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営業時間変更のお知らせ例文|予約済みの方への伝え方
2026年10月4日・Rizaflow編集部

営業時間を変えることが決まって、まず困るのが文面です。何を書けば足りるのか、予約が入っている人には別の連絡が必要なのか、店頭の紙とメールで同じ文を使ってよいのか。この記事では、そのまま使える例文を場面ごとに並べたうえで、予約が入っている人への伝え方、媒体ごとに変える点、伝え漏れを防ぐ順番、そして同じ手間を毎回繰り返さないための受付の作りまでを整理します。文面だけを急いで探している場合は、次の節から必要な場面を選んでください。
お知らせに必ず入れる5つの項目
場面が違っても、抜けると問い合わせが増える項目は同じです。先に押さえておけば、あとは場面ごとに言い方を変えるだけで済みます。
1つめは、変更前と変更後の時間です。変更後だけ書く文面をよく見かけますが、変更前を並べたほうが差が伝わり、読み流されません。2つめは、変更が始まる日です。「〇月〇日(〇)より」と曜日まで書きます。3つめは、また変わる可能性があるかどうかです。書いておくと、「せっかく来たのに開いていない」という行き違いを減らせます。4つめは、最新の情報を確かめられる先です。電話番号、予約ページ、掲示している媒体のどれかを書きます。5つめは、この文をいつ出したのかという更新日です。店頭の紙とウェブページでは特に効きます。
公開されている解説でも、この観点が整理されています。
掲載されている記事が必ずしも最新情報ではないということ、最新情報を確認するためにはどこに連絡すればよいかを明記しておきましょう 出典: blastmail.jp
この5つを並べる順番も決めておくと、書くのが早くなります。上から、変更が始まる日、変更前と変更後の時間、また変わる可能性、確かめられる先、更新日。読む人が知りたい順に並んでいるので、途中で読むのをやめても必要な情報が手に入ります。逆に、挨拶とお詫びを長く前に置くと、肝心の時間が下に押し出されます。
定休日を変えていない場合も、1行書いてください。営業時間が変わったと聞いた人は、定休日も変わったのではないかと考えます。「定休日は変更ありません」と書いておけば、その問い合わせが来ません。逆に定休日だけを変えるときは、営業時間が変わらないことを書きます。
書かないほうがよいものもあります。変更する理由を長く書くことです。事情を説明したい気持ちは分かりますが、読む側が必要としているのは「いつから何時までになるのか」です。理由は1行で足ります。人手の都合、設備の工事、季節による客足の変化。どれも1行で書けます。
そのまま使える例文1 恒久的な変更を知らせる
営業時間そのものを変える場合の文面です。メールでも、ウェブページでも、少し削れば店頭の紙にも使えます。
件名: 営業時間変更のお知らせ
〇〇様
いつも〇〇をご利用いただきありがとうございます。
このたび、下記のとおり営業時間を変更いたします。 ご不便をおかけしますが、ご理解いただけますようお願いいたします。
変更日: 〇月〇日(〇)より 変更前: 10時00分から19時00分 変更後: 11時00分から20時00分 定休日: 変更ありません(毎週〇曜日)
今後の状況により、さらに変更する場合があります。 その際は改めてお知らせいたします。 最新の営業時間は予約ページでご確認いただけます。
ご予約済みのお客様のお時間に変更はございません。 ご不明な点は下記までお問い合わせください。
〇〇 電話: 00-0000-0000 メール: 〇〇@〇〇
この文面で効いているのは、下から2番目の行です。営業時間を変えると知らせたとき、すでに予約している人がまず気にするのは「自分の予約はどうなるのか」です。ここに1行あるだけで、確認の電話が減ります。時間が動く予約がある場合は、この行を書かず、後述する個別の連絡に回してください。
そのまま使える例文2 時間を短縮する
閉店時刻を早める、または開店を遅くする場合の文面です。短縮は「行けなくなる人」が出る変更なので、代わりの案を1つ添えると受け止められ方が変わります。
件名: 営業時間短縮のお知らせ
〇〇様
平素より〇〇をご利用いただきありがとうございます。
〇月〇日(〇)より、営業時間を下記のとおり短縮いたします。
変更前: 10時00分から20時00分 変更後: 10時00分から18時00分
夕方以降のご来店をご希望のお客様には、 毎週〇曜日のみ20時00分まで受け付けております。 この枠は数に限りがありますので、予約ページよりお早めにお申し込みください。
すでにご予約いただいているお客様のうち、 18時以降のお時間の方には個別にご連絡いたします。
〇〇 電話: 00-0000-0000
短縮のお知らせで最も多い失敗は、代わりの道を書かないことです。「18時で閉めます」だけを伝えると、仕事帰りに通っていた人はそこで離れます。週に1日でも遅い枠を残す、朝を早める、別の曜日を案内する。何か1つ書いてあると、その人は残る選択肢を探せます。
そのまま使える例文3 臨時休業を知らせる
1日から数日の休みを知らせる場合です。恒久的な変更と混ぜず、別の文として出してください。
件名: 臨時休業のお知らせ(〇月〇日)
〇〇様
いつも〇〇をご利用いただきありがとうございます。
設備の点検のため、下記の期間を臨時休業とさせていただきます。 急なご案内となり申し訳ございません。
休業期間: 〇月〇日(〇)から〇月〇日(〇)まで 営業再開: 〇月〇日(〇)10時00分より
休業期間中のご予約は承っておりません。 再開後のご予約は予約ページより受け付けております。
該当の期間にご予約をいただいていたお客様には、 別途、日程の振り替えについてご連絡いたします。
〇〇 電話: 00-0000-0000
臨時休業の連絡では、再開の日時を必ず書いてください。休む日だけを書いた紙を見た人は、いつ行けばよいのか分からないまま帰ります。期間が未定の場合も「再開の日程が決まり次第、改めてお知らせいたします」と1行書いておけば、放置されている印象を避けられます。
そのまま使える例文4 法人のお取引先に知らせる
事業者どうしのやり取りでは、営業時間の変更が連絡の行き違いに直結します。書き方も変わります。
件名: 営業時間変更のご案内
株式会社〇〇 〇〇部 〇〇様
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 株式会社〇〇の〇〇でございます。
さて、弊社では下記のとおり営業時間を変更いたしますので、 ご案内申し上げます。
変更日: 〇月〇日(〇)より 変更前: 午前9時00分から午後6時00分 変更後: 午前9時00分から午後5時00分
営業時間外にいただいたご連絡へのご返信は、 翌営業日となる場合がございます。 お急ぎのご用件は、変更後の時間内にご連絡いただけますと幸いです。
何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
株式会社〇〇 〇〇部 〇〇 電話: 00-0000-0000 メール: 〇〇@〇〇
会社間のやりとりの場合、営業時間の変更が先方に伝わっていないと、営業時間外に連絡が入ってしまい円滑に業務が進まなくなってしまう可能性があります。 出典: blastmail.jp
法人向けの文面では、営業時間外の連絡にどう対応するのかを書くのが要点です。ここを書いておかないと、時間外に届いた依頼への返信が遅れたときに、約束を守らなかったと受け取られます。
そのまま使える例文5 店頭とSNSに出す短い形
店頭の紙とSNSでは、メールの文面をそのまま使うと長すぎます。読む人は立ち止まって数秒しか見ません。
店頭に貼る形。
営業時間変更のお知らせ
〇月〇日(〇)より、営業時間を変更いたします。
変更前 10時00分から19時00分 変更後 11時00分から20時00分
定休日は変わりません(毎週〇曜日) ご予約とお問い合わせは 00-0000-0000 〇月〇日 更新
SNSに出す形。
〇月〇日(〇)から、営業時間が11時から20時になります。 (これまでは10時から19時でした) 定休日は毎週〇曜日のまま変わりません。 ご予約は予約ページから24時間受け付けています。
店頭の紙で忘れやすいのが、いちばん下の更新日です。日付が入っていない紙は、いつ貼られたものか分からず、信用されません。文字の大きさは、変更後の時間をいちばん大きくします。読む人が知りたいのはそこだけです。
SNSに出す場合は、投稿が流れて見えなくなる前提で組み立てます。固定の表示に設定するか、プロフィールの説明文にも書いておいてください。1回の投稿で伝わったと考えないほうが安全です。
そのまま使える例文6 営業時間を延ばす
時間を延ばす変更は、伝え方を変えるだけで来店に繋がります。お詫びの言葉は要りません。
件名: 営業時間延長のお知らせ(〇月〇日から)
〇〇様
いつも〇〇をご利用いただきありがとうございます。
〇月〇日(〇)より、営業時間を延長いたします。
変更前: 10時00分から18時00分 変更後: 10時00分から20時00分
お仕事帰りのお時間にもご来店いただけるようになりました。 18時以降のお時間は数に限りがありますので、 予約ページよりお早めにお申し込みください。
定休日は毎週〇曜日のまま変わりません。
〇〇 電話: 00-0000-0000
延長のお知らせでは、増えた時間に何ができるようになったのかを1行で書くのが要点です。「20時まで営業します」だけでは、読む人が自分に関係があると気づきません。「仕事帰りに寄れる」「学校のあとに来られる」「夕食のあとの時間に使える」のように、増えた枠がどんな人の都合に合うのかを書いてください。
延長には、もう1つ注意があります。枠を増やしたのに、予約の受付が古い時間のままだと、増えた枠に予約が入りません。お知らせを出す前に、予約を受ける側の設定を先に直してください。順番を逆にすると、告知を見た人が「20時の枠が選べない」と気づいて、そこで離れます。
変更を決める前に、予約の入り方を数える
営業時間を変えるかどうかの判断は、体感で決めるとたいてい外れます。「夜は暇だから閉めよう」と決めた店が、実は夜の客単価が高かった、という形です。
見るべき数字は3つです。1つめは、時間帯ごとの予約の件数です。開店から1時間ごとに区切って、過去3か月の予約を数えます。2つめは、時間帯ごとの客単価です。件数が少ない時間帯でも、単価が高ければ売上への貢献は大きくなります。3つめは、時間帯ごとの新規とリピートの内訳です。新規が入りやすい時間帯を閉めると、入口が細くなります。
この3つを並べると、閉めてよい時間と閉めてはいけない時間が分かれます。件数も単価も低く、リピートばかりの時間帯は、閉めても他の枠に移ってもらえます。件数は少ないが新規が入る時間帯を閉めると、新規の数がそのまま落ちます。
予約が記録として残っていれば、この3つは月末に表を開くだけで出せます。紙の台帳だと1件ずつ数えることになり、たいてい数える前に決めてしまいます。数えずに決めた変更は、半年後に戻すことになりがちです。
変更を試す方法もあります。恒久的に変える前に、1か月だけ試して数字を見る。「〇月は試験的に11時開店とします」と書いて出せば、戻すときに気まずくなりません。この書き方は、変える側にとっても安全です。
言葉づかいで迷いやすい3点
文面を書くときに迷うのは、だいたい同じ3か所です。
1つめは、お詫びをどこまで書くかです。時間を短縮する、休業する、予約が動く。この3つには「ご不便をおかけします」の1行が要ります。時間を延ばす、定休日を減らす場合は要りません。お詫びを重ねると、かえって何か問題が起きたように読めます。1回で足ります。
2つめは、理由をどこまで書くかです。書いてよいのは、読む人の行動に関わる場合だけです。「設備の点検のため」は、その期間が固定であることが伝わるので書く価値があります。「働き方を見直すため」は、読む人には関係がないので1行で足ります。内部の事情を詳しく書くと、それ自体が議論の的になります。
3つめは、時間の書き方です。「10:00〜19:00」と「10時00分から19時00分」のどちらでもかまいませんが、1つの文面の中で混ぜないでください。店頭の紙は数字を大きく見せたいので記号のほうが向き、法人向けのメールは漢字で書くほうが揃います。深夜にまたぐ場合は「翌1時00分まで」と「翌」を付けると誤解が消えます。
そして、変更後の時間は文面の中で1回だけ書いてください。複数の場所に書くと、あとで直すときに片方が残ります。古い時間と新しい時間が同じ紙に混在している状態は、何も書いていないより悪い結果を生みます。
予約が入っている人への連絡は、お知らせと分ける
ここが最も取りこぼしが出るところです。営業時間を変えると、すでに入っている予約のうち、新しい営業時間の外に出るものが発生します。
このとき、全体向けのお知らせを出しただけで済ませてはいけません。全体向けのお知らせは、読まれない前提で書くものです。予約が動く人には、1件ずつ個別に連絡します。
個別の連絡の文面。
〇〇様
〇月〇日(〇)〇時〇分にご予約いただいております〇〇です。 ご予約をいただきありがとうございます。
このたび〇月〇日(〇)より営業時間を変更いたしました関係で、 恐れ入りますが、ご予約のお時間を承ることができなくなりました。
つきましては、下記のいずれかのお時間に振り替えをお願いできますでしょうか。
・〇月〇日(〇)〇時〇分 ・〇月〇日(〇)〇時〇分 ・〇月〇日(〇)〇時〇分
いずれもご都合が合わない場合は、 予約ページから空いているお時間をお選びいただけます。 ご予約の取り消しをご希望の場合も、そのまま承ります。
ご不便をおかけして申し訳ございません。
〇〇 電話: 00-0000-0000
この文面で守っているのは3点です。1つめは、候補の日時を3つ出すこと。「ご都合を教えてください」と聞くと往復が増えます。2つめは、候補が合わない場合の道を示すこと。3つめは、取り消しを申し出やすくしておくことです。振り替えを断りにくい書き方をすると、黙って来ない結果になり、枠が空いたことも分かりません。
対象の予約を洗い出すには、変更が始まる日から先の予約を、時間帯で並べて見る必要があります。紙の台帳だと、該当する予約を探すのに時間がかかります。予約が記録として残っていれば、その期間の一覧を時間順に開くだけで対象が分かります。
出す順番を決めておくと、伝え漏れが消える
お知らせを出す先は、店によって5つから7つあります。順番を決めずに手を付けると、どこかが古い情報のまま残ります。
推奨する順番は次のとおりです。1番目は、予約が動く人への個別の連絡。2番目は、予約ページと自社のウェブページの営業時間の表示。3番目は、店頭の掲示。4番目は、地図サービスに登録している営業時間。5番目は、SNSと会員向けのメール。6番目は、外部の予約サイトや掲載媒体に載せている情報。7番目は、留守番電話の案内と自動返信の文面です。
この順番にする理由は、影響の大きさの順に並べているからです。予約が動く人を最優先にし、次に「いま調べている人」が見る場所を直します。地図サービスの営業時間は、検索した人が最初に目にする場所なので、店頭より先に直したくなりますが、店頭の紙は当日来た人の行き違いに直結するため、この順に置いています。
7番目の自動返信と留守番電話は、ほぼ毎回忘れられます。営業時間を変えたのに、自動返信のメールが古い時間を案内している状態が残ります。チェックの表に入れておいてください。
このほかに、店によっては直す先がさらに増えます。名刺やショップカードに営業時間を刷っている場合、在庫が残っているぶんは古い情報が配られ続けます。刷り直すまでの間は、渡すときに口で伝えるか、訂正のシールを貼る形になります。次に刷るときは、営業時間を入れないほうが管理が楽です。予約ページのURLと電話番号だけ刷っておけば、時間が変わっても作り直しが要りません。
領収書やメニュー表、店内の案内板に時間を入れている場合も同じです。紙に刷ったものは直せないので、変わる可能性のある情報は刷らないという方針にしておくと、変更のたびの作業が減ります。営業時間、料金、担当者の名前。この3つは変わるものとして扱ってください。
チェックの表は、1度作れば次から使い回せます。項目を並べ、変更のたびに日付の列を1つ足して、済んだところに印を付ける形にしておくと、途中で中断しても続きが分かります。
外部の予約サイトを使っている場合、そこに出ている営業時間と自社の表示が食い違うと、客はどちらを信じるか分かりません。複数の場所に同じ情報を置いている店ほど、この作業に時間がかかります。7か所の直しに1か所5分かかれば35分です。変更が年に3回あれば、年間で2時間近くになります。
よくある行き違いと、その原因
営業時間を変えたあとに起きる行き違いは、パターンが決まっています。原因が分かっていれば先に潰せます。
最も多いのが、「調べたときと違った」という行き違いです。自社のページは直したのに、地図サービスや外部の予約サイトが古い時間のまま残っている。客は検索して最初に出てきた情報を見るので、どこか1か所が古いだけで起きます。直す先の一覧を紙に書いて、変更のたびに同じ表を使ってください。
次に多いのが、「予約の時間に行ったら閉まっていた」という行き違いです。これは、変更前に取った予約が新しい営業時間の外に出ているのに、個別の連絡が届いていなかった場合に起きます。全体向けのお知らせを出しただけで済ませると、必ず起きます。
3番目は、「電話が繋がらない」という行き違いです。営業時間を短縮したあと、留守番電話の案内が古い時間を読み上げている。あるいは、自動返信のメールが「平日18時まで受け付けています」と案内している。どちらも、直す先の一覧から漏れやすい場所です。
4番目は、店の中での行き違いです。営業時間を変えたことがスタッフ全員に伝わっておらず、電話を受けた人が古い時間で予約を取ってしまう。これは、予約を受ける仕組みが古い設定のままだと止められません。人の記憶に頼る形にすると、必ず1件は起きます。
5番目は、定休日との混同です。営業時間だけを変えたのに、「定休日も変わったのか」と受け取られる。逆に、定休日を変えたときに営業時間も変わったと思われる。どちらの場合も、変えていない側を「変更ありません」と1行書いておけば防げます。
変更を知らせる時機を決める
いつ出すかも結果を変えます。早すぎると忘れられ、遅すぎると予約が動いた人に迷惑がかかります。
恒久的な変更は、始まる日の2週間前に1回目を出し、前日か当日に2回目を出す形が扱いやすい間隔です。1回目は全体向けのお知らせと表示の直し、2回目は店頭とSNSでの念押しです。予約が動く人への個別の連絡は、変更を決めた時点ですぐに出します。振り替えの日程を探す時間が要るので、ここだけは前倒しにしてください。
臨時休業は、決まった時点ですぐに出します。何日前という基準よりも、決まってから出すまでの時間を短くすることが効きます。前日に決まった休業でも、決まった直後に出せば、その日の予約が入るのを止められます。
短縮する変更は、1か月前に出せると親切です。仕事帰りに通っていた人が、別の曜日に振り替える算段を立てる時間が要ります。この時間を渡さずに翌週から短縮すると、その人は別の店を探し始めます。
延ばす変更は、増えた枠を予約できる状態にしてから出します。順番が逆だと、告知を見た人が予約できません。
年に何回か変える店なら、この時機を最初に決めておいてください。変更が決まってから「いつ出そうか」を考えると、その判断で1日か2日が過ぎます。
同じ手間を毎回繰り返さないための受付の作り
営業時間の変更は1回で終わりません。季節で変える店、人手に合わせて変える店、イベントの前後で変える店。そのたびに同じ作業が発生します。
手間を減らす方向は2つあります。1つは、営業時間を持っている場所を減らすこと。もう1つは、予約の受付と営業時間を同じ場所で管理して、変えたら自動で反映される形にすることです。
予約ページを持っていると、営業時間の変更が受付の側にそのまま効きます。新しい時間の外の枠が最初から選べなくなるため、変更後に「営業時間外の予約が入った」という事故が起きません。紙の台帳や表計算で受けている店では、この事故が必ず1件は起きます。受ける側が古い時間のまま予約を取ってしまうからです。
シフトを預かる形なら、もっと手前で解けます。スタッフごとの稼働する時間が予約と繋がっていれば、休みの日や早く上がる日に予約が入らなくなります。標準の機能でどこまで届くのかはできることのページに機能の一覧があるので、契約の前に範囲を確かめておくと、あとから追加の費用が出るのを避けられます。
変更の連絡そのものも、仕組みに載せられます。予約完了のお知らせ、前日のリマインダー、変更の通知。これを手で送っていると、変更のたびに時間が消えます。自動で送る形にしておけば、営業時間を直した時点で正しい内容が届きます。決済が必須でない業態に合わせて、予約の受付から次の来店までを一続きにしている作りなら、支払いは当日に店頭で受け取る運用のまま、受付と連絡の部分だけを任せられます。業種ごとの使われ方は業種ごとの使い方に例が並んでいます。
費用の感覚もつかんでおくと判断が早くなります。料金のページでは、月50件までとスタッフ1名なら無料、月300件までが月額3,300円(税込)、複数のスタッフを指名で受けるプランが月額7,700円(税込)という段階で公開されています。変更のたびに1時間近くを使っている店なら、費用より時間の側で先に元が取れます。
比べる相手が決まらないときは、他社との比較に各社の公開されている条件が並べてあります。画面を触ってから決めたいならデモを見るから、客が見る予約ページと店側の管理画面の両方をログインなしで確かめられます。契約や解約の条件で気になる点はよくある質問にまとまっています。
営業時間の変更は、文面を用意すれば終わる作業ではありません。予約が動く人への連絡、7か所の表示の直し、そして次に変えるときの手間。この3つを見て組み立てておくと、変更が決まってから告知までを1時間で終えられる状態になります。文面はこの記事から持っていって、順番と受付の作りだけ、自分の店に合わせて整えてください。
Q1. 営業時間変更のお知らせには何を書けば足りますか?
変更前と変更後の時間、変更が始まる日(曜日まで)、また変わる可能性があるかどうか、最新の情報を確かめられる先、この文を出した更新日の5つです。変更の理由は1行で足ります。長く書くと、読む人が知りたい「いつから何時までか」が埋もれます。
Q2. すでに予約が入っている人にも同じお知らせを送ればよいですか?
全体向けのお知らせとは別に、予約の時間が新しい営業時間の外に出る人へは1件ずつ個別に連絡してください。振り替えの候補を3つ出し、合わない場合に自分で選べる道と、取り消しを申し出やすい書き方を添えると、往復が減り、黙って来ないことも防げます。
Q3. 店頭の紙とメールで文面を変える必要はありますか?
変えてください。店頭の紙は数秒しか見られないので、変更後の時間をいちばん大きく書き、項目を5つ以内に絞ります。更新日を必ず入れてください。メールは件名で内容が分かるようにし、予約済みの方の扱いと問い合わせ先まで書きます。
Q4. 営業時間を変えたとき、どこを直せば漏れませんか?
予約が動く人への連絡、予約ページと自社のページ、店頭の掲示、地図サービスの営業時間、SNSと会員向けのメール、外部の予約サイト、留守番電話と自動返信の文面です。最後の2つが忘れられやすいので、チェックの表に入れておいてください。