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イベントの申し込みフォームを無料で用意する|定員と締め切りの扱い
2026年10月1日・Rizaflow編集部
イベントの申し込みフォームを無料で用意したい、という調べ方をする人は、たいてい開催日が決まったあとです。会場を押さえ、告知の文面を書き、あとは申し込みを受ける入口だけが空いている状態です。この記事では、無料で使えるフォームの手段を3つに分けて整理し、それぞれの無料プランで実際にどこまで受けられるのかを公式の料金ページで確かめた数字とともに示します。そのうえで、無料のフォームでいちばん破れやすい定員と締め切りの扱いを先に決める手順、項目の絞り方、申し込みを受けたあとに送る3通の中身までを並べます。記載の料金と上限はすべて2026年9月時点の各社公式ページの表示です。
無料で申し込みフォームを作る手段は3つに分かれる
申し込みフォームを用意する道は、大きく3つです。1つめは汎用のフォーム作成サービスを無料プランで使う道。2つめはイベント専用の受付サービスに乗る道。3つめは予約の枠を管理できるシステムで受ける道です。どれを選ぶかは、イベントの形で決まります。
汎用のフォーム作成サービスは、聞きたいことを自由に並べられるのが強みです。アンケートと申し込みを1枚で兼ねたいときや、聞く項目が毎回変わるときに向いています。弱いのは枠の管理です。定員に達したら受付を止める、開催日ごとに別の枠として数える、といった動きは標準では持っていないことが多く、集計の表を自分で見て手で止めることになります。
イベント専用の受付サービスは、定員と締め切りを持っているぶん楽になります。ただし有料のイベントでは販売手数料がかかり、無料のイベントであっても外部のサービスの画面に客を送る形になります。店やスタジオの名前で受けたいときに、ここが気になる人はいます。
無料のイベントであっても、受付の画面が外部のサービスのものになると、申し込みの途中で離れる人がいます。店の名前で告知したのに、押した先の画面に別の会社の名前が大きく出ている状態です。名前の出方を気にするなら、自分のドメインで受けられる形を選びます。
予約の枠を管理できるシステムは、日時の枠そのものを在庫として持っています。同じ内容を月に何度も開催する体験会やワークショップ、少人数のセミナーのように、日程が複数ある申し込みではこの形がいちばん破れません。単発の大型イベントだけなら汎用フォームで足りますが、繰り返し開催するなら最初から枠で持ったほうが手が減ります。
外部の解説でも、手段を分けて考えることが出発点として整理されています。
イベントやサービスの申し込みフォームを作ろうと思ったとき、どのように作成すればいいのか、どんな工夫をすれば申し込みが増えるのか、迷ってしまいますよね。 この記事では、申し込みフォームを作るための3つの主な手段や、回答率をぐっと高めるためのコツ、さらに無料で使えるおすすめツール8選を詳しく解説します。 出典: form.run
無料プランの上限は「回答数」と「フォーム数」で決まる
無料と書かれていても、無料の範囲は各社で大きく違います。見るべき数字は2つだけです。月にいくつ回答を受け取れるか、そしてフォームをいくつ作れるかです。
formrunの料金ページを開くと、FREEプランは月間フォーム回答数が30件(1フォームあたり)、フォーム作成数が1個、チームメンバー数が1人と示されています。1つ上のBEGINNERプランは年間契約で月額2,980円(税抜)、単月契約で月額3,880円(税抜)で、回答数は1フォームあたり100件、フォーム作成数は5個になります。自動返信メールと重複回答防止は、この有料プランから使える機能として並んでいます。つまり無料のまま自動返信を出すことはできません。
フォームズ(Formzu)の有料サービスのページでは、フリープランは0円で、ログ保存件数が1フォームあたり100件、項目数が1フォームあたり12項目、条件分岐が2条件、複数メール送信は不可、広告表示ありと示されています。365日投稿がないと削除される条件も書かれています。有料のパーソナルは1年7,900円(税込)でログ保存が500件、項目数が50項目、ビジネスは1年15,200円(税込)でログ保存が1,000件、項目数が100項目です。
この2つを並べると、無料の壁がどこにあるかがはっきりします。formrunは回答数、フォームズは保存件数と項目数で先に詰まります。定員30人のイベントを1回だけ開くならどちらでも足りますが、同じ内容を月に3回開催して合わせて60人を受けるなら、無料プランのままでは数字が合いません。
定員のある申し込みで、無料のフォームが破れるところ
申し込みフォームで起きる事故のほとんどは、定員の数え方にあります。壊れ方は3つです。
1つめは超過受付です。定員20人の会に21人目が申し込める状態を放っておくと、あとから断る連絡をすることになります。断られた側からすると、受け付けたはずの申し込みが取り消されたことになり、次の回には来ません。
2つめは二重の数え方です。回答の集計表を見て人数を数える運用にすると、キャンセルの連絡がメールで来た分が表に反映されません。表では満席なのに実際は2席空いている、という状態が生まれます。空席のまま開催すると、そのぶんの売上が消えます。
3つめは同時申し込みです。告知の直後は申し込みが数分のあいだに集まります。フォームは受け付けた順に記録するだけなので、残り1席に2人が同時に入ります。どちらを通すかを人が決める作業が発生します。
4つめとして数えられることもありますが、同じ人が2回申し込む問題もここに含まれます。確認のメールが届かないと、申し込めたか分からずもう一度送る人がいます。重複した申し込みをそのまま人数に数えると、実際より多い人数で会場と材料を用意することになります。formrunでは重複の回答を防ぐ機能がBEGINNERプラン以上に置かれており、無料の範囲では自分で目で見て消す作業になります。
この3つはいずれも、枠に在庫の考え方が無いことから来ています。枠を在庫として持つシステムでは、1件入った時点でその枠の残数が減り、残数が0になれば選べなくなります。自動で送られるメールの文面や差し込み変数、キャンセルの受け方まで含めて何が標準で付くのかはできることのページに一覧で載っています。
無料のフォームで定員のあるイベントを受けるなら、定員より少ない数で受付を止め、余った席は個別の連絡で埋める運用にしたほうが安全です。20人の会なら18人で止めて、残り2席は問い合わせ対応に回します。手間は増えますが、断る連絡をする回数は減ります。
無料の範囲で始めるなら、最初の1回は少ない定員で試すのが確実です。20人の会をいきなり受けるより、8人の会を2回に分けたほうが、フォームの項目と締め切りの置き方の欠点がその場で分かります。2回目の告知からは、1回目に来た問い合わせの答えを文面に足せます。
締め切りの扱いを、日時で締めるか定員で締めるかに分ける
締め切りの決め方は2通りあります。日時で締めるか、定員で締めるかです。この2つは併用しますが、どちらを主にするかを先に決めておかないと、当日の準備が組めません。
日時で締める形は、準備の量が申し込み人数で変わるイベントに向いています。資料を印刷する、材料を仕入れる、席を並べる。これらは前日の夜には終わっていなければなりません。逆算すると、締め切りは開催の2日前から3日前に置くのが現実的です。前日締め切りにすると、当日の朝に人数が確定することになり、材料の発注に間に合いません。
定員で締める形は、席数が物理的に決まっている会に向いています。この場合の締め切り日時は保険です。定員に達したらその時点で止め、達しなかったら期日で止めます。告知の文面には両方を書きます。「定員20名、先着順。定員に達し次第受付を終了します」と書いておけば、早く申し込む理由が伝わります。
締め切りのあとに来る申し込みの扱いも、先に決めておきます。無料のフォームは締め切り時刻を自動で見てくれないものもあるため、期日を過ぎたフォームを開いたままにすると、締め切り後の申し込みが入り続けます。フォームの受付を止めるのを忘れると、参加できない人からの申し込みを断ることになります。カレンダーに「受付を止める」という予定を入れておくのが確実です。
締め切りの前に1通、催促を出すかどうかも決めておきます。申し込みが定員の半分で止まっている場合、締め切りの3日前に「残り席数があとわずかです」と出すと動きます。ただし、実際に残っている席数と違う数字を書いてはいけません。書いた数字と実際が合わないことが一度でも知られると、次の回の告知が効かなくなります。
キャンセルの締め切りも同じです。無料のイベントでも、前日までなら連絡してほしいと書いておくかどうかで、当日の欠席率は変わります。申し込んだ本人が自分で取り消せる形にしておけば、連絡をもらう手間も、断る手間も消えます。
申し込みフォームの項目は、必要な7つまでに絞る
項目を増やすと申し込みは減ります。これは体感ではなく、フォームを扱う各社が繰り返し書いていることです。
項目数が多いと、「入力が面倒」だと感じてフォームから離脱される可能性が高まります。申し込みフォームにおいては「申し込み者の名前」「連絡先」を必要最低限として、目的に応じた項目を設置するようにしましょう。 出典: form.run
イベントの申し込みで必ず要るのは、氏名、メールアドレス、電話番号、参加する日程、参加人数の5つです。ここに、イベントの中身によって2つまで足します。材料を使うワークショップならアレルギーや利き手、オンラインの会なら受信できるメールアドレスの確認、子ども向けなら年齢です。合わせて7項目が上限の目安です。
削る順番も決まっています。最初に削るのは住所です。郵送するものが無いなら要りません。次に削るのは所属や職業です。当日の運営に使わない情報は、聞いても誰も見ません。3番目に削るのは「このイベントを知ったきっかけ」です。知りたい気持ちは分かりますが、申し込みの直前に聞くと離脱の原因になります。開催後のお礼のメールに1問だけ入れたほうが、答えは集まります。
必須と任意の切り分けも効きます。電話番号を必須にすると、それだけで申し込みをやめる人がいます。当日に連絡する可能性があるイベントなら必須、資料を送るだけなら任意にします。入力欄の並びは、名前から始めて連絡先、日程、最後に自由記入にします。答えやすいものを先に置くと、途中でやめる人が減ります。
申し込みを受けたあとに送る3通で、当日の欠席が減る
申し込みを受けた時点で仕事は終わりません。当日までに届けるメールが3通あります。この3通が無いイベントは、無断の欠席が積み上がります。
1通目は申し込み直後の確認メールです。申し込んだ内容、日時、場所、持ち物、キャンセルの方法を書きます。このメールが来ないと、申し込めたかどうかが分からないため、同じ人が2回申し込みます。無料のフォームでは自動返信が有料プランの機能になっていることがあるため、ここは事前に確かめる点です。formrunでは自動返信メールがBEGINNERプラン以上の機能として並んでいます。
2通目は前日のリマインドです。申し込みから開催までが2週間あると、本人が忘れます。前日に日時と場所を1行で送るだけで、当日の欠席は目に見えて減ります。送る時機は前日の午前が無難です。前々日だと当日の朝にもう一度忘れられ、当日の朝だと出発の支度に間に合いません。
3通目は開催後のお礼です。次の回の案内を1行だけ添えます。来た人に次を案内するほうが、新しく告知するより手間が少なくてすみます。開封されたかどうかが分かる形になっていれば、案内の文面を次に直せます。
この3通は、どれも文面が決まっていて、送る時機も決まっています。人が書くものではありません。自動で送る仕組みを持っているかどうかで、開催のたびの手間が変わります。月額の目安と、どのプランからどの機能が使えるかは料金のページで確かめられます。
無料で始めて、どこで有料に移るかを先に決める
無料のまま続けられるかどうかは、月の申し込み件数と、自動送信が要るかどうかの2点で決まります。
月の申し込みが30件以内で、確認メールを手で返しても間に合う規模なら、汎用のフォームサービスの無料プランで足ります。月に1回、20人の会を開く程度であればここに収まります。
月の申し込みが50件を超えるか、開催が月に3回以上になると、無料の回答数の上限に当たります。加えて、確認メールを手で返す作業が1件5分でも、50件で4時間を超えます。この段でようやく有料の検討に入ります。手作業の時間を時給に置き換えて、月額の料金と比べると判断が早くなります。4時間ぶんの手作業は、たいていの有料プランの月額を上回ります。
予約の枠として受けるシステムの側を見ると、無料のまま月50件、スタッフ1名までという形が各社にあります。予約カレンダー、予約完了とリマインダーと御礼のメール、キャンセル用のURL、顧客管理までを無料の範囲に置いているものもあり、月に数回の教室やワークショップなら追加の費用なしで回ります。上限を超えたときに止まるのか、追加の料金で続けられるのかは、契約の前に確かめる点です。100件ごとに1,100円を足してそのまま使える形にしているところもあります。
Google フォームのように個人のアカウントで使う道を選ぶ場合は、独自のドメインでメールを出す、予定表と連携する、といった段でGoogle Workspaceの契約が視野に入ります。公式の料金ページでは、Business Starterがユーザー1人あたり月額800円(税別)、Business Standardが1,600円(税別)、Business Plusが2,500円(税別)と示されており、Standard以上には予約のページを作る機能が含まれると案内されています。年間プランは1年契約で16パーセント安くなるとされています。
告知の文面と申し込みの入口を1か所に揃える
フォームができても、申し込みが集まらないことがあります。原因はフォームではなく、告知から入口までの道が枝分かれしていることです。
よくあるのは、告知をSNSと店の掲示とメールの3か所で出し、それぞれ違う入口を案内している形です。SNSからはプロフィールのリンク、掲示ではQRコード、メールでは本文のURL。この3つが別の場所を指していると、どこから何件来たのかが分からなくなり、次の回の告知をどこに厚くすればよいかも決まりません。入口は1つにして、3か所すべてから同じURLへ送ります。
告知の文面に書く項目も決まっています。日時、場所、所要時間、料金、定員、締め切り、持ち物、キャンセルの方法の8つです。このうち1つでも抜けると、問い合わせのメールが来ます。問い合わせに1件ずつ答える時間は、文面を直す時間よりはるかに長くなります。とくに抜けやすいのは所要時間とキャンセルの方法です。2時間の会なのか半日かかるのかで、来られる人が変わります。
料金の書き方も、問い合わせを減らす分かれ目です。税込か税別か、材料費が含まれるか別か、支払いは現金か事前か。この3点を1行で書きます。無料のイベントであっても「参加費は無料です」と明記します。書いていないと、有料だと思って申し込みをやめる人が出ます。
申し込みのページに、前回の写真を1枚だけ置くのも効きます。どんな場所で何をするのかが文字だけでは伝わらないため、はじめて来る人は申し込みの直前で迷います。写真に写る人の顔が分かる場合は、本人の許可を取ってから使います。許可を取っていないものは使いません。
当日の受付と名簿は、申し込みの段階で作り終える
当日の入口で行列ができるイベントは、受付の作り方で決まります。名簿を当日の朝に作る運用にしていると、申し込みの取り消しが反映されず、来ていない人を探す時間が発生します。
名簿は申し込みを受けた時点で出来ている状態にします。氏名の五十音順、または申し込みの順です。五十音順は探しやすい代わりに、直前の申し込みを差し込む手間があります。申し込みの順は差し込みが楽な代わりに、名前から探せません。30人を超える会では五十音順、それ未満なら申し込みの順で足ります。
受付でやることは、名前を確認して印を付けるだけにします。当日に料金を集める、名札を書かせる、アンケートを書かせる。この3つを受付でやると必ず詰まります。料金は事前か、受付とは別の場所で集めます。名札は申し込みの氏名で事前に用意します。アンケートは終わったあとに配ります。
当日に来なかった人の記録も残します。無断の欠席が2回続く人には、次の回で事前の連絡をもらう形にする、といった判断ができるようになります。来店の履歴とメモを顧客ごとに残せる仕組みなら、この記録が自然に溜まります。名簿を毎回その場で作り直す運用では、誰が来なかったかは開催の翌週には分からなくなります。
キャンセルが出たときの埋め方も、先に決めておきます。待機の人を作っておく形がいちばん確実です。定員に達したあとの申し込みを「空きが出たらご連絡します」として受けておけば、前日のキャンセルをその日のうちに埋められます。待機の人に連絡する順番は、申し込んだ順です。
集めた申し込みの情報を、どこまで持っておくか
申し込みフォームには氏名と連絡先が集まります。この情報の持ち方を決めていない状態が、いちばん危ない状態です。
まず決めるのは、何のために使うかです。当日の運営と、次の回の案内。この2つに限るのであれば、フォームの下にその2つを書きます。書いていない目的に使うことはできません。次の回の案内を出したいのであれば、申し込みの時点で「今後のイベントのご案内をお送りします」と明示して、受け取りたくない人が外せる欄を置きます。
次に決めるのは、置き場所です。無料のフォームサービスを使う場合、回答はそのサービスの中に溜まります。フォームズのフリープランでは1フォームあたりの保存が100件で、365日投稿がないと削除される条件が示されています。つまり、保存しておくつもりで置いていたものが消えることがあります。当日の名簿として使ったあとも残したい情報は、手元の表に書き出して持ちます。
3つめは、いつ消すかです。イベントが終わって、次の案内も出し終わったら、電話番号と住所は消してよい情報です。氏名とメールアドレスだけを案内用に残す形にすれば、万一の漏れがあったときの影響が小さくなります。何を残し何を消すかを、開催のたびに考えるのではなく、最初に1度決めて紙に書いておきます。
個人情報の扱いについての一般的な考え方は、個人情報保護委員会が公開しているガイドラインや相談の窓口で確かめられます。自分の会で集めている項目が扱いに気をつける種類のものに当たるかどうかは、判断が分かれる場合があります。迷ったときは所管の窓口か専門家に確かめてください。
申し込みの受け方を、業種ごとの形から逆に決める
イベントの申し込みは、業種が違っても受け方の型は限られています。枠の作り方から逆に考えると、自分の会がどの型かがすぐ決まります。
型を先に決めると、機能の一覧を上から順に見る必要がなくなります。要らない機能の説明を読む時間が消えるぶん、決めるのが早くなります。
型は3つです。1つめは同じ内容を複数の日程で開く型です。体験会、説明会、見学会がここに入ります。日程ごとに定員を持ち、客は日程を選びます。2つめは1回だけの型です。周年のイベントや大型のセミナーがここです。定員は1つ、締め切りは1つ。3つめは時間帯を選ぶ型です。撮影会、相談会、少人数のワークショップがここで、同じ日の中で時間の枠が並びます。
日程が複数ある型では、日程ごとに別のフォームを作る運用をしている人がいます。3つの日程で3つのフォームを作れば、確かに定員は分けられます。ただし無料プランのフォーム作成数が1個であれば、この手は使えません。formrunのFREEプランはフォーム作成数が1個で、追加は1個あたり月額1,980円(税抜)と示されています。日程ごとにフォームを分ける運用は、無料の範囲では成り立たないことになります。
この3つのどれに当たるかで、必要な機能が変わります。1つめと3つめは枠の在庫管理が要るため、汎用のフォームでは早い段階で手作業が増えます。2つめは汎用のフォームで足ります。どの業種でどんな形で受けているかは業種ごとの使い方のページに、イベント・ワークショップや施設・レンタルスペースといった区分で並んでいます。
実際の画面で確かめたい場合は、客が見る予約のページと店側の管理画面の両方を、ログインなしで触れるようにしている例があります。デモを見るのページでは、手づくり工房やレンタルスペースなど12の業種ぶんが公開されており、枠の作り方と定員の見え方をそのまま確認できます。入力したデータは毎日4時に初期の状態へ戻る作りになっているため、試しに予約を入れても残りません。
料金や機能を他社と並べて見たい場合は、公開されている情報だけで比べた表があります。他社との比較のページでは、無料プランの有無、ひとりで使うときの月額、予約件数の上限、リマインドメールが使えるプランの段までが2026年8月17日時点の各社公式サイトの表示として並んでいます。確認できなかった項目は「記載なし」と書かれていて、機能が無いという意味ではないと注記されています。この書き方をしている表は、そのまま判断の材料に使えます。
契約や乗り換えで引っかかりやすい点は、よくある質問のページに集まっています。今のやり方を続けながら並行して試せるか、顧客の一覧をCSVで取り込めるか、解約のときに何が起きるか。この3つを先に読んでおくと、無料で始めたあとの見通しが立ちます。
Q1. イベントの申し込みフォームは、本当に無料のままで運用できますか?
月の申し込みが30件以内で、確認メールを手で返せる規模なら無料で回ります。formrunのFREEプランは1フォームあたり月30件、フォームズのフリープランは1フォームあたり保存100件と項目12項目です。予約システム側にも月50件までの無料プランがあり、自動メールまで無料の範囲に入っているものもあります。
Q2. 定員に達したら自動で受付を止められますか?
汎用のフォーム作成サービスは枠の在庫を持たないため、標準では止まりません。定員より2人ほど少ない数で手動で締めるのが安全です。日時の枠を在庫として持つ予約システムなら、残数が0になった枠は選べなくなるため、超過受付が起きません。
Q3. 申し込みの締め切りは開催日の何日前に置くのがよいですか?
資料や材料の準備がいるイベントは、開催の2日前から3日前です。前日締め切りにすると当日の朝に人数が確定し、発注に間に合いません。席数が決まっている会は定員で締めるのを主にして、期日は保険として併記します。
Q4. 申し込みフォームの項目は何個までに絞るべきですか?
氏名、メールアドレス、電話番号、参加日程、参加人数の5つを基本に、イベントの中身に応じて2つまで足した7項目が目安です。住所、所属や職業、知ったきっかけの3つは削る順番の上位です。きっかけを聞きたい場合は、開催後のお礼のメールに1問だけ入れると答えが集まります。