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minimoの手数料はいくら?2026年の料金表と自店予約への移し方
2026年10月7日・Rizaflow編集部

ミニモから新規のお客さまは来ているけれど、手数料が毎月いくら出ているのかを正確に把握していない。この状態で「minimo 手数料」と調べた人が知りたいのは、料率そのものよりも「この費用を払い続ける形が自分の店に合っているのか」という判断材料です。ミニモの手数料は来店1件ごとの固定額で、施術料金の帯によって4段階に分かれています。この記事では2026年9月26日時点の公式の料金表で金額を確かめたうえで、月額の掲載費がない仕組みが誰に向くのか、掲載を続けると何が起きるのか、指名が付いたお客さまを自店の予約に移すには何から手を付けるのかを順に整理します。
背景として、サロンの集客が店舗単位から個人単位へ動いてきた流れがあります。以前は店の名前で客が付き、掲載も店単位でした。いまは施術者を名前で選んで予約する人が増え、勤務先を移っても指名が付いて回るようになっています。その動きに合わせて、個人が自分の価格とメニューを載せられる媒体が伸びました。集客の費用の形も、月額の掲載費から来店1件ごとの成果報酬へと選択肢が広がっています。相場としては、月額の掲載費を取る媒体が月に数万円から十数万円、成果報酬の媒体が来店1件あたり数百円から数千円という幅にあり、自店の予約ページを持つ費用は月に数千円から2万円ほどに収まります。この3つは役割が違うため、金額だけを横に並べても比べたことになりません。
ミニモの手数料は来店1件ごとの固定額で決まる
まず金額を押さえます。公式の掲載者向けページでは、初期費用と月額料金がいずれも0円で、お客さまが来店したときにだけ手数料がかかると案内されています。2026年9月26日時点で掲載されている金額は次の通りで、いずれも税込です。
| 施術料金 | 1件あたりの手数料(税込) |
|---|---|
| 0円の場合 | 110円 |
| 1円〜2,200円 | 440円 |
| 2,201円〜6,600円 | 660円 |
| 6,601円以上 | 880円 |
料率ではなく固定額であることが、この料金表の一番の特徴です。施術料金が6,601円以上であれば、1万円の施術でも3万円の施術でも手数料は880円です。単価が高い施術ほど、売上に対する手数料の割合は下がります。単価1万円なら8.8%、単価3万円なら2.9%に当たります。逆に単価が低い帯では割合が上がり、施術料金2,200円のメニューで440円を払うと20%に達します。
ミニモは月額利用料0円、お客様が来店した際のみ手数料をいただきます。 ※1 そのため個人や自宅サロンで集客をされたい方でもご利用しやすい料金となっております。 出典: minimodel.jp
注記として、サロン都合によるキャンセルには手数料がかかると書かれています。お客さまの都合ではなく店の側で枠を取り消した場合も1件として数えられる扱いです。同じページでは、掲載者向けの予約管理ツール(サロンツール)は初期費用も月額も利用手数料も0円で提供されており、ただしミニモ手数料は掲載者の負担であることが注記されています。管理ツールが無料であることと、集客の手数料が無料であることは別の話として読む必要があります。
この料金の形が向いているのは、どういう場合か
先に、いま掲載しているならそのままが良い場合を書きます。乗り換えや併用を考える前に、自分がこちらに当てはまっていないかを確かめておくと無駄な手間が省けます。
1つ目は、独立したばかりで指名のお客さまがまだ少ない場合です。固定費が0円という形は、売上が読めない時期に最も効きます。予約が入らない月は費用も出ないため、赤字が積み上がりません。月に数万円の掲載費がかかる形だと、予約が入らない月にそのぶんだけ現金が減ります。開業から半年ほどの時期に、この差は大きく出ます。
2つ目は、単価が6,601円以上の帯に入っているメニューを中心に受けている場合です。この帯では手数料が一律880円になるため、単価が上がるほど負担の割合が下がります。単価1万5,000円の施術を月に20件受けても、手数料の合計は17,600円です。同じ集客を月額の掲載費で得ようとすると、これより高く付く場合があります。
3つ目は、まだ新規のお客さまを増やす段にある場合です。ミニモは店舗単位ではなくスタッフ個人が自分のキャリアと施術メニューと価格を掲載する形を取っており、指名を集める入口として機能します。自分の予約ページを作っても、そこに新規のお客さまを連れてくる力はありません。集める役と受ける役は別の道具であり、集める役が要る段では、成果報酬の媒体を使うのが素直な判断です。
逆に、これらに当てはまらなくなったときが見直しの時機です。指名で通ってくれるお客さまが増え、単価が低い帯のメニューが多く、来店の回数が積み上がってきたとき、手数料の総額は無視できない金額になります。次の節で、その総額を自分の数字で出します。
手数料の総額を、自分の単価と件数で計算する
月ごとの負担は、掛け算を1回するだけで出ます。来店の件数に、施術料金の帯に対応する固定額を掛けます。帯が混ざっている場合は帯ごとに分けて足します。
単価6,601円以上の施術が月に30件なら、880円に30を掛けて26,400円です。年に換算すると316,800円になります。単価2,201円から6,600円の施術が月に50件なら、660円に50を掛けて33,000円、年で396,000円です。ここで見落としやすいのは、同じお客さまが2回目以降も媒体を通って予約した場合、そのたびに手数料が発生する点です。1人のお客さまが4週間おきに1年通えば13回の来店になり、単価6,601円以上の帯なら1人あたり11,440円を払うことになります。
この「2回目以降のぶん」が、判断の分かれ目です。新規のお客さまを連れてきてもらった1回目の手数料は、集客の費用として釣り合いが取れます。ところが2回目以降は、お客さまはすでにあなたを指名して来ています。その予約を媒体経由で受け続けると、集客が終わったあとの来店にも費用が出続けます。
計算するときは、来店を「初回」と「2回目以降」に分けて数えます。分けた結果、2回目以降が全体の半分を超えていれば、その半分ぶんの手数料は自店の予約ページに移せる余地があります。移す先の費用は、予約システムの月額です。同じ使い方で並べたときの各社の金額と無料プランの範囲は、他社との比較のように公開情報だけで表にまとめたページで一度に見比べられます。
月額の掲載費がかからないことは、何を意味するか
固定費0円という形には、掲載する側から見て良い面と、織り込んでおくべき面の両方があります。
良い面は、費用が売上に連動することです。閑散期に予約が半分に減れば、手数料も半分になります。月額の掲載費だと、予約が減った月に負担の割合だけが上がります。この連動は、季節の波が大きい業態では現金の管理を楽にします。
織り込んでおくべき面は、費用が売上に連動して増えることでもあるという点です。予約が倍になれば手数料も倍になります。月額の掲載費であれば、予約が増えたぶんはすべて手元に残りますが、成果報酬では増えたぶんの一部が毎回出ていきます。売上が伸びた局面で、伸びに比例して費用が増える形は、どこかで割高になります。
公式ページでは、他社媒体の掲載費用が月額10万円と仮定した場合に、100名を集客しても成果手数料はその月額より安くなる計算だと説明されています。単価6,601円以上の帯で100件なら88,000円ですから、この比較は成り立ちます。ただしこの比較は「媒体同士」の比較です。自店の予約ページを持つ形との比較ではありません。自店の予約ページは新規を連れてきませんが、月に数千円の固定費で回数の上限まで何件でも受けられます。2つは役割が違うため、置き換えるのではなく、初回と2回目以降で使い分けるのが実務的な答えになります。
手数料の支払い方と、請求が合わないときの確かめ方
手数料は来店の実績に対して後から請求される形です。来店が発生した月の実績が集計され、その内容に沿って支払います。掲載者向けの管理画面に来店の一覧と請求の内訳が出るため、請求の金額に疑問があるときは、件数ではなく内訳の側から見ます。
請求が想定と合わない原因は、ほとんどが次の3つに収まります。1つ目は、施術料金の帯の取り違えです。手数料は施術料金の帯で決まるため、クーポンを適用したあとの金額で帯が動くことがあります。2,201円から6,600円の帯にいたメニューが割引で2,200円以下になれば手数料は660円から440円に下がり、逆に複数のメニューを組み合わせた合計で6,601円を超えれば880円の帯に上がります。メニューの組み方を変えた月に請求が動いたときは、まずここを見ます。
2つ目は、キャンセルの扱いです。公式の注記では、サロン都合によるキャンセルには手数料がかかるとされています。体調や機材の都合で店の側から枠を取り消した件も1件として数えられる前提で、予定を組みます。3つ目は、来店の判定です。予約が入った時点ではなく来店した時点で数えられるため、予約の件数と請求の件数は一致しません。予約の一覧と来店の一覧を別に見ないと、差の原因が見えません。
支払いを滞納した場合の扱いも、掲載を続けるなら先に確かめておく項目です。掲載の停止や新規の受付の停止に繋がるため、売上の入金と手数料の支払いの時期がずれる月があるなら、その差を埋められる現金を手元に置いておきます。固定費が0円の形は、支払いの時期が売上より後に来るぶん、月ごとの現金の動きが読みにくくなります。
掲載を続けるメリットは、集客の量と手間の少なさにある
掲載する側から見たメリットは3つに整理できます。
1つ目は、母数の大きさです。公式ページでは、2026年にダウンロード数が800万件を突破し、月間の予約申込数が40万件以上、掲載しているサロンスタッフ数が2万7千人になったと案内されています。2014年1月にリリースされ、2026年2月時点で12周年を迎えたサービスで、運営は株式会社MIXIです。この規模の中に自分のページが置かれることが、個人で集客する場合の最大の利点です。
2つ目は、始めるまでの手間の少なさです。公式ページでは、面倒な契約手続きは不要でアプリをダウンロードするだけと案内されており、流れはアプリのダウンロード、掲載内容の作成、審査と掲載開始の3段階です。書類のやりとりや初期設定の費用がありません。
3つ目は、個人として掲載できることです。店舗単位の掲載ではなく、美容師やネイリストやアイデザイナーといったスタッフ個人が、自分のキャリアと技術に合わせて情報とメニューと価格を載せられる形になっています。プロフィールと個人メニューとスナップフォトで独自性を出せるため、勤務先の看板ではなく自分の腕で指名を集めたい人に向きます。
2014年1月にリリースし、今年で12周年を迎えたサロンスタッフ予約サービスminimo。 ※2026/2/2時点ミニモは、従来の店舗単位での掲載ではなく、美容師やネイリスト、アイデザイナーなどのサロンスタッフ個人が自身のキャリアやスキルに合わせて情報や施術メニュー、価格を掲載できるサービスです。 出典: minimodel.jp
閑散期やサービスの周年に合わせたミニモSALEや特集も用意されており、参加条件を満たすメニューを作ってエントリーすると、お客さまのホーム画面のバナー経由で検索一覧に載ります。集客の量を一時的に増やしたいときの手段として使えます。
デメリットは、指名が付いたあとに残り続ける
掲載する側から見た不都合は、集客の役目が終わったあとに出てきます。
1つ目は、先に書いた通り、2回目以降の来店にも手数料がかかることです。指名で通ってくれるお客さまの予約を媒体経由で受け続けると、集客が完了したあとの来店にも費用が出ます。ここを放置すると、手数料の総額が来店回数に応じて積み上がります。
2つ目は、価格の見せ方が媒体の並びに引っ張られることです。同じ地域の同じメニューが横並びになる画面では、選ぶ側は価格を比べます。上位に出るために価格を下げると、単価の帯が下がって手数料の割合が上がる場合があります。施術料金2,201円から6,600円の帯にいるメニューを2,200円以下に下げると、手数料は660円から440円に下がりますが、売上の減り方のほうが大きくなります。値付けを媒体の順位で決め始めると、この計算が見えにくくなります。
3つ目は、お客さまとの連絡の経路が媒体の中にあることです。来店の履歴や好みのメモを媒体側に置いていると、掲載をやめたときに手元に何も残りません。顧客の一覧を自分の側でも持っておく必要があります。
公平を期すために、自店の予約ページを持つ形の欠点も書いておきます。自店の予約ページは、新規のお客さまを1人も連れてきません。作った初日の訪問者は0人です。検索から来てもらうには自分のサイトを育てる必要があり、成果が出るまでに数か月かかります。集客の力が要る段では媒体のほうが速く、指名が積み上がった段では自店のほうが安く付きます。どちらが優れているという話ではなく、段が違うという話です。
他の媒体と並べたとき、ミニモの位置はどこにあるか
集客の媒体は、費用の出方で2つに分かれます。月額の掲載費を払う形と、来店1件ごとに払う形です。ミニモは後者で、しかも料率ではなく固定額という点で独特な位置にいます。
月額の掲載費を払う形は、予約が多い月に有利です。掲載費が月に5万円で来店が100件なら、1件あたりは500円です。同じ掲載費で来店が20件なら1件あたり2,500円に跳ね上がります。つまり月額の形は、集客の量を自分で出せる店ほど安く付き、まだ指名が少ない店には重くのしかかります。
来店1件ごとに払う形は、この振れ幅がありません。20件でも100件でも1件あたりは変わらないため、予約の少ない月に痛みが出ません。かわりに、予約が増えた月の伸びの一部が毎回出ていきます。どちらが安いかは、月の来店件数と単価で入れ替わります。単価6,601円以上の帯で月に100件なら、手数料の合計は88,000円です。月額5万円の掲載費で同じ100件が取れるなら、そちらのほうが安く付きます。ただし100件が取れる保証がないのが、月額の形の難しさです。
比べるときは、媒体ごとの1件あたりの費用を同じ様式で出します。月額の形は「掲載費を来店件数で割る」、成果報酬の形は「1件あたりの固定額」です。この2つの数字を3か月ぶん並べると、どちらに寄せるべきかが見えます。あわせて、2回目以降の来店をどちらの費用で受けているかも分けて数えます。ここまで出したうえで、自店の予約ページで受けたぶんの費用も並べると、3つの経路の単価が1つの表に収まります。予約システム側の費用は月額の固定なので、受ける件数が増えるほど1件あたりが下がる性質を持ちます。
指名が付いたお客さまを、自店の予約に移す手順
2回目以降の来店を自店の予約ページに寄せる作業は、4段階に分けると無理なく進みます。
第1段階は、自店の予約ページを用意することです。メニューと所要時間と料金、受付を締め切る時刻、キャンセルを受け付ける期限を登録します。無料プランのある予約システムを使えば、この段階で費用は出ません。どの機能がどのプランから使えるかは料金のようなページで段ごとの上限を確かめてから選びます。
第2段階は、来店の場でお伝えすることです。施術の終わりに「次回はこちらからも取れます」と1行だけ添えて、予約ページのURLを渡します。紙のカードに印刷して渡す形が最も確実で、名刺の裏に印刷しておけば追加の費用はほぼ出ません。ここで媒体の話は持ち出しません。選ぶのはお客さまです。
第3段階は、来店後の連絡に予約の入口を入れることです。御礼の連絡に次回の目安になる時期を1行添え、そこに予約ページのURLを置きます。まつ毛の付け替えが3週間、ネイルが4週間、カットが6週間といった目安は業態ごとに決まっているため、その時期に合わせて送ると予約が戻ります。この連絡を自動で送る仕組みにしておくと、毎日の作業が増えません。予約の受付から次の来店までを一続きにしている予約システムなら、できることのページに並ぶ標準機能の範囲でこの流れが組めます。
第4段階は、数字を分けて測ることです。1か月ごとに、来店を「媒体経由」と「自店の予約ページ経由」に分けて数えます。自店の割合が上がっていけば移し替えは進んでいます。動かない場合は、URLを渡す場所か、御礼の連絡の時機に原因があります。
自店の予約ページを持つときに、かかる費用の目安
移し替えの相手側の費用も、数字で押さえておきます。予約システムの月額は、受けられる件数とスタッフの人数で段が分かれる形が一般的です。ひとりで営み、月の予約が50件までなら無料の段で収まる場合があり、月に300件までの段なら月額3,000円前後、スタッフを複数登録して指名を受ける段なら月額7,000円台という幅に収まります。
この金額を、手数料の総額と並べます。単価6,601円以上の帯で2回目以降の来店が月に30件あるなら、媒体経由で受け続けた場合の手数料は26,400円です。同じ30件を自店の予約ページで受ければ、月額の数千円で済みます。差額は月に2万円前後、年で24万円前後になります。単価が低い帯でも、件数が多ければ同じ構図です。
見落としがちなのは、上限を超えたときの扱いです。予約の件数に上限がある段を選んだ場合、超えたぶんで予約が止まるのか、追加の料金でそのまま受けられるのかは、サービスによって分かれます。止まる形だと、繁忙期に受付が閉じます。追加の料金で続けられる形なら、100件ごとにいくら足されるかを先に確かめます。ここまで確かめておくと、半年後に払う金額まで見通せます。
もう1つは、乗り換えるときのデータです。顧客の一覧をCSVで書き出せるか、他から書き出したCSVを取り込めるかを契約前に見ます。来店の履歴と好みのメモが2年ぶん溜まったあとでこれができないと、打ち直す作業が発生します。実際の操作の重さは一覧表には出てこないため、予約ページと管理画面の両方をログインなしで確かめられるデモを見るのようなページがあるサービスなら、自分の指で触ってから決められます。
併用するときの分け方と、間違えやすいところ
掲載をやめる必要はありません。むしろ、新規は媒体、2回目以降は自店という分け方が、費用と集客の両方で釣り合います。この分け方で運用するときに間違えやすい点を3つ挙げます。
1つ目は、媒体の規約を確かめないまま自店の予約へ誘導することです。媒体には、掲載中のやりとりの中で外部への誘導をどこまで認めるかの取り決めがあります。来店の場で口頭で伝えることと、媒体のメッセージ機能でURLを送ることは扱いが違う場合があります。掲載を続けながら移す場合は、自分が契約している媒体の規約を読んでから進めます。
2つ目は、手数料の帯を取り違えることです。手数料は施術料金の帯で決まるため、クーポンを適用した後の金額で帯が変わる場合があります。複数のメニューを組み合わせたときの合計で帯が上がることもあります。月の請求額が想定と合わないときは、件数ではなく帯の内訳を確かめます。
3つ目は、キャンセルの扱いを見落とすことです。公式の注記では、サロン都合によるキャンセルには手数料がかかるとされています。体調や機材の都合で店の側から枠を取り消す場合も費用が出る前提で、スケジュールを組んでおきます。
このほか、予約が上限を超えたときの扱い、解約の条件、顧客データの持ち出しは、どのサービスを選ぶ場合も先に確かめておく項目です。よくある質問のようなページに、この3点が明記されているかどうかを見るだけでも、後から困る場面が減ります。
移し替えが進んだかを、どの数字で見るか
手数料を下げる取り組みは、感覚では測れません。見る数字は3つに絞ります。
1つ目は、来店1件あたりの集客費用です。1か月の手数料の合計を、その月の来店件数で割ります。媒体経由と自店経由を合わせた全体で割るのが要点です。移し替えが進むと、分母だけが増えて分子が動かないため、この数字は下がります。単価6,601円以上の帯で全件が媒体経由なら880円、半分が自店経由に移れば440円になります。
2つ目は、2回目以降の来店が媒体を通った割合です。これが移し替えの進み方そのものです。初回は媒体で構わないため、初回を除いて数えます。3か月で半分を切るところまで来れば、手数料の総額は目に見えて下がります。
3つ目は、次回予約が入るまでの日数です。御礼の連絡と次回の案内を入れると、この日数が縮みます。来店の間隔が4週間の業態で、次の予約が入るまでに平均18日かかっていたものが10日に縮めば、1年あたりの来店回数が増えます。手数料を下げる話と来店回数を増やす話は別に見えますが、どちらも同じ仕組みから出てきます。
3つの数字は、自分の店の記録から出すものです。他店の数字や業界の平均を当てても、単価と来店の間隔と指名の割合が違えば意味を持ちません。測り始める前の1か月を記録しておくことだけが前提になります。台帳が紙であっても、来店件数と初回の数と次回予約の数だけは数えておきます。業態ごとにどこから手を付けるかは、業種ごとの使い方のように業態別の運用例が並んでいるページで近い業態を見ると、移し替えの順番を決めやすくなります。掲載をやめるかどうかは最後の判断で、まず先に自店で受ける道を作り、数字が動くのを確かめてから決めるのが確実です。
順番を間違えないことが、この取り組みの要点です。掲載を先にやめると、新規の流入が止まった状態で自店の予約ページを育てることになり、売上が落ちた月を何か月か抱えます。逆に自店の受け皿を先に作れば、媒体からの流入はそのまま残したまま、2回目以降だけを移していけます。移し替えが半分まで進み、次回予約が入るまでの日数が縮んだことを確かめたうえで、掲載の量を段階的に減らす。この順で進めれば、どの月も売上を落とさずに費用だけを下げられます。
Q1. ミニモの手数料は1件いくらですか?
2026年9月26日時点の公式の掲載者向けページでは、施術料金0円で110円、1円から2,200円で440円、2,201円から6,600円で660円、6,601円以上で880円(いずれも税込)と案内されています。料率ではなく来店1件ごとの固定額のため、単価が高いほど売上に対する割合は下がります。
Q2. 初期費用や月額の掲載費はかかりますか?
公式ページでは初期費用と月額料金がいずれも0円と案内されており、お客さまが来店したときにだけ手数料がかかる成果報酬の形です。掲載者向けの予約管理ツールも初期費用と月額と利用手数料が0円ですが、ミニモ手数料は掲載者の負担である旨が注記されています。
Q3. 同じお客さまが2回目に来ても手数料はかかりますか?
媒体を通って予約が入れば、そのたびに手数料が発生します。4週間おきに1年通うお客さまなら13回の来店になり、単価6,601円以上の帯では1人あたり11,440円です。2回目以降を自店の予約ページで受けられるようにすると、この部分を抑えられます。
Q4. 掲載をやめないと手数料は下げられませんか?
やめる必要はありません。新規は媒体、2回目以降は自店の予約ページという分け方にすれば、集客の力を残したまま総額を下げられます。ただし掲載を続けながら移す場合は、外部への誘導をどこまで認めるかが媒体の規約で決まっているため、自分の契約内容を先に確かめてください。