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Lステップで予約を受ける|組める形と、手が止まるところ
2026年10月7日・Rizaflow編集部

Lステップで予約を受けられると聞いて調べ始めたものの、LINE公式アカウントの標準機能との違いが分からず、どこから手を付けるか決めきれない。そういう状態で止まっている店主は少なくありません。この記事では、LINEで予約を受ける道が2本あることを整理したうえで、Lステップのカレンダー予約で実際に決める項目、Googleカレンダーと繋ぐときの前提、そして2つの契約を重ねたときに毎月いくらになるのかを順に並べます。最後に、組んだ後で手が止まりやすい場所と、そこを避ける判断の順番を示します。
LINEで予約を受ける道は2本あり、前提がまったく違う
LINEで予約を受ける方法を調べると、「LINEで予約」と「Lステップの予約管理機能」という2つの名前が出てきます。この2つは似た名前ですが、成り立ちが別です。
「LINEで予約」は、LINE公式アカウントのプロフィールに予約の入口を設ける仕組みです。公式の解説では、ぐるなび、イデアレコード、エビソルといった飲食店向けサービスとパートナー提携している形だと説明されています。つまり、外部の予約サービスに加盟していることが前提で、加盟していれば管理画面から紐付けができます。設定はLINE公式アカウントの管理画面で「ビジネスプロフィール」を開き、編集ボタンから「LINEで予約」を選んで予約のURLを入力するだけです。提供そのものに追加の費用はかかりません。
ただし対象が飲食店に寄っています。美容室、ネイルサロン、整体、教室のように席や担当者の単位で受ける業態は、ここに乗りません。公式の解説にも、飲食店以外で予約システムを組みたい場合は拡張ツールを使う道が案内されています。
もう1本がLステップです。LステップはLINE公式アカウントの機能を拡張するツールで、どちらも別々に契約が必要になります。この点は最初に押さえておかないと、料金の見積もりが半分になります。Lステップ側の予約管理機能は業種を選ばないので、飲食店以外でも予約の受付から確認までをLINEの中で完結させられます。
もうひとつ、判断を左右する事実があります。LINE公式アカウント単体には、リマインド専用の配信機能が備わっていません。公式ブログでも、リマインド配信は自動化できず手動で対応する必要があると明言されています。予約件数が1日5件程度なら手で送れますが、件数が増えるほど前日の作業として重くなります。予約を受ける仕組みを選ぶとき、受付だけを見て決めると、この部分が後から丸ごと残ります。
カレンダー予約とイベント予約は、埋める対象が違う
Lステップの予約管理機能は2種類に分かれています。カレンダー予約とイベント予約です。名前だけでは違いが伝わりにくいので、何を埋める機能なのかで分けて考えると迷いません。
カレンダー予約は、日時を指定して1件ずつ受ける形です。カレンダーの空いている日付から時刻を選んでもらう流れなので、施術、診療、面談、相談のように1対1で時間を使う予約に向きます。公式の解説では、この機能の位置づけがはっきり書かれています。
カレンダー予約機能とは、カレンダーの空いている日付から日時指定の予約ができる機能です。サロンのポータルサイトで使われるような予約システムを、Lステップで構築できます。カレンダー予約機能は、Lステップのすべてのプランで利用できます。 出典: linestep.jp
注目したいのは最後の1文です。カレンダー予約は無料のフリープランでも使えます。予約の仕組みを試すだけなら、初期費用も月額もかけずに画面を触れます。
イベント予約は、開催日と定員が先に決まっているものに人を入れていく形です。セミナー、説明会、体験会、撮影会のように、同じ時間に複数人が集まるものが対象になります。定員に達したら受付を自動で終える設定ができるため、申込の締め切り管理が要る催しに向きます。
選び方の基準は単純です。1人ずつ時間を押さえるならカレンダー予約、決まった枠に人数を入れるならイベント予約です。店舗の日常の予約はカレンダー予約、月に1回の体験会だけイベント予約、という併用も普通に組めます。
迷いやすいのは、担当者が複数いる店です。この場合もカレンダー予約で組みます。後述する予約枠の設定で担当者ごとに分けられるので、イベント予約に寄せる必要はありません。
カレンダー予約の設定画面で、実際に決める項目
管理画面の左メニューから「予約管理」の中の「カレンダー予約」を開くと、設定項目が縦に並びます。公式の解説に沿って、決める順に整理します。ここを飛ばして公開すると、後から二重予約や取りこぼしが出ます。
受付時間。 店全体の予約受付時間です。営業時間にあたるもので、毎日共通で設定するか、曜日ごとに変えるかを選びます。定休日を休業に設定したり、会議が入る特定の日だけ営業時間を変えることもできます。ここで決めた時間が、お客様の画面に予約可能な時間として並びます。
受付期間。 予約を受け付ける期間と、予約変更やキャンセルの期限を決めます。特定の日から受付を開始する形も、期間を決めずに常に受け付ける形も選べます。キャンセルの期限は、ここで決まります。
全体の同時予約可能数。 予約枠とは別に、同じ時間帯に何件まで許すかを決める項目です。公式の解説では、席が3席でスタッフが4人シフトに入っている例が挙げられています。人が4人いても席が3つなら4件目は受けられないので、この値を3にします。チェックを入れない場合、予約可能数は無制限になります。設備の数が上限になる業態では、ここを埋めないと物理的に回せない予約が入ります。
承認。 新規予約と、予約の変更やキャンセルを管理者の許可制にするかを決めます。先着順ではなく予約者を選びたい場合に使います。承認制にすると確定までに人の手が1回入るので、返答が遅れるほどお客様を待たせます。
予約枠とコース。 お客様が選ぶ担当者、コースの項目、指名料を設定します。ここで「シフト連動」にチェックを入れると、受付時間内かつシフトが設定されている時間だけが受付可能になります。予約枠ごとに同時予約可能数を個別に決められるので、担当者によって受けられる人数が違う店でも組めます。説明文は通常のテキストに加えてHTMLでも書けます。
予約枠が未指定のときの自動振り分け。 担当者を指名しない予約が入ったとき、どう割り振るかを決めます。
カレンダー表示、管理者情報、サンクスページURL。 見せ方と、予約後に案内するページを決めます。
予約情報取得項目。 予約時にお客様から受け取る項目です。ここは増やすほど離脱が増えるので、当日の段取りに本当に要るものだけに絞ります。
各予約時のアクション。 予約が入ったときにタグを付けるなどの動きを設定します。後からリピートの案内を分けて送りたいなら、ここでタグを付けておきます。
リマインダ設定とフォロー設定。 予約日に合わせた確認の配信と、来店後の連絡を設定します。手作業で前日に送っている店が最初に楽になる部分です。
通知設定と予約画面の確認。 店側への通知と、予約一覧やシフトの見方を確認します。
なお、予約時間は5分単位で選べます。施術時間が45分や75分のように刻みが細かい業態でも、メニューごとに正確な所要で並べられます。管理画面には二要素認証の設定もあるので、顧客の連絡先を扱う立場として最初に有効にしておく項目です。
Googleカレンダーと繋ぐ前に、前提を揃える
カレンダー予約はGoogleカレンダーと連携できます。すでにGoogleカレンダーで予定を見ている店なら、これを繋がないまま運用すると、私用の予定と予約が別の画面に分かれて二重管理になります。
公式の解説では、連携の設定手順のほかに、Googleカレンダーと予約枠を複数連携させる方法と、シフト連動の仕組みが説明されています。担当者ごとにGoogleカレンダーを持っている店では、予約枠と担当者のカレンダーを対応させる形になります。
連携で気をつける点は2つです。1つ目は、どちらを正とするかを決めておくことです。予約の受付はLINE側、私用の予定と外出はGoogleカレンダー側、という分担を先に決めないと、片方だけを見て空きを答えてしまいます。2つ目は、シフト連動を使う場合、シフトが入っていない時間は予約可能として並ばないという点です。シフトの入力が遅れると、空いているのに予約が入らない状態になります。シフトを毎週いつ入れるかを決めて、運用に組み込む必要があります。
連携は便利ですが、繋いだ瞬間に「誰がシフトを入力するか」という運用の宿題が生まれます。技術の設定より、この担当を決めるほうが後から効きます。
料金は2つの契約の合算で見る
Lステップの料金を調べると月額0円から始められると書かれています。これは事実ですが、LINE公式アカウントの費用が別に必要なので、実際に払う額は合算で見る必要があります。
LINE公式アカウントの料金プランは3つです。公式サイトの表記では、コミュニケーションプランが月額固定費0円で無料メッセージ200通、ライトプランが月額5,000円(税別)で5,000通、スタンダードプランが月額15,000円(税別)で30,000通です。追加メッセージが使えるのはスタンダードプランだけで、他の2つは上限を超えた配信ができません。いずれも2026年9月時点の公開情報です。
Lステップ側は基本プランが4つあります。フリープランが配信200通までで初期費用と月額が無料、スタートプランが5,000通、スタンダードプランが30,000通、プロプランが50,000通です。50,001通以上は大量送信プランが4種類用意されています。プランによって配信数と使える機能が変わり、予約管理システムを入れたい事業者にはスタートプランが案内されています。
公式ブログが示している合算の例は、税込表記で次のようになっています。
| 月間配信数 | Lステップ | LINE公式アカウント | 合計 |
|---|---|---|---|
| 200通 | フリー 0円 | コミュニケーション 0円 | 0円 |
| 5,000通 | スタート 5,000円 | ライト 5,500円 | 10,500円 |
| 30,000通 | スタンダード 21,780円 | スタンダード 16,500円 | 38,280円 |
| 50,000通 | プロ 32,780円 | スタンダード+追加20,000通 | 115,280円 |
表で分かることが2つあります。1つは、200通の範囲なら合計0円で予約の仕組みが動くことです。もう1つは、配信数が増えると費用が急に跳ねることです。30,000通から50,000通への段は、追加メッセージの費用が乗るため合計が3倍近くになります。予約の確認とリマインドだけなら通数は読めますが、販促の配信を重ねると通数が伸びます。
なお、両者のプランは配信数が連動していません。Lステップのプランを上げてもLINE公式アカウントの通数は増えないので、単純に大中小を揃えて選ぶと通数が合わなくなります。Lステップのプロプランで機能だけ全部使い、LINE公式アカウントはライトプランに留める組み方も可能です。契約前の判断材料としては、30日間すべての機能を無料で試せる案内が出ています。
組んだ後に手が止まる場所
設定が終わって公開した後で相談が増えるのは、機能の使い方ではなく運用の隙間です。公式のよくある質問にも挙がっている項目を含めて、詰まりやすい場所を並べます。
予約のURLをタップしても表示されない。 公式のよくある質問に載っている症状です。案内の経路やリンクの設定を確認する形になります。予約が入らない原因を集客の問題と決めつける前に、入口が開くかどうかを自分の端末で確かめる必要があります。
友だち追加ボタンから予約画面に進まない。 これも公式に挙がっています。友だち追加と予約の流れは別の動作なので、案内の順番を間違えると途中で止まります。
管理者が押さえた予約と友だち情報の紐付け。 電話で受けた予約を店側が入力したとき、その予約とLINEの友だち情報が繋がるかという問題です。繋がっていないと、リマインドが届く予約と届かない予約が混ざります。電話の予約が多い店では、ここを運用で埋めないとリマインドの効果が半分になります。
承認制にしたまま返答が遅れる。 承認制は予約者を選びたいときに使う設定ですが、承認するまでお客様の予約は確定しません。通知に気づかないまま半日が過ぎると、他店で予約を取られます。承認制を使うなら、通知を必ず受け取る端末と、承認する時間帯を決める必要があります。
同時予約可能数を空欄にしたまま公開する。 チェックを入れないと無制限になります。席や機材の数を超えた予約が入ってから気づくことになります。
予約情報取得項目を増やしすぎる。 当日の段取りに要る項目だけに絞らないと、入力の途中で離脱されます。参考として、LINE公式アカウントの「LINEで予約」では、予約内容を確認する段階で名前、メールアドレス、電話番号の入力が必要だと説明されています。最低限はこの3つで、それ以上は本当に要るかを1項目ずつ確かめる価値があります。
シフトの入力が追いつかない。 シフト連動を有効にすると、シフトが入っていない時間は予約可能として並びません。つまり、シフトの入力が1週間遅れれば、その1週間は予約が入らない状態になります。設定としては正しく動いているのに予約が減るため、原因が分かるまで時間がかかります。シフトを誰がいつ入力するかを、週の作業として決めておく必要があります。担当者が複数いる店では、各自が自分のシフトを入れる形にするか、店主が全員分を入れる形にするかも先に決めます。
サンクスページと確認の連絡が重複する。 予約後に案内するページと、自動で届く確認の連絡に同じ内容を書くと、お客様は2回同じ文章を読みます。サンクスページには来店までの流れ、確認の連絡には日時と変更の方法、という分担にすると重複しません。
配信の通数が読めなくなる。 予約の確認とリマインドだけなら通数は予約件数に比例します。そこに販促の一斉配信を重ねると、月末に上限へ当たります。上限を超えた配信はスタンダードプラン以外では止まるので、リマインドが送れない月が発生します。予約の確認に使う通数は、販促とは別枠として先に確保しておく考え方が要ります。
予約枠は、メニューの所要から逆算して作る
設定項目の中で、後から直しにくいのが予約枠です。ここを感覚で決めると、埋まっているのに売上が伸びない、あるいは空いているのに受けられないという状態が固定します。順番は次のようになります。
まず、提供しているメニューを所要時間で並べます。施術そのものの時間だけでなく、カウンセリング、片付け、次のお客様を迎える準備までを含めた実測で書き出します。ここで多くの店が実際より短く見積もります。予約時間が5分単位で選べる仕組みなので、45分や75分のような刻みをそのまま反映できます。切りの良い60分に丸めると、丸めた分だけ毎回遅れが出ます。
次に、同じ時間に何件受けられるかを、人ではなく設備の数で決めます。担当者が3人いても施術台が2台なら、同時に受けられるのは2件です。全体の同時予約可能数には設備の数を入力します。そのうえで、予約枠ごとの同時予約可能数で担当者別の上限を決めます。この2段構えになっているのは、人と設備のどちらが先に上限に達するかが業態によって違うためです。
そして、指名の扱いを決めます。担当者を指名できる形にすると、人気の担当だけが埋まり、他の担当の枠が空いたまま残ります。指名料を設定するか、指名なしの枠を自動で振り分けるかは、ここで決まります。予約枠が未指定のときの自動振り分けという項目があるのは、この偏りに対処するためです。指名なしの予約を、手のすいている担当に自動で回す形にすれば、店全体の稼働は上がります。
最後に、受付の締め切りを決めます。当日の予約を何時まで受けるか、前日までにするか。当日予約を受けると空き枠は埋まりますが、準備の時間が削られます。材料の準備が要る業態では、所要から逆算した締め切りを設定しないと、受けたのに間に合わない予約が入ります。受付期間の項目で、この締め切りと、変更やキャンセルの期限を合わせて決めます。
リマインダとフォローは、送る時機のほうが文面より効く
リマインダ設定とフォロー設定は、Lステップで予約を組む一番の実利です。ここを使わないなら、予約の受付だけなら他の手段でも足ります。
リマインダは、予約日から逆算した時点で自動的に届く連絡です。時機の決め方には考え方が2つあります。前日に1回だけ送る形と、予約を取った直後と前日の2回に分ける形です。予約を取ってから来店までが長い業態では、2回に分ける形が向きます。1か月先の予約を取った直後の確認だけでは、当日までに忘れられます。
前日と前々日のどちらが良いかは、お客様が予定を動かせる余地で決まります。前々日なら、都合が悪いと分かった時点で日程を変えてもらえます。空いた枠を埋め直す時間も残ります。前日の夜に送ると、変更の連絡がその日の営業時間外に届き、対応が翌朝になります。取りこぼしを減らす目的なら、前々日に寄せるほうが実務に合います。
文面で決めることは3つです。日付と時刻と店名を先頭に書くこと、変更とキャンセルの方法を書くこと、来店前にお願いしたいことを書くことです。逆に、長い挨拶や販促の案内を混ぜると、肝心の日時が下に押し下がります。
フォロー設定は来店後の連絡です。御礼の連絡を当日か翌日に送り、そのうえで次回の案内を適切な間隔で送ります。ここで重要なのは、間隔をメニューごとに変えることです。3週間で次が必要なメニューと、3か月空くメニューに同じ間隔で案内を送ると、片方は早すぎ、もう片方は遅すぎます。予約時のアクションでタグを付けておけば、メニュー別に分けて送れます。設定の順番としては、予約枠を作るときに、そのメニューのタグと次回案内の間隔まで一緒に決めておくと後戻りがありません。
電話と掲載サイトの予約を、どこまで寄せるか
予約の仕組みを整えても、予約の経路が複数あると二重予約の危険は残ります。LINEで受けた予約、掲載サイトから入った予約、電話で受けた予約が別の場所に記録されていれば、同じ時間に2件入ります。
この問題は、機能では解けません。どこを正の台帳にするかを決める運用の話です。現実的な形は、LINEの予約一覧を正の台帳にして、電話の予約は受けた時点で店側が管理画面に入力する形です。ここで注意が要るのが、公式のよくある質問にも挙がっている点で、管理者が押さえた予約と友だち情報の紐付けです。紐付いていない予約にはリマインダが届かないため、電話の予約だけ前日の連絡が抜けます。電話の予約が多い店では、入力するときに友だち情報と繋げる手順を作業として決めておく必要があります。
掲載サイト経由の予約は扱いが別です。掲載サイト側が確認の連絡を出しているなら、店から同じ内容を重ねて送るとお客様が迷います。掲載サイトの予約はそちらの通知に任せ、自店の予約だけを自店の仕組みで扱う、という線引きが無理のない形です。そのうえで、掲載サイトの予約枠と自店の予約枠を突き合わせる時間を、1日の中で決めておきます。
寄せる順番としては、まず電話の予約を管理画面に入力する習慣を作り、次にLINEの入口を増やし、最後に掲載サイトの依存度を下げていく流れになります。いきなり掲載サイトを止めると新規が止まるので、LINEからの予約が月の予約の半分を超えるまでは併走させる判断が現実的です。
予約の受け方を決める前に、確かめる順番
ここまでを踏まえると、予約の受け方は次の順で確かめると迷いません。
1つ目は、お客様がどこから来ているかです。LINEの友だちがすでに数百人いて、そこから予約が入っている店なら、LINEの中で完結させる形が素直です。逆に、掲載サイトと電話が主で友だちが数十人なら、LINEに集める工程が先に必要になります。
2つ目は、予約を受けた後に何を自動で送りたいかです。確認の連絡だけなのか、前日のリマインドまでなのか、来店後の御礼とリピートの案内まで含めるのかで、必要な機能が変わります。予約の受付だけを比べると、どの仕組みも似て見えます。差が出るのは受けた後です。この観点で各社を並べた他社との比較では、受付から次の来店までを1本にした場合に何が要るかを機能単位で並べています。
3つ目は、決済を挟むかどうかです。前払いを必須にすると当日の取りこぼしは減りますが、お客様の入力の手間が増えます。決済を必須にしない業態では、キャンセル料の扱いを文面で決めるほうが現実的です。予約の受付、確認、リマインド、御礼、リピート促進のどこまでを自動で回せるかはできることに一覧があります。
4つ目は、毎月いくらまで払えるかです。配信の通数で料金が変わる仕組みと、予約件数で変わる仕組みでは、伸びたときの増え方が違います。予約が増えると嬉しいはずの月に費用だけが跳ねる形は避けたいところです。件数と金額の関係は料金で確かめられます。
5つ目は、同じ業態の店がどう組んでいるかです。席数で上限が決まる店、担当者の指名がある店、機材の台数で決まる店では、設定の勘所が違います。業種ごとの使い方に業態別の組み方が並んでいるので、自店に近いものから見ると設定の順番が想像しやすくなります。実際の画面の流れはデモを見るから触れます。
最後に、乗り換えなくてよい場合も書いておきます。予約が月に数件で、常連が電話でかけてくる店なら、仕組みを入れる手間のほうが大きくなります。飲食店で、すでに加盟している予約サービスから「LINEで予約」を紐付けられる状態なら、追加の費用なしでその形が使えます。仕組みを検討する意味が出てくるのは、予約の経路が3つ以上に分かれているか、前日のリマインドを手で送っているか、二重予約が実際に起きたことがあるか、このいずれかに当てはまるときです。判断に迷う点はよくある質問にも整理してあります。
Q1. Lステップの予約機能は無料プランでも使えますか?
カレンダー予約機能はLステップのすべてのプランで利用できると公式に説明されています。フリープランは配信200通までで初期費用と月額が無料なので、費用をかけずに予約画面を組んで試せます。ただし配信数の上限が200通なので、リマインドと販促を合わせると早く上限に当たります。
Q2. LINE公式アカウントだけで予約を受けられませんか?
「LINEで予約」という仕組みはありますが、ぐるなびなどの飲食店向け予約サービスとの提携が前提で、対象が飲食店に寄っています。加えて、LINE公式アカウント単体にはリマインド専用の配信機能がなく、手動で対応する必要があると公式に明記されています。
Q3. 毎月の費用は合計でいくらになりますか?
LステップとLINE公式アカウントは別々の契約です。公式ブログの税込表記では、月200通なら合計0円、5,000通で10,500円、30,000通で38,280円、50,000通で115,280円という例が示されています。2026年9月時点の公開情報で、プランは変わる可能性があります。
Q4. カレンダー予約とイベント予約はどちらを選べばよいですか?
1人ずつ日時を指定して受けるならカレンダー予約、開催日と定員が決まっているものに人数を入れるならイベント予約です。担当者が複数いる店もカレンダー予約で組み、予約枠の設定で担当者ごとに分けます。日常の予約と月1回の体験会で併用することもできます。