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ラインのリマインド機能で前日連絡を自動にする|送る時機

2026年10月6日・Rizaflow編集部

ラインのリマインド機能で前日の連絡を自動にしたい、と考えて調べ始めると、設定の手順は見つかるのに、いつ送ればよいのかを書いた記事が出てきません。実のところ、手順よりも先に決めるべきなのは時機です。同じ通知でも、前々日に送るか前日に送るか、朝に送るか夜に送るかで、届く率と効き方が変わります。ここでは、ラインに標準で入っているリマインドの仕組みでいま何が選べるのかを公式の案内で確かめたうえで、送る時機と文面の決め方を順に整理します。

「ラインのリマインド機能」で探されているものは3つある

同じ言葉で探されているものが3つあり、混ざったまま記事が並んでいるので、まず分けます。

1つ目は、ラインに標準で入っている予定とリマインダーの仕組みです。トークルームごとにカレンダーを作り、予定に通知を付ける形で、追加の費用もアプリも要りません。

2つ目は、ラインの中で動くリマインダーのbotです。友だち追加をして話しかけると、指定した日時に知らせてくれます。自分の予定を自分に思い出させる用途で使われています。

3つ目は、お店がお客様へ送る予約の前日連絡です。ラインで送るかメールで送るかは手段の話で、本当に欲しいのは「予約が入ったら自動で前日に送られる」状態です。

このうち1つ目と2つ目は、相手が自分か仲間である場面の道具です。3つ目だけが、相手がお客様である連絡です。探し始めた動機が3つ目なのに、記事が1つ目と2つ目の説明で終わっていることが多く、そこで迷います。順に見ていきます。

ラインに標準で入っているリマインドの手順

トークの中で日程が決まったら、その場で予定にできます。手順は2つの入り方があります。

1つは、送られたメッセージの中の日付の部分をそのまま押す方法です。「3月26日」のような表記を押すと予定を作る画面が開き、日付が自動で入ります。もう1つは、メッセージを長押しして出るメニューから「カレンダー」を選ぶ方法です。こちらはメッセージの文面がタイトルに入ります。

画面が開いたら日時を決め、続いてリマインダーを設定します。そのあと「招待」から予定に参加してほしい人を選び、右上の「作成」を押します。予定ができるとトークルームに通知が送られ、届いた通知の「予定を確認」から詳細を開けます。下の「参加」「不参加」で出欠を答えられて、答えた出欠はトークルームの全員が見られます。

作った予定は、トークルーム右上のカレンダーのマークから確認できます。トークタブの右上にあるカレンダーのアイコンを押すと、別のトークルームで作った予定もまとめて並びます。なおこの仕組みはラインのアプリのバージョンが26.3.0以上でないと使えません。相手の画面にアイコンが出ないときは、アプリが古いままです。

いま選べる通知の時刻は2つになっている

ここが、調べていて混乱する部分です。2017年に公開されたラインの公式ブログでは、当時の「イベント」機能について次のように案内されていました。

「リマインド」は、予定が近づくとLINEのメッセージでリマインドをしてくれる機能。1週間前から1時間前まで細かく選択可能です。 出典: line-ja.officialblog.jp

ところが、現在の案内は違います。公式の使い方ガイドでは、予定が「終日」の場合はその予定の前日の正午(12時)に、時間を指定した場合にはその予定の1時間前に設定できると説明されています。リマインダーが不要な場合は「なし」を選びます。

つまり、選べるのは前日正午か1時間前か、なしの3つです。1週間前や3日前を選ぶことはできず、同じ予定に複数回のリマインドを設定することもできません。古い記事を読んで「細かく選べる」と思ったまま設定画面を開くと、選択肢が2つしか出てこないので驚きます。仕様は変わるものなので、時刻に関する話は必ず今日の公式の案内で確かめます。

届く相手にも条件があります。リマインダーを受け取れるのは、共有カレンダーで「参加」と回答している人と、招待されていて出欠が「未回答」の人だけです。招待していない人や「不参加」と答えた人には、同じトークルームにいても届きません。通知そのものは「Service Message」という公式アカウントから届く形です。

前日か、前々日か。時機の決め方

ここから本題です。お客様への予約連絡をいつ送るかは、業態ではなく「当日までに相手がすることがあるか」で決まります。

当日までに相手が何も準備しなくてよい予約なら、前日でよいところです。カット、整体、ネイル、カウンセリング。行く場所と時刻を思い出せば足ります。前日に送れば、予定を入れ違えていた人がその日のうちに気付いて、翌日の朝までに連絡できます。

当日までに相手が準備する予約は、前々日に送ります。書類を用意する相談、着替えや道具を持ってくる教室、送迎の手配が要る家族。前日の夜に「持ち物」を知らせても、もう間に合いません。前々日に送っておけば、当日の朝に慌てて探す事故が減って、遅刻も減ります。

前日と前々日の両方を送りたくなりますが、最初から2回にしないほうが判断しやすいところです。まず1回に決めて、来なかった人が出た曜日と時刻を記録します。記録が3か月ぶん溜まってから回数を増やすと、増やした効果が測れます。最初から2回だと、どちらが効いたのか分かりません。

なお、当日の朝に送る形は最後の手段です。朝に届いた通知で「行けない」と気付いても、枠を他の人に回す時間がありません。朝の通知は、来る人に道順を知らせる目的に絞ります。

何時に送るか。業態別の目安

時刻は、相手が通知を見る習慣に合わせます。ラインに標準で入っている仕組みでは前日正午しか選べませんが、予約の受付側から送るなら自由に決められます。

勤めている人が多い業態は、前日の夕方から夜にかけてが素直です。通勤の帰りにスマートフォンを見る時間で、家に着いてから予定を確かめられます。反対に平日の日中に送ると、仕事中で流し読みになります。

家庭にいる人が多い業態は、前日の午前中が向きます。子どもを送り出した後の時間で、その日のうちに予定を組み直せます。夜に送ると、家事の時間と重なって読まれません。

法人からの予約が混じる業態は、平日の営業時間内に限ります。夜間や休日に届いた通知は、担当者が出勤するまで見られません。前日が休日になる場合は、その前の営業日に送ります。

避けたい時刻は3つです。朝7時より前、夜22時より後、そして昼の12時台です。前の2つは通知の音で迷惑がられ、昼の12時台は他の通知に埋もれます。迷ったら前日の17時から19時の間に置くと、多くの業態で外しません。

送る回数は、増やすほど届かなくなる

回数の話は、直感と逆になります。通知を増やすと、読まれる率は下がります。同じ相手から何度も届く通知は、内容を確かめずに消す習慣ができるからです。ラインの場合はトークをミュートされ、メールの場合は迷惑メールに振り分けられます。

予約の連絡に必要な通知は、基本的に3通です。予約を受けた直後の受付完了、前日または前々日のリマインド、来店後の御礼。この3通に絞ると、届いた通知は必ず開かれる関係が保てます。

ここに販促の配信を混ぜると、関係が崩れます。ブロックされたあとは、いちばん届いてほしいリマインドも届きません。案内を送りたい場合は、頻度を月1回までに抑えて、予約の通知とは別の流れとして扱います。通知を送る目的を「予約を確実に成立させること」に固定しておくと、この線引きで迷わなくなります。

文面に入れる5つの要素

前日の通知で何を書くかは、店によって変える必要がありません。効く要素は5つに決まっています。

1つ目は、日時と場所です。曜日まで書きます。「10月3日」だけだと、相手は曜日を数え直します。

2つ目は、所要時間です。書いてあると、次の予定を入れていた人が気付きます。

3つ目は、持ち物と準備です。爪を切る、着替えを持つ、書類を揃える。当日の時間を削る原因を先に潰します。

4つ目は、遅れたときの連絡先です。番号が書いてあると、無言の遅刻が減ります。連絡が入れば次の枠を前にずらせます。

5つ目は、都合が悪くなったときの案内です。日時を変えられるURLと、取り消しの期限を置きます。ここがいちばん効きます。黙って来ない人の多くは、連絡するのが気まずいだけなので、押すだけで変えられる状態にすると「変更した人」に変わり、空いた枠を他の人に回せます。キャンセル料を定めている場合は、その決まりも同じ場所に短く添えます。表示の考え方は消費者庁の資料が参考になりますが、自分の店の条件が適切かは専門家に確認してください。

この5つのうち5つ目は、ラインに標準で入っている仕組みでは入れられません。予定に付けられるのはタイトルと日時だけで、URLを差し込む枠がないからです。文面で差を付けたいなら、通知を送る側の道具を変える必要があります。

届かない相手が出たときの手当て

どれだけ丁寧に設定しても、届かない相手は出ます。原因は3つに分かれます。

1つ目は、通知を切っている場合です。ラインの場合は公式アカウントからの通知をまとめて切っている人、メールの場合は迷惑メールのフォルダに振り分けられている人です。こちらからは直せません。

2つ目は、連絡先が古い場合です。電話番号やメールアドレスが変わっていて、送った先に誰もいません。予約のたびに連絡先を確かめる運用にすると減ります。

3つ目は、そもそも送られていない場合です。設定の条件に合わなかった予約、当日中に入った予約、手で送る運用で抜けた予約。ここは自分の側の問題なので直せます。

手当ての順番は決まっています。まず、送った通知が開かれたかどうかを確かめられる状態にします。開封が分かれば、開かれていない相手だけを目で確認して、必要なら電話をかけられます。全員に電話をかける運用は、件数が増えると続きません。次に、連絡先を2つ取ります。メールと電話番号の両方があれば、片方が死んでいても届きます。

予定を書き換えられるのは作った人だけではない

ラインの標準の仕組みを店の連絡に流用するとき、見落としやすい癖が3つあります。

1つ目は、作られた共有カレンダーの内容を、トークルームの参加者が確認も変更もできることです。話し合って決める集まりでは便利ですが、店が決めた予約の日時をお客様の側で書き換えられる状態は、業務の連絡としては危ない形になります。

2つ目は、共有カレンダーを作成・編集・削除するたびにトークルームへ通知が送られることです。日程が固まる前に作って何度も直すと、それだけで通知の多いトークになります。

3つ目は、トークルームから退出すると、そのトークルームで作られた共有カレンダーが「すべてのカレンダー」の画面に出なくなることです。連絡の記録として残したいものを、グループの中だけに置かない前提で考えます。

この3つは、相手が仲間である限り問題になりません。相手がお客様に変わったところで、順に引っかかり始めます。

通知の送り先をメールにするか、ラインにするか

前日の連絡を自動にすると決めたあと、送り先をどちらにするかで迷います。判断の材料は3つです。

1つ目は、お客様の年齢層です。ラインは幅広い年代で使われていますが、法人からの予約が混じる業態では、担当者の会社のラインに送ることはできません。メールを外せない業態があります。

2つ目は、友だち追加の壁です。ラインで送るには、予約の前か後に友だち追加をしてもらう必要があります。予約の前に求めると、そこで離れる人が出ます。予約を受けてから案内する順にすると取りこぼしは減りますが、追加しなかった人には送れません。

3つ目は、費用の増え方です。ラインから個別に送ると、送った件数がそのまま通数として積まれます。メールで送る形なら、予約の件数で決まります。

多くの小さな店で落ち着くのは、通知はメールで自動に送り、ラインは問い合わせと2回目以降の案内に使う形です。メールが読まれない層が多い業態だけ、通知もラインに寄せます。どちらに寄せるかを最初に決め切らず、まずメールで自動化してから、開封の記録を見て判断する順が安全です。

リマインダーbotを使う道と、その限界

ラインの標準の仕組みで時刻が選べないなら、botを使えばよいのではないか、と考える人もいます。実際、ラインの中で動くリマインダーのbotは、時刻の指定がずっと自由です。「明日の15時から」のような相対の指定、「毎週水曜日の朝8時」のような繰り返しの指定まで、話し言葉のまま通ります。

代表的なリマインくんの公式サイトには、友だちの数が200万人を超えたと書かれています。グループにも招待でき、名前を呼びかけながら予定を伝えると覚えてくれます。入力の速さという点では、カレンダーのアプリより優れています。

ただし、お店の予約連絡として見ると3つの壁があります。1つ目は、届く相手です。通知はbotを友だち追加している本人と、botが参加しているグループにしか届きません。予約したお客様に届けるには、そのお客様自身が友だち追加している必要があります。2つ目は、登録の手間です。予約が1件入るたびに人が日時を打ち込みます。自動にしたかったのは、まさにその部分です。3つ目は、規約です。リマインくんの利用規約には、本サービスはユーザーが私的に使用する目的のみで利用するものと定められており、禁止事項には、本サービスによって得られた情報を商業的に利用する行為が挙げられています。お客様への業務連絡に組み込む形は想定の外側になります。

自分の予定、たとえば仕入れの発注日や届出の期限を思い出させる用途なら、このまま使って構いません。相手がお客様に変わったら道具を変える、という線引きで整理できます。

手で送っている店が最初に自動にすべき1通

いまスタッフが手で前日の連絡を送っている店は、全部を一度に自動にしなくてよいところです。順番があります。

最初に自動にするのは、予約を受けた直後の受付完了の通知です。これがいちばん件数が多く、しかも定型です。受付完了が自動で届くようになると、「予約が取れているか分からない」という問い合わせが消えます。ここで日時と場所と所要時間を伝えておけば、前日の連絡は短くできます。

2番目が前日のリマインドです。受付完了が自動で動いていれば、同じ設定の延長で組めます。ここまでで、手で送っていた分の大半が消えます。

3番目が来店後の御礼です。効き方は他の2つより遅く出ますが、次の予約につながる通知なので、後から必ず入れます。

4番目が、変更と取り消しの案内です。通知にURLを入れるだけの作業ですが、効果はいちばん大きいところです。順番を守ると、設定に慣れながら進められて、途中で止まっても前の段までは動いたままになります。

来ない率は曜日と季節で動く

送る時機を決めたあと、効果を測るときに引っかかるのが、来ない率がもともと一定でないことです。

曜日では、週の後半と連休の前が高くなります。予定が入れ替わりやすく、前から入れていた予約が後から来た誘いに負けます。ここは前日の通知が効きやすい曜日でもあります。逆に週の初めは、そもそも予定が動きにくいので通知の効果が見えにくくなります。

季節では、年末年始とお盆、年度の替わり目が高くなります。相手の生活そのものが動く時期で、通知を丁寧にしても埋まりません。この時期の数字を含めて前後を比べると、通知の効果が打ち消されます。

測るときは、通知を入れる前の3か月と入れた後の3か月を並べます。1か月だけで比べると、曜日と季節の影響で上下して判断を誤ります。曜日ごとに数えておくと、どの曜日にだけ効いていないかが見えて、その曜日だけ時刻を動かす手が打てます。

記録の付け方は、月と来なかった件数と変更の件数の3列で足ります。表を作り込む必要はありません。

業態ごとのおすすめの組み方

同じ時機の話でも、置きどころは業態で変わります。相談の多い4つを挙げます。

美容室やネイル、まつげのサロンは、前日の夕方に1通で足ります。当日の準備がほとんど要らないためです。担当を指名する運用があるなら、通知に担当の名前を入れると来店率が上がります。

整体や鍼灸、カウンセリングは、通知の中身を短くします。来ていること自体を知られたくない人がいるため、件名や冒頭に施術の内容を書きません。日時と所要時間、変更用のURLだけで十分です。

教室やスクールは、前々日に1通です。持ち物と宿題の有無を書きます。2回目以降のお客様には、会員のマイページから次回の予約に進める案内を添えると、通知がそのまま次の予約につながります。

レンタルスペースや貸会議室は、前日に1通と、当日の朝に道順の案内を送る形が落ち着きます。初めて来る人が多く、入口や鍵の受け取りで迷うためです。当日の朝の通知は、来るかどうかを確かめる目的ではなく、たどり着くための案内として使います。

予約の前日連絡を自動にするときに見る4点

前日の連絡を人の手から離すなら、予約の受付側にリマインダーを持たせる形になります。予約が入った時点で通知の予定が決まり、予約が変わったら通知も一緒に動きます。選ぶときに見る項目は4つです。

1つ目は、リマインダーがどのプランから使えるかです。会社によっては中位のプラン以上でしか使えず、無料で試したときにいちばん欲しい機能だけ試せない形になります。

2つ目は、送る時刻を自分で決められるかどうかです。前日固定のものと、時刻まで指定できるものがあります。前節の目安に合わせるなら、時刻まで決められるほうが扱いやすいところです。

3つ目は、文面を書き換えられるかどうかと、名前や日時を差し込めるかどうかです。初期設定の文面のままだと、5つの要素のうち3つが抜けます。

4つ目は、変更と取り消しのURLが通知に入るかどうかと、開封が記録されるかどうかです。前節の手当ては、この2つがないと組めません。

どこまで標準で入っているかはできることのページに一覧があり、プランごとの区切りは料金のページで確かめられます。実際の画面はデモを見るから、ログインなしでお客様側の予約ページと店側の管理画面の両方を触れます。

設定を始める前に紙に書き出す3行

手を動かす前に、3行だけ書き出しておくと設定が10分で終わります。

1行目は、送る相手です。予約者本人だけか、同伴者にも届けるか。家族で来る予約がある業態では、ここを決めていないと設定の途中で止まります。

2行目は、送る時機と時刻です。前日か前々日か、何時か。前の節の目安から1つ選んで書きます。

3行目は、届かなかったときに誰が何をするかです。開かれていない相手を誰がいつ確かめて、電話をかけるかどうか。ここを決めておかないと、自動にしたあとに誰も見ない状態になります。

この3行が決まっていれば、あとは画面の項目を埋めるだけです。逆に決めないまま設定を始めると、初期設定の文面のまま動き出して、いちばん効く5つ目の要素が入らないまま数か月が過ぎます。

評判を読むときに切り分けたい2つのこと

リマインドの仕組みについて調べると、「届かなかった」という声が必ず出てきます。読むときは2つに切り分けます。

1つ目は、届かなかった原因のほとんどが機能の不具合ではなく、設定の条件にある点です。ラインの標準の仕組みなら、招待されていない、出欠を「不参加」で答えた、通知を切っている、アプリが古い。この4つで説明が付く例が大半で、送る側が何度送り直しても直りません。

2つ目は、無料の道具に可用性を求めている声が混ざる点です。個人が公開しているbotは、アクセスが集中すると反応が鈍ることがあります。仲間どうしの集まりなら笑い話で済み、お客様の予約で止まると謝罪から始まります。評価の高さと、業務に載せてよいかは別の話として読みます。

読むときの基準を1つ決めておくと早くなります。「相手がお客様か、自分か」です。相手がお客様である連絡について書かれた評判だけを拾えば、参考になる声が残ります。業態が近い店の使い方は業種ごとの使い方のページで確かめられます。

費用は、友だちの人数で増えるか、予約の件数で増えるか

最後に費用の形を整理します。どちらの形かで、増えていく方向が変わります。

ラインから通知を送る形にすると、費用はメッセージの通数で決まります。LINE公式アカウントでは、1回に配信できるメッセージは最大3吹き出しまでで、「メッセージを送った回数」に「送った友だちの数」を掛けたものが通数として数えられます。料金プランは3つで、コミュニケーションプランは月額0円で無料メッセージが200通、ライトプランは月額5,000円(税別)で5,000通、スタンダードプランは月額15,000円(税別)で30,000通です。追加のメッセージを配信できるのはスタンダードプランだけで、単価は1通あたり3円(税別)からです。いずれも2026年9月26日時点で公式の料金ページに掲載されている内容で、2026年10月1日に追加メッセージ料金の改定が予定されていると同じページに記載があります。

ここで効くのが、LINEチャットの送受信、応答メッセージ、あいさつメッセージは通数に数えられないという区分です。問い合わせの往復は通数を気にせず使えますが、前日の通知を配信の機能で個別に送ると、送った件数がそのまま積み上がります。友だちが増えるほど通数が増える構造なので、集客がうまくいくほど費用が増えます。

予約の受付側でリマインダーを持つ形は、費用が予約の件数で決まります。無料のプランでも予約を月50件まで受けられて、予約完了と前日のリマインダー、来店後の御礼メール、キャンセル用のURL、会員のマイページ、顧客管理、メールの開封計測までが同じプランに入っている作りのものがあります。有料のプランは月額3,300円(税込)から、複数のスタッフを指名で受けるプランが月額7,700円(税込)で、いずれも2026年9月26日時点の公開情報です。上限を超えたときの扱いは会社ごとに違い、100件ごとに1,100円(税込)を足してそのまま使える形もあります。

どちらが安いかは、友だちの人数と予約の件数のどちらが大きいかで決まります。友だちが500人いて月の予約が30件の店は、予約の件数で決まる形のほうが安くなります。決済が必須でない業態に合わせて、予約の受付から次の来店までを一続きにしているものを選ぶと、通知のためだけに別の月額を持つ必要がなくなります。同じ使い方でそろえて会社ごとに並べたものは他社との比較のページにあり、リマインドメールが全部のプランで使えるのか、中位以上なのかも項目として並んでいます。判断に迷う点はよくある質問に並んでいます。

Q1. ラインのリマインド機能で送る時刻は選べますか?

公式の使い方ガイドの案内では、予定を終日にした場合は前日の正午(12時)、時間を指定した場合はその1時間前、もしくは「なし」の3つから選ぶ形です。1週間前や3日前は選べず、同じ予定に複数回のリマインドを設定することもできません。

Q2. 予約の前日連絡は前日と前々日のどちらがよいですか?

当日までにお客様が準備することがあるかで決めます。行く場所と時刻を思い出せば足りる予約は前日、書類や持ち物、送迎の手配が必要な予約は前々日です。最初は1回に絞って、来なかった人が出た曜日と時刻を3か月ぶん記録してから回数を増やしてください。

Q3. 何時に送ると読まれますか?

勤めている人が多い業態は前日の夕方から夜、家庭にいる人が多い業態は前日の午前中が向きます。法人からの予約は平日の営業時間内に限ります。避けたいのは朝7時より前、夜22時より後、昼の12時台で、迷ったら前日の17時から19時の間に置くと外しません。

Q4. リマインドの文面には何を書けばよいですか?

日時と場所(曜日まで)、所要時間、持ち物と準備、遅れたときの連絡先、そして日時を変えられるURLと取り消しの期限の5つです。5つ目がいちばん効きます。押すだけで変えられる状態にすると、黙って来ない人が変更する人に変わり、空いた枠を他の方に回せます。

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