月間予約件数を超える場合、50件ごとに1,078円(税込)の予約手数料で予約受付可能数を追加できます。 出典: stores.fun
つまり、こういう整理になります。件数が多く、店舗が1つで、決済を通す店なら、店舗数で切られている道具のほうが安く収まります。月200件を無料で受けられるからです。逆に、件数が少なく、店舗が複数あり、決済をほとんど通さない店なら、件数で切られている道具の無料の段が向きます。
比べるときは、次の4つの数字を紙に書いてから各社のページを開いてください。
・月の予約件数 ・店舗の数、そして1年後に増える予定があるか ・カードで受ける金額の月合計 ・スタッフの数と、指名の枠が必要かどうか
この4つが埋まっていれば、どちらが安いかは計算で出ます。機能の一覧を眺めて悩む必要はありません。各社が何を売りにしているかは他社との比較のようなページに整理されているので、計算のあとで読むと違いが見えます。
業種の例に自分の店が入っているかを見る
公式ページには、想定している業種が並べられています。ヘアサロン、理髪店、美容とネイルのサロン、パーソナルトレーニング、マッサージとボディケア、専門サービス、住宅の修理や清掃、家庭教師や音楽教室。この並びは、どういう使い方を前提に作られているかを読む手がかりになります。
自分の業態がこの中にあるなら、標準的な設定でおおむね回ります。無い場合は、近い業態がどれかを考えてください。たとえば、施術と物販を両方扱う店なら美容のサロン、教室で回数券を扱うなら家庭教師や音楽教室の使い方が近くなります。
逆に、想定の外にあると分かる場合もあります。1回の枠に多人数が入る講座、部屋や設備の単位で枠が決まる業態、当日の飛び込みが売上の大半を占める業態。こうした形は、標準の設定から外れる部分が出ます。使えないという意味ではなく、設定に工夫が必要だということです。
判断に迷うときは、自分と同じ業態の使い方が説明されているかを見てください。説明があるなら、想定されている運用があるということです。説明が無い場合は、無料の段で実際に自分のメニューを入れて、通るかどうかを確かめるのが早道になります。
予約の受け方としての作りを、実際に確かめる
料金の次に見るのは、お客さまが使う予約ページの作りです。ここは表に出てこない差が出ます。
公式ページには、お客さまも手軽に使える無料の予約サイト、繰り返しの予約、複数のサービスのネット予約、InstagramやGoogleとの連携といった項目が挙げられています。SNSからの予約導線を持っている店には、この点が効きます。
確認しておきたいのは3つです。
1つ目が、予約の完了までに何回タップが必要かです。メニューを選び、日時を選び、連絡先を入れる。この流れが自分のお客さまにとって自然かどうかを、自分のスマートフォンで最後まで通して確かめてください。
2つ目が、メニューの見え方です。所要時間の違うメニューが20種類ある店では、並べ方によって選びやすさが変わります。実際に自分のメニューを登録してから判断するのが確実です。
3つ目が、リマインドの届き方です。メールとSMSの両方が使えるとされていますが、どちらがいつ届くのか、文面をどこまで変えられるのかは、触ってみないと分かりません。無断キャンセルの対策として最も効く部分なので、優先して確認してください。
いずれも、無料の段で試せます。1時間あれば、メニューを3つ登録して、自分で予約を通し、届く連絡を確認するところまでできます。この1時間が、比較記事を10本読むより確実です。判断の前に画面を見たい場合は、他社でもデモを見るのような導線が用意されていることがあります。
端末を買うかどうかは、予約の話とは別に決める
決済の端末を買う必要があるかどうかは、予約の道具を選ぶ話と混ざりやすい部分です。分けて考えてください。
公式ページには、お客さまと対面する場でキャッシュレス決済を受け付ける場合には決済端末が必要だと書かれています。遠方のお客さまには、請求書やブラウザでの決済を使えば端末は必要ないという説明もあります。
端末の価格も公開されています。もっとも小さいカードリーダーが4,980円、ポケットサイズの端末が44,980円、据え置き型のレジが99,980円という並びで、分割払いの案内も付いています。
ここで注意したいのが、端末を買うことと予約を受けることが独立している点です。予約の受け付けだけを無料の段で使い、会計は従来どおり現金で受ける、という運用もできます。まず予約から始めて、決済は後から足す。この順番なら初期の出費が抑えられます。
逆に、すでに端末を持っている店は、予約の機能を足すだけで済みます。同じアカウントの中で予約を開始できるという案内が公式ページにあるので、追加の契約手続きは軽くなります。すでに決済で使っている店にとって、これが最も大きな利点です。
なお、スマートフォンだけでタッチ決済を受け付ける仕組みも案内されています。端末を買わずに始めたい店は、この方法が使えるかどうかを先に確認しておくと、初期の判断が変わります。
予約と顧客の情報が、どこにたまるかを確認する
道具を選ぶときに軽視されがちなのが、情報の持ち方です。数年使ったあとで効いてきます。
公式ページには、顧客プロフィールの自動作成、お客さまに関するメモやリマインダー、購入履歴の保存といった項目が挙げられています。予約と会計が同じ場所にあるため、来店の履歴と購入の履歴が1人の顧客に紐づく形になります。
この形の利点は、次の案内を出すときに出ます。前回の来店からの日数、購入したメニュー、支払った金額。これらが1か所にあると、誰にどの案内を出すかを決めやすくなります。名簿が予約と会計に分かれていると、この判断ができません。
確認しておきたいのは、その情報を自分で取り出せるかどうかです。将来、別の道具に移る可能性はゼロではありません。名簿を書き出せるか、来店の履歴まで持ち出せるか。契約する前に確認しておくと、あとで困りません。
もう1つが、スタッフに見せる範囲です。売上や顧客のメモまで全員に見せたくない店は多くあります。権限を分けられるかどうか、分けられるとしてどの段からなのかを、実際の画面で確かめてください。スタッフアカウントの数に上限が無いと書かれていても、見せる範囲を絞れるかどうかは別の話です。
予約ページを公開する前に通す、5つの確認
無料の段で試せるからこそ、公開の前に確認しておくべきことがあります。順に挙げます。
1つ目が、営業時間と受付の締切です。営業時間をそのまま受付時間にすると、閉店間際に長いメニューの予約が入ります。最後の施術や接客が終わる時刻から逆算して締めてください。
2つ目が、直前の予約をどこまで受けるかです。30分後の予約を受け付ける設定にしていると、接客中に入った予約に気づけません。準備の時間を考えて締切を決めます。
3つ目が、休業日の反映です。祝日、研修、棚卸し。これらを先に閉じておかないと、予約が入ってから断ることになります。月の初めにまとめて閉じる習慣を作ってください。
4つ目が、確認とリマインドの文面です。場所、持ち物、支払い方法、キャンセルの連絡先。この4つが入っていれば、前日の問い合わせが減ります。
5つ目が、自分のスマートフォンでの通し確認です。管理画面で見た印象と、お客さまの画面は違います。メニューの説明が切れていないか、文字が小さくないか、連絡が届くか。この確認に10分かけるだけで、公開後の手直しが減ります。
この5つは、どの道具を選んでも同じです。道具の性能ではなく、設定の丁寧さで結果が変わる部分になります。
移行するとき、既存の予約はどうなるか
いま別の道具を使っている店が移すときの注意点です。公式のFAQには、切り替えについての記載があります。
顧客リストと在庫リストは一括で取り込めるとされていますが、予約履歴や今後の予約といった既存のデータを取り込みたい場合は、営業チームへの問い合わせが必要だと書かれています。オンボーディングやデータの取り込みには、サービスと料金が別に設定されていることも案内されています。
つまり、名簿は移せても、先に入っている予約は自動で移るとは限らないということです。これはこの道具に限った話ではなく、多くの予約の道具に共通します。
現実的な進め方は次のとおりです。
・切り替える日を決める。その日以降の新規予約は新しい道具だけで受ける ・すでに入っている先の予約は、古い道具で最後まで消化する ・顧客の名簿は、切り替えの直前に書き出して読み込む ・お客さまへの案内は、予約完了の画面と次回の連絡の両方に入れる
審査の時間も見込んでください。公式ページには、主要カードブランドの決済の審査には通常1から3営業日かかると書かれています。最短ではアカウントを作成した当日から使える場合もあるとされていますが、決済を前提に切り替えるなら、余裕を持った日程を組んでください。
無連絡キャンセルへの手当ては、どの段にあるかで変わる
予約の道具を入れる目的として、無断キャンセルを減らしたいという声はよく聞きます。この道具では、その手当てが段によって分かれています。
公式ページの機能一覧には、キャンセル料や無連絡キャンセル手数料の設定という項目があり、有料の段の説明には無連絡キャンセルの防止対策が挙げられています。つまり、無料の段だけで完結する話ではない可能性があります。自分の運用に必要な機能がどの段にあるのかは、契約の前に画面で確かめてください。
そのうえで、順番として押さえておきたいことがあります。手数料の設定より先に効くのは、リマインドです。忘れていた人が思い出せば、それだけで来ます。無料の段に自動リマインダーが含まれているのは、この点で有利です。
次に効くのが、キャンセルの規定を伝える場所です。金額を決めても、予約が確定する前の画面に出ていなければ、あとから請求しても納得は得られません。予約の画面、確認の連絡、リマインドの3か所に同じ内容が入っている状態を作ってください。
そして、カード情報の保存です。予約の時点でカードを登録しておく形にすると、無断キャンセルは減る傾向があります。ただし、登録の手間が増えるぶん、予約の途中で離れる人も出ます。単価の高いメニューだけに適用する、といった使い分けが現実的です。
なお、キャンセル料の水準そのものについては、法律の観点から検討が必要になります。具体的な条項の妥当性は、専門家や所管の窓口に確認してください。
予約が入る時間帯と、店の営業の噛み合わせを見る
道具を入れたあとに見るべき数字も挙げておきます。予約の記録から分かることは多く、そこから営業の形を調整できます。
まず、予約が入る時刻です。ネット予約の申込は、営業時間外に集まる傾向があります。夜22時台に入った予約が多ければ、それは電話では取れなかった予約です。ここが多いほど、道具を入れた効果が出ています。
次に、予約から来店までの日数です。当日や翌日の予約が中心なら、直前予約の締切を緩めたほうが件数が増えます。2週間先の予約が多いなら、逆に先の日程を長く開けておくほうが効きます。
そして、埋まっていない時間帯です。開けているのに入らない枠は、機会を失っています。曜日ごとの傾向が見えたら、営業時間そのものを組み替える判断ができます。
さらに、新規と再来の比率も見てください。新規ばかりで再来が少ないなら、次回の案内が届いていません。再来ばかりで新規が入らないなら、予約ページへの導線が足りていません。同じ数字でも、打つ手はまったく違います。
これらは月に1回、10分見れば足ります。毎日眺める必要はありません。月末に確認して、翌月に1つだけ設定を変える。この繰り返しが最も続きます。
予約と決済をまとめるかどうか、という判断そのもの
最後に、一段上の話をします。予約と決済を1社にまとめるべきかどうか、という判断です。
まとめる利点は、これまで見たとおりです。会計が速い、顧客の情報が1か所にたまる、費用が読みやすい。
一方で、まとめないほうがよい場合もあります。決済の条件が変わったときに、予約の仕組みごと影響を受けるからです。手数料の改定や、プランの構成の変更は、どの会社でも起こり得ます。予約と決済が分かれていれば、片方だけを替えられます。
どちらが正しいかは、店の売り方で決まります。カード決済の比率が高く、対面での会計が多い店は、まとめる利点が上回ります。当日の現金払いが中心で、決済を通す機会が少ない店は、無理にまとめる理由がありません。
理想を言えば、決済が必須でない業態に合わせて、予約の受付から次の来店までを一続きにしている形が、業態の変化に強くなります。決済を使いたいときは使い、使わないときは通さない。この自由度があると、売り方が変わっても道具を替えずに済みます。
判断の材料を集めるときは、料金のページで段と条件を押さえ、機能のページで自分に必要な項目があるかを確認し、残った疑問を窓口に文章で聞く。この順番が最短です。何ができるかはできることに、段ごとの違いは料金に、業態別の使い方は業種ごとの使い方に整理されているのが一般的な構成です。細かい条件はよくある質問に書かれていることが多いので、問い合わせの前に一度目を通しておくと、往復が1回減ります。
Q1. スクエアの予約管理は無料で使えますか?
公式ページには、フリープランが無料であること、そして1つのアカウントにつき1店舗限定という条件が明記されています。無料の段にはスタッフアカウント数の上限なし、専用予約サイト、メールとSMSによる自動リマインダーが含まれます。件数の上限では切られていないため、1店舗で件数が多い店には向きます。
Q2. 有料プランはいくらですか?
公式ページによると、プラスが店舗ごとに月額3,000円、プレミアムが店舗ごとに月額8,000円です。プラスにはメールとSMSによる予約確認、複数スタッフを対象にした予約、無連絡キャンセルの防止対策などが、プレミアムにはリソース管理などが挙げられています。2026年9月時点の公開情報です。
Q3. 決済手数料はどれくらいかかりますか?
公式ページでは、年間キャッシュレス決済額3,000万円未満で主要カードブランドによる対面決済の場合が2.5%から、それ以外は3.25%からとされています。オンラインが3.6%、カード情報の手入力などの非対面が3.75%、請求書が3.25%です。事前決済を使うと帯が変わる可能性があるため、受け方ごとに確認してください。
Q4. いま使っている予約システムから移行できますか?
公式FAQには、顧客リストと在庫リストは一括で取り込めるとある一方、予約履歴や今後の予約といった既存データの取り込みは営業チームへの問い合わせが必要だと書かれています。切り替え日を決めて、以降の新規予約だけを新しい道具で受け、既存の予約は古い道具で消化する進め方が安全です。