他社との比較

STORES予約の評判|使っている人が挙げる長所と短所

2026年9月8日

「stores 予約 評判」で検索する人が本当に知りたいのは、星の数ではありません。自分の店の規模と業態で、実際に困る場面が出るのかどうかです。評判の記事はたくさんありますが、その多くは書かれた時期が古く、いまの仕様と合っていません。2026年に入ってから、料金と決済まわりで複数の変更が実施されているためです。

この記事では、評判としてよく語られる項目を挙げたうえで、それぞれが公式資料でどこまで確かめられるのかを並べます。個別の口コミを引用したり、匿名の感想を集計したりはしません。感想の当たり外れは、書き手の店舗規模とプランで決まってしまうからです。代わりに、どのプランの人が言っているのかを補って読める形に整理します。

評判を読む前に確認しておきたい、2026年の変更

古い評判記事を読むときに、いちばん誤解を生む部分から書きます。

2026年8月3日に、事前クレジットカード決済の手数料率が変わりました。それまでの「4.9%+99円」から、料率のみの体系になっています。2026年8月3日午前0時以降の決済から自動的に新しい料率が適用されました。「手数料が安い」「高い」という評価は、この日の前後で意味が変わります。

2026年8月25日の入金分からは、これまで0円だった振込手数料が発生するようになりました。1回の振込につき275円(税込)で、入金額が10,000円未満の場合は事務手数料275円が加わって合計550円です。「振込手数料が無料なのがいい」と書かれた記事は、この日より前のものです。

決済サービスの提供主体も変わりました。以前は事業者と Stripe 社の間で利用契約が成立していましたが、事業者と STORES 株式会社の間で契約が成立し、STORES 株式会社を通じて株式会社クレディセゾンおよび株式会社ジェーシービーによる加盟店契約の審査が行われる形になっています。審査に通過しない場合もあると明記されています。切り替えは2026年2月中旬頃から順次実施されました。

さらに予約サイトのURLも移行中です。変更前は coubic.com に店舗のIDを付けた形、変更後は事業者のドメインIDを使った stores.jp の形です。旧URLからの自動転送は続きますが、将来的に旧URLの利用停止をお願いする場合があると公式に予告されています。予約者へ送るメールの送信元アドレスも、[email protected] から [email protected] へ変わります。

読んだ評判が2025年以前のものなら、費用と決済の記述はいったん外して読んでください。機能の話は概ね生きていますが、金額の話はほぼ古くなっています。

長所として挙げられること

評判で肯定的に語られる項目を、公式資料で確認できる範囲に絞って並べます。

無料のまま事前決済まで受けられる

フリープランは月額0円、初期費用も0円です。そのうえで、クレジットカード事前決済の予約受付が全プランで使えます。現地支払いの受付も全プランです。無料の段階で事前決済まで通せる予約システムは多くありません。前払いにして無断キャンセルを減らしたい、という目的が最初からある店舗にとっては、初期費用ゼロで試せる点が実利になります。

回数券と月謝の販売も全プランで可能です。ただし、回数券や月謝を利用した予約受付はスモールプラン以上なので、券を売るところまでと、その券で予約を取ってもらうところは区切りが違います。ここは評判でも混同されやすい部分です。

予約の受け方に4つの型が用意されている

予約ページのタイプは、レッスンやイベントタイプ、メニュータイプ、メニュータイプ(複数スタッフ登録)、スクールタイプの4種類です。レッスンやイベントタイプとメニュータイプは全プランで使えます。複数スタッフ登録のメニュータイプはチームプラン以上、スクールタイプはビジネスプラン以上です。

時間指定の施術も、定員制の教室も、継続して通う形も、それぞれ専用の型があります。1つの型を無理に流用しなくてよい点が、業態の合う店舗では評価につながっています。

集客の入口を複数つなげる

Googleで予約が全プランで使えます。店舗名で検索した顧客が、そのまま予約に入れる導線です。無料で使えるので、ここは評判でもよく挙がる部分です。

そのほかにLINEミニアプリ連携(月額4,400円・税込、スモールプラン以上)、かんざし連携(月額5,500円・税込、チームプラン以上)があり、かんざし連携ではネイリーが使えるようになった旨も告知されています。予約ポータルやSNSと予約情報を一元管理する運用ができます。予約ボタンの自社サイトへの埋め込みは全プランです。

スマートフォンで完結する

予約者向けアプリと管理者向けアプリが全プランで使えます。QRコードでのセルフチェックイン、顧客管理、顧客情報の一括登録、分析機能も全プランです。店頭でスマートフォンから予約状況を見て回す運用は、無料の段階でも成立します。1人で店を回している事業者からの評価が高いのは、この部分です。

機能追加が続いている

リリース情報の告知が継続しています。予約時間の短縮と延長がメニュータイプで可能になったこと、リマインドメールを何時間前かで設定できるようになったこと、スタッフシフトをCSVで一括更新できるようになったこと、予約開始時間をずらす設定、祝日の営業時間設定などが公表されています。止まっているサービスではない、という点は評判を読むうえで重要な材料です。

短所として挙げられること

否定的に語られる項目も、公式資料で確認できる範囲で並べます。

フリープランは50件で受付が止まる

フリープランの月間予約件数は50件です。集計期間内に50件を超えると、新規の予約受け付けが停止されます。受け付けを再開するには有料プランへの変更が必須です。50件以内で終われば、次の集計期間の開始日に0件へリセットされます。

「急に予約が受けられなくなった」という評判は、ほぼこれです。月の後半に予約が伸びた店舗は、その月の残りを取り逃がします。停止されるのは新規の受付であって、既に入っている予約が消えるわけではありませんが、機会損失としては小さくありません。月に40件を超える月が続いているなら、上限に当たる前に判断したほうが被害が小さくなります。

なお、フリープランとは別に「トライアルプラン」があり、上限50件と超過時の挙動は同じです。

データを外に出せるのがビジネスプラン以上

予約や顧客情報のCSVダウンロードは、プラン比較表でビジネスプラン以上の機能として区分されています。フリー、スモール、チームでは利用できません。ビジネスプランは年契約の一括払いで月額28,600円(税込)です。

これは評判の中でもとくに重い部分です。顧客名簿を会計ソフトやメール配信と突き合わせたい、あるいは将来ほかへ移りたい、と考えたときに、書き出す手段が上位プランに紐づいています。ダウンロードには制限もあり、各ファイルのダウンロードは管理画面の操作とあわせて1度のみ、12時間以内に行う必要があります。

フリー、スモール、チームの利用者が予約や顧客のデータを取り出す方法があるかどうかは、公開資料からは判断できませんでした。機能が無いとは断定できませんが、これを前提に導入を決めるのは危険です。顧客情報の一括登録、つまり取り込みのほうは全プランで使えるので、入れるのは簡単で出すのは難しい、という非対称があります。

スタッフの指名がチームプラン以上

スタッフの指名予約はチームプラン以上です。登録できるスタッフ数は、フリーとスモールがスタッフ登録なし、チームが3名、ビジネスが20名、エンタープライズが無制限です。

担当者が2人いる時点で、指名を受けたいならチームプラン(年契約一括で月額19,690円・税込)が必要になります。予約件数が月に50件しかなくても、この一点で月額が決まります。件数が少なく担当者が複数いる小規模サロンからは、ここが割高だという声が出やすい構造です。

予約ページに広告が出る

予約受付ページ内の広告非表示は、スモールプラン以上の機能として区分されています。したがってフリープランでは予約ページに広告が表示されます。予約受付ページのロゴのカスタマイズもスモールプラン以上です。

金額では測れない部分ですが、自分の店の予約ページに他社の案内が出ることを嫌う事業者は一定数います。無料で使えることの裏返しとして受け入れるかどうかの話です。

費用が積み上がる構造

基本の月額に加えて、オプションが月額で積み上がります。POSレジ連携が月額3,300円(税込)からでスタンダードプランへの加入が必要、かんざし連携が5,500円(税込)、LINEミニアプリ連携が4,400円(税込)、タグの追加埋め込みが1個ごと5,500円(税込)、SMS追加配信が200通ごと5,500円(税込)、RemoteLOCK連携が4,400円(税込)、入金サイクル短縮化が2,200円(税込)です。

さらに事前決済の手数料率を下げるには、予約の有料プランとは別枠の「STORES スタンダードプラン」(月額3,300円・税込)に加入する必要があります。加入の有無と中小特別料率の適用有無で、料率は5.5%、5.2%、3.6%、3.3%の4段階に分かれます。「月額はこれだけ」という比較をしていると、実際の請求額とずれます。

解約が管理画面だけで終わらない

契約は自動更新です。途中解約を希望する場合は、残っている期間分のプラン利用料を解約時に支払う必要があります。有料プランを利用中の場合、アカウント削除の前に有料プランの解約手続きが必要で、解約を希望するときは問い合わせフォームから連絡する必要があります。管理画面だけでは完結しません。

解約の申し入れ期限、つまり更新の何日前までに申し出る必要があるかについては、公開資料では確認できませんでした。アカウント削除後は登録されていたすべてのデータが完全に消去され、復旧できないと明記されています。

メールと通知まわりの評価

評判の中で意見が割れやすいのが、予約者への連絡まわりです。ここは機能そのものより、どのプランから使えるかで評価が変わります。

予約が確定すると、予約者に自動で予約確定メールが送信されます。これは基本の動きなので、どのプランでも届きます。問題はその先です。

リマインドは「予約忘れないでねメール」という名称の機能で、予約日時の前に予約者へ自動でメッセージを送ります。メールでもSMSでも送れて、予約ページごとに配信設定ができます。送信のタイミングは予約日時の何時間前という形で指定でき、配信日は1日前を24時間前として換算します。ここに1つ制約があり、設定した配信日を過ぎたあとに入った予約には配信されません。当日や前日に駆け込みで入った予約には、リマインドが飛ばないということです。

そして、メルマガや予約リマインドメールの自動配信はスモールプラン以上です。フリープランでは使えません。無断キャンセルを減らす目的で導入したのに、無料のままだとリマインドが自動で飛ばない、という食い違いはここから生まれます。評判で「リマインドが便利」と書いている人と「リマインドが無い」と書いている人がいたら、両方とも正しくて、見ているプランが違うだけです。

来店後のフォローに相当するものとして「来店者向けメール」があります。誕生日や来店回数などの条件に応じて自動送信でき、配信対象、件名、本文、配信時間を設定します。プランによって利用できない場合があると注意事項に記載されています。回数券の購入者へ、有効期限や残回数をメールで知らせる設定もあります。

メールの見た目に関わる部分では、予約通知メールのカスタマイズがチームプラン以上、署名の設定がスモールプラン以上です。無料の段階では署名が入れられないため、店舗名や連絡先は本文側に書き込む形になります。

SMSの手動と自動の配信はビジネスプラン以上で月100件までです。200通ごとに5,500円(税込)で追加でき、SMSは140文字以内で設定して、70文字以内なら1通、71文字以上なら2通に分けて配信されます。文字数で通数が変わる点は、費用の話として押さえておいてください。

制約として、メールへのPDFなどの添付には対応しておらず、オンラインストレージを使ってURL形式で案内するよう公式に案内されています。同意書や事前の記入用紙を送る運用がある業態では、ひと手間増えます。

メールとSMSの保存期間もプランで変わります。フリーとスモールが1か月、チームとビジネスが3か月、エンタープライズが1年です。「過去のやり取りを見返そうとしたら消えていた」という声は、この保存期間が原因です。

連携と外部サービスの評価

外部サービスとのつなぎ方も、評判で触れられることが多い部分です。公式ヘルプの他システムとの連携カテゴリに掲載されているのは、API連携、Googleで予約、Googleカレンダー連携、LINEミニアプリ、POSレジ、Zoom連携、かんざし連携、タグ埋め込み、リモートロック連携です。

プランの区切りは次のとおりです。Googleで予約は全プラン。Zoom連携はスモールプラン以上。Googleカレンダーとの双方向連携はチームプラン以上。Google Analytics 4連携はスモールとチームがオプション提供で、ビジネスとエンタープライズが1タグまで無料。コンバージョンタグの埋め込みはスモールからビジネスまでがオプション提供で、エンタープライズが3タグまで無料。API連携はビジネスプラン以上です。

Googleカレンダーとの双方向連携がチームプラン以上である点は、1人で店を回している事業者には効きます。普段の予定をGoogleカレンダーで管理していて、そこに私用の予定も入れている場合、双方向でないと予約の空き枠と実際の予定がずれるからです。

RemoteLOCK連携(月額4,400円・税込、チームプラン以上)は、予約情報と連動して暗証番号を自動で発行し通知する仕組みです。無人で貸し出すスペースやレンタルルームの運営者からは、この連携が導入の決め手として挙がります。逆に、この用途が無い店舗にとっては関係のない機能です。評判の中の「連携が豊富」という評価は、自分に必要な連携があるかどうかとは別の話なので、一覧を自分の用途で絞って読んでください。

予約カレンダーの自社サイトへの埋め込みはビジネスプラン以上、予約ボタンの埋め込みは全プランです。外部サイトに設置した予約カレンダーは、URLの変更後も現在のコードのまま使えると案内されています。

セキュリティ関連では、IP制限がエンタープライズプランのみです。管理画面へのアクセス元を制限したい法人や自治体の用途では、最上位プランが前提になります。

評判が食い違う理由

同じサービスの評判が正反対に見えることがあります。理由は3つあります。

1つ目は、プランによって実質的に別のサービスになるからです。フリープランの利用者から見れば、これは「無料で事前決済まで使えるが、50件で止まり、指名もリマインドの自動配信もできないもの」です。ビジネスプランの利用者から見れば、「月2,000件まで受けられて、スタッフ20名、CSVも出せて、キャンセル待ちもグループ予約も使えるもの」です。両者の感想が噛み合わないのは当然です。評判を読むときは、その人がどのプランなのかを推測してください。

2つ目は、業態の違いです。予約件数の数え方、指名の要否、定員の扱い、決済の要否は、業態によってまったく違います。1回のレッスンに10名が申し込む教室と、1日8名を1人ずつ施術するサロンでは、同じ月額でも意味が変わります。

3つ目は、時期です。前述のとおり2026年に費用まわりが動いています。加えてURLの移行、決済提供主体の変更、退会手順の分岐(2026年7月22日を境に手順が分かれています)もあり、いま書かれている手順書と自分の画面が一致しないことがあります。

無料で試したときに分かること、分からないこと

「まず無料で試してから評判を判断する」というのは正しい進め方ですが、無料の範囲で確かめられることには限りがあります。何が分かって何が分からないのかを整理しておきます。

無料の範囲で確かめられるのは、予約者から見た画面の使い勝手、メニューと受付条件の作りやすさ、予約確定メールの文面、顧客管理の見え方、Googleで予約からの導線、スマートフォンでの操作感です。ここは実際に自分で1件予約を通してみれば分かります。予約、変更、キャンセルの3つを自分で試すのが確実です。

一方、無料では確かめられないのが、リマインドの自動配信の効き方、スタッフの指名の運用、休憩時間を挟んだときの枠の詰まり方、キャンセル待ちの挙動、CSVの出力内容、広告が消えたあとの予約ページの見た目です。評判で語られている論点の多くが、実はこちら側にあります。無料で試して良さそうだったから契約したのに、思っていた機能が使えなかった、という食い違いはここで起きます。

もう1つ、無料の段階では現れない要素があります。契約後の縛りです。契約は自動更新で、途中解約の場合は残期間分のプラン利用料を解約時に支払う必要があります。年契約は月額換算で割安になりますが、その安さは1年使い切ることが前提です。無料で試している間に「合わなければ止めればいい」という感覚のまま年契約に進むと、想定と違ったときに引き返せません。複数月契約は最短3か月以上からで、単月契約はできない点も含めて、契約の形は先に確認しておいてください。

契約形態によって支払い方法にも制限があります。複数月契約の一括払いは請求書のみで、クレジットカードでは払えません。請求書払いは利用開始まで最短1営業日から3営業日かかります。今日から受け付けを始めたい、という場合は選べる形が限られます。

公式資料の中にも古い記載が残っている

評判を確かめるときに知っておくべきことがあります。公式資料の中にも、更新されていない箇所があります。

公式ヘルプの料金プランの記事(更新表示は1年前)には、クレジットカード決済手数料が全プラン一律「4.9%+99円」と記載されたままになっています。2026年8月3日以降の料率は別の記事と料金ページに載っており、料金プランの記事の側が更新されていません。手数料を確認するときは、新しいほうの記事を見る必要があります。

2026年8月3日午前0時以降の決済より自動的に新料率が適用されます 出典: stores.fun

旧ヘルプサイトの faq.coubic.com は、すでにDNSが解決できず到達できません。現行のヘルプは STORES 側のヘルプセンターに集約されています。検索結果に旧ヘルプのURLが残っている場合、そこは開けません。

これは、評判記事だけでなく公式の情報も、参照する場所を選ぶ必要があるということです。判断に使う数字は、必ず新しいほうで確かめてください。

業種によって評価が分かれる場所

業態ごとに、どの評価が当てはまるかを整理します。

サロンや整体のように担当者を指名する業態では、チームプラン以上が事実上の出発点になります。予約件数が少なくてもスタッフ登録が要るためで、費用の評価は厳しめになります。一方で、時間指定の予約と休憩時間の設定、オプションメニューが揃うので、機能面の評価は高くなります。

教室やスクールのように定員制で回す業態では、レッスンやイベントタイプが全プランで使える点が効きます。ただしキャンセル待ちとグループ予約はビジネスプラン以上なので、満席後の運用を重視するなら費用が上がります。継続通いのスクールタイプもビジネスプラン以上です。

相談窓口や士業のように件数が少なく単価が高い業態では、件数の上限はほぼ問題になりません。評価が分かれるのは、予約前に聞いておく項目の数と、事前決済の手数料です。予約時のアンケートはフリーとスモールが最大1項目、チーム以上が最大50項目です。

飲食や物販のように予約と当日来店が混ざる業態では、予約以外の来店をどう扱うかが課題として残ります。当日その場で列に並ぶ整理券型の順番待ちに該当する機能名は、公式資料では確認できませんでした。確認できるのはキャンセル待ちの設定とグループ予約の受付で、これらが順番待ちに相当するかどうかは公式資料からは判断できません。機能が無いとは断定できませんが、この用途が中心なら問い合わせて確かめる必要があります。

レンタルスペースや無人の施設では、RemoteLOCK連携があるかどうかで評価が大きく変わります。予約と連動して暗証番号を発行できるため、鍵の受け渡しが要らなくなるからです。ただしチームプラン以上で月額4,400円(税込)のオプションなので、費用は積み上がります。

オンラインのみでレッスンを提供している事業者は、決済の中小特別料率が適用できない点に注意が必要です。適用条件の1つに、実店舗などの対面環境で来店客にサービスや商品を提供する際の決済であることが含まれており、実店舗がないオンラインサービスは適用できないと明記されています。同じ決済額でも料率が変わるので、費用の評価がずれる原因になります。

確認できなかった項目

評判を検証する過程で、公式資料からは判断できなかった項目もあります。無いという意味ではなく、公開されていないという意味です。

順番待ちに該当する機能の有無と名称は確認できませんでした。シフト管理の具体的な設定単位、たとえば曜日別なのか日別なのか時間帯別なのかも確認できませんでした。独自ドメインが予約単体で使えるのか、他のサービスの契約が前提になるのか、対応プランはどれかについても確認できませんでした。解約の申し入れ期限、つまり更新の何日前までに申し出る必要があるのかも確認できませんでした。解約後にデータが保持される期間も同様です。フリー、スモール、チームの各プランで予約や顧客のデータを取り出す方法があるかどうかも判断できませんでした。

これらが導入の条件になっているなら、比較サイトの表を根拠にせず、公式の窓口で確認してから決めてください。表の丸バツは、公式資料に裏付けがあるとは限りません。

評判を自分の店に当てはめる手順

最後に、読んだ評判を自分の判断に変える手順を書いておきます。

第一に、自分の月間予約件数を数えます。50件、200件、300件、2,000件のどこに入るかで、候補のプランが決まります。第二に、担当者の人数と指名の要否を確定させます。指名を受けるならチームプラン以上です。第三に、事前決済の月額を見積もります。決済額に料率を掛けた金額と、別枠のスタンダードプランに入る場合の月額3,300円を比べます。決済額が月17万円あたりを超えると、加入したほうが安くなる計算です。第四に、データを外に出す必要があるかを決めます。必要ならビジネスプラン以上です。

この4つを埋めれば、評判の中のどの声が自分に当てはまるのかが分かります。

料金の組み方が違う予約システムと並べる

判断の材料として、段階の切り方が違うものを1つ置いておきます。段階を4つに絞り、件数とスタッフ数と主要な機能をその段階に含めてしまう設計です。無料の段階が月50件でスタッフ1名、次が月額3,300円(税込)で月300件とスタッフ1名、その上が7,700円(税込)で月1,000件とスタッフ10名、いちばん上が19,800円(税込)で月3,000件とスタッフ無制限、という形です。年契約なら月あたり2,750円、6,600円、16,500円になり、上限超過は100件ごとに1,100円(税込)、有料の段階は最初の3か月が半額です。段階の内訳は料金にまとまっています。

この形では、スタッフの指名とシフト管理、独自ドメイン、オンラインの面談用URL、Google Analytics 4が真ん中の段階から使えます。担当者が2人いて件数は少ない、という店舗にとっては費用の当たり方が変わります。ただし制約もあります。事前決済はいちばん上の段階からで、無料の段階では使えません。決済の仕組みも違い、店舗が決済会社と自分で加盟店契約を結び、代金は店舗の口座へ直接入り、返金も店舗が行う形です。運営側は代金を預かりません。決済会社は選べず、StripeやSquareにはつながりません。どちらの制約を受け入れられるかという比べ方になります。使える機能の一覧はできること、設計の違いを横に並べたものは他社との比較にあります。

評判より、自分の予約の入り方を数えるほうが早い

結局のところ、他人の感想は他人の店舗規模とプランに依存します。同じ機能でも、担当者が1人の店と3人の店では意味が変わります。読むべきは感想ではなく、自分の店の数字です。過去3か月の予約件数、担当者の人数、事前決済にしたい割合、名簿を外部で使う予定の有無。この4つを紙に書き出すほうが、評判記事を10本読むより判断が早く決まります。

業態ごとの受け方の型は業種ごとの使い方に整理されています。実際の予約画面の動きはデモを見るから触って確かめられます。契約前に確認しておきたい条件はよくある質問にもまとまっています。

Q1. 評判で言われる「急に予約が受けられなくなる」とは何ですか?

フリープランの月間予約件数50件に達したときの挙動です。集計期間内に50件を超えると新規の予約受け付けが停止され、再開には有料プランへの変更が必須になります。50件以内で終われば次の集計期間の開始日に0件へリセットされます。既に入っている予約が消えるわけではありませんが、その月の残りは受け付けられません。

Q2. 無料プランのままだと予約ページに広告が出ますか?

出ます。予約受付ページ内の広告非表示がスモールプラン以上の機能として区分されているためです。予約受付ページのロゴのカスタマイズもスモールプラン以上です。自分の店の予約ページに他社の案内が出ることを避けたい場合は、有料プランへの変更が必要になります。

Q3. 顧客データは自由に取り出せますか?

予約や顧客情報のCSVダウンロードは、プラン比較表でビジネスプラン以上の機能として区分されています。フリー、スモール、チームでは利用できません。ダウンロードは管理画面の操作とあわせて1度のみ、12時間以内に行う制限もあります。顧客情報の一括登録は全プランで使えるので、取り込みと書き出しで条件が違います。

Q4. 決済手数料はいくらですか?

2026年8月3日以降は4段階で、STORES スタンダードプラン未加入かつ通常料率が5.5%、未加入かつ中小特別料率が5.2%、スタンダード加入かつ通常料率が3.6%、加入かつ中小特別料率が3.3%です。公式ヘルプの料金プラン記事には古い「4.9%+99円」が残っているため、新しい記事の数字で確認してください。

Q5. 古い評判記事はどこまで信じてよいですか?

機能の説明は概ね生きていますが、費用と決済の記述は2026年に変わっています。決済手数料の体系、振込手数料275円の発生、決済サービスの提供主体の変更、予約サイトのURL移行がそれです。2025年以前に書かれた記事の金額はそのまま使えないため、料金と手数料は公式の料金ページで確認し直してください。

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