他社との比較
freee予約(旧TOL)の使い方|設定から受付を始めるまで
2026年9月9日・Rizaflow編集部

「tol 予約 使い方」で調べてたどり着いた人に、最初に伝えておかなければならないことがあります。TOLという名前はもうありません。2025年2月に「freee予約」へ名称が変更されました。検索結果に出てくるTOLの解説記事は、名称変更より前に書かれたものが多く、画面の名前や手順が現在と食い違っている可能性があります。
もうひとつ、使い方を覚える前に知っておくべきことがあります。スタッフ指名や複数店舗の一括管理を含む上位2プランは、現在「リニューアルのため受付停止中」です。つまり、いま新しく始める場合に使えるのは、無料のStarterプランと有料のBusinessプランの2つだけです。この記事は、その2つで受付を始めるところまでの手順を扱います。
以下、2026年9月2日時点で公式サイトとヘルプセンターに公開されている情報から確かめられる範囲で書きます。確かめられなかった手順は、確かめられなかったとそのまま書きます。
始める前に押さえておく3つの前提
手を動かす前に、3つだけ確認しておいてください。ここを外すと、途中で止まります。
前提1 freeeアカウントとの連携が要る
管理画面に入るには、freeeアカウントとの連携が必要です。ログイン画面に次のように書かれています。
freeeアカウント連携されていないショップはログインできません。ショップ向けアプリからfreeeアカウント連携を行なってから管理画面にログインしてください。 出典: freee.co.jp
順番が決まっているということです。先にアプリを入れて、アプリ側からfreeeアカウントの連携を済ませてから、管理画面に入ります。ブラウザで管理画面のURLを開くところから始めようとすると、入れません。
前提2 アプリを探す名前は「freee 予約」
よくある質問に「iOSでもAndroidでもご利用いただくことが可能です。アプリストアで「freee 予約」と検索してください」と記載されています。「tol」で探しても、いまは出てこないと考えたほうがよいです。
対応端末はiOS、Android、タブレットです。PCについては、現行のよくある質問で「PC環境でもお使いいただけます(2026年4月時点)。※一部機能はアプリ限定になります。」と回答されています。ただし、旧ドメインに残っている古い料金ページには「大変申し訳ございませんが、現在パソコンでfreee予約を運用いただくことはできません」という記述がそのまま残っています。検索から旧ページに直接たどり着くとここで混乱するので、注意してください。一部の操作はアプリ限定なので、スマートフォンかタブレットを手元に置いて進めるのが確実です。
前提3 どのプランで始めるかを決めておく
登録すると自動的にStarterプラン(無料)から始まります。ヘルプに「基本的には、登録時は全ショップStarterプラン(無料)となります。Businessプランに変更した場合のみ、プランの利用料金が発生します」「※強制的にBusinessプランに切り替わることはありません」と明記されています。勝手に課金される心配はありません。
ただし、無料のままだと設定できない項目があります。メール文面のカスタマイズ、予約時の追加質問、オプションメニュー、予約ブロック、予約者からのキャンセル受付は、すべてBusinessプランからです。これらを使う前提で設定を組み立てるなら、最初からBusinessで始めたほうが、設定をやり直さずに済みます。無料でどこまでできるかは料金のような料金ページで段ごとの差を見ておくと判断しやすくなります。
手順1 サービスを作る
事業所を作って連携が済んだら、最初にやるのは「何を予約してもらうか」を作る作業です。ここの選び方が、後の設定すべてに影響します。
サービスの作り方には2種類あります。「自由受付タイプ」と「事前設定タイプ」です。
自由受付タイプは、営業時間の中で客が好きな時間を選ぶ形です。施術やカウンセリングのように、1人ずつ枠を切っていく商売に向きます。このタイプでは予約ブロックを使って、特定の日時をピンポイントで塞ぐことができます。
事前設定タイプは、日時をこちらが先に決めて、そこに人を集める形です。レッスンやワークショップのように、開催日が決まっている商売に向きます。このタイプではグループ予約の受付人数の最小値と最大値を設定できます。最小値が設定できるということは、人数が集まらなかったときの扱いを決められるということです。
どちらのタイプで作るかは、後から変えると予約ページの見え方が変わります。最初に自分の商売がどちらかを決めてから作ってください。両方ある場合は、サービスを分けて2つ作る形になります。
サービスを作るときに一緒に決めることが3つあります。名前、所要時間、金額です。
名前は、客が予約ページで最初に見る文字です。社内で使っている略称ではなく、客が知っている言い方にしてください。メニュー表に書いてある名前をそのまま使うのが確実です。
所要時間は、実際にかかる時間で入れます。ここを短めに入れると、カレンダー上は空いているのに実際は詰まっている状態になります。準備時間は別の設定で入れるので、ここには施術そのものの時間を入れます。
金額は、事前決済を使うかどうかで意味が変わります。現地支払いだけなら表示のための金額ですが、事前決済を使うなら実際に引き落とされる金額です。オプションを付けたときの合計がどうなるかまで含めて決めてください。なおオプションメニュー機能はBusinessプランからで、Starterでは使えません。無料で始める場合は、オプションごとにサービスを分けて作るか、当日に現地で追加する運用になります。
手順2 営業時間と準備時間を決める
サービスを作ったら、次は受け付ける時間の設定です。ここは3つの設定を組み合わせます。
1つめは営業時間設定です。営業時間外の予約を自動で弾きます。ここを入れておかないと、閉店後の時間に予約が入ってしまいます。
2つめは予約前後の準備時間の確保です。予約と予約の間に、入れ替えや片付けの時間を設定できます。60分の施術のあとに15分の片付けが要るなら、ここに15分を入れておきます。これを設定しないと、終わった直後の時間に次の予約が入って、走り回ることになります。実務でいちばん効く設定はここだと考えてよいです。
3つめは予約枠クローズ設定です。特定の枠を閉じたいときに使います。
予約枠の刻みはプランで変わる
予約の開始時間の刻みは、プランによって選べる幅が違います。Starterプランは10分単位のみ、Businessプランは10分、30分、60分単位から選べます。
60分の施術が中心の店で10分単位のカレンダーを出すと、客の画面には選択肢がずらりと並びます。選びやすい画面にしたいなら、ここは有料に上げる理由のひとつになります。逆に、15分刻みの短い施術が中心なら、10分単位のままでも困りません。
手順3 予約の受け方を決める
受け付ける形を決めます。ここも実務に直結します。
承認制にするかどうかを決めてください。「リクエスト予約(承認制)」として「予約申し込み後、管理者が内容を確認してから確定する仕組み。新規やリピーターの方など、顧客の情報を見て予約を受け付けるか判断できます。」と説明されています。これはStarterでも使えます。
承認制にすると、予約が入っても自動では確定しません。こちらが確認して承認した時点で確定します。新規の客を選んで受けたい商売、あるいは内容によって受けられるかどうかが変わる商売では、承認制にしておくと安心です。逆に、すぐ確定してほしい商売では、承認の手間が客を待たせる原因になります。
団体予約の受付も設定できます。「お友達同士やグループでの参加も一度で予約完了。定員も設定できます。」とあります。グループ予約への対応はStarterでは一部のみで、Businessで全機能が使える形です。
予約が確定した客にだけ店舗の住所を公開する住所非公開設定もあります。自宅の一室で施術をしている人にとって、これは実務的な意味を持つ設定です。
なお、順番待ち(キャンセル待ち)の機能があるかどうかは、公開資料では確認できませんでした。機能が無いという意味ではありません。キャンセルが出たときに待っている人へ回す運用を組みたい場合は、事前に確かめてください。
手順4 自動で送るメールを整える
予約が入ったときに何が自動で送られるかを把握して、必要なら文面を整えます。
ヘルプには「freee予約では、予約受付するにあたって、サービス提供前に3段階で自動的にメール送信を行います。オリジナルメール設定は、受付・承認・リマインドの3段階で送られるメールのテンプレートを自由に作成できる機能です。」とあります。
旧料金ページの機能一覧では、全プラン共通の自動メールとして4種類が挙げられています。予約受付時の自動応答メール、予約承認時の承認メール、リマインドメール、キャンセルメールです。この4つは無料のStarterでも自動で送られます。
文面のカスタマイズはBusinessプランからです。「当日の持ち物や駐車場のご案内、公開したくない詳細な住所など、事前に必ず伝えておきたいメッセージを予約した方だけに自動送信メールに自由に追記できます。」と説明されています。
毎回同じ案内を手で送っている人にとって、ここは効きます。持ち物、駐車場の場所、雨天時の扱い、遅刻したときの連絡先。この4つを予約完了メールに入れておくだけで、当日の問い合わせがかなり減ります。無料のままだと定型文で送られるので、案内が必要な商売なら有料に上げる理由になります。
予約が入るとプッシュ通知も届きます。「予約が入るとすぐ通知メールやプッシュ通知が届きます。外出中や接客中でも、新規の予約を見落とす心配がありません。」承認制にする場合は、この通知を見逃さない体制が要ります。
来店後の御礼メールやサンキューメールの自動送信については、公開資料では確認できませんでした。公式に記載があるのは受付、承認、リマインド、キャンセルの4種類です。次の来店に繋げる案内を自動で出したい場合は、ここが自分の運用と合うかを確かめてください。あわせて、メールマガジンの一斉配信やステップメールの機能があるという記載も、公開資料では確認できませんでした。ヘルプセンターのメール関連のセクションは「メールテンプレート」「オリジナルメール設定」の2つで構成されており、いずれも予約に紐づく自動メールです。
手順5 事前決済を使うなら申請する
予約時に代金を受け取りたい場合は、事前決済の設定に進みます。ここは申請が要るので、受付を始める日から逆算して動いてください。
名称は「freee予約かんたんネット決済」です。ヘルプに「ご利用にあたり、その他ページから「利用可能なお支払い方法」を開き、利用申請を行ってください。申請から約2営業日以内に確認し、可否をご連絡します。」とあります。申請自体に費用はかかりません。
手数料は全プラン共通で6%です。売上確定分から控除され、月2回に分けて登録口座に振り込まれます。振込ごとに別途250円の手数料がかかります。現地支払いや銀行振込を選んだ場合、決済手数料は発生しません。
金額に下限があります。「ネット決済は、サービス代金が51円以上のサービスからご利用可能です。」
事前決済と現地支払いは併用できます。「お客様自身に事前のネット決済と現地支払を選択いただくことは可能ですか?」に対して「可能です。どちらかのみに限定することも可能です。」と回答されています。無断キャンセルが多い商売なら事前決済のみに限定する、初回だけ事前決済にする、といった組み方ができます。
入金の時期を把握しておく
代金はfreeeがいったん預かり、そこから登録口座へ振り込まれます。入金時期は「15日締め(1日〜15日確定の売上):月末払い」「月末締め(16日〜月末 確定の売上):翌月15日払い」の月2回です。
最低振込金額があります。「振り込み対象の売上金が1万円以下の場合、振込は繰り越されます。」繰り越しが続いた場合は1年後に自動で振り込まれ、残高が1,000円以下の場合や振込エラーの場合は失効すると記載されています。売上が小さい月は、その月には入ってこないということです。
キャンセル時の返金もfreee側が処理します。「freee予約からお客様に自動的に返金処理がされます。」自分で返金作業をする必要はありませんが、返金の実行が自分の手を離れる形でもあります。
代金の流れには大きく2つの形があります。運営がいったん預かって締め日ごとに振り込む形と、店舗が自分で決済代行会社と加盟店契約を結んで代金が直接入る形です。後者なら代金は店舗に直接入り、返金も店舗が行うため、予約システムの運営が代金を預かることがありません。ただし対応する決済代行会社は仕組みごとに決まっていて、たとえばテレコムクレジットには対応するがStripeとSquareには対応しない、といった違いがあります。いま使っている決済手段をそのまま持ち込めるとは限らないので、事前に確かめてください。どちらの形が自分に合うかは、月商と資金繰りで決まります。
手順6 予約ページを客に届ける
設定が終わったら、予約ページを見てもらう導線を作ります。
SNS連携は、作った予約サイトのURLをSNSに貼る方式です。「InstagramやLINEのプロフィールに作ったサイトのURLを貼るだけ。SNSを見て興味を持ったお客様をそのまま予約へ。」ヘルプセンターにも「SNS・QRコード」のカテゴリがあり、「SNSリンク設定」「LINE」「QRコード」のセクションが用意されています。
予約ページのQRコードを生成できます。これは全プラン共通です。店頭のカードやチラシ、名刺の裏に貼っておくと、来店中の客がその場で次回を取れます。
ロゴの設定はBusinessプランからです。Starterでは提供元のロゴマークが表示されます。ブランドの見え方を気にする商売なら、ここも有料に上げる理由になります。トップページには「オリジナルロゴや専用URLを設定し、自社専用の予約サイトを構築!」との記載がありますが、これが独自ドメインを指すのか、サービス内で割り当てられる固有のURLを指すのかは明記されていません。独自ドメインを割り当てられるかどうかは、公開資料では確認できませんでした。自分のドメインで運用したい場合は、事前に確認が要る項目です。
公開する前に、自分で一度予約してみる
設定が終わったら、公開する前に必ず自分で一度予約を通してください。管理画面から見た設定と、客の画面から見た予約の流れは、別のものです。
確認する順番はこうです。まず予約ページを客の目線で開いて、カレンダーに出ている枠が意図どおりかを見ます。営業時間外の枠が出ていないか。準備時間の分が空いているか。刻みが意図した単位になっているか。ここで違和感があれば、営業時間設定と準備時間の設定に戻ります。
次に、実際に予約を入れてみます。入力を求められる項目が過不足ないかを見てください。Businessプランなら追加質問を設定できるので、当日に必ず聞くことがあるなら、ここで聞いておくと当日が楽になります。ネイルなら希望のデザイン、施術なら気になる箇所、レッスンなら経験の有無。電話で毎回聞いていることを、予約の時点で拾える形にします。
そのあと、届いたメールを確認します。予約完了メールに、当日必要な情報がすべて入っているかを見てください。場所、時間、持ち物、駐車場、遅刻したときの連絡先。この5つが入っていれば、当日の問い合わせはかなり減ります。Starterプランでは文面を変えられないので、足りない情報がある場合は、別の手段で伝える段取りを決めておくことになります。
最後に、承認制にした場合は承認の通知が届くかを確かめます。プッシュ通知の設定が端末側で切られていると、通知が届きません。承認制は、こちらが承認するまで予約が確定しない仕組みなので、通知に気づかないと客を待たせ続けることになります。ここは端末の設定まで含めて確認してください。
事前決済を入れた場合は、少額のサービスを一時的に作って、実際に決済を通してみるのが確実です。金額の下限が51円と決まっているので、テスト用に小さな金額のサービスを作れば、実際の流れを一度通せます。確認が終わったらそのサービスは非公開に戻します。
業種によって、重点を置く設定が変わる
対応業種は「100以上の業種」とされ、ヨガとピラティス、ネイルとヘアサロン、マッサージとエステサロン、スクールとオンラインレッスン、フィットネスとトレーニングジム、占いと相談などが挙げられています。同じ道具でも、業種によって設定の重点は変わります。
ヨガやフィットネスのように、日時を決めて人を集める形なら、事前設定タイプでサービスを作り、定員と最小人数を設定するのが中心になります。人数が集まらなかったときの扱いを最小人数で決めておけば、当日の判断が楽になります。
ネイルやサロンのように、1人ずつ枠を切る形なら、自由受付タイプで作り、準備時間の設定がいちばん効きます。施術時間だけを入れて準備時間を入れないと、片付けの時間がないまま次の予約が入ります。メニューごとに所要時間が違う場合は、オプションメニュー機能で組み合わせを作る形になりますが、これはBusinessプランからです。
スクールやオンラインレッスンなら、承認制にして受講者を選べるようにするか、事前決済で先に代金を受け取るかを決めます。オンラインで実施する場合、接続用のURLを予約完了メールに載せられるかどうかが実務に効きますが、メール文面のカスタマイズはBusinessプランからです。なお、Zoomなどのオンライン会議ツールとの自動連携があるかどうかは、公開資料では確認できませんでした。
占いや相談のように、自宅や個室で受ける形なら、住所非公開設定が効きます。予約が確定した客にだけ住所を出す形にしておけば、場所を広く公開せずに受付ができます。
自分の業種でどう使われているかを先に見ると、設定で迷う時間が減ります。予約の受付ツールごとに向き不向きがあるので、複数の候補を検討している段階なら、機能を1つずつ比べる前に業種ごとの使われ方から入るほうが早く判断できます。
受付が始まったあとの日々の操作
設定が終わって受付が回り始めたあとに、毎日触ることになる操作を挙げます。
電話や店頭で受けた予約も、管理画面から登録できます。「電話やLINE、来店時に直接受けた予約やお客様情報も、管理画面から登録可能。すべての予約情報を一元管理できます。」ネット予約と電話予約が混ざる店では、ここを徹底しないと二重予約が起きます。電話で受けたらその場で入れる、という習慣をつけるのが確実です。
急な予定で特定の時間を塞ぎたいときは予約ブロックを使います。ただしこれはBusinessプランの機能です。無料のままだと、営業時間設定を都度いじるか、自分でダミーの予約を入れる運用になります。
予約者自身によるキャンセルの受付もBusinessプランからです。受付の可否をショップ単位で設定でき、キャンセル受付の締切も決められます。キャンセルが出ると店と予約者の両方に通知が届き、予約枠が自動で再公開されます。無料のままだと、客からのキャンセルは電話やメッセージで受けて自分で消すことになります。件数が増えるほど、この手間が積み上がります。
顧客台帳の扱いもプランで違います。Starterでは自動追加のみで編集できません。来店時の様子や注意事項を書き込んで次に活かしたいなら、Businessプランが必要です。
つまずきやすいところ
最後に、手順どおりに進めていて引っかかりやすい点をまとめます。
古い情報にあたる問題がいちばん多いはずです。旧ドメインの料金ページは転送されずに生きていて、内容が古いまま残っています。PCで使えるかどうかの回答が現行ページと食い違っているのがその例です。検索から旧ページに直接たどり着いたら、必ず現行のfreee予約のページとヘルプセンターで確かめ直してください。
スタッフ指名を設定しようとして見つからない、という詰まり方もあります。これは設定の場所が分からないのではなく、いま新規に契約できないからです。複数スタッフ管理、スタッフ指名、売上管理はShopプランの機能で、Shopプランは受付停止中です。現行の料金比較表でも、これらの機能はStarterとBusinessのどちらも対象外です。シフト管理機能の有無については、公開資料では確認できませんでした。
データを出したいときの手順も、覚えておく価値があります。予約データと顧客データのCSV出力はBusinessプラン限定で、しかも「都度、サポートにご連絡の必要あり」と記載されています。自分の操作だけでは完結しません。出力の形式については「予約情報や顧客情報などをショップ側にてCSV出力し、登録しているメールアドレスに送信することができます。」とあります。
やめるときの順番も決まっています。有料プランからいきなり退会はできません。「Businessプラン(有料)の場合は、一度Starterプランへの変更が必要です。※Starterプランに変更しないと退会を行うことはできません」とあり、プラン変更は専用フォームからの申請です。未払いの料金がある場合は受け付けられないことがあるとされています。Starterでの退会手順は、アプリ内のその他ページから、その他のアカウント設定、ショップアカウントの退会、と進む流れです。すでに支払った分の返金はありません。
サポートはメールのみです。プランによる差はなく、StarterもBusinessもメールでの対応です。急いで解決したい場面では、この点を織り込んで動く必要があります。予約は待ってくれないので、受付を止めずに凌ぐ手を先に決めておくのが安全です。予約ページを一時的に閉じる手順と、その間に電話で受ける段取りを、始める前に決めておいてください。
事前決済の売上が入ってこない、という詰まり方もあります。多くの場合これは不具合ではなく、最低振込金額に届いていないだけです。振込対象の売上金が1万円以下の場合は繰り越されると明記されています。始めたばかりで売上が小さい時期は、数か月分がまとまって入ってくる形になります。資金繰りを組むときは、この点を織り込んでおいてください。
freee会計など他のfreee製品との具体的な連携仕様、たとえば売上の自動仕訳といった動きについては、公開資料では確認できませんでした。プレスリリースには「freeeでは今後、バックオフィス領域だけでなくフロント業務領域でも個人・小規模法人の業務を支援できるよう、サービス展開を行ってまいります。」との方針が示されているのみです。会計との連動を期待して選ぶ場合は、いま何ができるかを事前に確かめてください。
設定を始める前に、自分の商売で毎日起きることを3つ書き出しておいてください。予約が入る、キャンセルが出る、当日の案内を送る。この3つが無理なく回るかどうかで、必要なプランと設定はほぼ決まります。機能を1つずつ確かめるより早く判断できます。どの機能がどの段で使えるかはできることのような機能一覧で確認でき、同じ業種での使われ方から見たい場合は業種ごとの使い方のような整理が参考になります。実際の画面の動きが気になるならデモを見るのような試用ページで触ってみるのが早道です。設定や解約の細かい条件についてはよくある質問のような質問集にまとまっていることが多く、複数の候補を同じ条件で並べたい場合は他社との比較のような比較ページで見比べると差がはっきりします。
Q1. TOLの使い方を調べていますが、画面が説明と違います。なぜですか?
TOLは2025年2月に「freee予約」へ名称変更されたためです。公式サイトに「tol(トル)は2025年2月に名称を「freee予約」に変更しました。サービス内容に変更はありません。」と明記されています。名称変更より前に書かれた解説記事は、画面の名前や手順が現在と食い違っている可能性があります。アプリストアで探すときも「freee 予約」で検索してください。
Q2. 使い始めるまでの手順を教えてください。
アプリストアで「freee 予約」を入れて、アプリ側からfreeeアカウントの連携を済ませます。連携していないと管理画面にログインできません。そのあとサービスを作り、営業時間と準備時間、予約枠の刻み、承認制にするかどうかを設定します。事前決済を使う場合は別途申請が必要で、申請から約2営業日以内に可否が連絡されます。最後に予約ページのURLやQRコードを客に届けます。
Q3. 無料のままでも受付を始められますか?
始められます。Starterプランは0円で、予約数の制限も手数料もありません。ネット予約の受付、予約カレンダー、リマインドメールの自動送信、承認制の受付、QRコードの生成、事前決済まで使えます。ただしメール文面のカスタマイズ、予約時の追加質問、オプションメニュー、予約ブロック、予約者からのキャンセル受付はBusinessプランからです。
Q4. パソコンで操作できますか?
現行のよくある質問では「PC環境でもお使いいただけます(2026年4月時点)。※一部機能はアプリ限定になります。」と回答されています。ただし旧ドメインに残っている古い料金ページには、パソコンでは運用できないという記述がそのまま残っています。検索から旧ページに直接たどり着くと混乱するので、現行のページで確かめてください。一部の操作はアプリ限定なので、スマートフォンかタブレットは手元に必要です。
Q5. スタッフの指名を設定したいのですが、見つかりません。
設定の場所が分からないのではなく、いま新規に契約できないためです。複数スタッフ管理機能、スタッフ指名機能、売上管理機能はShopプランに含まれますが、Shopプランは「リニューアルのため受付停止中」と表示されています。現行の料金比較表でも、これらの機能はStarterとBusinessのどちらも対象外です。再開の時期と再開後の内容については、公開資料では確認できませんでした。