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moshの使い方|予約と支払いを1つにまとめる手順と手数料
2026年10月8日・Rizaflow編集部

moshの使い方を調べている人が知りたいのは、操作の順番だけではありません。無料のままどこまでできるのか、手数料が売上からいくら引かれるのか、入金はいつ来るのか。この3つが分からないと、始める判断ができません。
この記事では、登録から公開までの手順と、費用の見え方を並べて整理します。何をするサービスなのか、始めるまでの段取り、予約を受ける形の作り方、月額プランの3段階、決済手数料の率と1件あたりの金額、決済プロバイダーを2つから選ぶときの違い、入金の時期、集客の導線、つまずきやすい注意点、そして向く場合と向かない場合までを、公式ページで確かめた数字で示します。料金は変わるため、金額はすべて2026年9月26日時点の表示です。
moshは何をするサービスか
moshは、個人がサービスを売るための仕組みを1つにまとめたサービスです。予約の受付、決済、会員サイト、顧客の管理、メッセージの配信までを同じ画面の中で扱います。
予約から決済、コンテンツ管理、メッセージ配信まで、サービス販売に必要なものをすべて一つに。スムーズな顧客体験を支えます。 出典: mosh.jp
公式のトップページには、登録しているクリエイターの数が100,000組以上と表示されています。並んでいる事例は、フィットネス、語学、料理、ビジネス、子育て、音楽といった分野です。
想定されている使い方は、レッスンや講座、コーチング、オンラインの教室のように、時間を売るか知識を売る形です。オンラインと対面の両方で使われています。単発の予約だけでなく、月額の会員や回数の決まった講座のように、継続して代金を受け取る形も扱えます。
押さえておきたいのは、予約の道具としてではなく、売るための道具として設計されている点です。決済が中心にあり、予約はその手前の工程として置かれています。この設計は、代金を前払いで受け取る形の商売とよく合います。逆に、当日に現金で受け取る形が主で、予約だけを画面で受けたい場合は、費用のかかり方が合わなくなります。この違いは後の節で詳しく見ます。
始めるまでの手順
登録から公開までは、次の順で進みます。
第1段階として、アカウントを登録します。 メールアドレスかSNSのアカウントで登録できます。審査はアカウントに対して行われ、サービスごとの審査は不要と公式ページに書かれています。つまり、1度通れば商品を追加するたびに待つ必要がありません。
第2段階として、プロフィールを作ります。 名前、写真、何をしている人かの説明を入れます。ここが訪問した人の入口になるため、後から直すにしても最初にひと通り埋めておきます。
第3段階として、商品を作ります。 売るものを1つ作ります。単発のレッスン、回数券にあたる形、月額の会員、デジタルの教材のように種類を選び、金額と受けられる時間を設定します。
第4段階として、決済の設定をします。 決済のプロバイダーを選び、本人の確認と振込先の登録をします。ここが済むまで代金を受け取れません。プロバイダーの選択で始められる時期が変わるので、次の節で分けて説明します。
第5段階として、公開して案内します。 商品のページとプロフィールのページができるので、そのURLをSNSのプロフィール欄や案内の文面に載せます。
登録から公開までの操作自体は、内容が決まっていれば1時間ほどで終わります。時間がかかるのは決済の審査です。始めたい日が決まっているなら、そこから逆算して決済の設定を先に進めておきます。
予約を受ける形の作り方
予約を受ける設定では、決めることが4つあります。
受けられる時間帯。 曜日ごとに受けられる時間を指定します。定休日と、対応できない時間帯を先に埋めておくと、想定外の時刻に予約が入りません。
1件あたりの所要時間。 レッスンや施術にかかる時間を設定します。ここを実際より短く設定すると、次の予約が重なります。準備と片付けの時間を含めた長さで設定するのが実務的です。
受け付ける期間。 何日先まで予約を受けるかを決めます。先まで開けすぎると予定が固まりすぎ、短すぎると先の予約を取りたい人を取りこぼします。
直前の予約をどこまで受けるか。 当日の何時間前まで受けるかを決めます。準備が必要な業種では、ここを短くしすぎると対応できない予約が入ります。
設定が終わったら、必ず自分で1件予約してみてください。公開してから気づく間違いのほとんどは、この工程を飛ばしたときに起きます。所要時間の設定、受けられる時間帯の抜け、確認の連絡の文面は、実際に1件通せば全部確かめられます。
対面で行う業種では、場所の案内をどこに書くかも決めておきます。予約が完了したときの連絡に住所と道順を入れておくと、当日の問い合わせが減ります。
売るものの形を4つから決める
商品を作るときは、売る形を先に決めます。形によって手数料の重さと、客の側の手続きが変わります。
単発で1回ずつ売る形。 1回のレッスンや施術を都度で売ります。始めやすい形で、客の側も試しやすいです。弱いのは、毎回申し込みの手間がかかることと、1件あたりの固定額が毎回乗ることです。単価が低い場合はここが効きます。
回数をまとめて売る形。 5回分や10回分をまとめて売る形です。1件あたりの固定額が1回で済むため、手数料の負担が軽くなります。前払いで受け取るので資金の面でも有利です。弱いのは、使い切らなかった回の扱いを決めておく必要がある点です。期限を設けるかどうかを先に決めます。
月額で継続して受け取る形。 毎月決まった額を受け取る形です。月謝制の教室と相性がよく、集金の手間が消えます。決済が自動で続くため、回収漏れがほぼ起きません。弱いのは、休んだ月の扱いを決める必要がある点です。
デジタルの教材として売る形。 動画や資料を売る形で、予約の工程がありません。時間を使わずに売上が立つため、時間を売る商品と併せて置く使い方ができます。
実務では、この4つを組み合わせます。単発で試してもらい、続ける人に回数か月額を案内する形が基本の並べ方です。最初から月額だけを置くと、試す入口がなくなります。逆に単発だけを置くと、毎回申し込む手間で離れます。入口と継続の両方を用意してください。
顧客とのやりとりと、2回目の予約を作る部分
売れたあとの部分は、始めるときに見落とされやすい割に、売上への影響が大きい場所です。
予約が入ったときの連絡、日時が近づいたときの連絡、終わったあとの連絡。この3つが自動で出る形になっているかを確かめてください。手で送っている場合、忙しい日に必ず抜けます。抜けた日に無断のキャンセルが出ます。
配信の機能は、メールとLINEの両方が用意されています。無料のプランではメールが月3,000通、LINEが月200通まで、月額2,980円からのプランではメールが最大で月3万通、LINEが最大で月1.5万通までと記載されています。
通数の見積り方を書いておきます。 顧客が50人で、月に4回案内を送るなら200通です。LINEの上限に当たる量です。顧客が100人に増えたら400通になり、無料のプランでは足りません。顧客数と送る回数を掛けて、いつ上限に当たるかを先に計算しておくと、慌てて上げる必要がなくなります。
2回目の予約を作る部分では、終わった直後の案内がいちばん効きます。次にいつ来るかを、記憶が新しいうちに決めてもらう形です。終わってから1週間たつと、決める理由が薄れます。自動の連絡を出す時期を、当日か翌日に置いてください。
会員サイトを使う場合は、継続して見てもらう理由を用意する必要があります。作っただけでは見られません。月に1回は新しいものが増える形にしておかないと、翌月に解約が出ます。
対面の店で使うときに先に決めること
オンラインでの利用を想定した説明が多いサービスですが、対面の店でも使われています。その場合に先に決めておくことを並べます。
代金をいつ受け取るかを決める。 前払いにするか、来店時に受け取るかです。前払いにすると無断のキャンセルがほぼ消え、手数料が発生します。来店時に受け取ると手数料が発生せず、無断のキャンセルが起きる余地が残ります。どちらにするかで、使う機能の範囲が変わります。
キャンセルの扱いを書いておく。 前払いで受け取る場合、何日前までなら返すのかを決めて、申し込みの画面と確認の連絡の両方に書きます。書いていないと、その場で判断することになり、対応が客ごとに変わります。
場所の案内をどこに書くか決める。 住所、最寄り駅からの道順、駐車場の有無を、予約が完了したときの連絡に入れます。当日の問い合わせのほとんどはここです。
当日の持ち物と注意を書く。 施術の業種では、服装や事前に避けることを伝える必要があります。申し込みの画面ではなく、完了の連絡に書くほうが読まれます。
電話での予約をどう扱うか決める。 画面での受付を始めても、電話は残ります。電話で受けた予約を画面に入れないと、同じ枠が二重に埋まります。電話を切ったその場で入れる決めにしてください。
スタッフが複数いる場合の扱いを確かめる。 担当ごとに予約を分ける必要がある業種では、誰の枠かを分けて管理できるかを、契約の前に確かめます。1人で営む前提で設計されている機能は、担当が増えたときに合わなくなることがあります。
料金の仕組みは月額プランと決済手数料の2つ
費用は2つに分かれます。月額のプランと、売れたときの決済手数料です。公式の料金ページには、初期費用と解約金はかからないと記載されています。
月額のプランは3段階です。無料のプランが0円、次のプランが月額1,380円、その上のプランが月額2,980円からと表示されています。価格はすべて税込との記載があります。
3つの違いは、集客と配信の範囲です。無料のプランでも、決済、プロフィールのリンク、予約、顧客の管理といった基本の機能は使えると書かれています。無料のプランではランディングページの作成はできるが公開はできないとされ、メールの配信が月3,000通、LINEの配信が月200通までとなっています。
月額1,380円のプランでは、ランディングページを3つまで公開できるとされています。月額2,980円からのプランでは、メールの配信が最大で月3万通、LINEの配信が最大で月1.5万通まで増え、会員サイトを公開して複数運営できると書かれています。
売上がない月も費用はかかりますか? FREEプランなら0円です。決済手数料は売れたときにだけ発生するため、売上がなければ費用は一切かかりません。STARTER・GROWの場合は月額のみかかります。 出典: mosh.jp
プランの変更はいつでもできて、上げる場合は即時、下げる場合は次の更新日からと書かれています。始めるときは無料のプランから入り、ランディングページを公開したくなった時点で上げるのが素直な進め方です。
決済手数料を自分の売上に当てて計算する
費用の中心になるのは決済手数料です。率は年間の決済額で段階が変わります。
カード決済の場合、年間の決済額が1,200万円未満のときはStripeで6.5%と1件あたり99円、1,200万円以上になると4.5%と1件あたり99円です。銀行振込の場合は、同じ区分で3.0%と1件あたり99円、2.0%と1件あたり99円です。もうひとつのプロバイダーでは、カード決済が7.0%と5.0%、銀行振込が3.0%と2.0%と表示されています。
自分の商売に当てて計算してみます。1回5,000円のレッスンを月に30件受けるなら、売上は15万円です。カード決済で6.5%と1件99円なら、手数料は9,750円と2,970円で合わせて12,720円です。売上に対して8.5%にあたります。
ここで分かるのは、1件あたりの金額が小さいと、99円の固定額が重くなる点です。単価5,000円なら99円は2.0%にあたりますが、単価1,500円なら6.6%にあたります。単価が低くて件数が多い商売では、率より固定額のほうが効いてきます。
月間の売上が大きくなった場合の道も用意されています。公式ページには、月間100万円以上が目安で、申し込んだ上で年間の見込みも含めて確認し、4.5%からの率を案内すると書かれています。申し込みのフォームから手続きする形です。
計算するときは、月額のプランと手数料を足した合計で見てください。無料のプランのまま手数料だけを払う形と、月額を払ってランディングページを使う形では、売上が同じでも合計が変わります。
決済プロバイダーは2つから選ぶ
決済の仕組みは2つから選べます。どちらを選ぶかで、始められる時期と手数料が変わります。
Stripeを選ぶ場合。 カード決済の手数料は6.5%と1件あたり99円です。利用を始められるまで最短1日と書かれています。売上の入金は毎月25日頃です。分割の決済を一括で入金する扱いについては、この欄に記載がありません。
もうひとつのプロバイダーを選ぶ場合。 国内の事業者が提供する決済の基盤で、カード決済の手数料は7.0%です。内訳として6.5%に0.5%が足される形と書かれています。利用を始められるまで1〜2週間で、審査があります。売上の入金は翌月末頃です。分割の決済を一括で入金する扱いは、追加の審査を経たうえで対応できるとされています。
どちらも初期費用と月額の費用は0円で、1回あたり200万円までの決済に対応すると書かれています。審査はアカウントに対して行われ、サービスごとの審査は不要です。
公式ページは選び方の目安も示していて、とにかく早く始めたい場合はStripe、アカウントが止まるおそれを抑えたい場合や分割でも一括で入金したい場合はもうひとつのプロバイダーを挙げています。高額の商品を扱う場合や、他の決済のサービスで止められた経験がある場合に後者が挙げられています。
始めるまでの日数が違う点は、段取りに直接効きます。告知の日を決めているなら、審査のある側を選ぶ場合は2週間前から動く必要があります。
入金の時期と、手元の資金が回るまでの間隔
見落としやすいのが、売れた日と入金される日の差です。
Stripeを選んだ場合、売上の入金は毎月25日頃です。もうひとつのプロバイダーを選んだ場合は翌月末頃になります。振込の手数料は無料と書かれています。
この差は、月初に売れた分と月末に売れた分で変わります。Stripeで月初に売れた分は同じ月の25日頃に入りますが、月末に売れた分は翌月の25日頃です。翌月末頃に入る形を選んだ場合は、最大で2か月近く先になります。
前払いで代金を受け取る商売では、この間隔が資金の回り方に効きます。教材の仕入れや会場の費用が先に出る形なら、入金の時期を見てプロバイダーを選ぶ必要があります。
対面で施術やレッスンを行う業種で、当日に現金で受け取る形を続けている場合は、この間隔の問題が起きません。予約だけを画面で受けて、代金は来店時に受け取る形です。ただしその場合、決済の手数料も発生しないので、決済を中心に据えた仕組みの利点をあまり使わないことになります。どちらの形で商売しているかで、向く道具が変わります。
集客の導線をどう作るか
公開したページは、置いておくだけでは見られません。導線の作り方が2つ用意されています。
プロフィールのリンク。 複数のサービスを1つのページにまとめて、そこから選んでもらう形です。SNSのプロフィール欄に置くURLとして使います。商品が増えても、置くURLは1つのままで済みます。
ランディングページ。 1つのサービスについて、説明から申し込みまでを1枚にまとめたページです。専門の知識なしで作れると書かれています。無料のプランでは作成はできるが公開はできないとされているため、公開するには月額1,380円以上のプランが必要です。
使い分けは単純です。すでにSNSで見てくれている人がいるなら、プロフィールのリンクだけで足ります。検索や広告から知らない人を連れてくるなら、説明を尽くせるランディングページが要ります。
始めたばかりの時期は、プロフィールのリンクで足ります。無料のプランで始めて、案内する相手が既存の客だけなら、ランディングページを公開する必要はありません。検索からの流入を取りに行く段階になってから、プランを上げる判断をすれば間に合います。
メールとLINEの配信は、2回目以降の来店を作る部分です。無料のプランでもメールが月3,000通、LINEが月200通まで使えるため、顧客が50人程度の段階では足ります。LINEの200通は、50人に月4回送ると使い切る量です。
客の側から見た申し込みの流れ
自分の画面だけを見ていると気づかない部分があります。申し込む側に何が起きるかを、一度通して確かめてください。
商品のページを開いた人は、まず金額と受けられる日時を見ます。ここで空いている枠が少ないと、その時点で離れます。受けられる時間帯を狭く設定していると、実際には空いているのに埋まっているように見えることがあります。
次に日時を選び、申し込みの情報を入れます。ここで聞く項目が多いと、途中でやめる人が出ます。名前と連絡先と、その業種で必ず必要な項目だけに絞ってください。あとから聞けることは、当日に聞けば足ります。
決済の画面に進み、カードの情報を入れます。前払いの形にしている場合、ここが最後の関門です。金額と、キャンセルしたときの扱いが画面に書かれていないと、入力の途中で手が止まります。返金の条件を先に書いておくと、この止まり方が減ります。
申し込みが終わると、確認の連絡が届きます。ここに日時、場所、金額、連絡先、キャンセルの方法が入っているかを確かめてください。届いた連絡がそのまま当日の案内になります。
最後に、自分のスマートフォンで同じ流れを通してください。文字が小さい、押しにくい、日時が選びにくいといった問題は、画面の幅が狭いときに出ます。申し込む人の大半はスマートフォンから来ます。
つまずきやすい注意点
始めてから気づきやすい点を並べます。
決済の設定を後回しにする。 商品を作っただけでは代金を受け取れません。審査のあるプロバイダーを選んだ場合は1〜2週間かかるため、告知の前に済ませておきます。
単価が低い商品を並べる。 1件あたり99円の固定額があるため、単価が低いと率が実質的に上がります。単価1,500円の商品を大量に売る形では、手数料の負担が重くなります。回数をまとめた形や月額の形にして、1件あたりの金額を上げる設計にすると負担が下がります。
無料のプランでランディングページを公開しようとする。 作成はできても公開はできない形になっています。公開の予定があるなら、月額のプランを先に確かめます。
所要時間の設定を実際より短くする。 予約が重なります。準備と片付けを含めた長さで設定します。
入金の時期を確かめずに仕入れを決める。 売れた日と入金の日は最大で2か月近く離れます。先に払う費用がある商売では、ここを見てからプロバイダーを選びます。
配信の上限を超えて気づく。 メールとLINEの通数には上限があります。顧客が増えたときに先に当たるのは、この上限です。顧客数と送る回数を掛けて、上限に当たる時期を見積もっておきます。
そのまま使い続けたほうがよい場合
すでにmoshで回っているなら、乗り換えを考える理由はほとんどありません。次の形に当てはまるなら、そのまま使うのが合理的です。
オンラインで講座やコーチングを売っていて、代金を前払いで受け取っている場合です。決済が中心にある設計とかみ合っているため、費用の率も納得できる範囲に収まります。
デジタルの教材や会員サイトを併せて売っている場合も、同じ画面で扱えることの利点が大きくなります。予約だけの道具に移すと、教材や会員の仕組みを別に用意することになります。
SNSからの流入が主で、プロフィールのリンク1つで導線が足りている場合も、そのままでよいです。
別の形を検討する余地があるのは、次の場合です。対面の店で、代金を当日に現金やその場の決済で受け取っているなら、売上に率でかかる費用の意味が薄くなります。予約の件数が多く単価が低い形なら、1件あたりの固定額が重く出ます。この2つに当てはまる場合は、月額だけで件数に関係なく使える形の受付の仕組みと、合計の費用を並べて比べる価値があります。
比べるときは、同じ月の売上で両方の合計を出してください。判断の材料としては、料金に何が月額に含まれ、何が別にかかるのかが書かれています。条件ごとの違いを見たい場合は他社との比較に、どういう使い方なら乗り換える理由がないのかまで含めて並べてあります。
受付の側から見た考察
決済を中心に据えた仕組みと、予約を中心に据えた仕組みは、費用のかかり方が逆になります。前者は売上に対する率で、後者は月額で件数に関係しません。
この違いは、単価と件数の組み合わせで効きます。単価が高くて件数が少ない商売では、率の負担が総額としては小さく収まります。単価が低くて件数が多い商売では、率と固定額の合計が月額を上回ります。先ほどの計算で、単価5,000円を月30件なら手数料が12,720円でした。同じ件数を月額の仕組みで受けた場合の費用と並べれば、どちらが安いかは計算で出ます。
もうひとつの分かれ目は、代金をいつ受け取るかです。前払いで受け取る商売は、決済と予約が同じ画面にある利点をそのまま使えます。当日に受け取る商売は、決済の機能を使わないまま費用の構造だけを引き受けることになります。
受付の側から見ると、当日に代金を受け取る業種で効くのは、決済ではなく連絡の自動化です。予約が入ったときの確認、前日のリマインダー、来店後の御礼、そして次の予約の案内です。この4通が自動で出る形になっていると、無断のキャンセルが減り、2回目の来店が増えます。時間枠で予約を受ける業態ごとの使い方は業種ごとの使い方に分けて並んでいて、何が同じ画面に載るのかはできることで一覧になっています。
使い方を1行にまとめます。前払いで売る商売なら無料のプランで始めて手数料だけを払い、ランディングページか会員サイトが必要になった時点でプランを上げる。当日に現金で受け取る商売なら、率でかかる費用と月額でかかる費用を同じ月の売上で並べてから決める。この順番なら、どちらを選んでも後から戻せます。
Q1. moshは無料のままどこまで使えますか?
2026年9月26日時点の公式ページでは、無料のプランでも決済、プロフィールのリンク、予約、顧客の管理といった基本の機能が使えると記載されています。配信はメールが月3,000通、LINEが月200通までです。制約として、ランディングページは作成できても公開はできないとされています。売上がない月は0円で、決済手数料は売れたときにだけ発生します。
Q2. 決済手数料は結局いくらになりますか?
年間の決済額で段階が変わります。1,200万円未満の場合、Stripeでカード決済なら6.5%と1件あたり99円、銀行振込なら3.0%と1件あたり99円です。1,200万円以上になると4.5%と2.0%に下がります。1回5,000円を月30件なら売上15万円で、手数料は合計12,720円です。単価が低いと1件99円の固定額が重くなるため、単価と件数の両方で計算してください。
Q3. 売上はいつ入金されますか?
選んだ決済プロバイダーで変わります。Stripeの場合は毎月25日頃、もうひとつのプロバイダーの場合は翌月末頃と公式ページに記載があります。振込の手数料は無料です。月末に売れた分は次の入金日まで待つことになるため、先に費用が出る商売では、この間隔を見てプロバイダーを選んでください。
Q4. 始めるまでにどのくらいかかりますか?
決済プロバイダーの選択で変わります。Stripeなら最短1日、もうひとつのプロバイダーは審査があり1〜2週間と記載されています。審査はアカウントに対して行われ、サービスごとの審査は不要です。商品の登録とプロフィールの作成自体は、内容が決まっていれば1時間ほどで終わります。告知の日が決まっているなら、決済の設定から先に進めてください。