guide
美容室の予約をLINEで受ける|個別のやり取りを減らす受け方
2026年9月25日・Rizaflow編集部
美容室の予約をLINEで受けたい、という相談で多いのは、電話が施術中に鳴って手が止まる、というものです。LINEなら手が空いたときに返せる、という発想は正しいのですが、チャットで受けたまま件数が増えると、今度は返信そのものが仕事になります。ここでは、美容室でLINEを予約に使う3つの形を分け、スタイリスト指名や施術時間の扱い、掲載サイトとの併用で気をつける点まで順に整理します。
LINEで受けたくなる理由は、たいてい電話にある
美容室の予約は、長いあいだ電話が主役でした。電話には、施術中に鳴るという性質があります。カラー剤を塗っている最中、シャンプー中、お客様と話している最中に鳴り、どちらかを止めることになります。
取りこぼしも起きます。ひとりで営むお店や、2名のお店では、手が離せないときの着信に出られません。留守番電話に残してくれる人は多くなく、多くは別の店に流れます。営業時間外の着信も同じです。
LINEヤフーのコラムでは、美容室がLINEで予約を受ける利点として、お客様が新しいアプリを入れずに予約できること、電話に出られずに予約を取りこぼすリスクが減ること、メッセージの開封率が高いことが挙げられています。
美容室の予約にはさまざまな方法がありますが、中でも多くの人が日常的に活用するコミュニケーションアプリ「LINE」上でメッセージやクーポンの配信などを行えるビジネス向けのサービス「LINE公式アカウント」の活用がおすすめです。 出典: lycbiz.com
ここで一度、目的をはっきりさせてください。減らしたいのは電話の本数なのか、予約の取りこぼしなのか、それとも予約にかかる手間の総量なのか。チャットで受ける形は、電話の本数は減らせますが、手間の総量は減りません。何を減らしたいかで、選ぶ形が変わります。
美容室でLINEを予約に使う3つの形
LINEを予約に使う形は3つに分かれます。
1つ目は、LINEチャットで手で受ける形です。お客様がメッセージで希望を送り、お店が台帳を見て返します。費用はかからず、今日から始められます。
2つ目は、LINEミニアプリの予約画面を使う形です。お客様はLINEの中で日時とメニューとスタイリストを選び、そのまま予約を確定します。アプリの追加もログインも要りません。
3つ目は、外部の予約ページにリッチメニューから飛ばす形です。予約の受付と台帳は予約システムが持ち、LINEは入り口として使います。ホームページや地図サービスからも同じページに流せます。
美容室では、2つ目と3つ目が現実的です。1つ目は開業直後や、月の予約が数十件までのお店には成り立ちますが、件数が増えるほど返信の負担が重くなります。目安として、月の予約が80件を超えたあたりから、チャットでの手受けは割に合わなくなります。
チャットで受けると、1件あたり何が起きるか
チャットでの受け方を、実際の手順に分解してみます。
お客様から「今週の土曜、カットとカラーでお願いしたいです」と届きます。お店は台帳を開き、土曜の空きを確認します。カットとカラーの所要時間を考え、前後の予約と突き合わせます。「14時からでしたらお取りできます」と返します。お客様から「では14時で」と返ってきます。台帳に書き込みます。担当を決め、シフトを確認します。
ここまでで3往復です。返信のたびに手を止め、台帳を開き直します。お客様の返信が数時間後に来れば、その間に別のお客様から同じ枠の希望が届くこともあります。
さらに、お客様の表示名は本名とは限りません。「ゆう」「Yuki」といった表示名だけでは、誰の予約か分からなくなります。電話番号を毎回聞くことになり、聞き忘れると当日の連絡ができません。
前日のリマインドも、1件ずつ手で送ることになります。忙しい日ほど送り忘れ、送り忘れた日に限って無断キャンセルが出ます。チャットは相談には向いていますが、台帳の代わりにはならない、と割り切るのが出発点です。
美容室の予約で、最初に設計すべき3つの項目
予約の仕組みを選ぶとき、美容室で必ず確かめておきたい項目が3つあります。
1つ目は、スタイリストの指名です。担当ごとに受けられる枠を分け、指名料を設定でき、指名なしの予約を自動で振り分けられるか。指名のないお客様を誰に振るかは、お店の方針が出る部分です。新人に回して育てたいのか、手の空いている人に回したいのかで設定が変わります。
2つ目は、メニューごとの所要時間です。カットが60分、カラーが120分、縮毛矯正が180分といった違いを、予約枠の長さに反映できるか。ここが固定の30分刻みだと、施術が押すか、枠が無駄に余ります。お客様に見せる時間と、お店の台帳で押さえる時間を別々に設定できる仕組みもあります。カウンセリングとシャンプーの時間を含めて押さえておきたい場合に役立ちます。
3つ目は、同じ時間に受けられる人数です。セット面が3席でスタイリストが4人いるなら、同時に受けられるのは3件です。席数と人数のどちらでも上限を設定できるか、カラーの放置時間に別のお客様を入れられるか。この設定ができないと、紙の台帳に戻ることになります。
この3つが自分のお店の形に合うかどうかを、デモや無料プランで実際に設定して確かめてから決めてください。画面の見た目よりも、ここが合うかどうかで日々の使い勝手が決まります。
掲載サイトと併用するなら、表記のルールを確かめる
美容室の多くは、大手の掲載サイトにも出しています。LINEでの予約を増やしたいとき、掲載ページから自店のLINEに誘導したくなりますが、ここには制約があります。
大手掲載サイトの利用約款には、掲載ページ上でそのサイト以外の方法による予約へ誘導する行為を禁じる条項が置かれています。電話予約への誘導や他サイトへの誘導が名指しで挙げられており、手数料の発生を免れる目的の操作も同じく禁止されています。掲載ページの中に「LINEで予約すればお得」と書く形は、この条項に触れるおそれがあります。
とはいえ、来店したお客様に次回の予約方法を案内することまで禁じられているわけではありません。会計のときにショップカードを渡す、施術後の御礼メッセージに予約ページのリンクを載せる、自店のホームページやSNSにLINEの入り口を置く、といった掲載ページの外での案内は別です。
現実的な進め方は、新規のお客様は掲載サイトから受け、2回目以降を自店の予約ページとLINEに移していくことです。掲載サイトは新規獲得の費用と割り切り、常連の予約を自前の仕組みに乗せ替えるほど、手数料の比率が下がっていきます。掲載の契約条件や解約の通知期限はプランごとに違うので、自店の契約書を確かめてから進めてください。
二重予約を防げるかどうかが、併用の分かれ目
掲載サイトと自店の予約ページを併用すると、必ず問題になるのが二重予約です。掲載サイト側の台帳と自店側の台帳が別々にあると、同じ14時に2件入ります。
防ぎ方は3つあります。1つは、掲載サイトに出す枠と自店で受ける枠を、時間帯や曜日で分けることです。単純ですが、空き枠が生かせません。
2つ目は、台帳を掲載サイト側の管理画面に寄せて、自店の予約もそこへ手で入れることです。入力の手間は残りますが、二重予約は防げます。
3つ目は、予約枠を自動で調整する連携を使うことです。LINE予約のサービスの中には、大手予約サイト連携のオプションを持つものがあり、リピッテの料金表では大手予約サイト連携が個人利用で月額1,000円、店舗利用で月額2,000円(いずれも税別)のオプションとして並んでいます。
どの方法を選ぶにせよ、台帳が2つある状態を放置しないことです。二重予約は、お客様にもスタイリストにも負担をかけ、口コミにも影響します。
予約ページに並べるメニューの決め方
予約の仕組みを入れるときに、意外と時間がかかるのがメニューの整理です。店内のメニュー表をそのまま画面に並べると、お客様が選べなくなります。
美容室のメニュー表は、単品の料金とセット料金、指名料、学生割引、初回限定が入り混じっていることが多いものです。画面では、お客様が最初に選ぶ単位で並べ直します。カット、カット+カラー、カット+パーマ、トリートメント追加、というように、来店の目的で選べる形です。
料金の幅がある項目は、幅のまま出すか、相談のうえ決める旨を書きます。髪の長さで変わるカラーを一律の金額で出すと、来店後に「聞いていた金額と違う」という行き違いが起きます。「ロングは追加料金あり」と一行添えるだけで防げます。
所要時間も、メニューごとに入れておきます。お客様が次の予定を立てる助けになるだけでなく、台帳の枠を正しく押さえるためにも必要です。
新規限定のメニューを作る場合は、会員登録の有無や来店回数で表示を分けられるかを確かめます。分けられない場合、常連のお客様が新規価格で予約してしまうことが起きます。メニューは多いほど良いわけではありません。最初は5つから8つに絞り、予約の入り方を見ながら足していくほうが、お客様も選びやすくなります。
当日予約と空き枠の埋め直しに、LINEは効く
LINEが最も効くのは、予約を受ける場面よりも、空いた枠を埋め直す場面です。
前日や当日にキャンセルが出たとき、その枠は放っておけば売上がゼロになります。友だち追加してくれているお客様に「本日15時に空きが出ました」と配信すれば、その日のうちに埋まることがあります。メールより開かれやすいLINEの性質が生きる使い方です。
ただし、配信には通数の費用がかかります。LINE公式アカウントの通数は、送った回数と送った友だちの数の掛け算で数えます。友だち500人に空き枠の知らせを送れば500通です。無料のコミュニケーションプランは月200通までなので、この使い方をするなら、前回来店から一定期間が過ぎた人だけに絞る、近隣のお客様だけに送るといった絞り込みが要ります。
絞り込みには、顧客の情報が必要です。前回の来店日、担当、メニュー、住んでいるエリアが記録されていれば、送る相手を選べます。台帳と顧客情報が同じ場所にあるかどうかが、ここで効いてきます。
前日のリマインドと、次回予約の案内
無断キャンセルを減らすなら、前日のリマインドが基本です。美容室の予約は2週間から1か月先に取ることが多く、お客様の予定が変わりやすいからです。
リマインドに入れるのは、日時、メニュー、担当、所要時間、場所、変更と取り消しの方法です。特に所要時間は入れておく価値があります。カラーやパーマは思ったより長く、次の予定と重なって焦らせてしまうことがあるからです。
来店後の御礼も、再来につながります。当日の夜か翌日に、施術の内容とお手入れの助言を添えて送ると、次回の予約の相談がそのまま返ってくることがあります。文面を毎回書くのは大変なので、差し込みの変数でお名前と日付を入れられる仕組みにしておきます。
次回予約の案内は、御礼のあとしばらく置いてから送ります。カットなら1か月から2か月後、カラーなら1か月半後といった周期をお客様ごとに持っておけば、ちょうど気になり始める時期に届きます。周期は、来店履歴から見当が付きます。
LINEで送るか、メールで送るかは、お客様の何割が友だち追加しているかで決めます。掲載サイト経由の新規が多いお店では、メールのほうが確実に届きます。両方に同じ内容を送ると煩わしいので、主に使う手段を1つ決めてください。
無断キャンセルとキャンセル料の扱い
美容室で痛いのは、無断のキャンセルです。カラーやパーマの枠は長く、当日に空くと埋め直せません。
対策は、抑止と回復の2つに分かれます。抑止は、予約のときに取り消しの締め切りとキャンセル料を明示し、前日のリマインドでもう一度伝えることです。伝える場所は予約ページ、予約完了の通知、前日の通知の3か所にします。1か所だけでは見落とされます。
キャンセル料を設けるかどうかは、お店の考え方によります。設けるなら、何日前から何割かを決め、支払い方法まで書いておきます。実際に請求するかどうかは別として、書いてあることで抑止が効きます。書かずに当日請求すると、消費者との間で行き違いになります。表示の考え方は、消費者庁が公開している資料が参考になります。
回復のほうは、空いた枠をその日のうちに埋める動きです。キャンセル待ちの希望を普段から受けておく、空きが出たら友だちへ配信する、常連のお客様に直接声をかける。この3つを準備しておくと、空いた枠の何割かは戻ります。
何より効くのは、取り消しの連絡をしやすくしておくことです。電話でしか取り消せないお店では、言いにくさから無断になりがちです。予約の通知に変更と取り消しのリンクを入れておけば、前日までに連絡が入り、埋め直す時間が生まれます。
導入の手順と、切り替えの進め方
仕組みを決めたら、次は切り替えです。予約が止まる事故を避けるため、順番を決めて進めます。
最初にやるのは、スタッフ、シフト、メニュー、営業時間、席数の登録です。ここは30分ほどで終わります。次に、自分でテストの予約を入れ、予約完了の通知、前日のリマインド、取り消しの操作を一通り確かめます。スタッフのスマートフォンからも管理画面を開き、見え方を確認します。
予約ページを公開したら、既存の入り口を順に向け替えます。ホームページの予約ボタン、LINEのリッチメニュー、地図サービスの予約リンク、名刺やショップカード。差し替え忘れが1か所あると、そこから古い方法で予約が入り続けます。
お客様への案内は、来店時の声かけが最も効きます。会計のときに「次回からこちらでも取れます」と伝え、その場でリッチメニューを見せる。この一手間で、切り替えの速さが大きく変わります。
旧来の電話とチャットは、しばらく残します。急に締めると、慣れたお客様が離れます。半年ほどかけて、自然に移ってもらう構えでちょうど良い結果になります。過去のお客様の情報は、CSVで書き出して取り込める仕組みなら、名前と連絡先と来店履歴をそのまま引き継げます。
効いているかを、3つの数字で確かめる
切り替えたあとは、数字で確かめます。美容室で見ておきたいのは3つです。
1つ目は、電話の本数です。1日に何本鳴ったかを2週間ほど数えると、減り方が見えます。減らなければ、案内が届いていないか、予約ページが使いにくい可能性があります。
2つ目は、無断キャンセルの件数と、前日までの取り消しの件数です。リマインドを始めると、前日までの取り消しが増えることがあります。これは悪い変化ではありません。前日までに空いた枠は埋め直せますが、無断で空いた枠は売上がそのまま消えます。
3つ目は、再来の間隔です。前回の来店から次の来店までの日数が、平均で何日かを見ます。御礼と次回案内を送るようになって間隔が縮めば、その連絡が効いています。縮まないなら、送る時期が早すぎるか遅すぎるかを疑います。
3つとも、月ごとに並べて、同じ季節どうしで比べます。年末や卒業入学の時期は、施策と関係なく予約が増えます。切り替えた月から3か月分を並べると、変化が施策によるものか季節によるものかが分かれます。
費用は、LINE側と仕組み側を足して考える
費用を比べるときは、LINE公式アカウントの月額と、つなぐ仕組みの月額を合算します。2026年9月時点のLINE公式アカウントは、コミュニケーションプランが0円で月200通、ライトプランが5,000円で5,000通、スタンダードプランが15,000円で30,000通(いずれも税別)です。
これに予約の仕組みの費用が乗ります。LINEミニアプリ型のリピッテは、公式サイトの料金表で初期費用9,800円、個人利用が月額1,980円、店舗利用が月額7,980円(いずれも税別)と公開しています。STORES予約は、LINEミニアプリ連携を月額4,400円(税込)のオプションとして案内しており、こちらは本体のプラン料金に加算されます。
予約の通知が通数に数えられるかどうかも、費用を左右します。LINEミニアプリのサービスメッセージとして送る形なら、LINE公式アカウントのメッセージ数を消費しない、と案内しているサービスもあります。予約が月に数百件あるお店では、この違いが月額の差を超えることがあります。
自店の月の予約件数と、配信したい回数を書き出し、合計の月額を出してから比べてください。値段だけを並べても、条件が違えば比べたことになりません。
個人のLINEで受けている美容師が、先に決めること
シェアサロンや面貸しで働く美容師、独立したばかりの店主は、自分の個人のLINEでお客様とつながっていることがよくあります。前の店のお客様と個人的につながったまま独立した場合は、特にその形になりがちです。
個人のアカウントのままだと、3つの困りごとが出ます。休みの日にも予約の相談が届き、返信しないと失礼に見えること。トーク履歴が自分の端末にしかなく、機種変更で失う危険があること。スタッフを雇ったときに、予約の受け答えを渡せないことです。
移すなら、早いほど負担が軽くなります。お客様が50人のうちに移せば案内は50回で済みますが、300人になってからでは6倍の手間です。移し方は、来店時に「今後はこちらのアカウントでご案内します」と伝え、その場でQRコードを読んでもらうのが確実です。
お客様の情報も、このときに形を整えておきます。名前、連絡先、前回の来店日、施術の内容、使った薬剤。紙のカルテやスマートフォンのメモに散らばっているなら、予約の仕組みの顧客管理にまとめます。あとから移すほど、抜けが増えます。
屋号を持たずに働いている場合でも、お客様から見れば予約の窓口は1つです。個人の連絡先と、予約の窓口を分けることが、働き方を守る側にも効いてきます。
予約の入り口を1つにまとめると、何が変わるか
美容室の予約が散らばる原因は、入り口が多いことです。電話、掲載サイト、LINEのチャット、ホームページのフォーム。それぞれに台帳があると、埋まり具合が分からなくなります。
入り口は複数あってよいのですが、行き着く台帳は1つにします。台帳が1つになると、空き枠が正確に分かり、埋め直しの配信も打てます。顧客の来店履歴も1か所に貯まります。
予約システムの中には、予約カレンダーとスタッフ指名、シフト管理、予約完了とリマインダーと御礼メール、会員マイページ、顧客管理までを1つの流れとして持つものがあります。受ける、逃さない、また来てもらうの3段で整理したページができることです。スタッフ本人が自分のシフトだけを編集できる形にできるかどうかも、複数人のお店では効いてきます。
美容室は現金やキャッシュレス決済で会計が完結することが多く、事前決済を前提にした仕組みでは払う必要のない費用が出ます。決済が必須でない業態に合わせて、予約の受付から次の来店までを一続きにしている作りなら、予約に使う機能だけで月額が決まります。予約が月50件までの無料プランでもリマインダーと御礼メールが使える形で、税込の月額を公開しているのが料金です。他社の予約システムでスタッフ指名やリマインドメールがどのプランから使えるかを、2026年8月17日時点の公開情報で並べた表が他社との比較にあります。
美容室や理容室、ネイル、まつげ、エステといった業種ごとの使い方は業種ごとの使い方にまとまっており、サロンを想定した予約ページと管理画面はデモを見るからログインなしで触れます。スタッフ指名やシフトの設定、CSVでの顧客の取り込みについてはよくある質問にも回答があります。LINEは入り口と再来の連絡に使い、台帳と顧客情報は予約の仕組みに持たせる。この分担が、美容室では最も手間が少なくなります。
Q1. LINEのチャットだけで美容室の予約を受け続けても大丈夫ですか?
月の予約が数十件までなら回ります。ただし1件あたり3往復ほどのやり取りが発生し、表示名だけでは誰の予約か分からず、連絡先を毎回聞くことになります。前日のリマインドも手で送るため、忙しい日ほど漏れます。月80件を超えたあたりから、空き枠をお客様自身が選べる形に移したほうが、手間も取りこぼしも減ります。
Q2. 掲載サイトのページに、自店のLINEで予約するよう書いてもよいですか?
大手掲載サイトの利用約款では、掲載ページ上でそのサイト以外の予約方法へ誘導する行為が禁じられています。電話予約や他サイトへの誘導が名指しで挙げられているため、掲載ページ内でLINEへ誘導するのは避けてください。来店時のカードや、自店のホームページ、施術後の御礼メッセージでの案内は別の話です。契約条件は自店の契約書で確かめてください。
Q3. スタイリストの指名は、LINEの予約でも受けられますか?
仕組み側の対応によります。担当ごとに予約枠を分けられるか、指名料を設定できるか、指名なしの予約を自動で振り分けられるかを確かめてください。席数とスタッフ数が違うお店では、同じ時間に受けられる件数を席数で止められるかも重要です。無料プランやデモで、自店の人数と席数を実際に設定してから決めるのが確実です。
Q4. LINE予約と掲載サイトの予約で、二重予約を防ぐ方法はありますか?
方法は3つあります。掲載サイトに出す枠と自店で受ける枠を時間帯や曜日で分ける方法、台帳を1つに決めて他方の予約を手で入力する方法、予約枠を自動調整する連携オプションを使う方法です。連携は月額1,000円から2,000円程度で提供しているサービスもあります。どの方法でも、台帳が2つある状態を放置しないことが前提です。