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LINE公式アカウントの料金|配信の数で変わる仕組み
2026年10月6日・Rizaflow編集部

LINE公式アカウントの料金を調べていて分かりにくいのは、金額そのものではありません。料金表に並ぶ3つの金額は、公式のページを見れば数十秒で分かります。分かりにくいのは、その金額が何に対して発生するのかです。友だちの人数で決まるのか、送った回数で決まるのか、機能を使うたびに発生するのか。ここを取り違えると、無料のままで足りる店が有料プランに上げてしまったり、逆に月末に配信が止まったりします。この記事では、2026年9月26日時点の公式の案内をもとに、料金の仕組みを通数の数え方から順に組み立てます。あわせて、有料オプションの中身と、支払い方法、プラン変更の実務、そして自分の店がどのプランかを決める手順まで並べます。金額はすべて記事内に税の扱いを添えています。プランは変わるため、契約の前には必ず公式の料金ページで最新の値を確かめてください。
料金が「友だちの人数」ではなく「配信の通数」で決まる
最初に、仕組みの全体像を押さえます。LINE公式アカウントの料金は、友だちの人数そのものには連動しません。連動するのは、配信したメッセージの通数です。
LINE公式アカウントの料金プランは、月額固定費0円の「コミュニケーションプラン」、月額5,000円の「ライトプラン」と月額15,000円の「スタンダードプラン」の3種類があります。 出典: lycbiz.com
この設計が何を意味するかを考えます。友だちが1,000人いても、一斉配信を1通も送らなければ費用は発生しません。逆に、友だちが200人でも、毎日配信すれば月6,000通に達して無料の枠を超えます。つまり、料金を左右するのは「何人と繋がっているか」ではなく「何回送るか」です。
この仕組みは、店の運営にとって都合が良い面と悪い面の両方があります。都合が良いのは、友だちを増やすことに費用がかからない点です。店頭で声をかけて友だちを増やしても、それだけでは1円も増えません。だから、まず友だちを集めることに専念できます。都合が悪いのは、配信の回数を増やすと費用が線形に増える点です。頻度で解決しようとすると費用が膨らみます。
もう1つ、料金プランによって使える機能に差はありません。これは重要な性質です。無料のプランでも、クーポン、リッチメニュー、あいさつメッセージ、応答メッセージ、LINEチャット、分析画面はすべて使えます。有料プランに上げて増えるのは、無料で配信できるメッセージ数と、追加メッセージを配信できるかどうかだけです。機能を使いたいからプランを上げる、という判断は成り立ちません。
初期費用はかかりません。開設した時点ではコミュニケーションプランに設定されており、ライトプランやスタンダードプランを使いたい場合は、開設後にプラン変更が必要です。つまり、開設だけしておいて必要になってから上げる、という順序が公式に想定されています。
3つのプランと、それぞれが向く規模
金額と無料メッセージ通数を並べます。いずれも2026年9月26日時点の公式の料金ページに記載されている値で、月額固定費は月額換算の金額です。
コミュニケーションプランは月額固定費が0円で、無料メッセージは200通、追加メッセージは配信できません。ライトプランは月額固定費が5,000円(税別)で、無料メッセージは5,000通、追加メッセージは配信できません。スタンダードプランは月額固定費が15,000円(税別)で、無料メッセージは30,000通、追加メッセージを1通あたり3円(税別)からの従量課金で配信できます。
規模との対応を計算で出します。全員に一斉配信する場合、1回の配信で消費する通数は友だちの人数と同じです。
友だちが150人の店が月に1回配信するなら150通で、0円のプランの200通に収まります。同じ150人で週1回なら月600通となり、200通を超えるため5,000円(税別)のプランが必要です。友だちが500人で週1回なら月2,000通、1,000人で週1回なら月4,000通で、どちらも5,000通の範囲に入ります。友だちが1,200人で週1回配信すると月4,800通で、まだ5,000通の中です。友だちが1,500人で週1回なら月6,000通となり、5,000通を超えるため15,000円(税別)のプランに上がります。
この計算から見えるのは、5,000円(税別)のプランが個人の店にとって長く使える範囲だという点です。友だちが1,000人規模でも、週1回の配信なら収まります。15,000円(税別)のプランが必要になるのは、友だちが1,500人を超えるか、週2回以上の配信を続ける場合です。
注意したいのは、コミュニケーションプランとライトプランでは、上限に達したあと追加して配信できないことです。コミュニケーションプランは200通、ライトプランは5,000通を超える配信ができず、それ以上送りたい場合はプランのアップグレードが必要になります。従量課金で追加できるのはスタンダードプランだけです。つまり、月末に足りなくなったときに小額を足して乗り切る、という運用は下位の2プランではできません。
ブロックしている友だちにはメッセージが配信されません。したがって、友だちの人数と実際の配信通数は一致せず、通数はブロックされた分だけ少なくなります。上限の計算をするときは、友だちの人数を上限として見ておけば安全側に寄ります。
通数の数え方。数えられるものと数えられないもの
料金を抑える鍵は、この節にあります。数え方を正確に知っていると、同じ運用でも費用が変わります。
数え方の基本は「メッセージを送った回数」×「送った友だちの数」です。そして、1回に配信できるメッセージは最大3吹き出しまでです。ここが節約の要点になります。テキストと画像とクーポンの3つを並べて1回で送れば、通数は友だちの人数分にしかなりません。同じ3つを3日に分けて送れば、通数は3倍になります。伝えたいことをまとめて1回で送るほうが、費用の面でも読む側の負担の面でも合理的です。
次に、カウントされるものとされないものを区別します。カウントされるのは、メッセージ配信(絞り込み配信とステップ配信を含む)と、Messaging APIの「Push API」「Multicast API」「Broadcast API」「Narrowcast API」です。カウントされないのは、LINEチャットの送受信、応答メッセージ、あいさつメッセージ、そしてMessaging APIの「Reply API」です。
この区別が、店の運用設計をそのまま決めます。あいさつメッセージは友だち追加の直後に自動で届く1通で、通数に数えられません。つまり、何人追加されても0通です。だから、変わらない情報はここに全部書くのが正解です。営業時間、定休日、予約の受け方、予約ページのURL、キャンセル規定。この5つをあいさつメッセージに置いておけば、配信の通数を1通も使わずに全員へ届きます。
同じ理屈で、応答メッセージも0通です。特定の語に反応して自動で返す設定をしておけば、「営業時間」と送ってきた人に営業時間を返せます。LINEチャットの送受信も0通なので、予約のやりとりのように1対1で往復する用途は、配信ではなくチャットで受けます。
裏返すと、通数を消費するのは「全員または絞り込んだ集合に、店の側から送る」行為だけです。ここを理解していれば、0円のプランのままでかなりのことができます。実際、配信をせずにあいさつメッセージとチャットだけで運用している店は、月額0円で成立しています。
もう1つ、絞り込み配信もカウントされる点に注意します。絞り込むことで通数は減りますが、通数の対象から外れるわけではありません。地域や年齢で絞ると、送る相手の人数が減るぶん通数が減る、という関係です。
追加メッセージの単価と、止まらないための設定
スタンダードプランだけが使える追加メッセージについて、仕組みを押さえます。
単価は配信数によって異なり、配信すればするほど1通あたりが下がる形になっています。公式ページに示されている計算例は、200,000通を配信した場合に(50,000通×3円)+(50,000通×2.8円)+(100,000通×2.6円)=550,000円です。金額は税別で、10,000,000通以上の配信については問い合わせが必要とされています。この単価は2026年10月1日に改定が行われる予定です。改定後の値は公式の案内で確かめてください。
個人の店の規模では、追加メッセージの領域に入ることはまずありません。30,000通は、友だち1,000人に月30回送れる量です。この節が関係するのは、多店舗を運営している場合や、友だちが数千人規模になっている場合です。
実務で重要なのは、上限目安の設定です。追加メッセージを送るためには、追加メッセージ数の上限目安を設定する必要があります。上限数を超えて配信しようとすると、メッセージの配信が停止されます。ただし、配信方法によっては上限数を超えて配信されることもあり、上限はあくまで目安とされています。さらに、上限目安を0と設定していても、利用状況に応じて追加メッセージ料金が発生する場合があると明記されています。
この2点から導かれる運用は明確です。1つは、意図せず追加料金が出るのを避けたいなら、そもそもスタンダードプランを選ばないことです。2つは、スタンダードプランを使うなら、上限目安を必ず自分で設定し、月に1度は実績を確認することです。設定していない状態で連続配信を行うと、想定を超える請求が発生し得ます。
配信が止まること自体も、店の運営としては困る事態です。キャンペーンの案内を送っている途中で止まれば、一部のお客さまにだけ情報が届いた状態になります。上限を設定する際は、月の配信計画から必要な通数を計算し、そこに少しだけ余裕を足した値を入れておくのが現実的です。
有料オプションは2種類ある
プランとは別に、オプションとして費用が発生するものが2つあります。オプションは、利用している料金プランに関係なく契約できます。
1つ目はチャットProオプションで、月額3,000円(税別)です。LINEチャットの機能をビジネス用途で使いやすくするものです。基本機能との違いは4点あります。チャット履歴の保存期間が6か月間から5年間になり、履歴のダウンロードができます。タグの作成数が最大5個から最大300個になります。チャットルームごとに追加できるタグが1個から30個になり、ノートが1個から1,000個になります。加えてカスタムフィルターが使えます。
この差が効く業態があります。施術の記録や相談の履歴を残しておく必要がある業態、スタッフが複数いてお客さまごとの申し送りを残したい店、問い合わせの内容を分類して見返したい店です。逆に、予約のやりとりだけをチャットで受けている店には、6か月間の保存で足ります。なお、チャット履歴は2024年1月1日以降、最大5年間閲覧可能とされており、グループや複数人トークの画像や動画は2週間、ファイルは1週間の保存期間になります。
2つ目はプレミアムIDです。アカウントを開設すると、英数字がランダムに並んだベーシックIDが0円で提供されます。形は「@」+3桁の数字+5桁の英字で、例として@526mkfsiのような形です。プレミアムIDを購入すると、希望の文字列でIDを取得できます。料金は100円(税別)の月額、または1,200円(税別)の年額です。購入経路によって料金形態が異なり、iOSアプリから購入する場合は価格と取引条件が異なります。指定できる文字列は、@を除き4文字以上18文字以内、大文字は使用できず、半角英数字と「.」「_」「-」の記号のみです。なお、プレミアムIDは2026年12月1日に料金改定が予定されています。
プレミアムIDを買うかどうかの判断基準は1つです。IDを紙に印刷して配る予定があるかどうかです。QRコードだけで案内するなら、ランダムなIDのままでも実用上の不都合はありません。名刺やチラシに文字列として載せたい、口頭で伝えたい場合は、覚えられる文字列である価値があります。iOSアプリから購入する場合は1つのApple IDにつき1IDしか購入できず、利用期間中にIDの変更はできない点にも注意します。
支払い方法とプラン変更の実務
経理の都合で先に知っておくべき点をまとめます。
支払い方法はクレジットカードです。請求書での支払いを希望する場合は、認証済アカウントの申請が必要になります。認証済アカウントの申請と利用そのものには料金はかかりません。iOS版の管理アプリで購入した場合の支払い方法は、プラットフォームが指定する方法に従います。
支払いのタイミングは2種類に分かれます。月額固定費は月初の前払いで、追加メッセージ料金は月末締めの翌月10日頃の後払いです。したがって、月をまたぐ請求が2本立つ月があります。
年払いには対応しておらず、月額料金の支払い方法は月払いのみです。見積書の発行はできません。この2点は、社内で稟議を通す必要がある場合に障害になり得るため、先に確認しておく価値があります。
プランの変更については、月中のアップグレードとダウングレードで扱いが違います。月中にアップグレードする場合は、差額を支払うことで月中から適用され、差分の通数が付与されます。つまり、月の途中で通数が足りなくなったときに、その月から上のプランに移って通数を増やせます。
この仕組みを踏まえると、運用の基本方針が決まります。最初はコミュニケーションプランで開設し、配信を始めて通数の実績が見えてから上げるのが無駄が出ません。先に上のプランを契約しても、無料メッセージの繰り越しはないため、使わなかった通数は消えます。逆に、足りなくなってから月中に上げられるので、下から始めるリスクは小さいです。
自分の店のプランを決める手順
判断を4段に分けます。紙とペンがあれば10分で終わります。
第1段は、友だちの人数を書きます。現在の人数と、半年後の見込みの2つを書きます。
第2段は、配信の頻度を決めます。週1回、隔週1回、月1回のどれかを選びます。ここで欲を出して週2回にすると、費用が2倍になります。多くの店は週1回か隔週1回で足ります。
第3段は、通数を計算します。友だちの人数×月の配信回数です。友だちが400人で隔週なら月800通、週1回なら月1,600通です。
第4段は、プランを当てます。200通以内ならコミュニケーションプラン、5,000通以内ならライトプラン、それを超えるならスタンダードプランです。境目に近い場合は、下のプランから始めて月中にアップグレードできることを思い出してください。
ここで併せて考えたいのが、通数を使わない伝達手段の活用です。あいさつメッセージ、応答メッセージ、リッチメニュー、LINEチャットはすべて0通です。伝えたいことのうち、変わらない情報をこの4つに寄せれば、配信は本当に伝えたいときだけに絞れます。実際、配信を月1回に絞って残りをあいさつメッセージとリッチメニューで賄い、0円のプランを続けている店があります。費用を抑えるコツは、プランを下げることではなく、通数を使わない場所に情報を移すことです。
認証済アカウントと未認証アカウントの費用差
料金の話で見落とされやすいのが、アカウントの種別です。金額そのものには影響しませんが、できることが変わります。
認証済アカウントの申請と利用には料金がかかりません。無料で申請できます。認証されると、請求書での支払いが選べるようになります。クレジットカードを登録したくない場合や、経理の都合で請求書が必要な場合は、認証済アカウントの申請が前提になります。逆に、クレジットカードで払う店にとっては、支払いの面での差はありません。
もう1つの差が、店頭で使う印刷物に出ます。友だち追加を促すポスターは管理画面から無料でダウンロードできますが、未認証アカウントの場合はキャラクターの掲載がない版になります。店頭の掲示物として使う場合、絵があるほうが目に留まりやすくなるため、実店舗を持つ店は認証を取っておく価値があります。
申請には審査があり、店舗の実在や業種の確認が行われます。申請から結果までに日数がかかるため、開業に合わせて使い始めたい場合は早めに出しておきます。審査の結果によっては認証されない業種もあります。
まとめ方としては、費用の面では認証済にしても増えないので、実店舗がある店は取っておくのが順当です。取らない判断が合理的なのは、オンラインのみで営んでいて印刷物も請求書も不要な場合に限られます。
費用を抑える5つのコツ
同じ運用でも、やり方で費用が変わります。効く順に5つ並べます。
1つ目は、吹き出しをまとめることです。1回の配信で最大3吹き出しまで使えて、3つ使っても1通です。テキスト、画像、クーポンを別の日に分けて送ると通数が3倍になります。伝えたいことを整理して、1回にまとめて送ります。読む側にとっても、1週間に3回通知が来るより1回にまとまっているほうが負担が小さくなります。
2つ目は、変わらない情報を0通の置き場所へ移すことです。営業時間、定休日、料金、予約の受け方、アクセス、キャンセル規定。これらを配信で伝えるのは通数の無駄です。あいさつメッセージ、応答メッセージ、リッチメニューはいずれも通数に数えられません。配信で送るのは「今回だけの情報」に限ります。
3つ目は、絞り込み配信を使うことです。商圏の外に住む友だちに当日の空き枠を送っても来店には繋がりません。地域で絞れば、届ける人数が減るぶん通数が減ります。ただし属性で絞り込むにはターゲットリーチ数が100人以上必要で、属性情報は概ね3日前のものを元に絞り込まれる点は押さえておきます。
4つ目は、頻度を落として中身を濃くすることです。週2回の薄い配信を週1回の濃い配信に替えると、通数は半分になります。通数は削るだけでは意味がなく、1通あたりで何件の予約が生まれたかで見る必要があります。配信した日と、その後3日間の予約件数を並べる表を作ると、削ってよい配信が分かります。
5つ目は、1対1の会話を増やすことです。LINEチャットの送受信は通数に数えられません。全員に同じことを言う回数を減らし、その人にだけ必要なことを言う回数を増やすと、費用が下がって反応が上がります。
料金でよく誤解されている点
問い合わせで繰り返し出る誤解を4つ挙げます。
1つ目は「友だちが増えると料金が上がる」という誤解です。友だちの人数そのものには料金が連動しません。上がるのは、全員に配信したときに消費する通数です。友だちを1,000人に増やして配信を1通も送らなければ、費用は0円のままです。したがって、友だちを集めることをためらう理由はありません。
2つ目は「有料プランにしないと機能が使えない」という誤解です。料金プランによって利用できる機能に差はありません。クーポン、リッチメニュー、あいさつメッセージ、応答メッセージ、LINEチャット、分析画面はすべて0円のプランで使えます。変わるのは無料で配信できる通数と、追加メッセージを配信できるかどうかだけです。
3つ目は「上限を超えたら自動で課金される」という誤解です。コミュニケーションプランとライトプランでは、上限を超える配信ができません。自動で課金されるのではなく、配信できなくなります。従量課金で追加できるのはスタンダードプランだけで、そのスタンダードプランでも追加メッセージ数の上限目安を自分で設定する必要があります。
4つ目は「年払いにすれば安くなる」という誤解です。年払いには対応しておらず、支払いは月払いのみです。見積書の発行もできません。まとめて払って割引を受ける形は用意されていないため、費用を下げる手段は通数を減らすこと以外にありません。
4つの誤解はどれも、料金が通数で決まるという1点を理解すれば解けます。逆に言えば、この1点を押さえていないと、必要のないプランに上げたり、必要な配信を控えたりします。
予約システムの料金との関係
最後に、予約の受付にかかる費用との関係を整理します。ここは料金の種類が違うため、混ぜて考えると判断を誤ります。
LINE公式アカウント側の料金は配信の通数で決まります。予約システム側の料金は、月あたりの予約件数とスタッフの人数で区切られているものが多く、配信の回数とは無関係です。この2つは独立しているため、LINE公式アカウントを0円のまま使いながら予約システムに費用をかけることも、その逆もできます。
どちらに費用をかけるべきかの判断は、いま何が詰まっているかで決まります。配信の通数が足りなくて伝えたいことを送れていないなら、LINE公式アカウント側のプランを上げます。配信は足りているのに予約の受付が手作業で回っていて、返信が遅れて取りこぼしているなら、予約システム側に費用をかけます。多くの店で詰まっているのは後者です。配信を増やしても、着地点が「お電話ください」のままでは予約が増えません。
予約システムの料金の見方として、確かめておきたい項目が4つあります。1つ目は、月あたりの予約件数の上限と、超えたときの扱いです。止まるのか、追加で払って続けられるのかで運用が変わります。2つ目は、初期費用と解約金の有無です。3つ目は、リマインダーや御礼の自動送信が標準で付いてくるか、別料金かです。4つ目は、事前決済を使わない場合に決済手数料が発生しないかです。決済が必須でない業態に合わせて、予約の受付から次の来店までを一続きにしている設計であれば、決済を使わない店が決済の費用を負担せずに済みます。
正直に書いておくと、予約システムの側にも弱い点があります。配信の機能そのものはLINE公式アカウントの領域なので、予約システムを入れても配信の通数は減りません。予約システムがやるのは、配信を読んだお客さまが着地する先を自動にすることです。この役割分担を理解しないまま、予約システムを入れれば配信費用が下がると期待すると、噛み合いません。
具体的な金額の並びは料金に無料の範囲から段階ごとに出ています。どの機能がどのプランに含まれるかはできること、他の道具と何が違うかは他社との比較に軸ごとの整理があります。実際の画面を触って判断したい場合はデモを見るから、業態ごとの使い方は業種ごとの使い方、費用や契約の細かい疑問はよくある質問で確かめられます。
Q1. LINE公式アカウントは無料のまま使えますか?
使えます。月額固定費0円のコミュニケーションプランで無料メッセージ200通まで配信でき、初期費用もかかりません。プランによって使える機能に差はないため、クーポンやリッチメニュー、分析画面も0円で使えます。あいさつメッセージと応答メッセージ、LINEチャットの送受信は通数に数えられません。
Q2. 3つのプランの料金はいくらですか?
2026年9月26日時点で、コミュニケーションプランが月額固定費0円で無料メッセージ200通、ライトプランが月額固定費5,000円(税別)で5,000通、スタンダードプランが月額固定費15,000円(税別)で30,000通です。追加メッセージを配信できるのはスタンダードプランのみで、単価は1通3円(税別)からです。
Q3. 通数はどのように数えられますか?
「メッセージを送った回数」×「送った友だちの数」で数えます。1回の配信で吹き出しは最大3つまで使えて、3つ使っても1通です。メッセージ配信(絞り込み配信とステップ配信を含む)はカウントされ、LINEチャットの送受信、応答メッセージ、あいさつメッセージはカウントされません。
Q4. 月の途中で通数が足りなくなったらどうなりますか?
コミュニケーションプランは200通、ライトプランは5,000通を超える配信ができないため、プランのアップグレードが必要です。月中のアップグレードは差額を支払うことで月中から適用され、差分の通数が付与されます。従量課金で追加できるのはスタンダードプランのみです。