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転送電話の料金の考え方|店の番号をスマホで受ける
2026年9月29日・Rizaflow編集部
転送 電話 料金と検索する人が知りたいのは、たいてい「月にいくら増えるのか」の一点です。店の番号にかかってきた電話を自分のスマートフォンで受けたい、でも請求書が急に膨らむのは困る。そういう場面で必要なのは、料金表の丸暗記ではなく、どこに月額がかかり、どこに通話料がかかり、その通話料を誰が払うのかという三つの区別です。この記事では、固定電話と携帯電話それぞれの実際の金額を並べたうえで、月にいくらになるかを店の使い方から見積もる手順、そして転送では埋まらない取りこぼしの正体までを順番に整理します。結論を先に置くと、転送の月額はどの経路でもおおむね小さく、効いてくるのは通話料と、電話に出られない時間そのものです。
転送電話の料金は、月額と通話料の二階建てになっている
転送電話の費用を見誤る原因は、月額使用料だけを比べてしまうことにあります。転送の料金は二階建てです。一階が、その機能を使えるようにしておくための月額使用料。二階が、実際に電話が転送されたときに発生する転送通話料です。月額が無料のサービスでも、転送が走るたびに通話料が積み上がります。逆に月額を払う固定電話でも、転送される回数が少なければ請求はほとんど動きません。
もう一つ、見落とされやすいのが「誰が払うのか」です。かけてきた人が払うのは、かけてきた人から店の番号までの区間だけです。店の番号から転送先の番号までの区間は、転送を設定した側、つまり店の負担になります。この区切りを知らないまま転送を入れると、通話が長引くほど店の請求が増える仕組みに気づかないまま数か月が過ぎます。
実際の運用例として、取引先から会社の固定電話に電話があり、その電話を営業担当者の携帯電話に転送するケースを考えてみます。この場合の通話料金負担は、以下のようになります。 出典: mediaseries.medialink-ml.co.jp
この構造を押さえると、比べるべき数字がはっきりします。見るのは次の三つです。月額使用料がいくらか。転送1回あたりの通話料がどの区間に発生するか。そして、転送が走る回数が月に何回あるか。三つめは料金表には書かれていません。自分の店の着信履歴から数えるしかない数字です。だからこそ、料金表を読む前に着信の回数を数えたほうが早く答えが出ます。
もう一段細かい話をすると、転送先が固定電話か携帯電話かでも金額が変わります。固定電話から携帯電話へ転送すると、固定電話から携帯電話へかけたときの通話料が適用されます。同じ県内の固定電話へ転送するより単価が上がるのが普通です。転送先をスマートフォンにしたい店は、この単価の差をあらかじめ見込んでおく必要があります。
固定電話から転送する場合の料金
店の番号が固定電話であれば、使うのは通信事業者の転送サービスです。NTT東日本の公式ページで確認できる金額は次の通りです。加入電話および加入電話・ライトプランでボイスワープを使う場合、月額使用料は住宅用が550円、事務用が880円です。いずれも税込で、工事費は不要と記載されています。店名で契約している回線は事務用にあたるのが一般的なので、店として見積もるなら880円の側で計算しておくと後で困りません。
光回線の電話であれば金額が変わります。ひかり電話ボイスワープの月額利用料は、公式ページの記載で月額550円/番号です。番号ごとの課金なので、店の代表番号とFAX番号を分けている場合は、転送を入れたい番号の数だけかかると考えます。なお、すでにひかり電話を使っている回線に後から追加で申し込む場合は、別途工事費が必要と明記されています。申し込みのタイミングで初回だけ金額が動く点は、見積もりに入れておくべきところです。
通話料の扱いも公式ページに書かれています。発信者から転送元までの通話料金は発信者の負担、転送元から転送先までの通話料金は契約者の負担です。つまり、店の固定電話にかかってきた電話を店主のスマートフォンに流した時点で、そこから先の通話料は店が払います。5分話せば5分間、20分話せば20分間の通話料が店の請求に乗ります。
会社の固定電話から別の電話に転送する代表的な方法として、通信キャリアが提供する「電話転送サービス」の利用が挙げられます。電話転送サービスの利用には、主に「月額利用料」と実際の使用に応じた「転送通話料」が発生します。ここでは、主要な通信キャリアの料金体系について解説します。 出典: mediaseries.medialink-ml.co.jp
転送の種類も押さえておく価値があります。公式の説明では、店の電話を鳴らさずにすぐ転送先へ回す無条件転送と、店の電話を鳴らして応答がないときだけ転送する無応答時転送の両方が設定できます。営業中は店で取りたい、閉店後だけスマートフォンに回したいという店は、無応答時転送を使うか、時間帯ごとに設定を切り替える運用になります。この切り替えを毎日手でやるかどうかが、実務では金額より重い論点になります。
携帯電話から転送する場合の料金
店の番号がそのまま携帯電話の番号である店、あるいは店用に携帯を1台持っている店の場合は、携帯各社の転送サービスを見ます。三社の公式ページで確認できる範囲では、月額使用料はいずれも無料です。
NTTドコモの転送でんわサービスは、公式ページに「お申込み:必要」「月額使用料:無料」と記載されています。申し込みが要るぶん、使い始める前に手続きが1回入ります。また、メロディコール、留守番電話、キャッチホン、転送でんわの4つをまとめたオプションパック割引があり、通常は合計で月額660円(税込)のところ、月額440円(税込)になると案内されています。転送だけでなく留守番電話も使う店なら、こちらのほうが結果的に安くなります。なお、料金プランがahamoの場合は転送でんわサービスを利用できないと明記されています。格安のプランに変えた店が、あとで転送を入れようとして詰まる典型的な落とし穴です。
auの着信転送サービスは、公式ページで月額利用料が無料、お申し込みは不要と記載されています。特番による設定の通話料も無料です。ただし、契約者の携帯から転送先までの通話料は契約者の負担と明記されています。転送の種類は、すべての着信を転送するフル転送と、出られないときだけ転送する無応答転送・話中転送があり、この二つは同時には設定できません。無応答転送を選んだ場合、着信から転送が始まるまでの時間は5秒から55秒の範囲で変えられ、初期設定は24秒です。
ソフトバンクの転送電話も、公式の通話サービス一覧で月額使用料が無料と記載されています。こちらも、ソフトバンクの携帯電話から転送先の電話までの通話料は契約者の負担です。海外の事業者の携帯電話や海外の一般電話には転送できないこと、0120で始まる番号など一部転送できない番号があることも同じページに書かれています。
三社に共通しているのは、月額ではほとんど差が出ないという点です。差が出るのは通話料と、申し込みの手間、そして転送できない番号の条件です。料金表を横に並べて悩む時間は、着信履歴を数える時間に回したほうが実りがあります。
月にいくらになるかを、自分の店の数字で見積もる
料金を知っても、月の請求額は出ません。出すには回数と長さが要ります。次の順番で数えると、30分ほどで見積もりが立ちます。
まず、直近1か月の着信件数を数えます。スマートフォンの着信履歴でも、固定電話の着信履歴でも、月をまたいで残っている範囲を数えます。次に、そのうち転送が走る条件に当てはまるものを絞ります。無条件転送なら全件、無応答転送なら「出られなかった件数」が対象です。三つめに、1件あたりの通話の長さを見ます。予約の電話は3分前後、道順や持ち物の相談が入ると5分を超えます。四つめに、転送元から転送先までの区間に適用される通話料の単価を、契約している事業者の料金ページで確認します。ここは契約内容で変わるので、他店の例をそのまま当てても合いません。
この4つを掛け合わせると、月の転送通話料の概算が出ます。たとえば月に40件の電話がかかってきて、うち15件が出られず転送に回り、1件あたり4分話すなら、転送で発生する通話は月60分です。この60分間の通話料に月額使用料を足したものが、転送にかかる総額です。月額が880円で通話料が1,000円台なら、合計は2,000円前後になります。桁の見当がつけば、他の選択肢と比べられるようになります。
※転送通話料は、「おとく光電話」の「通話料金プラン2」で示されている通話料金(税抜)に消費税率10%を加算した数値を用いています。 出典: mediaseries.medialink-ml.co.jp
料金を比べるときに気をつけたいのは、税抜と税込が混ざることです。通信事業者の公式ページは税込で表示しているところが多く、解説記事は税抜で書いていることがあります。どちらで書かれているかを確認せずに並べると、消費税の分だけずれた比較になります。あわせて、料金は改定されます。ここに挙げた金額はいずれも2026年9月時点で各社の公式ページに掲載されていたものです。契約の前には必ず自分の目で当日の表示を見てください。通信の料金やサービスの制度そのものについては、総務省の公開資料も入口になります。
転送を入れる前に決めておく5つのこと
金額の見当がついたら、運用の形を決めます。ここを決めずに転送を入れると、料金とは別の問題が起きます。
1つめは、転送する時間帯です。営業中も転送すると、施術や調理の手が止まります。店で取れる時間は店で取り、取れない時間だけ回すのが基本です。無応答転送を選ぶか、開店と閉店で設定を切り替えるかを決めます。
2つめは、誰のスマートフォンに回すかです。店主1人に集めると、休みの日も鳴り続けます。スタッフが複数いる店なら、曜日で当番を決めるか、転送先を店用の1台に固定して持ち回るほうが続きます。
3つめは、出られなかったときの受け皿です。転送先でも出られない場合、その電話はどこへ行くのか。留守番電話に落ちるのか、鳴り続けて切れるのかで、相手の印象が変わります。留守番電話に落ちるなら、メッセージの文面も先に作っておきます。
4つめは、折り返しの決めごとです。転送で受けた電話に出られなかった場合、いつまでに折り返すのかを自分で決めておきます。決めていない店は、翌日の営業が始まってから思い出します。予約の電話は、思い出した頃には他の店で予約が済んでいます。
5つめは、番号の見え方です。転送で受けた電話は、店の番号ではなく発信者の番号が表示される場合と、そうでない場合があります。折り返すときにどの番号にかけ直すのかを最初に確かめておくと、あとで慌てません。
この5つは、どの事業者を選んでも同じように必要です。逆に言えば、転送の料金を比べる作業よりも、この5つを決める作業のほうが日々の負担に直結します。料金の差が月に数百円である一方、運用の決めごとが抜けていると毎日5分ずつ削られます。
転送では解けない取りこぼしが残る
転送を入れると、店にいないときの電話を受けられるようになります。それは確かな前進です。ただし、転送で解けない部分がはっきり残ります。残る部分を見ておかないと、月額を払ったのに手応えがないという結果になります。
1つめは、同時にかかってきた電話です。転送先が1台なら、2本目は話中になります。人気の時間帯に問い合わせが重なると、2本目以降は取り逃がします。
2つめは、施術中や調理中です。転送先のスマートフォンが手元にあっても、手が離せない時間は出られません。転送は電話を運ぶ仕組みであって、手を空ける仕組みではありません。
3つめは、営業時間外に予約したい人です。閉店後に「ここを予約したい」と思った人は、翌朝まで覚えていてくれるとは限りません。転送先も就寝中であれば、その電話は結局どこにも届きません。
4つめは、聞き取りと記録です。移動中や外出先で受けた電話は、日時とメニューを紙に書き残せません。あとで思い出して台帳に書くと、書き間違いと二重予約が起きます。
5つめは、相手の側の遠慮です。電話をかけること自体に負担を感じる人は少なくありません。転送を入れても、そもそもかけない人の予約は増えません。
ここまで並べると、打ち手の方向が見えてきます。電話の受け方を工夫するのと並行して、電話を使わずに予約できる入口を1本足すという方向です。空き枠が外から見えて、その場で押さえられる窓口があれば、同時着信も営業時間外も聞き間違いも同時に消えます。できることでは、予約カレンダーと予約フォーム、予約完了とリマインダーの自動送信、キャンセルURLといった標準機能の範囲がまとまっています。電話を減らすためにどの機能が効くのかを先に把握しておくと、入れたあとの運用を組みやすくなります。
電話以外の入口を足したときに、料金の見え方はどう変わるか
転送の料金と、予約を受ける仕組みの料金は、性質が違います。転送は「鳴った電話を運ぶ」ための費用で、回数が増えれば通話料も増えます。予約の受付ツールは「電話を鳴らさずに済ませる」ための費用で、多くは月額が定額です。件数が増えても月額が動かない設計なら、忙しい月ほど1件あたりの負担は下がります。
金額の桁を並べて考えると判断しやすくなります。事務用のボイスワープが月額880円、そこに転送通話料が1,000円前後乗るとして、月の出費は2,000円前後です。予約の受付ツールの月額は、無料で始められる枠から月額数千円までの幅があります。料金には、月の予約件数とスタッフ数でプランが分かれる形の料金表と、上限を超えたときの扱いが書かれています。決済が必須でない業態に合わせて、予約の受付から次の来店までを一続きにしているため、現金や振込で運用している店でも決済を有効にせずに使えます。転送を続けるか、入口を足すか、両方を残すかは、出費の桁と取りこぼしの件数を同じ表に置いてから決めるのが順序です。
業種によって、電話がどれだけ残るかは変わります。業種ごとの使い方では、美容室やネイル、整体、教室、相談業など、予約の取り方が異なる業種ごとに受付の組み方が整理されています。電話が主流の業種で入口を1本足す場合と、もともとオンラインで完結している業種の場合では、決めるべき順番が違います。自分の業種に近い形を先に見ておくと、転送の設定をどこまで残すかの判断が早くなります。
転送以外の受け方を、費用と手間で並べる
転送は選択肢の一つで、他にもいくつか道があります。それぞれの費用と手間を並べておくと、転送が自分の店に合っているかが判断しやすくなります。
留守番電話に任せる方法は、費用がもっとも小さくて済みます。携帯各社の留守番電話は月額を払うものもありますが、スマートフォンの機能や無料の範囲で済む場合もあります。ただし、メッセージを残してくれる人は着信した人の一部です。予約の電話は、留守番電話の案内が流れた時点で切られることが珍しくありません。費用が小さいかわりに、取りこぼしはいちばん大きくなります。
電話代行を使う方法は、人が出てくれるという強みがあります。相手にとっては「誰かが出た」という体験になるので、切られずに用件が残ります。ただし、月額は転送とは桁が変わります。料金は事業者と受電の件数によって幅が大きいので、実際の見積もりを取るところから始める必要があります。加えて、代行の担当者が店のメニューや所要時間を把握しているわけではないため、聞き取った内容の確認に折り返しの電話が1本増える場合があります。
クラウド型の電話の仕組みを入れる方法は、複数の端末で同じ番号を受けられる点が転送と違います。同時にかかってきた2本目を別のスタッフが取れるので、話中で失う件数が減ります。ただし月額はスタッフの人数で増えていき、初期の設定にも手間がかかります。予約の電話が1日に何本も重なる規模でなければ、投入する手間に見合いません。
予約の受付ツールを入れる方法は、電話そのものを減らす方向です。空き枠が外から見えるので、電話をかけずに予約が決まります。月額は定額で、件数が増えても動かない設計のものがあります。電話の応対に月2時間から3時間を使っている店であれば、この時間が丸ごと軽くなります。反面、電話でしか予約しない層は残るため、転送や留守番電話をゼロにはできません。
4つを並べたときに見えてくるのは、費用の順番と取りこぼしの順番が逆になっているということです。安い順に並べると留守番電話、転送、予約の受付ツール、電話代行やクラウド型の仕組みとなり、取りこぼしが少ない順に並べるとほぼ反対になります。どこで折り合いをつけるかは、月の予約件数と、1件の予約がもたらす金額で決まります。1件の単価が高い業態なら、取りこぼしを減らす側に寄せたほうが計算が合います。
設定を変えるときに起きる取り違え
転送の料金より先に手が止まるのが、設定の取り違えです。実際に起きやすいものを挙げておきます。
転送が入ったまま店の電話が鳴らなくなる取り違えは、いちばん多い型です。無条件転送のまま営業を始めると、店の電話機は鳴りません。店にいるのに全部スマートフォンで受けることになり、レジの前でメモを取る羽目になります。営業中は無応答転送にしておくか、開店時に転送を停止する手順を決めておきます。
留守番電話と転送が同時に動かない場合があるという点も、知らないと戸惑います。auの公式ページには、着信転送サービスを開始するとお留守番サービスEXが停止され、留守番電話を使う場合は再度開始する必要があると記載されています。ドコモでも、転送でんわと留守番電話は同じオプションの群に入っています。両方を使い分けたい店は、どちらが優先されるかを契約先の公式ページで確かめてから運用を決めてください。
転送先の番号を間違えたまま気づかない取り違えもあります。転送の設定は、店の電話機からの操作か、事業者の設定サイトから行います。設定したあとで自分の別の電話からかけ直して、実際に転送先が鳴ることを確かめる手順を1回入れておくと、この取り違えは防げます。確認を省くと、鳴っていないことに気づくのは数日後、客足が落ちてからになります。
転送を繰り返してしまう取り違えもあります。auの公式ページには、転送先の電話からさらに元の携帯へ転送すると、相互に転送を繰り返して着信できない場合があると記載されています。スタッフ間で番号を転送し合う運用にすると、この輪が生まれます。転送は1段までにしておくのが安全です。
数字で見直すときに、どの指標を並べるか
転送の料金を検討している段階で手に入る数字は、思ったより多くあります。着信件数、不在着信の件数、折り返して繋がった件数、留守番電話に入ったメッセージの件数。この4つを直近30日間ぶんだけ並べるだけで、転送の効き方が推定できます。不在着信のうち折り返して繋がった割合が半分を切っている店は、転送を入れても取り戻せる件数が限られます。繋がらなかった相手は、すでに別の店で予約を済ませているからです。
反対に、折り返しでほぼ繋がる店は、電話に出られる時間を増やすだけで効果が出ます。この違いは料金表からは読み取れません。自分の店の履歴からしか出てきません。
もう一つ並べたい数字は、1件の電話にかかっている時間です。予約1件を電話で受けると、聞き取りと台帳への記入で3分から5分かかります。月に40件受けていれば、2時間から3時間が電話の応対に使われています。この時間は転送を入れても減りません。運ぶ先が変わるだけで、話す時間と書く時間は同じだけ必要です。減らせるのは、予約が電話以外の経路で入ったときだけです。
実際の画面で確かめると、この差が具体的に見えます。デモを見るでは、お客様が見る予約ページと店側の管理画面の両方を、ログインなしで触れます。電話で聞き取っていた項目が予約フォームのどこに入るのか、リマインダーがいつ飛ぶのかを先に見ておくと、電話を何本減らせるかの見積もりが立てやすくなります。
他の仕組みと比べたい場合は、他社との比較に判断の軸が並んでいます。予約システムを選ぶ場面では、決済が必須かどうか、スタッフ指名に対応しているか、乗り換えのときに顧客のデータを持ち込めるかが分かれ目になります。料金の安さだけで選ぶと、あとで必要な機能が上位プランにしかないことに気づく場合があります。導入と料金についての細かい疑問はよくある質問にまとまっているので、月の予約件数が上限を超えたときの扱いや解約の条件は、契約の前に読んでおくのが安全です。
転送 電話 料金という入口から始めた検討は、最後には「電話の何本を電話でないものに置き換えるか」という問いに行き着きます。転送の月額は、どの経路を選んでも月に数百円から千円ほどの範囲です。その金額で悩む時間より、月に何件が電話で入っていて、そのうち何件が取り逃がされているかを数える時間のほうが、結果を大きく動かします。数え終わったところで、転送を入れるだけで足りるのか、入口を足す必要があるのかが自然に決まります。
Q1. 転送電話の月額料金は、いくらを見込んでおけばよいですか?
固定電話の場合、NTT東日本の公式ページではボイスワープの月額使用料が住宅用550円、事務用880円(いずれも税込)と記載されています。ひかり電話ボイスワープは月額550円/番号です。携帯電話のドコモ、au、ソフトバンクはいずれも月額使用料が無料と公式ページに記載されています。これに転送通話料が別途加わります。
Q2. 転送されたときの通話料は、誰が負担しますか?
かけてきた人が負担するのは、その人から店の番号までの区間だけです。店の番号から転送先の番号までの区間は、転送を設定した契約者、つまり店の負担になります。NTT東日本、au、ソフトバンクのいずれも公式ページに同じ趣旨の記載があります。通話が長引くほど店側の請求が増える点に注意してください。
Q3. 月額が無料の携帯の転送なら、費用はかからないのですか?
月額使用料は無料ですが、転送先までの通話料は契約者の負担です。月に15件が転送に回り、1件4分話すなら月60分の通話料が発生します。通話料の単価は契約している料金プランで変わるため、自分の契約内容を各社の料金ページで確かめてください。ドコモの転送でんわサービスは申し込みが必要で、ahamoでは利用できないと記載されています。
Q4. 転送を入れれば、予約の取りこぼしはなくなりますか?
なくなりません。転送先が1台なら同時にかかってきた2本目は話中になり、施術中は転送先でも出られません。閉店後に予約したい人にも届きません。転送は電話を運ぶ仕組みで、手を空ける仕組みではありません。取りこぼしを減らすには、電話を使わずに空き枠を押さえられる入口を別に用意する方法が並行して必要になります。