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ホームページの予約システムの作り方4通り|費用と差し込む場所
2026年9月26日・Rizaflow編集部
ホームページはもう公開しているのに、予約だけが電話とメールに残っている。この状態から抜け出そうとして「ホームページ 予約 システム 作り方」と調べた人が最初にぶつかるのは、作り方が一つではないという事実です。ホームページ作成サービスに付いている予約機能を使う道、予約システムを契約して予約ページを埋め込む道、フォーム作成ツールで受付だけを作る道、そして自分で開発する道があり、費用も手間も運用の重さも違います。この記事では4通りの作り方を並べて、どの受け方なら取りこぼしが減るのか、予約への入口をどのページに設置するのか、公開前に何を決めておくのかを順に整理します。
ホームページに予約を付ける作り方は4通りに分かれる
予約の受付をホームページに載せる方法は、大きく4通りに分かれます。1つ目はホームページ作成サービスに最初から付いている予約機能をそのまま使う方法、2つ目は予約システムを別に契約して予約ページへリンクするか、自分のページに埋め込む方法、3つ目はフォーム作成ツールで申し込みフォームだけを作る方法、4つ目はプログラムを書いて自分で開発する方法です。どれを選んでも「お客さまが日時を選んで送信し、店側がそれを受け取る」という結果は同じに見えます。違いが出るのは、受け取ったあとの処理をだれがやるかという点です。
たとえばフォーム作成ツールで受け付けると、送信された内容はメールで届きますが、空き枠の計算は誰もしてくれません。同じ時間に2件届けば、気づいた人が電話で片方をずらすことになります。予約システムを使うと、埋まった枠はその場で選べなくなるため、二重予約の電話が要らなくなります。作り方を比べるときは、機能の一覧ではなく、この「自動で止まるか、人が止めるか」の差から見ていくと判断が早くなります。
公開されている解説でも、目的と予算から選ぶことが起点だと整理されています。
予約フォーム付きホームページを制作する方法には、さまざまな選択肢がありますが、自社の目的や予算に合わせて、適切な予約フォームの作り方を検討することが大切です。 この記事では、予約フォームの作り方や必要な機能、システムについても紹介するとともにおすすめの予約フォーム制作サービスとその最新アップデート情報をお届けします。ぜひ参考にしてください。 出典: bindup.jp
4通りのうちどれが向くかは、1か月の予約件数、スタッフの人数、指名を受けるかどうか、事前のお支払いが必要かどうかでほぼ決まります。件数が月に数件なら、フォームでも回ります。スタッフごとに予定が違い、当日の変更が入るなら、空き枠の計算を機械に渡さないと受付の電話が減りません。
取りこぼしが起きている場所を先に数える
作り方を決める前に、いまの受け方でどこが漏れているかを数えておくと、必要な機能がはっきりします。数えるのは3か所です。1つ目は営業時間外にかかってきて留守番電話にも残らなかった着信、2つ目は問い合わせのメールに返信するまでの時間、3つ目は当日の無断キャンセルの件数です。電話機の着信履歴と受信箱を1週間さかのぼるだけで、だいたいの数は出ます。
営業時間外の着信は、そのまま機会損失に直結します。営業時間が10時から19時の店であれば、1日のうち15時間は電話が取れません。お客さまが予約しようと思い立つのは夜であることが多く、そこで繋がらないと別の店の予約ページに移ります。24時間受け付けられる予約ページを用意する価値は、この時間帯に集まっています。
返信までの時間も見ておきます。メールで問い合わせを受けている場合、「いまから3日後の14時は空いていますか」という質問に半日かけて返すと、その間にお客さまの予定は埋まります。往復が2回3回と続くと、1件の予約を取るために10分から15分の手間がかかります。予約システムを入れると、この往復がゼロになります。空いている枠をお客さま自身が見て選ぶため、確認の連絡が発生しません。
無断キャンセルの件数は、リマインドの有無で大きく変わります。予約から来店までの間隔が長い業態では、お客さまが日付を忘れます。前日にメールが1通届くだけで、来ないはずだった予約が来店に変わります。作り方を選ぶ段では、この自動の連絡が標準で付いているかどうかを確認しておくと、あとで別の道具を足す必要がなくなります。
作り方1: ホームページ作成サービスの予約機能を使う
すでにホームページ作成サービスでサイトを作っているなら、まずそのサービスに予約機能が付いていないかを確認します。付いていれば、ページを追加する操作と同じ流れで予約の受付を始められます。管理画面が1つで済むので、更新の手順を覚え直す必要がありません。写真や文章を直すついでにメニューの料金も直せるという身軽さは、ひとりで店を回している人には大きい利点です。
向いているのは、メニューの数が少なく、担当者を指名しない業態です。教室の体験レッスン、個人での相談の受付、見学の申し込みなどは、この作り方で足りることが多いです。逆に苦しくなるのは、スタッフごとに空き枠が違う場合と、メニューによって所要時間が変わる場合です。ホームページ作成サービスの予約機能は、サイト作りの付随機能として作られているため、指名やシフトまで踏み込んだ設定は用意されていないことがあります。
もう一つ注意したいのは、予約データの持ち出しです。お客さまの連絡先や来店履歴が溜まったあとでサービスを変えるとき、データを書き出せないと、そこまでの積み上げが手元に残りません。契約する前に、顧客の一覧をCSVで書き出せるかどうかを確認しておきます。この1点を見落とすと、あとから予約システムへ移るときの作業量が何倍にもなります。
費用は、ホームページの利用料に含まれる形か、予約機能ぶんが上乗せされる形のどちらかです。上乗せされる場合、予約システムを単体で契約するのと変わらない金額になることもあるため、機能の範囲と金額を並べて比べます。どのプランで何が使えるかは、料金のページのように、件数とスタッフ数の上限まで書いてあるものを見て判断します。
作り方2: 予約システムを契約して予約ページを埋め込む
いま最も選ばれているのがこの形です。予約システムを契約すると、お客さまが見る予約ページと、店側が見る管理画面の両方が最初から用意されます。ホームページ側の作業は、ナビゲーションとトップページに予約ボタンを設置して、その予約ページへ繋ぐだけです。専用のページを作り込む必要はありません。
この作り方の強みは、受け付けたあとの処理まで標準で付いてくる点にあります。予約完了のメール、前日のリマインダー、来店後の御礼メール、お客さま自身が変更と取り消しをするためのURL、来店履歴の記録が、設定を選ぶだけで動きます。決済が必須でない業態に合わせて、予約の受付から次の来店までを一続きにしているタイプのシステムなら、事前のお支払いを使わない店でもそのまま運用に乗ります。どこまでが標準の機能に含まれるかは、できることのページで機能の一覧を確かめてから契約すると、後から追加の費用が出るのを避けられます。
埋め込み方は2通りあります。1つは予約ページのURLへリンクする方法、もう1つは自分のページの中にiframeなどで予約カレンダーを表示する方法です。リンクのほうが表示の崩れが起きにくく、スマートフォンでも扱いやすいため、まずはリンクで始めるのが安全です。独自ドメインに対応したプランを使えば、予約ページのURLも自分のドメインで見せられます。
導入にかかる時間は、メニューと営業時間の登録にどれだけ手間をかけるかで決まります。メニューが5つから10個、スタッフが1名から3名であれば、半日で公開できる水準です。実際の操作の重さは、触ってみないと分かりません。ログインなしで管理画面を確かめられるデモを見るのようなページが用意されているサービスなら、契約前に自分の業態に合うかを判断できます。
作り方3: フォーム作成ツールで受付だけを作る
予約の件数が少なく、日時の調整を人がやってもよいなら、フォーム作成ツールで申し込みを受ける形でも回ります。無料のプランから始められるものが多く、公開までの時間も短いのが利点です。実際に、無料でフォームを作る選択肢は解説記事でもよく取り上げられています。
無料の予約フォームを作成したいのであれば「formrun」がおすすめです。formrunには120種類以上のデザイン性の高いテンプレートが用意されています。 出典: form.run
ただし無料のプランには件数の上限があります。フォーム作成ツールのformrunでは、無料のプランで受け取れる回答が1フォームあたり月30件、作成できるフォームは1個、登録できるメンバーは1人です。有料のプランは年間契約で月額2,980円(税抜)から用意されています。2026年9月25日時点の公式の価格ページに記載の条件で、いずれも税抜の表示です。予約が月に30件を超える見込みなら、最初から予約システムを検討したほうが総額は近くなります。
フォームで受けるときに必ず起きるのが、空き枠の問題です。フォームは「この日時に来たい」という希望を受け取るだけなので、すでに埋まっている時間を選ばれることを防げません。そのため、受け取ってから空きを確認し、折り返して確定させる工程が残ります。この確認の電話とメールが1日に何度も発生するようになったら、フォームの限界が来ています。
もう一つ気をつけたいのが、確定したかどうかの伝わり方です。フォームを送った側は、それで予約が取れたと思います。店側は希望を受け取っただけと考えます。この認識の差が当日の行き違いになります。フォームを使う場合は、送信完了の画面と自動返信のメールに「この時点では予約は確定していません。折り返しの連絡で確定します」と明記しておきます。
作り方4: 自分で開発する場合に越える壁
プログラムを書いて予約システムを自作する道もあります。使う言語はPHP、Ruby、Python、JavaScriptなど何でも選べますし、データベースの設計も予約の表と顧客の表があれば形になります。自由に作れることと、他社の月額が要らないことが利点です。
壁になるのは、動いてからの部分です。まず二重予約を防ぐ処理が要ります。同じ枠に2人が同時に送信したとき、後から来た側を確実に弾く仕組みを、データベースの制約と排他の処理で作り込む必要があります。ここを甘く作ると、予約が重なる事故が起きます。次にメールの配信です。予約完了とリマインダーを送る機能は、送信の仕組みを用意したうえで、届かなかったときの扱いまで考えることになります。さらにお客さまの個人情報を預かるため、通信の暗号化、バックアップ、権限の分け方といった守りの作業が続きます。
つまり自作は、作る費用よりも保守の費用で判断する話です。作るだけなら数週間で形になっても、その後は法令や決済の仕様が変わるたびに手を入れ続けることになります。社内に開発する人がいて、予約の要件が既存のサービスでは実現できないほど特殊な場合に選ぶ道と考えるのが現実的です。
なお、外部の制作会社に開発を依頼する場合は、初期の開発費に加えて、公開後の保守の契約が別に必要になります。見積もりを取るときは、公開までの金額だけでなく、1年後に仕様を1つ変えるときの費用も一緒に聞いておくと、総額の比較ができます。
無料でどこまでできるか、有料の相場はいくらか
費用の目安を持っておくと、見積もりの判断が早くなります。予約システムの分野では、無料のプランを用意しているサービスが複数あります。STORES 予約の無料のプランは月額0円(税込)で、月間の予約件数が50件、公開できる予約ページが2ページまでです。有料のプランは年間契約のスモールが月額9,790円(税込)で、月間200件と予約ページ10ページまで使えます。日程調整に特化したTimeRexは、基本の機能を無料で使え、無料のプランでも日程調整の回数とカレンダーの数に上限がありません。いずれも2026年9月25日時点の公式の価格ページに記載の条件です。
小さなお店向けの予約システムでは、月50件までを無料で受け付けられて、有料のプランが月額3,300円(税込)前後から始まる価格帯が一つの目安になります。件数の上限を超えたときに予約が止まるのか、追加の料金でそのまま使えるのかは、サービスによって扱いが違います。ここは契約前に必ず確認しておきたい点です。止まる作りだと、月末に予約の受付が閉じてしまいます。
制作会社にホームページごと依頼する場合の相場は、予約機能の作り込みの度合いで大きく動きます。既存の予約システムを組み込むだけであれば追加は数万円の水準ですが、独自の予約の仕組みを開発するとなれば数十万円から百万円台の見積もりになります。予約の受付が目的であれば、開発せずに既存のサービスを使い、そのぶんの予算を写真の撮影やメニューの見せ方に回したほうが、予約の数は増えます。
無料と有料を比べるときは、金額ではなく、無料で削られている機能が自分の運用に必要かどうかで見ます。予約ページのURLに提供元の名前が入る、ページの下に提供元の表示が出る、スタッフを1名しか登録できない、といった制限は、業態によって痛さが違います。ひとりで営む店なら気にならず、スタッフ3名の店なら初日に困ります。
予約フォームに最低限必要な機能
どの作り方を選ぶ場合でも、予約の受付に最低限そろえておきたい機能があります。1つ目は空き枠の自動計算です。埋まった時間が選べなくなる仕組みがないと、確認の連絡が残り続けます。2つ目は予約完了の自動メールです。送信した側に控えが届かないと、「予約できたか分からない」という問い合わせが発生します。3つ目は前日のリマインダーです。これが無断キャンセルを直接減らします。
4つ目は、お客さま自身で変更と取り消しができるURLです。これが無いと、変更のたびに電話がかかってきます。取り消しの連絡を受けた枠をすぐ公開できれば、空いた時間に別の予約が入ります。5つ目は顧客の情報の記録です。来店の履歴とメモが残っていれば、次に来たときの対応が変わります。6つ目は予約フォームの項目を自分で選べることです。業態によって聞くべきことは違います。初回か再来かを聞くのか、希望のスタッフを聞くのか、当日の連絡が付く電話番号を必須にするのかは、自分で決められる必要があります。
逆に、最初から要らない機能もあります。事前のお支払いは、その場で現金やキャッシュレスで受け取る業態では不要です。無断キャンセルが多い業態では前払いが効きますが、そうでなければ手数料と設定の手間が増えるだけになります。回数券や複数の店舗の管理も、必要になってから足せば充分です。必要な機能だけで始めて、運用に乗ってから広げるほうが、スタッフが覚えることが少なく定着します。
機能の有無を一覧で比べたいときは、各社の公開している資料を突き合わせます。並べ方の例としては、他社との比較のように同じ軸で条件を揃えた表が参考になります。表を作るときは、料金がいつ時点のもので、税抜か税込かを必ず添えます。プランの条件は変わるため、古い比較表をそのまま信じると判断を誤ります。
予約への入口をホームページのどこに設置するか
予約システムを用意しても、入口が見つからなければ予約は増えません。設置する場所は4か所に絞って考えます。1か所目はナビゲーションです。全ページの上部に「ご予約」の項目を常に出しておきます。スマートフォンではメニューを開かないと見えないため、画面の下に固定するボタンを併せて用意すると届きます。
2か所目はトップページの最初の画面です。店の名前と写真のすぐ下に予約ボタンを配置します。スクロールしなければ見えない位置にあるだけで、押される回数は落ちます。3か所目はメニューと料金のページです。料金を見て「では頼もう」と決まる場所なので、各メニューの説明の直後にボタンがあると自然に押されます。4か所目はアクセスと営業時間のページです。場所を確かめる人は来店を決めかけている人なので、ここにも入口を置きます。
ボタンの文言は、動作が分かる短い言葉にします。「ご予約はこちら」よりも「日時を選んで予約する」のほうが、押したあとに何が起きるか伝わります。電話でも受け付けている店は、予約ボタンと電話番号を並べて、「24時間受け付け」と「営業時間内のみ」の違いを添えます。どちらでもよいと分かると、お客さまは自分に楽な方法を選びます。
業態によって、入口を置くべき場所は変わります。担当者を指名して通う業態では、スタッフの紹介ページからそのスタッフの予約枠へ直接繋ぐ道が効きます。教室や講座では、日程の一覧のページから各回の予約へ繋ぎます。業態別の受け方の違いは業種ごとの使い方のページのように、実際の予約ページの形まで示された資料を見ると、自分の店に近い型が見つかります。
公開する前に決めておく運用のルールと注意点
予約の受付を開くと、これまで電話で口頭で済ませていた条件を、文章で決める必要が出てきます。最初に決めるのは受付の締め切りです。当日の予約を受けるのか、前日までにするのか、開始の何時間前までにするのかを決めます。ここを開け過ぎると、準備の時間が取れない予約が入ります。逆に締め過ぎると、思い立った人を取りこぼします。
次に変更と取り消しの扱いです。いつまで無料で変更できるのか、当日の取り消しにキャンセル料を求めるのかを決め、予約ページの中に明記します。金額を求めるなら、予約の確定前に読める場所に書いておくことが前提になります。あとから伝えると、その場でのやり取りになります。3つ目は、同時に受けられる件数です。ひとりで施術する店で2枠が同時に埋まると、当日に謝ることになります。枠の作り方と所要時間の設定を、実際の作業時間に合わせて確かめます。
個人情報の扱いも決めておきます。予約で受け取る氏名、連絡先、来店の履歴は個人情報です。何のために使うのか、どれだけの期間残すのかを、プライバシーポリシーに書いて予約ページから読める状態にします。個人情報の取り扱いについての一般的な考え方は個人情報保護委員会の案内が出発点になります。判断に迷う内容は、所管の窓口や専門家に確認してから決めます。
公開したあとの点検も決めておきます。予約完了のメールが迷惑メールに入っていないか、自分の携帯の受信箱で確かめます。差出人の表示、件名、本文の文章は、お客さまが最初に受け取る店からの連絡です。誤字や日付の形が崩れていないかを、実際に自分で1件予約して確かめます。運用でつまずきやすい点はよくある質問のページのように、公開前の確認事項がまとまった資料を見ておくと、最初の1週間の問い合わせが減ります。
スマートフォンで予約が終わるまでの画面数を数える
予約の受付を作ったあとで最も効くのは、完了までの画面の数を減らすことです。予約ページを開いてから完了の画面に届くまでに、お客さまは日時を選び、メニューを選び、名前と連絡先を入力し、内容を確かめて送信します。ここで画面が6枚も7枚も続くと、途中でやめる人が出ます。3枚から4枚に収まっているかを、自分の携帯で実際に通して確かめます。
減らせる場所は決まっています。まず入力する項目です。氏名、電話番号、メールアドレスがあれば予約は成立します。住所、生年月日、来店の動機を初回から全部聞くと、入力の途中で手が止まります。聞きたいことは来店してから紙で書いてもらえば足ります。次に会員登録の扱いです。予約の前に登録を必須にすると、その時点で離れる人が出ます。予約と同時に登録できる作りか、登録なしでも予約できる作りを選びます。2回目からは入力なしで予約できるようになるため、再来の多い業態では会員のマイページが効きます。
もう一つ確かめたいのは、指で押せる大きさです。日時のカレンダーの枠が小さいと、隣の時間を押してしまいます。押し間違いは、当日の行き違いとして店に返ってきます。文字の大きさ、ボタンの余白、選択中の枠が色で分かるかどうかを、自分の指で触って確かめます。パソコンの画面で作った予約ページは、パソコンでは問題なく見えても、携帯では詰まって見えることがあります。予約の大半は携帯から入るため、確認は携帯を基準にします。
送信したあとの画面も作り込みます。完了の画面には、予約した日時、メニュー、場所、当日の持ち物、連絡先を並べます。ここに書いておけば、メールが迷惑メールに入っても、お客さまは画面を見て日時を確かめられます。変更と取り消しのURLも、この画面とメールの両方に載せておきます。
業種ごとの予約ページの作りから見えること
予約の受け方を業種で並べていくと、必要な機能は3つの型に分かれます。1つ目は、担当者を指名して所要時間が長い型です。美容室、整体、ネイル、パーソナルトレーニングがここに入ります。この型ではスタッフ指名とシフトの設定が要になり、スタッフが自分の空き枠を直せるかどうかで運用の重さが変わります。1名でも自分でシフトを直せない作りだと、店長の作業が毎週発生します。
2つ目は、同じ時間に複数の人が入る型です。教室、レッスン、セミナー、見学会がここに入ります。この型では1枠あたりの定員の設定と、満席になったときの表示が要になります。加えて、日程の一覧から各回へ繋ぐ導線が要ります。3つ目は、来店の前にお支払いを済ませたい型です。無断キャンセルが痛い業態や、遠方から来る予定を確定させたい業態がここに入ります。この型は事前決済が要りますが、それ以外の業態では手数料と設定の手間が増えるだけになるため、必要な店だけが使う機能と考えてよいものです。
自分の店がどの型に当たるかが分かれば、比べるべき条件は5つに絞られます。月間の予約件数の上限、登録できるスタッフの人数、自動で送るメールの種類、お客さま自身での変更と取り消しの可否、そして顧客のデータを書き出せるかどうかです。この5つを各社の公式のページで確かめて表にすれば、機能の一覧を全部読む必要はなくなります。費用の比較も、この5つの条件を満たす最も安いプランどうしで並べたほうが、実態に近い金額になります。
最後に、作り方を決めたあとの順番を確かめておきます。予約ページを作って公開し、自分で1件テストの予約を入れ、メールの文面を直し、それからホームページ側にボタンを設置する順です。先にボタンを出してしまうと、設定が固まっていない状態でお客さまが予約してきます。公開の日付を決めて、その前日までに自分で一度通しで予約してみることが、最初の事故を防ぐ一番の手立てです。
Q1. ホームページに予約システムを付ける費用はどのくらいですか?
無料のプランから始められるサービスがあります。STORES 予約の無料のプランは月額0円(税込)で月間50件まで、有料は年間契約のスモールが月額9,790円(税込)です。小さなお店向けの予約システムなら月額3,300円(税込)前後から選べます。制作会社に独自開発を依頼すると数十万円以上になります。
Q2. 予約フォームと予約システムはどう違いますか?
予約フォームは希望の日時を受け取るだけなので、空き枠の確認と確定の連絡が人の作業として残ります。予約システムは埋まった枠を自動で閉じ、予約完了とリマインダーのメールも自動で送ります。月の予約が30件を超えるなら、予約システムのほうが手間が少なくなります。
Q3. 予約システムを自作するのは現実的ですか?
作ること自体はできますが、二重予約を防ぐ処理、メールの配信、個人情報の管理、公開後の保守が続きます。既存のサービスでは実現できない特殊な要件があり、社内に開発できる人がいる場合に選ぶ道です。予約の受付が目的なら既存のサービスが早く安全です。
Q4. 予約ボタンはホームページのどこに設置すればよいですか?
ナビゲーション、トップページの最初の画面、メニューと料金のページ、アクセスのページの4か所です。スマートフォンでは画面の下に固定するボタンも併せて用意します。文言は「日時を選んで予約する」のように、押したあとに何が起きるかが分かる形にします。