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占いの予約フォームに入れる項目|聞きすぎず、抜けない設計
2026年9月9日・Rizaflow編集部

占い 予約 フォームを作ろうとすると、必ず同じところで手が止まります。何を聞けば当日に困らず、どこまで減らせば送信してもらえるのか。項目を増やせば準備は楽になりますが、入力の途中で離れる人が増えます。ここでは、占いの鑑定に必要な情報から逆算して、入れる項目、必須にする項目、聞かないほうがよい項目を切り分けます。
項目を決める前に、当日の段取りを書き出す
フォームの項目は、他店の画面を見て真似すると外れます。鑑定の進め方が店ごとに違うからです。先にやるべきは、自分の当日の段取りを1本の線で書き出すことです。
書き出す順番は決まっています。予約が入る、準備をする、当日に会う、鑑定する、次を案内する。この5つの場面で、それぞれ何を知っていれば止まらずに進むかを書き出します。命式を先に出しておくなら生年月日が要ります。ビデオ通話ならURLを送る先が要ります。当日の連絡手段が電話なら番号が要ります。
書き出してみると、たいていは6項目から8項目に収まります。多くの店が入れている項目のうち、実際には当日まで一度も見ないものがいくつも混ざっています。使わない項目は、入力する人の時間を奪っているだけです。
この作業を飛ばして項目を並べると、後から追加を繰り返すことになります。追加のたびに離脱が増え、しかも過去の予約には入っていないので、結局は聞き直しの連絡が発生します。
フォームに必ず要る5つの項目
業態を問わず、占いの予約で外せない項目は5つです。ここから足し引きします。
・お名前。当日の呼び方に使うので、ふりがなも一緒に受け取ると読み間違いが防げます ・連絡先。メールか電話番号のどちらか一方は必須にします ・希望の日時。候補を書かせるのではなく、空いている枠から選ばせる形にします ・鑑定のメニュー。長さと料金が決まっている単位で選ばせます ・鑑定の方法。対面か電話かビデオ通話かを選ばせます
5つ目を省いている店が多いのですが、方法によって当日の動きが変わります。対面だと思って待っていたら電話を待たれていた、という食い違いは、この項目1つで消えます。方法を1つしか提供していない店なら、選ばせる代わりに画面に明記してください。
希望の日時を自由記述にしている店は、ここを直すだけで往復が減ります。候補を書かせる形だと、埋まっている日を書かれて、こちらから別の日を提示して、また返事を待つことになります。3往復のやりとりが、空き枠から選ぶ形に変えるだけで0往復になります。
生年月日を聞くかどうかの判断
生年月日は、占いのフォームで最も判断が分かれる項目です。使う占術によって、必要かどうかがはっきり分かれます。
四柱推命、算命学、九星気学、西洋占星術のように命式やホロスコープを先に出す鑑定では、生年月日が無いと準備そのものができません。この場合は必須にします。逆に、タロットやオラクルカードだけの相談では、当日に聞けば足ります。
出生時刻と出生地まで聞くかは、占術の精度をどこまで求めるかによります。西洋占星術でハウスまで見るなら時刻が要りますが、多くの相談者は自分の出生時刻を知りません。必須にすると、調べるために母子手帳を探しに行くことになり、そこで予約が止まります。任意にして、分かる人だけ書いてもらう形が現実的です。
メニューによって必要な項目が変わる場合は、選んだメニューによって表示される項目が変わる形にできると理想です。この切り替えができない仕組みを使っているなら、生年月日の欄に「命術をご希望の方はご記入ください」と補足を添えて任意にしてください。
相談内容の欄を、どう置くか
相談内容の欄は、当日の準備には役立ちますが、置き方を誤ると重い欄になります。占いに来る人が抱えている悩みは、健康、家族、金銭、人間関係といった、他人に書きたくない内容を含みます。
個人情報保護法は、特に配慮を要する情報の取得について、次のように定めています。
個人情報取扱事業者は、次に掲げる場合を除くほか、あらかじめ本人の同意を得ないで、要配慮個人情報を取得してはならない。 出典: laws.e-gov.go.jp
病歴のように配慮が必要とされる情報は、本人が自分の意思で書いた場合であっても、受け取る側は取り扱いに気をつける必要があります。占いの相談内容の欄には、こうした情報が自然に書き込まれます。だからこそ、置き方には工夫が要ります。
実務的には次の形が安全です。
・欄は必ず任意にする。書かなくても予約が完了する状態にする ・見出しを「当日話したいことがあれば、差し支えない範囲でお書きください」にする ・入力例を添えない。例を出すと、そこまで書くべきだと受け取られます ・書かれた内容を、他人が見られない場所で保管する
任意にすると準備が甘くなると感じるかもしれませんが、実際には書きたい人は書きます。書かない人は、当日に話す準備ができている人です。
必須と任意の分け方
必須の項目が多いほど、入力の途中で離れる人が増えます。かといって全部を任意にすると、当日に必要な情報が抜けたまま予約が確定します。線の引き方には基準があります。
必須にするのは、無いと当日に進めないものだけです。名前、連絡先、日時、メニュー、鑑定の方法。この5つです。ここに生年月日が加わるのは、その店の鑑定が命式を必要とする場合だけです。
任意にするのは、あれば便利だが、無くても当日に聞けるものです。相談内容、これまでに占いを受けた経験、呼ばれたい名前、知りたくないことの有無。最後の1つは占いに固有ですが、置いておくと当日の配慮に使えます。
そもそも置かないほうがよいのは、当日に一度も使わないものです。住所、年齢、職業、SNSのアカウント名。対面で来店する人に住所を聞く理由はありません。郵送物を送る予定が無いなら、預かる意味の無い情報です。
預かる情報が少ないほど、管理の負担も減ります。何かあったときに影響する範囲が小さくなるからです。項目を削るのは、入力する人のためだけでなく、店を守るためでもあります。
何に使うのかを、画面に書く
フォームで情報を受け取る側には、それを何に使うのかを示す責任があります。占いのフォームは、名前と連絡先に加えて、生年月日や悩みまで受け取ることがあるので、ここを省略すると不安を持たれます。
書く内容は難しくありません。次の4点が画面のどこかにあれば足ります。
・受け取った情報を何に使うか。予約の確認、当日の鑑定の準備、リマインドの送信 ・誰に渡るか。渡さないなら、渡さないと書く ・いつまで保管するか。1年や3年など、決めた期間を書く ・消してほしいときの連絡先
長い文章を並べる必要はありません。フォームの送信ボタンの上に数行あるか、そこからリンクで開ける案内ページにまとまっていれば十分です。何も書かれていない画面に生年月日を入力するのは、相手にとって不安が残ります。
保管の期間を決めていない店は、この機会に決めてください。決めておけば、古い予約の記録を消す作業が定期的な仕事になります。決めていないと、何年分もの相談内容を持ち続けることになります。
入力の途中で離れられる場所
送信されなかったフォームは記録に残らないので、どこで離れられたかは分かりにくい部分です。ただし、離脱が起きやすい場所は決まっています。
1つ目は、日時を自由記述で書かせる場所です。相手は空いている日を知らないので、書くために考え込みます。ここで面倒になって閉じられます。空き枠から選ぶ形にするだけで、この離脱は消えます。
2つ目は、生年月日を年から手入力させる場所です。西暦か和暦かで迷い、入力の形式で弾かれると、そこで諦められます。選択式にするか、入力の形式を画面に明記してください。
3つ目は、必須の印が多すぎる画面です。項目が10個並んでいて全部に必須の印が付いていると、開いた瞬間に閉じられます。必須を5つに絞れば、印の数だけで印象が変わります。
4つ目は、スマートフォンで文字が小さい画面です。占いの予約は、多くが移動中や夜にスマートフォンから入ります。パソコンの画面でしか確認していないフォームは、実機で一度触ってみてください。
確認画面と、送信後の1通
フォームは送信して終わりではありません。送った側は、届いたかどうかが分からないまま待つことになります。ここで不安にさせると、電話での問い合わせが増えます。
送信の直後に画面へ出す文章には、次の3点を入れてください。予約がこの時点で確定しているのか仮なのか、確認の連絡がいつ来るか、来なかった場合の連絡先。特に1つ目が曖昧だと、確定したつもりの人と、まだ仮だと思っている店の間で食い違いが起きます。
自動で返信を送る場合は、その1通に予約の内容をそのまま載せてください。日時、メニュー、方法、場所か接続先。相手はこの1通を当日まで見返します。載っていない情報は、後から問い合わせとして返ってきます。
返信が迷惑メールの側に入ることも想定してください。送信の直後の画面に、届かない場合は迷惑メールを確認してほしい旨を1行入れておくだけで、問い合わせが減ります。
電話とSNSの予約を、どうフォームに寄せるか
フォームを作っても、電話やSNSのメッセージでの予約は無くなりません。占いは常連との距離が近い商売なので、慣れた人ほど直接連絡してきます。
問題は、外の経路で受けた予約がフォーム側に入っていないことです。入っていない枠は空いたまま外に出ているので、別の人に取られます。二重予約はここから生まれます。
寄せ方は2段階です。まず、SNSのプロフィールや固定の投稿から、フォームへの導線を1つだけ置きます。窓口が複数あると、相手は最初に見つけたほうを使います。次に、電話やメッセージで受けた予約を、その場で自分がフォーム側に入れる習慣にします。
常連には電話を許してよいのです。ただし、受けた直後に登録する作業だけは崩さないでください。1日放置すれば、その間に同じ枠が取られます。
フォームだけでは足りない部分
フォームは受け取る道具であって、その後を動かす道具ではありません。ここを混同すると、送信された内容を手作業で転記し続けることになります。
フォームだけで運用すると、次の作業が全部手作業で残ります。空き枠を自分で確認して返事をする、手帳に書き写す、前日にリマインドを送る、変更が来たら手帳を書き直す。件数が月に10件なら回りますが、50件を超えると、この作業だけで数時間になります。
予約を受ける仕組みを使うと、フォームの項目と空き枠の管理が1つになります。選ばれた枠はその場で閉じ、変更が入れば自動で開きます。入力された生年月日や相談内容は、その予約に紐づいたまま当日まで残ります。転記の作業が消えるのは、この紐づけがあるからです。
決済が必須でない業態に合わせて、予約の受付から次の来店までを一続きにしている作りであれば、当日払いのまま、受付とリマインドと次回の案内までを同じ場所で扱えます。占いのように前払いを求めにくい業態では、この形が合います。
項目の文言を、占いの言葉に合わせる
同じことを聞く欄でも、書かれている言葉で相手の身構え方が変わります。占いのフォームは、事務的な言葉のままにしないほうがよい場面が多くあります。
・「症状」ではなく「気になっていること」 ・「お客様情報」ではなく「ご相談者さまについて」 ・「備考」ではなく「当日お伝えしておきたいこと」 ・「性別」を聞く必要があるなら、選択肢に答えたくない場合の逃げ道を置く
言葉を変えるだけで、書かれる内容の質が変わります。事務的な欄には事務的な答えしか入りません。相談の場だと伝わる言葉にしておくと、当日に役立つことが書かれます。
一方で、柔らかくしすぎて何を書けばよいか分からない欄にはしないでください。「ご自由にどうぞ」だけの欄は、たいてい空欄で送信されます。何を書けばよいかが1行で分かる見出しにするのが、結果として書いてもらえる形です。
送信できない、届かないという事故
フォームで最も損失が大きいのは、送信したのに届いていない事故です。相手は送ったと思っているので、当日に現れます。しかも店の側は、その予約の存在を知りません。
原因は決まっています。通知メールが迷惑メールに入っている、通知の宛先が使っていないアドレスのまま、送信の上限に達している、フォームの提供元の障害。どれも自分では気づけません。
防ぐ方法は1つです。定期的に自分でテスト送信することです。月1回、自分のアドレスから予約を1件入れて、通知が届くかを確かめます。作業は3分で終わります。
通知の宛先を2つにしておくのも有効です。1つが止まっても、もう1つに届きます。スマートフォンで受け取るアドレスを必ず1つ入れておくと、外出中でも気づけます。
フォームから来た予約を、当日までどう持つか
送信された内容は、当日まで見返される必要があります。ここが弱いと、フォームで丁寧に聞いた意味が無くなります。
よくある崩れ方は3つです。通知メールが他のメールに埋もれて探せない、手帳に日時だけ書き写して相談内容が失われる、当日に画面を開けず内容を思い出せない。どれも、情報が届く場所と使う場所が違うことから起きます。
予約の一覧を開けば、その人が入力した内容がその場で見える状態が理想です。当日の朝に一覧を開き、その日の分だけを順に見返す。この習慣が作れる形かどうかで、鑑定の入りが変わります。
複数の占い師がいる店では、誰がその内容を見られるかも決めてください。相談内容は、担当する人だけが見れば足ります。全員が見られる状態にしておく理由はありません。
予約のあとに、次へつなげる項目
フォームは新規の予約を受けるだけの道具ではありません。次につなげるための項目を1つか2つ置いておくと、後の案内に使えます。
有効なのは2つです。1つは、案内を受け取ってよいかどうかの意思確認です。同意した人にだけ、後日のお知らせを送れます。もう1つは、初めてかどうかの区別です。初回と再訪で当日の入り方が変わりますし、月ごとの比率を見れば、集客と再来のどちらに手を入れるべきかが分かります。
意思確認の欄は、既定で選ばれた状態にしないでください。自分で選んだ人だけが対象になる形にしておくのが、後の案内を安心して送れる形です。選ばれた状態にしておけば名簿は早く増えますが、覚えのない案内が届いた人からの反応は良くありません。同意した人だけに送るほうが、結果として読まれます。
再来の案内をどう送るかは、鑑定の中身と関わります。占いは、前回の相談から時間が経ったころに動きが出ます。3か月を目安に一度声を掛ける形にしている店が多く、その送り先の名簿が、フォームで受け取った同意から作られます。
フォームをどこに置くか
項目をどれだけ整えても、たどり着けない場所にあれば使われません。占いの集客はSNSからの流入が多いため、置き場所の設計がそのまま予約の件数に効きます。
置くべき場所は3つです。SNSのプロフィール欄に入るリンク、投稿の固定表示、案内ページの目立つ位置。このうちプロフィール欄は1つしか置けないことが多いので、そこに何を置くかが最も重い判断になります。予約が欲しいなら、予約の入口を置いてください。
リンクをまとめた中継のページを挟んでいる場合、予約に届くまでの手数が増えます。2回の指の操作が4回になれば、その間に離れる人が出ます。中継のページを使うなら、予約を一番上に置いてください。
もう1つ見落とされるのが、鑑定が終わったあとの案内です。次の予約の入口を、その場で渡せているかどうか。名刺に印刷する、確定のメールの末尾に入れる、店内に掲示する。次に来たくなったときに探させないことが、再来の入口になります。
変更とキャンセルも、同じ入口で受ける
新規の予約だけをフォームで受けて、変更とキャンセルは連絡してもらう形にしている店が多くあります。この形は、店側の手間が減っていません。むしろ連絡の対応が時間外に集中します。
変更の申し出は、たいてい夜と早朝に来ます。鑑定中は返せないので、返事が数時間遅れます。その間、相手は変更できたかどうか分からないまま待ちます。当日になって、変更したつもりの人と、元の時間で待っている店が食い違います。
予約の確定の1通に、変更とキャンセルのリンクを入れておけば、この往復は消えます。本人が自分で日時を選び直し、空いた枠はその場で外に戻ります。誰かが手作業で枠を開ける必要がありません。
線引きは時間で決めます。鑑定の24時間前までは自由に変更でき、それ以降は連絡が要る、という形が扱いやすい線です。キャンセル料を設定しているなら、その境目と同じ時間に揃えると、説明が1つで済みます。
電話鑑定とオンライン鑑定で追加する項目
対面を前提に作ったフォームをそのまま使うと、電話やビデオ通話の鑑定で必ず抜けが出ます。追加する項目は多くありませんが、抜けると当日に始められません。
電話鑑定で追加するのは2つです。どちらから掛けるかの明示と、掛ける先の番号です。番号を任意にしていると、抜けたまま予約が確定します。こちらから掛ける運用なら、番号は必須にしてください。非通知の設定を使っている相手もいるので、こちらの番号を事前に伝えておくと不通が減ります。
ビデオ通話で追加するのは、使う道具の確認と、接続に不安があるかどうかの1問です。当日に接続で10分使うと、鑑定の時間がその分削れます。不安があると答えた人には、前日に接続の手順を1通送っておけば、当日が短く済みます。
海外から受ける場合は、時差の確認も要ります。フォームに表示される時刻が日本時間なのかどうかを、画面に1行書いておいてください。
未成年の相談と、同意の扱い
占いには、10代の相談者が来ることがあります。恋愛や進路の悩みで検索してたどり着く層です。ここは、フォームの段階で扱いを決めておくべき部分です。
決めることは3つです。何歳から受けるか、保護者の同意を求めるか、料金の説明をどう伝えるか。受けないと決めるなら、フォームの冒頭に明記してください。書いていないと、予約が入ってから断ることになります。
保護者の同意を求める場合は、同意を得ているかどうかの確認の欄を置きます。書面での提出まで求めると現実的でなくなるので、確認の選択肢を1つ置く形が多く使われています。
年齢を聞く項目を置くかどうかも、この判断とつながっています。受ける年齢に条件を設けないなら、年齢は当日に必要ない情報です。条件を設けるなら、聞かないと運用できません。項目を置く理由は、常にこの形で説明できる状態にしておいてください。
イベントの時期に、項目を切り替える
占いの需要には波があります。年末年始、新年度、節目の月。この時期は、普段と違う人が予約してきます。フォームの項目も、それに合わせて変えられると強くなります。
例えば、年始の運勢を見る短い鑑定を出す時期は、相談内容の欄より、知りたい分野を選ばせるほうが役に立ちます。仕事、恋愛、健康、金運から選ぶ形にすれば、15分の枠でも的を絞って始められます。
イベント会場での鑑定を受け付けるなら、会場と時間帯の選択が要ります。常設の店舗の予約と同じフォームで受けると、どちらの予約なのかが分からなくなります。期間限定のメニューを別に作り、その期間だけ開く形が扱いやすい形です。
期間が終わったら閉じる作業も忘れないでください。閉じ忘れた期間限定のメニューに予約が入ると、断ることになります。開いた日と閉じる日を、決めた時点で予定に書いておいてください。
作ったあとに、必ず自分で1件入れてみる
公開する前に、自分で最初から最後まで入力してみてください。項目を作った本人は、画面を上から順に読む視点を失っています。
確認するのは4点です。
・スマートフォンで、指だけで最後まで進めるか ・必須の項目で弾かれたとき、どこが悪いのか分かるか ・入力にかかる時間が2分以内に収まっているか ・送信後の画面と、届いた1通に、日時とメニューが載っているか
3つ目が特に効きます。2分を超えるフォームは、途中で離れられます。時間を計ってみて超えているなら、削れる項目が残っています。
家族や知人に1件入れてもらうのも有効です。作った本人には分かる言葉が、初めて見る人には伝わらないことがあります。詰まった場所が、そのまま直すべき場所です。頼むときは、途中で口を出さずに最後まで触ってもらってください。横から補足すると、その補足が無いと進めない画面だという事実が隠れます。
見直しの周期も決めておくと崩れません。メニューを増やした月、料金を変えた月、鑑定の方法を追加した月は、フォームの中身が実態とずれます。3か月に一度、自分で1件入れて最後まで進める習慣にしておけば、案内している内容と実際の運用の差に早く気づけます。
受け方を仕組みに変えると、どこが減るか
ここまでの内容のうち、フォームだけを用意した状態では必ず手作業として残るのは次の3つです。
・空いている日時を確認して、返事を送ること ・送信された内容を、手帳や別の表に書き写すこと ・前日のリマインドを、件数の分だけ送ること
3つとも、予約を受ける仕組みの側で消せます。空き枠から選ばせれば返事は要らず、選ばれた内容はそのまま予約に紐づき、リマインドは時間を決めれば自動で出ます。フォームと予約表が別々になっていることが、転記の作業を生んでいます。
標準で使える範囲はできることに一覧があるので、入力欄の追加、メニューごとの項目の切り替え、リマインドの送信という3項目を先に確かめてください。費用の目安は料金にあり、予約件数とスタッフの人数でどう変わるかが分かります。
いま使っているフォームの一部だけが合わない場合、全部を入れ替える必要はありません。条件をそろえた比較は他社との比較に公開情報だけを並べてあるので、困っている項目だけを見比べるのが早いです。聞く項目は業種によって前提が変わるため、近い形の設定は業種ごとの使い方にまとまっています。入力する側の画面がどう見えるかは、登録なしで触れるデモを見るで確かめられます。移行の手順や、預かった情報の扱いに関する質問はよくある質問にまとめてあります。
今日決められることを1つ挙げるなら、必須の項目の数です。いまのフォームで必須になっている欄を数えて、5つを超えていれば、当日に本当に必要かどうかを1つずつ確かめてください。減らした分だけ、送信は増えます。
Q1. 占いの予約フォームに生年月日は必須にすべきですか?
使う占術によります。四柱推命や西洋占星術のように命式やホロスコープを先に出す鑑定では必須にしてください。タロットだけの相談なら当日に聞けば足ります。出生時刻まで求めると、知らない人がそこで止まるため任意にするのが無難です。メニューによって必要な項目を切り替えられる形が理想です。
Q2. 相談内容の欄は必須にしたほうがよいですか?
任意にしてください。健康や家族に関わる重い内容が書かれる欄なので、書かないと予約できない形にすると心理的な負担になります。見出しを「差し支えない範囲でお書きください」とし、入力例は添えないのが安全です。書きたい人は書き、書かない人は当日に話す準備ができています。
Q3. フォームの項目はいくつまでが適切ですか?
必須は5つまで、全体で8つ前後が目安です。名前、連絡先、日時、メニュー、鑑定の方法を必須にし、それ以外は任意にします。入力にかかる時間を実際に計って、2分を超えるなら削れる項目が残っています。当日に一度も見ない項目は、そもそも置かないでください。
Q4. フォームだけで予約管理はできますか?
件数が少ないうちはできます。ただし空き枠の確認、手帳への書き写し、前日のリマインドがすべて手作業として残ります。月の予約が50件を超えたあたりから、この作業が数時間になります。予約を受ける仕組みを使うと、選ばれた枠がその場で閉じ、入力内容がその予約に紐づいたまま当日まで残ります。